戦女神達の戦争 軍団、『彼の地にて』 作:電話圏外
ゲートをくぐる。
金色、青、紫。様々な色の流星のように空間を流れて行く
眩い清潔な出口には青空に照らされ。
硝煙と黒煙に塗れた巨大な塔がはるか遠く聳えていた。
『ゲート』の周囲には自然の息吹は感じられず、赤茶けた荒野が連なっていた
そして巨大構造物からは幾重もの小気味よく鉄の『がしゃがしゃ』といった駆動音が鳴り響いていた
荒野の周囲を鳥は空から見まわすと小さな点のように見える二メートルほどの二足歩行無人機が闊歩しており
その異彩を放つ高層物から周囲の点在する小さな町はすっかりと寂れていた。
その様子を子細に見るように鳥は四角い真っ白な家に僅かにある細長い窓辺に近づいた
そこには薄い布にくるまったやせ細った子供が、いや。おそらく人間であろうものが端々に細かい息をしていた
そのソウルを見渡すとそれは間違いなくこの世界の≪元≫住人であろう。
鳥は目を細めた後高く羽ばたき塔へと近づいてゆく。
よくわかる。自然が。
風が、見るも無残に果てた自然たちの
死に絶えた様子がみるみる判る。
鳥は全容が見えない上の上、遥か彼方まで翼を動かす。
塔は建設中のようで何機かの無人機器が動いていた。
そこからは何かの幕のように薄い膜を噴出していた。
その場所に彼女は降り立った。と同時に自身の後ろに三人が転移していた
「愚かだねえ、―■は。」
「愚行だぞ、化学人間。」
「で、なになに。ここで、なにをやってるか。聞きたいの?」
ハーフアップの黄色の髪色。これも同じ黄色頭巾の少年が悪戯気ににやりと笑っていた
「キミたちの魂のエネルギーを糧に」
彼女はそれを聞き届けず巨大な槌を振り下ろしていた が
「上位者さまに献上しているんだよ。」
再度試みるも力が反射され。槌ごと透明な何かの膜に跳ね返る
「ねえ、どうしてか。ゲートにつないだ先の世界もこうなるんだよ」
「そっちについてはボクはこの加工場の末端因子だからしらないんだけれど。」
巨大な重力を伴った魔力の渦が彼女から瞬時に収束する
「あ」
光の細かい線が円形を描き彼の
あ”ーあ”。せっかくまともにはなしがでででえでででええええええええ!!!!
できると
おもったのになあ
『こんにちは、黄布の端末です。』
彼女は再び
できなかった
彼女は瞬時に脳髄と眼球を引きずり出されてカプセルに詰め込まれてた
彼女は意味も分からず眼球が360度ぐるぐると自由に回り続けていた
彼女は理解した
ここから出ることも自害することも手足を出すことを文字通り許されない
そのうち研究ラボに回され苦痛などの刺激を受けることとなったが彼女は文字通り考えることを辞めた
『あ”あ”!つまらないつまらないつま”わ”ら”なーい”』
『ニンゲンってこんなあにオロカ。』
『魂根源焼却エネルギー炉塔はせいじょーにさどう"してお”ります』
「いずこかの責任者に定期連絡を告げました。っと」
「あの力を渡したなりそこないどもは我々にどんな娯楽をくれるかなあ。」
「ああ、喉元がかきむしるくらい。たの”しみた” 」
その場所から聞こえるは理外の狂笑
せいぜい愉悦に浸っていろ
我々は
トウキョーの天井には