火影が斬る!   作:白だるま

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番外で超短いです。

補足みたいなもので書いたので、今後追加するかもしれません…

あとがきのネタは少し不快に思うかもしれません
あてがきネタは思い付きで書きますのでこの先は少ないと思います。



番外3 其の頃のタツミ(本編2.8~3.5)

「俺が斬る」

 

タツミは、恩人であった少女アリアを一太刀で斬殺した。

 

軍の兵舎でのトラブルと、この場にいる女性に騙され全財産を失い途方に暮れていた所を助けてくれた恩人であったが、今ナイトレイドと呼ばれる殺し屋に警備兵はすべて殺され、残っているのはアリア1人だけとなり、彼女を助ける為にアカメと戦っていたが、全財産を奪った女でもあるレオーネに戦いを止められ逃げ込もうとした倉庫で、真実を知った時実際は自分が騙され離れの倉庫で拷問されていてもおかしくない状態だった事を知ったからだ。

何も罪もないと思っていただけにショックは大きかった…

 

その真実を知り帝国の闇を知ったタツミであったが、アリアは気になることを言っていた。

 

「使えない見張りのせいでサヨとイエヤスとかいう田舎者は逃げ出していないわよ!!あの二人を虐めながらアンタがどう反応するのか楽しみにしてたのに!!」

 

その言葉で、斬るに十分の理由だった。

 

 

アリアが言った事から、タツミは二人は生きていると思っていたが、どこに居るかは分からない…

 

その時だった。

 

「多分、あいつがしってるかもしれないねえ…そこでのぞき見してる女狐がさ!」

 

レオーネは倉庫の陰に隠れた女性に向かって言った。

 

「やれやれ…勘の鋭い女だ。我も修行が足らないという事か」

 

長い黒髪の着物を着た女性が観念したように出てきたが、全く気配を感じさせない隠形に全員が警戒したが、その女性は構わずに話を続けた。

 

「敵対する理由がないから警戒を解いてはくれないか?我は主の命令を実行していただけだ『タツミと呼ばれる少年を保護しろ』とな…しかし先を越されたようだ。まあいい…サヨとイエヤスにはいい報告ができそうだ」

 

その言葉にタツミは二人が生きていると確信したが、ナイトレイド全員は警戒を解く事は無かった。

その事を不思議に思ったタツミだったが、二人を助けた事に礼を言ったが白面の返事に絶句する。

 

「何…ちょうどいい人材が欲しかったところだったから助けてやっただけだ。本来この依頼は主と我でこなすつもりだった事を言っておこう。主の気まぐれで助けたが本来は見捨てると言っておったからのう」

 

めんどくさそうに話す彼女に敵意をむき出しにしたが、彼女は意外な返答をした。

 

「勘違いするな小僧…二人は自分の意思でこの屋敷で起こった地獄を体験し生き残った。

その生命力と意志の強さに感心した主は、此処で生涯を終わるのが惜しいと判断し『本来はこの屋敷全員の暗殺』を取りやめナイトレイドに譲ったのだ…

まさか、二人を拷問したこの貴族に引っ掛るとは運命とは面白いことかな」

 

クスクスと笑ってはいるが、警戒しているタツミにとっては良い情報だったが、信用は出来なかった…

 

「その調子では我と共に来る気はないらしい…主には怒られるがしかたないかのう。

主から言付けを預かっていた…『近い内に必ず約束する…でも仲間にならない』

我も口が悪い事は分かってはいるのだが治せんのでな。我の名は白面と言う…また会う時まで死ぬな小僧」

 

影に包み込まれるように消えていった白面に不気味さを感じていたが、二人が生きている情報はタツミにとっては朗報だった。

 

何か騒がしくなってきたので聞いてみれば、この騒ぎを聞きつけた警備隊が此処に向かってきているので早く逃げた方がいいと言われレオーネに拉致に近い形でアジトに持っていかれナイトレイドに就職が決定したのは言うまでもない。

 

その後、アジトでレオーネに全てのメンバーを紹介された後、ボスであるナジェンダに紹介していた時に白面と名乗った女性の事を聴くと、険しい顔になって言った。

 

「白面…最近帝都で名を売り出した暗殺者の1人だな。仲間がもう一人いたが不気味な仮面を付けている為、顔無しと言われている女だ…腕は確かだが、帝国の依頼も受けている為完全な味方と言うわけでもないので最重要警戒人物になってはいたが、革命軍の裏切り者や帝国のクズ共を確実に狙っているが、元皇帝の護衛がこんな事をしているのは謎だがな」

 

その言葉に、メンバー全員が沈黙する…

 

「アカメなら分かる。影法師と言えばな…」

 

その時、アカメの表情が険しくなったがタツミはどんな意味を持つのかは知らなかった。

メンバーの中でも、プラートも表情を険しくしていたので、興味が湧いたので聞いてみた。

 

「その影法師ってどんな奴なんだ?」

 

「数年前にブドー大将軍の進言で、二年間皇帝の護衛をしていた少女だ。

仮面をいつも付け不気味ではあったが、皇帝の傍を離れず発言力は大臣より上で、影法師の影響もあって現在も生きている良識な文官も多いが、護衛を辞めた後に大臣の圧政が始まり今の状態となった…

なぜ護衛を辞めたのかは、アカメに聞けば分かるだろう…」

 

ナジェンダに話を振られ戸惑っているアカメだったが、その当時の事を話し出した。

 

「私がまだ暗殺者の訓練生の時に、事故と見せかけて暗殺を命じられたが隙が全く無く、千メートルの狙撃手の気配も感知し手を振って余裕に挨拶したほどの手慣れだった…その後、わざと誘いに乗って私を含めた訓練生達と戦い…私たちは敗北した。

その後、数時間の説教の後、影法師が「ストレス発散になったからまたよろしくね」と言われまだ余裕があったのを覚えている…

辞めた理由は、事前にブドー大将軍と皇帝との契約で二年間護衛をしていたみたいだが、宮殿から立ち去る際に私達とは別の部隊の暗殺部隊が彼女と交戦したが、逃走に成功している。

 

現状では最も警戒した方がいい」

 

アリアの件で事情を知らずに戦った事があるとは言え、真剣勝負をしたタツミは、アカメが警戒した方がいいと言う言葉に二人の安否が気になったが…

 

「大丈夫でしょ?重傷者二人を救助しておいて、仲間にしたってんならよっぽどのお人好しだと私は思うけどね?

あ!!ボスその白面から伝言あったんだ…『近い内に約束する。でも仲間にはならない』ってさ」

 

「そうか…その返答だけでも十分だ。私たちに敵対の意思はないのが分かっただけでもいい」

 

ナジェンダは少し安堵した様子だったが、タツミは白面の名と影法師の名を心にとめておいた。

 

 




帰った後の白面…

「主帰ったぞ…タツミとかいう小僧はナイトレイドに保護されていた」

「そう…まあ生きてれば二人も喜ぶでしょ…白面の事だからどうせ誤解される言い方で警戒されて連れて来れなかったんでしょ?」

「すまぬ…主が対応しても同じだと思ったが?」

「なんで?」

「影法師で活動の事を忘れたか?」

「アカメの事ね…ナジェンダさんも知ってはいるみたいだし警戒されても当然かな?」

「あの『ストレス発散』で警戒されたのではないか?我はもう少し血を見たかったような気がするが?」

「…今思えばやり過ぎたわね。リーダーらしい少年を軽くボコって(全身打撲全治一か月)変な小手を付けた金髪ロングの女の子を肩の関節外して軽く痛めつけて命乞いさせて、ガタイの良い少年は足を掴んで地面に何回も叩きつけて、鞭使いのメガネ君は鞭を逆に使ってあちこちに叩きつけて気絶させて、ポニーテールの子は確か銃使ってきた胸のおっきい子の狙撃を躱す盾にして動揺させた後に投げつけて二人同時に気絶させたのよね…
アカメは確か腕を切りつけられて、ブチギレた私に顔面パンチで伸びちゃったんだっけ?
あの時は私も若かったわ…あははははは!!」

「笑って誤魔化しても、主もそんなに我と変わらんぞ?」

補足

ホカゲは敵対者には容赦ない…

本来はアカメ零のキャラも救済し第三勢力として戦う事も考えましたが…原作が終わっていない事と、キャラの取り扱いに困ったのが原因でやめました…




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