覇王とイチャイチャしたい   作:初音 茜

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後編です。
ミッドチルダでは雪が降らないという設定にしましたが実際どうなんでしょうか?
それはさておき初めての雪を見たテスタロッサ姉妹。
旅行2日目を満足して楽しめるのでしょうか?

ちょっとしたオリキャラ出します


8:そうだ、NZに行こう♪【後編】

そんな出来事から1夜明けたNZの空は快晴。

絶好のウィンタースポーツ日和りだった。

 

「おはよ〜♪」

 

「「「おはよう〜(ございます)」」」

 

「それじゃあ顔洗って朝ごはん食べたら行こうか。ウェアとかは向こうで借りればいいからね」

 

「「「うん。(ええ)」」」

 

そして準備を終えホテルを出てスキー場に向かった

 

【スキー場】

 

「やってきました!スキー場〜!!」

 

「「おおお!!」」

 

「さて、とりあえず道具1式レンタルしないとね。」

 

「そうね」

 

「凄い凄いお姉ちゃん!!辺り1面真っ白〜♪」

 

「凄い!」

 

雪を初めて見るアリシアとフェイトはテンションMAXになった。

レンタルに着いて必要な物を借りリフト券を購入した一行は現在ゴンドラに乗っていた

 

「おおおおおお!!」

 

幾分か冷静になったフェイトに比べてアリシアは目をキラキラさせていた。

 

「まったく姉さんったら」

 

「ふふ♪いいじゃないフェイト」

 

「そうだね母さん♪」

 

レンタルのボードウェアに着替えても美人にはよく似合うのだ。

 

そしてゴンドラを降りてゲレンデに降りたった一行は早速滑ることにした。と言っても未來とプレシア以外は初心者の為教えることから始まる。

そして午前中教えただけで運動神経が良い2人は初心者とは思えないスピードで滑るのだった。

 

 

途中お昼休憩を挟んでいた時英語と日本語でアナウンスが流れた。

 

【午後1時よりビッグエアーコンテストを開催致します。参加をご希望のお客様はセンターハウス前までお越しください】

 

「「「ビッグエアーコンテスト?」」」

 

「スキー場にはパークって言って色んなアイテムがあるんだけどその中にキッカーというジャンプ台があるんだ。それのでかいヤツを飛んで色んな技とか高さを出して競う大会だね」

 

「「「なるほど♪」」」

 

「ねえねえお姉ちゃん。この大会に出てみてよ」

 

「ん?構わないけどどうしてだい?」

 

「お姉ちゃんのカッコイイ所見たい」

 

「わかった。それじゃあすぐに受付に行こう」

 

「わ〜〜い♪」

 

(未來が参加するってことはビッグエアーと言ってもそこまでの大きさじゃないのかもね。未來も乗り気だし見学しようかしら)

 

そしてセンターハウス前に来た未來達は受付をしようとする。

 

※ここからは相手が英語でも日本語で表記していきます

 

「すみません。ビッグエアーコンテストに参加したいのですが」

 

「ん?おいおいお嬢ちゃん。この大会はプロかプロ並みの選手が出る大会だぞ。お嬢ちゃんではまだ厳しすぎるから見学しときな」

 

「大丈夫です。登録をお願いします。あと俺は男です」

 

「そこまで言うならいいけどよ〜・・・待て!今なんて言った?男?」

 

「ええ。そうですけど」

 

「グラララララララララ。面白え!まさか男の娘とはな〜!いいぜ♪これにサインしてくれ」

 

「(なんで白ひげの笑い方?)はい。これで大丈夫ですか?」

 

「えーと、おう。これで参加受付完了だぜ。開始までしばらく待っててくれ」

 

「ありがとうございます。」

 

「おう。気をつけてな」

 

受付を済ませプレシア達の元に戻る

 

「あ、未來どうだった?受付できたの?」

 

「もちろんですよプレシアさん。俺の見た目では無理だとも言われましたけどできると言ったら手続きしてくれました」

 

「そう。それなら良かったわ。それじゃあ開催まで待ちましょうか」

 

 

1時間後に開会式が始まりその20分後から大会が始まるので飛ぶキッカーが参加者に発表されそれを見たテスタロッサ家というと

 

「「「・・・・・・・何このでかいの?」」」

 

そこにあったのは20mというとてつもないでかさのキッカーだった。それを見たアリシアは自分から参加して欲しいと言っておきながら未來に伝える

 

「お、お姉ちゃん。私が言うのもおかしいけどやっぱりやめといた方がいいよ。こんなの人が飛ぶやつじゃないよ」

 

「そ、そうよ未來。みんな滑れるようになったんだからまたコースを滑りましょう」

 

「ウンウン」

 

三者三様の反応で未來に大会に出場するのを止めようとするが

 

「それは無理だよ。大会規約に1度登録したらキャンセルはできないって書いてあるしね。それに俺達はこれより高く早く飛んでるじゃないか?」

 

「「あれとは全然違うよ(わ)!!あれは自分でコントロールしてるけどこれは違うじゃん(じゃない)」」

 

プレシアとフェイトが叫ぶ

 

「まぁまぁ見ててくれ。優勝しちゃるから」

 

ウキウキしながらキッカーを見る未來を見て3人は黙ってしまう

 

そして...

 

「レディースアンドジェントルメーン♪今回は総勢39名のライダーにお集まり頂きました。この大会で優勝するのは果たしてどのライダーなのか!?この大会は世界中に放送されています。会場の皆様、テレビの前の皆様存分にお楽しみください!まもなく、開催でございます!!」

 

♪祭りのテーマ

 

MCの宣言で会場のボルテージも上がり予選がスタートした。何人もの選手が飛んでいき成功するものと失敗して大怪我を負うものも出てきた。

そしてとうとう未來の番が来た。

 

「さぁ次のライダーをご紹介致しましょう!エントリーナンバー28番!日本から来たサムライガール!!未來〜芹沢〜〜!!」

 

【ォォォォォォォォォォ!】【可愛い!!!!!】 【持ち帰りて〜〜!!!】

 

(おい、ちょっと待て!最後のやつ誰だ!?出てこい!かめはめ波の餌食にしてやる!)

 

「会場の興奮も冷めやらぬ中ではありますが未來ガール♪スタンバイを」

 

「......」

 

「OKのようですね。未来ガール 予選 ドロップ!」

 

ザッ!

 

シャアアアアア!

 

バッ!!

 

クルクルクルクルクル!

 

ザン!

 

「・・・き、決まった〜!!ダブルコーク720だ〜!!!初っ端から大技を見せてくれました!!!」

 

MCや観客の興奮も一気に上がった。

 

その後残りの選手が飛び二本目もきっちり飛んで未來は見事本戦へ進むことになった。

 

20分の休憩時間にプレシア達が詰め寄る

 

「未來!あなた凄いじゃない!!あんなに回転してちゃんと着地までして。とてもびっくりしたわよ」

 

「そうだよお姉ちゃん!!私びっくりしちゃった!!」

 

「凄かったです!」

 

「あはは、ありがとう♪」

 

そうこうしている間に本戦が始まる。

 

「よし。それじゃあ行ってくるよ」

 

「「「いってらっしゃい。勝ってくるのよ〜(来てね)」」」

 

意気揚々と会場に向かう未來

 

【1本目】

 

予選のジャンプで大会が始まる前は馬鹿にしてるような目で未來を見ていた参加者達だが今は真剣な目で見る。その目に軽蔑などは無い。あるのは未來を1人のライバルと認めた意思だった。

 

1人の参加者が未來に話しかける。

 

「へい!ジャパニーズガール!予選のジャンプは見事だったぜ。いきなりあれかますとは恐れ入ったよ」

 

「あはは。ありがとうございます。あと俺ジャパニーズガールじゃなくてジャパニーズボーイなんですけどね。」

 

「What!?男の娘だと!?」

 

信じられないといった顔をするが信じたようだ。

 

「OK♪本戦ではみんな自分の持ちうる最高の技で攻めてくる!!最高に楽しもうぜ♪」

 

「もちろんです♪」

 

「それじゃあな♪」

 

そして先程のMCが本戦出場の選手を読み上げ未來の名前が出た時には黄色い歓声や野太い歓声が入り乱れた。

 

「それではそろそろ始めましょう。ビッグエアーコンテスト 本戦!スタートです!」

 

本戦の1本目は全員成功した。そして運命の2本目。

未來は順位で言えば3位に着けていた。2位は先程話しかけてきた人が、そして1位は、、

 

「決まった〜!スイッチFS1080を見事決め 本田 勇人選手暫定首位をキープだ〜!!」

 

今飛んだ日本人選手である。この人らに勝たない限り優勝はない。そして、

 

「このライダーで大会もラストになってしまいました。エントリーナンバー28番 予選と本戦1本目で大技を見せてくれた日本のサムライガール!未來〜〜芹沢〜〜!!!」

 

ゥォォォォォォォォォォ!

 

集中してスタート位置に着く。

 

「未來ガールの2本目ドロップです!!」

 

ザッ!

 

シャアアアアアアアアアア

 

バッ!

 

クルクルクルクルクルクルクル

 

ダン!!

 

シーーーーーーン

 

「き、決まった〜!!見事スイッチBS1260を決め日本のサムライガール 大会初優勝だ〜〜!!」

 

わああああああああああ!!

 

「優勝した未來ガールには賞金2000ドル(日本円で約20万)とトロフィーが送られます。数々の熱いシーンをありがとう♪また来年も来てくれよな!See you♪」

 

大会が終わりプレシア達の元に戻ると賞賛の嵐だった。

 

「凄い!凄いよお姉ちゃん!!本当に優勝しちゃった!」

 

「さすがね未來。お疲れ様」

 

「凄いです未來さん♪」

 

「ありがとう♪」

 

その様子をじっと本田 勇人は見ていた。

 

Side end

 

Side 勇人

 

今日俺はNZで開かれるビッグエアーコンテストに参加するためやってきた。

プロを目指して日々練習している俺にとってこういうプロも参加する大会というのは刺激的になるし今の自分の実力を知るにはいい機会だ。

そう思って予選が最後の方だったのを利用して他の選手のジャンプを見ていたのだがプロと言われる人でも自分より下の人がいたりして期待はずれだった。

こんなものかと思って場を離れようとした時に日本人の名前がコールされたので気になり視線を戻すとツインテールで俺より少し年下の女の子が出てきた。

その女の子を見た時物凄い衝撃が全身を襲った。それが何かを考えている間にその子の番は終わってしまったがジャンプはしっかりと見た。

 

回転は少なかったが回してる時の安定感に上半身の動き。只者じゃない!!あの子だ!この大会で俺と競り合えるのはあの子なんだと確信した。

そしてその俺の予感が正しかったことを証明するかのように彼女は飛ぶ度に難易度を上げていった。

それにつられて俺も彼女のより一つ難易度が高い技をしてポイントを稼いでいく。

そして本戦2本目の前で彼女が3位、俺が1位になっていたが慢心なんて一切してなかった。

 

(おそらく彼女は自分が出せる最高難易度の技を出してくるはず!なら俺も自分の最高難易度の技を出して優勝してやる!)

 

そう心に決めてスイッチFS1080をメイクして俺の番は終わる。彼女ならこれと同じような技を出してくるはず。この俺の点数を超えられるなら超えてみろ!!とそう意気込んで。

 

その結果なんと彼女は俺が未だにできないスイッチBS1260を完璧にメイクし優勝を遂げた。あの技ができる人を生で見たことがなかったので衝撃だった。しかもそれをしたのが自分よりも年下の女の子なのだから。

 

準優勝に終わってしまったものの俺はとてつもない収穫を得ることが出来て満足だった。

 

「芹沢 未來か。物凄い強敵が現れたもんだぜ。そう来なくっちゃ面白くねえ♪とりあえず挨拶だけでもして行こうかな」

 

そう決めて家族と談笑している芹沢の元に向かうのだった。

 

(てか髪の色統一性なくね?とふと思ってしまったのは内緒だ)

 

Side end

 

Side 未來

 

プレシアさん達と話していると後ろから声をかけられた。

 

振り向くとそこには自分以外の日本人である本田 勇人が立っていた。

 

「芹沢さんはじめまして。大会優勝おめでとうございます。まさかスイッチBS1260を回してくるとは思いませんでしたよ。完封負けです」

 

「本田さんはじめまして。ありがとうございます。あの技はかなり難しいのでメイク率はそんな高くないのですが本田さんの技を見たら負けられない気がしてやりました」

 

ドキッ!

 

「(な、なんだ今の感覚は!?)

自分も予選の芹沢さんの技で火がつきましてその時確信しましたよ。この大会で俺は芹沢さんと競いあうことで更に高みへ行けると!準優勝に終わってしまいましたが俺は満足しています。また俺と戦ってもらえますか?」

 

「ええ♪もちろんです。いつかまた闘いましょう♪」

 

「お姉ちゃんは強いんだから負けないよ♪」

 

「こらアリシア!すみません。」

 

「いえいえ大丈夫ですよ。それではまたいずれお会いできるのを楽しみにしてます。それでは皆さん失礼します」

 

勇人の反応を見て確信したプレシアはネタが出来たと早速未來をいじり出す。

 

「良かったじゃない未來。将来のボーイフレンドが出来て」

 

「は?ボーイフレンド?どういう意味ですか?」

 

「あら?気づかなかったの?あの子あなたに一目惚れしたのよ」

 

「はい?」

 

「あの子予選で選手のジャンプを下で自分の番が来るまで見てたのよ。

でも途中で引き上げようとしてその時に未來の名前が呼ばれてそれにつられてあなたを見た時のあの子は笑ってた。まるでライバルを見つけたかのように。そしてさっきの挨拶であなたが笑顔を向けた時の反応でライバルとしてではなく1人の女の子として見たんでしょうね。本人はまだ気づいていないでしょうけどあなたに惚れてるわよw」

 

「そうなんですか。」

 

「あら?男に惚れられて思うことはないの?」

 

「まぁちょっとした事は思いますけどね。なんせこの見た目だからそういう風に思われることもあるでしょうが俺には心に決めた人がいます。その人としかつき合う気がないのでね。いくら告白されようが断りますよ」

 

「「「!?!?!?」」」

 

未來の聞きづてならない一言でテスタロッサ家に衝撃が走る!

 

「ちょ!ちょっと待ちなさい未來!その発言はどういう意味なのよ!?ちゃんと答えなさい!」

 

「「そうだよお姉ちゃん(未來さん)!!話して!!」」

 

「悪いけどこれは言えないよ。俺にとってとても大事な人なんだ。わかってくれ」

 

普段しない真面目な顔をプレシア達に向ける。

それを見た面々は重々しくも頷いた。

 

「わかったわ未來。あなたがそこまでいうなら聞かないわ。アリシアもフェイトも今のことは誰にも言っちゃだめよ!」

 

「「わかったよお母さん(母さん)」」

 

「ありがとう♪それじゃあこの賞金で美味しい物でも食べに行こうか?まだまだニュージーランドの美味しい食べ物はいっぱいあるぞ♪それにフェイトはアルフにお土産も買っていってあげるといい。喜ぶだろうからね」

 

「うん♪」

 

それを聞いてみんなテンションを上げてフェイトは頷いた。

会場から離れようとした瞬間色んなスノーボードメーカーの人々が「ぜひウチの専属ライダーになってください」と勧誘をしてきたがプロになりたいわけではないし興味もないので全て断りスキー場を後にした。

だがこの大会は世界中に放送されていたので世界各地から未來へ専属ライダーのオファーがきていたのだがそれらも全て断った。

その後スキー場を後にした面々は賞金の半分程を使って盛り上がり夜遅くまで騒いだ後ホテルに戻って爆睡するのであった。

 

翌朝。

 

ホテルをチェックアウトし観光をしてアルフへのお土産も買ったところで帰宅することと相成った。

プールとか海とかではなく二泊三日の海外旅行になったがプレシア達は満足いったようだったので未來も満足だった。

行きとは違い帰りは自宅にはマーキングがしてあるのでそれに向かって瞬間移動でNZを後にした。




いかがでしたか?
未來のスノーボードテクを異常なまでにしてみました。 スイッチBS1260はプロでもできる人が少ない技です。
決して真似はしないでください。
あとドロップというのはスノーボードでのスタートのことです。
それとアインハルトを示唆的な感じで出してみました。
今後色んな女性キャラが出てきますがこれはぶれることはありません

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