ケ「ハイハーイ!皆大好きケフカちゃんどぅえーす!」
イ「ははは、こんにちは一誠です!」
リ「リアスよ」
ケ「今日は感想で頂いた『ミルたんの能力』を紹介しまーす!」
イ「...嫌な予感がする」
リ「見た目からして世紀末覇者か救世主だものね...」
ケ「なによなによ!たっく、これだから若いもんは!もっと場を盛り上げるような事をなさい!...さー!行っきましょー!『ライブラ』ァ!!」
《ミルたん》...主(ケフカ)が指名した敵、結界等を破壊、消滅させ更にはその姿を見た者の精神を削り取る。使い場所を考えた方が良い、いや本当マジで。
ケ「・・・・・・」
イ「・・・・・・」
リ「・・・・・・」
ミ「あ、皆!そこで何してるにょ?」
ケ イ リ「「「ミルたんさんチィーッス!!」」」
ミ「?」
みんな!こんにちは!兵藤一誠だ、なんか記憶の一部が抜けている...なんでだろ?たしか初仕事に行ったはずなんだが...気が付いたらケフカが目の前にいて木場と姫島先輩が視線をそらしてた、子猫ちゃんは無言でお菓子をくれた、なんかしょっぱかった...
そして今日の朝、俺はケフカを起こしに部屋のドアを開けた
「おーい!ケフ「あ、おはにょ」・・・」
ーバタン!ー
俺は見ていない...!世紀末覇者なんか見ていない...!しかもにょだなんて...!ケン○ロウ達に喧嘩売ってんのか!?
「母さーーん!?なんか世紀末覇者がいらっしゃるんですけどーー!?」
「あぁ、この方はミルたんさん。今日から住むことになったから」
「OKAASAN!?何やってんだ!?」
こんなケン○ロウとラ○ウを足して割った感じの人を家に上げるだなんて...!
「でもおかしいわよねぇ、空いてる部屋はケフカさんの所で最後だっのに...まぁ良いわよね♪」
ケフカか!ケフカが原因か!母さんにおかしな魔法でも使いやがったか!というか良くねぇよ!?
「ケェェェェフゥゥゥゥカァァァァ!!!!」
今度は間違えずケフカの部屋を勢いよく開けた、すると
「オギャアオギャア!」
「へ?」
俺の耳と目がおかしいのか、見知らぬ赤ん坊がケフカに抱かれていた、俺の大声で驚いたのか癇癪を起こしていた
「お~よしよし!怖いお兄ちゃんが来ましたねぇ~!」
「キャッキャッ♪」
もう意味が分からない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「んー!!...いい朝ですねぇ!」
今日も朝がやってまいりましたよー!皆さん!今日はどんな事が起こるのでしょうか!
「ん?」
何でしょうか?私の隣の布団が盛り上がっていますね、どれどれ?
「...キャッキャッ♪」
「...ファ?」
布団をめくりあげてみるとそこにいたのは赤ん坊でした、そして今に至る
「なーんでこんな赤ん坊がぼくちんの部屋にいるのかねぇ?」
「キャッキャッ♪」
「しかもこの子...なーんか見覚えがあるのよねぇ...」
とりあえず、ミルたんを召喚しますか。一応女の子の格好してるし、赤ん坊を相手するときはどうすればいいか知ってるでしょう
「ほいっと!」
ニョオォォォォォォォォ!!!!
「ぴゃァァー!!?」
あ、ヤバイ泣きそう!
「ケフカさん!!この石の中凄い快適だにょ!想像するだけで何でも出てくるし、もう最高だにょ!」
「え、あ、ハイ...それよりもう少し静かに出てきてもらえます?」
貴方はあれか、カオスの劣化版ですか
「はいですにょ!...その赤ちゃんはなんですかにょ?」
「私にも分からなくて...それで貴女を呼んだのですよ」
「そうですかにょ...生憎ミルたんには皆目検討がつきませんにょ」
「いや、それじゃなくてあやし方を教えてほしいんですよ」
「そういうことなら、ミルたんに任せるにょ!」
そう言って自信の胸を叩くミルたん、いやぁ実に頼もしい!まさに敵無し!イヤホントにいないんじゃね?ぼくちん以外に!
「ではさっそくお願いしますねぇ...あ!後ミルたんさん」
「はいにょ?」
「この家の人に頼んで貴方はこの家に住めることになりましたから、石の中からでてもよろしいですよ?あ、あと石の中で出した物は外に出せますからね」
いやぁ驚いた!まさか『私と似た境遇の人がいるのですがその人も住ませていいですか?』なぁんてダメ元で頼んだらOKサインが出るんですもの!ぼくちんには出来ないね!そんなこと!あと部屋は魔法で増やしました!さっすがぼくちん!
「それは助かるにょ!さっそく行ってみるにょ!」
え、ちょ、赤ん坊...行ってしまった...て言うか、部屋わかるの?
「アウアウ」
「騒がしい人でちゅねー、...そう言えばまだ君に名前を教えてませんでしたねぇ、私の名はケフカ・パラッツォ、ケフカとお呼びなさい」
「??」
「...赤ん坊相手に何をやっているのでしょうか、私は...」
これじゃとんだ間抜けだ
「感謝なさいよ、こんな色男が世話をするのですから」
捨てるのも後味が悪いですし、この子の親が見つかるまで私が世話をしましょう
「(世話するか...)」
「うー?」
「よしよし...」
これからどうなるのだろうか?
◇
「...ふふ」
やぁ皆、兵藤一誠だ。結果だけ言うと俺は逃げた、今は公園のベンチで座っている、何故か笑いが止まらないんだ
「フフフフフ...」グス
一体なんだというのか、俺が何かしたのか神よ。確かに女子剣道部の着替えを覗いたことはあったがそれ相応の罰は受けたはずだ、しかもメガネと坊主の二人も共犯だったはず、何故自分だけ...!
「...あの」
「ちくしょう...」
今日からあの世紀末覇者と住むのか、終いには人差し指で刺されてしまう。まさに人刺し指ってか、上手くねぇよ...
「あの!」
「...ん?」
先程から天使のような声が聴こえる、ああ、遂に耳もイカれてしまったのかと思ったが無視すると何だかこちらが罪悪感を感じさせるような声だったので仕方なく振り向いた
そこには天使がいた
金髪で整った顔、グリーン色の目、これで背中に翼があれば本当に天使のようだ
「あ、あの、大丈夫ですか...?」
「...へ?何が?」
「泣いていましたから、なにか放っておけなくて...」
なんて優しい子なのだろうか、もしこんな子が彼女なら、なんてことを考えると俺はすぐに首を振った
「(なに考えてんだ!この前あんな目に合ったばかりだろう!)」
夕麻ちゃんに殺されてから俺は彼女というワードに敏感だ、当分彼女は無理だろう...作れないとか言った奴、後で死刑な
「い、いやいや!大丈夫!大したことじゃないから!」
だからそんな顔をしないでほしい、また泣いちゃいそうだから
「そ、そうですか...」
「ア、アハハハ...」
「「・・・・・・」」
えっ?なにこの空気!?俺が悪いの!?何で黙ってるの!?もしかして気遣われている!?
「良かった...言葉が通じる人に会えて...」
「へ?どういうこと?」
この子の名前はアーシアというらしい、しかもこの近くの教会のシスターなのだという
「(教会って部長が言ってた...)」
教会...部長の話では悪魔の敵『悪魔払い』がいて天使や堕天使等と繋がっている、見つけたら危害を加えずその場から逃げるようにと部長から言われていた
「(だけど、)」
アーシアの話では自分はこの日本に来て間もなく、ある程度は日本語を学んだのだが会話までには至れず、食べ物も買えくて途方に暮れていたところで泣いている俺を見つけたのだという
「......」
俺はそんな彼女を放っておけなかった
「それで私、お友達も作れないんです...」
恐らくアーシアの言葉が分かりやすいのは悪魔になったお陰なのだろう、遂には泣き出した彼女を見て俺はこう言った
「友達になろうぜ!アーシア!」
「!!...いいんですか...?」
「いいさ、俺はアーシアと友達になりたいんだ...駄目か?」
「駄目だなんてそんな...!」
「なら俺達は友達だ!遊びに行こうぜアーシア!」
「は、はい!」
本当ならこれは許されない事なのだろうが今はこの子を笑顔にさせるのが先だ
「最初はどこに行こうか?」
「そうですね...」
そして俺達は街へと走っていった
◇
「あれぇまぁ、イッセー君大胆!」
家を飛び出して心配して来てみれば、なんかイヤァーンな感じぃ!
「うー?」
「面白くなってきましたねぇ」
さてさて!後を追ってみますか!
◇
あれから追いかけてみたは良いものの退屈だ...だって人のデートの所見たって面白くないでしょ?たくぅ!マッ〇で昼飯なんて!はよそこ出なさいよそこを!
「つまらん!」
「なにがつまらないんだい?」
「んぁ?」
不意打ちぎみで後ろから声をかけられた...いつの間に...?
振り返ってみると白と赤と黄色の訳のわからん赤アフロの人がいた
「だぁーれですか、貴方は」
「やあ☆ぼくはドナルド!よろしくね?」
ドナルドぉ?な~んか胡散臭いやつですねぇ(お前が言えない)
「そのドナルドが私になぁーんの用でも?」
「君がぼくと同じに感じたからつい声をかけちゃった!ゴメンね?」
ぼくちんと同じ?なぁに言ってんだこいつ?
「何を言って...」
「おっと!こんな時間だ!ぼくはこれで失礼するよ!知らない人、赤ちゃん!じゃあね!...そうだ、君たちに教えてあげよう、魔法の言葉!」
「ラン☆ラン☆ルー!!」ピカ!
「ぬお!?」
眩しい光が赤アフロから放たれ、光が消えると赤アフロの姿はなかった...
「...なにがしたかったのでしょう...ん?」
奇跡『ランランルー』をマスターした!
「...なにこれ」
◇
アーシアと遊んだ今日、マッ〇で昼飯を食った後、ゲームセンターに行ったり洋服を見たりと充実した今日は充実した一日だった
「今日はありがとうございました!とっても楽しかったです!」
なんてはにかみながらお礼を言ってくるアーシア、やはり彼女には笑顔が似合う、その顔を見たかった
楽しい時間は直ぐに終わりを迎える
「もうこんな時間だな...」
「はい...」
おいおいそんな顔をするなよ、まったく...
「『またな』アーシア」
「!!...はい!イッセーさん!」
そう言うとアーシアは急ぎ足で教会へと向かっていった
「...さて、帰るか...」
悪夢の我が家へ...
◇
ーカチャッー
「...ただいま...」
「あら一誠、遅かったじゃない、最初にご飯を食べてたわよ、早くテーブルに着きなさい」
良かった...朝のあれは夢だったんだ...最近疲れてるんだなぁ...
「今『三人』食べてるから早くよ、食器早めに洗うから」
...三人...?ああ!そうか!母さんと父さんとケフカの事か!...いや、なんか母さんの話だと母さんは食べ終わったように聞こえるな
ーガチャッー
「あ、最初に頂いてるにょ」
「オラァ!」ブン!
「甘いにょ!ニョオォォォワッタァァァ!!」剛!!!!
俺の雀の涙ほどと魔力を込めた拳は空を切り、お返しとして拳王パンチを顎に食らった
「うわばら!!?」
「「イッセーーーっ!!!??」」
その日、一誠は気絶し目覚めたときには晩飯の時の記憶が抜けてしまっていたと言う...
◇
《教会》
「皆、聞いて頂戴」
薄暗い教会の中で悪魔祓い達が彼女...堕天使レイナーレに注目した
「明日、計画を実行する」
オォ...!
悪魔祓い達が騒ぎ出すがレイナーレは手でそれを静める
「戦死したドーナシークの為にもこの計画は成功せねばならない!」
「すべてはアザゼル様に愛される為に!」
オォォォォォ!!!!
「皆、各自準備に取り掛かりなさい!」
「(待っていろ...!道化師!!)」
イ「ねぇ、顎消えてない?ねぇ」
ケ「だ、大丈夫よぉ『ケアルガ』たんまり使ったんだから!」
リ「いつもどうりの貴方よ!」
イ「そうか...良かった」
ケ「(全快するのに『ケアルガ』十数回使ったなんて言えない...)」
リ「(さっき気絶してる時に『おばぁちゃん!じぃじ!...分かった!その川を渡ればいいんだね!?』なんて言っていたなんて言えない...)」
ケ「じ、じゃあ予告始めますか!」
リ「え、ええそうね!」
ケ「次回!」
リ「『堕天使をぶっ飛ばせ!』」
ケ リ「「ご期待下さい!」」
イ「体持つかなぁ?」
ケ リ「「...はぁ」」