1と0の狭間の世界(電脳世界)
コォォォォォォ
ネウロ「さて、」
ガバァ!!!
ネウロ「無駄だ」ザンッ!
ネウロ「一度目の時とは違う、
今回は万全にプログラムを組んできた、」
HAL 『流石だなネウロ、ここまで辿り着けるとは』
ネウロ「ほう、これで会うのは二度目か?春川英輔」
HAL 『いや。、厳密にはこれが初対面だよ』
ネウロ「なに?」
HAL 『私は電人HAL 。人間春川英輔の脳をデータ化したプログラム人格だ』
ネウロ「電人か、なかなかセンスの悪い差別化だな」
ネウロ「あの研究室、血の拭いた後が残っていた、
面積からすると致死量、つまり」
HAL 『そう、春川英輔の命脈は私の手足が絶ち切った』
ネウロ「電子ドラッグで支配した者達か」
HAL 『その通り、この世界では無敵の私も現実の世界ではただの箱だ、つまりは現実世界で守る兵隊がいる、』
ネウロ「ほう、それで電子ドラッグを、、
だが兵隊として使えるのは一握り、違うか?」
HAL 『その通りだ、大半は人格を構築し終える前に
犯罪者として捕まってしまう。
その為今回のような大規模な勧誘も必要なのだ、君が来るとわかっていてもね、』
HAL 『だがネウロ私の本体を見つけることは君には不可能だ』
ネウロ「…、」
HAL 『この三体のサポートプログラムが私を守る限り』
ネウロ「ッチ」
スフィンクスから放たれた妨害データがネウロを襲う、
ザァァァァァァァァァ
ネウロ「クッ!」
HAL 『ネウロよ、私は生きなくてはならない、
故に、誰かの干渉によって、私が滅ぶなど、
決してあってはならないのだ』
キィィィィィィン
ゴオッ!!
スフィンクスから特大の妨害データが一気にネウロに叩き込まれる、、
ネウロ「!?」
HAL 『おやすみ、脳細胞(ニューロン)の申し子よ、、、』
1の世界(現実世界)
バチバチバチバチィ!!
コナン「うわっ!!」
ネウロ「はぁ、はぁ、」
コナン「ネ、ネウロさん!?」
ネウロ「だめだ、勝てない、、」
コナン「えっ!?」
ネウロ「今のままでは、我が輩はこの謎を喰うことはできない、、」
コナン「一体なにが!?」
ネウロ「特大の妨害プログラムが三方向から一度に叩き込まれた、」
コナン「そ、そんなネウロさんでも、勝てないなんて、」
ネウロ「誰しもが最大の力を発揮する世界がある、
鳥は空、魚は水、人は地上、魔人は魔界、
そして、この電脳世界では電人HAL のホームグラウンドだ、、」
コナン「電人HAL だって、、?」
ネウロ「フハハ、どうやら我が輩達の推理が初めて外れたようだな、」
コナン「一体なにが、」
ネウロ「この事件の犯人は春川英輔ではなく
奴の脳内データをコピーして作られた人工知能だ、」
コナン「な、なに!?」
ネウロ「我が輩もてっきり人間の仕業だと思っていたが、」
コナン「ありえねえ、人工知能が人間に牙を、、、」
ネウロ「だがこの事は伏せた方がよさそうだな、」
コナン「確かに、人工知能が人を襲うなんて、
信じちゃくれねーよな、、
で、どうすんだ??」
ネウロ「あの三体のプログラムをなんとかせねばならんな」
コナン「プログラム?」
ネウロ「その通りだ、奴等がHAL の回りにいる限り
我が輩はHAL 本体に近付くことすらできん」
コナン「なるほどな、普通の事件に例えるなら
事件現場に凶暴な野犬が3匹いて
そいつらが邪魔する限り、現場に近付けねえと」
ネウロ「ああ、とにかく、我が輩少し休む、あとは頼んだぞ」
コナン「ああ、(あのネウロさんが、、ここまで、、
一体電人HAL ってなにもんなんだ、、)」
リビング
TV「ご覧ください、現在町で暴動が多発しております、!
日本代表が負けた腹いせでしょうか、、!」
ヤコ「た、大変なことに、、」
ひぐち「いよいよ動き出したな春川、、」
灰原「でもいいデータが取れたわね」
阿笠「なんじゃと?」
ひぐち「ねえじいさんさっき録画したところ
データにできる?直接みるとアレだから、」
阿笠「う、うむ、やってみよう、」
コナン「ただいま、」
ヤコ「コナン君!!ネウロは!?」
コナン「疲れて休んでるよ、、」
ヤコ「え!?ネウロが!?」
コナン「うん、、」
ヤコ「てことは、、」
コナン「灰原、ちょっといいか?」
灰原「どうしたのよ、」
灰原「電人HAL ですって!?」
コナン「ああ、人工知能が犯人だ」
灰原「そんな馬鹿げた話、」
コナン「俺もそう思ったさ、
でもだとしたら辻褄があっちまうんだよ、、」
灰原「相手は電脳世界最強、、」
コナン「このままだといつおめーらに被害がでるかわかんねえ、」
灰原「あら、やめないわよ私」
コナン「おめー、」
灰原「円谷くんの為よ」
コナン「へっバーロー、、
だけどこの事はひぐちさんや高木刑事には黙っておこう」
灰原「そうね、事を荒立てない為にも
スパコンさえ見つければいいのだから、、」
コナン「そうだな、、ちょっと行ってくる、」
ひぐち「俺は本庁に連絡とらねーとなー」
ネウロ「戻ったか小僧」
コナン「で、どうする?」
ネウロ「なに、簡単なことだ
HAL を守る三つのプログラム、あれは並大抵のパソコンで扱えるデータではない」
コナン「並大抵のパソコンで扱えない、、、」
ピロリン!
コナン「ってことは!!スパコンか!」
ネウロ「その通りだ、」
コナン「じゃあそいつを探してそのプログラムを無力化すれば、、」
ネウロ「HAL を守るものはなくなる」
コナン「でもいくら普通のパソコンより少ないとはいえ、、」
ネウロ「案ずるな、、大まかではあるが位置は掴んだ」
コナン「えっ!?」
ネウロ「カモフラージュされていたが、
HAL 本体に比べばセキュリティは甘い」
コナン「でもどうやって止めるんだ?」
ネウロ「なあに、この3つの障害はHALの謎とは無関係のただの邪魔物だ、
機械自体を壊してしまえば事足りる」
コナン「ならはやく特定しねーとな」
ネウロ「それは我が輩に任せておけ、奴隷に調べさせる」
コナン「あのにーちゃんか!」
ネウロ「持つべきものはどれだな」
コナン「はは、、、それで、?、?」
ヤコ「むごーー!!」ジタバタ
コナン「この人なにやってんの??、」
ネウロ「我が輩の眠りの邪魔をした罰だ」
ヤコ「むーー!!むーー!!ごーー!!(ねーー!!うーー!!ろー!!)」
コナン「あはは、」
翌日
警視丁
笛吹「なんということだ、、」
高木「た、たった一日でここまでの人が、、」
小五郎「いよいよ本気だしてきやがったな、、」
目暮「このままでは、国民全員が、、、」
佐藤「このインターネット社会ではますます脅威になるわよ、、、」
高木「一体どうすれば、、」
笛吹「春川め、、」
ひぐち「だけどまだ電子ドラッグには穴がある、」
目暮「なんだって?」
ひぐち「どう考えても、この人数だとどう考えても少ないよ」
小五郎「まあ、たしかにな、、」
ひぐち「つまり、電子ドラッグはまだ完璧じゃない、」
笛吹「もっと強くなるというのか?」
ひぐち「可能性はあるよ、」
笛吹「くそ!」
ひぐち「まあその穴のおかげでこっちは上手くいきそうだよ」
小五郎「出来たのか!?」
ひぐち「まあ大方はね、、」
高木「なら今すぐにでも、」
笛吹「いや、まだだ」
小五郎「あ、あんたねえ!?」
目暮「いや、笛吹さんのいう通りだ」
小五郎「警部殿、、」
ひぐち「ああ、その通り、今試したとしても
春川を止めない限り終わらない
焼け石に水さ、そしたら春川は新しい電子ドラッグを
作り出す。そしたらもうお手上げだよ
どうせなら一気に片付けちゃおうよ」
笛吹「そうだ、空港や交通期間を張り込んで、
そしてワクチンを使い、動揺して逃走するところを捕らえる」
ひぐち「それまでお預けかー」
目暮「全て包囲するにはまだ時間がかかる、」
笛吹「必ずやつを捕まえるぞ!!」
桂木探偵事務所
ヤコ「スパコン?」
ネウロ「そうだ、」
吾代「それを俺に探せってことか?」
ネウロ「その通り、奴が乗っ取ったスパコンが二つ
どこかにあるはずだ、それを貴様に探してもらいたい」
ヤコ「え、二つ?スフィンクスは三体なのに?」
ネウロ「そのうち一つは恐らく、あそこだ」
ヤコ「??」
吾代「調べろつったって、、」
ネウロ「国内のスパコンの数はそこまで多くないはず、
調べるのは容易だろう」
吾代「少ないとはいえ、結構な量あるぜ、」
ヤコ「ごめんね吾代さん、」
吾代「しかたねえな、、こっちはまかせとけ」
ネウロ「ほう、我が奴隷が自分の意思で雑務をこなすとは感激だな」
吾代「どうせ断っても無理矢理やらせるだろうに、、」
ネウロ「何してる?ほら、はやくいけ」
吾代「へいへい、」
ガチャリ
ヤコ「吾代さんありがとう」
ネウロ「さて行くぞヤコ」
ヤコ「うん!」
錯刃大学
朝永「やっぱり気づいちゃったかネウロ」
ギュィィィィィィィィィ!!
朝永「いいかお前ら、1と0の世界で無敵のHAL を1の世界で守るのは俺たちだ、
HAL の目的の邪魔になるものは全て排除する、、」
中毒者達「あ、あぁ、、、」ガクガク、、
朝永「さあ来いネウロ!スフィンクスを守るのは
この朝永寛人と銃殺願望部隊だ!!!」
第14話 完