火影が斬る!   作:白だるま

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少し強引な解釈が入ります…
(キャラの年齢設定がアバウトな事が理由です)

ご都合的な進みになりますがご了承ください…

7/4

誤字報告を適用しました。
ありがとうございます


プロローグ 2

此処に転生して数年経った…

 

私もやっと十代になったし…此処とお別れできそうね…

 

数年間世話になった小屋を綺麗に片付け小屋に向かって今までの事を思い出し感謝の意味を込めて礼をする…

 

さて…今日は旅立ちの日だ…

 

私はこの数年間は修行と実戦をして鍛えたし(危険種狩り)危険種の素材を売ってお金もいい具合に溜まったのでこの大陸を見て回ろうと決意した。

危険種の素材は高く売れたし、食べられそうな肉は蔵王に保管している。

まあ、素材を換金する為にふもとの村まで行った時に、どう見ても子供で狩りなんて無理だろうと思っていた大人が、一級危険種を倒すところを見た事で信じてくれた(まあその後化け物扱いされて凹んだけどね…今は逆にマスコット扱いされているぐらい良好だ)

 

原作に参加するつもりはないので帝都には行かずに、この北の辺境(地図で確認した)からその辺をブラブラしようと考えている。まあ…一回ぐらいは帝都は立ち寄ってみようかな?

 

この事は村の皆も知っており中には「ずっといて欲しい」と同年代の子から泣かれたけど、私はまた旅をしたかった…

私の決意は固いと思ったのか…その子達の両親達はなだめている時に、族長さんが「いつでも帰って来なさい」と言われ嬉しく思ってしまう…

その時だった。

 

「ホカゲ!!行ってしまうのか?」

 

「ええ…私は元々この村の出身じゃないし…それに旅に出るのは追い出されるのじゃないから…この村に用があったら帰って来るわ」

 

美しい蒼髪の美少女が私に話しかけてきた…因みに私はこの世界では「ホカゲ」と名乗る事にした。

 

この少女の付き合いは転生してから数か月後になった時に、あの小屋に私が一人暮らしをしているのを族長さんと一緒に訪れたこの娘と出会った事で、友達になったけど…

この娘は私からすればかなり異常な性格をしていた…

 

まず…危険種の解体を楽しんでやっていること…これは部族の仕事って事でいいんだけど…問題は…

危険種狩りの時に犠牲になった人の事を弔って無かった事だ。

この事を聞いた時…

 

「弱いのが死んだだけだ」

 

とドライな回答をされた事…

それと私は対等にしてくれるけど、他の子には明らかに自分に都合のいい道具としか思っていない行動をしたことが多かった

つまりは、超が付くほど弱肉強食の理論を信条としている事だ…

私は、今はこの娘とは幸い互角に戦えるけど負ければ、どうなっていたか分からない…

実はこの旅に出ようとした数日前に…

 

「なんでだ!!ホカゲ…私と一緒にいてくれないのか?」

 

「ごめんなさい…私は前々から決めていた事なの…世界を見て回りたい…一生の別れじゃないから…」

 

「お前は私のものだ!!離れる事なんて許さん!!私といる事がそんなに不満か?」

 

「そうじゃないけど…私は世界を見て回りたいから此処で実力をつけて万全の状態で行く予定だったのよ…それは貴方にも前々から言ってたじゃない…ねえ…どうしたら旅に行く事を許してくれるの?」

 

「なら、勝負だ!!私が勝ったら私の傍にずっといろ!!」

 

こんな感じで…決闘をした結果…何とか引き分けに終わったけど…

 

女の子同士の喧嘩じゃないわよね…族長さんもここまで泥沼の大喧嘩になるなんて思っていなかったみたいだし…その後お互いに死にかけた…(因みにこの時、私は炎術士の能力と魔導具は使わずに戦っていたけど…ギリギリだった)

おかげで、一か月以上足止めされたわ…治癒能力が自分に使えたのが幸いしたけどね…

 

負けた訳じゃないので旅には出られるけど…すっきりしないあの娘もそれなりに心配してくれたから引き留めてくれたみたいだけど…このまま此処に居たら確実にあの娘は私を…

 

いや…最悪の考えはやめよう…あの娘だって分かっているはずだ…

 

族長さんも、あの娘が私との出会いで、かなり変わったと言ってたけど…

私と出会う前の事を聞いた時に言った一言は…

 

()()()()()()()()()()…だった…

 

どんだけバイオレンスなのよ…

 

確かに…あの時の大喧嘩だって…笑いながら貫手で目玉えぐり出そうとしてきたし…腕をためらいもなく折ったり…私の流した血を舐めながら

 

「もっと血を見せてくれ!!もっと良い声で泣いてくれ!!ここで屈服するなら爪はがしぐらいで許してやる」

 

なんて言いながら殺す気で攻撃してくるし!!子供の喧嘩では済まないわ!!軽いトラウマよ…

 

え?こんなぐらいが軽いトラウマ?

 

爺ちゃんとの修行の方が最悪だったから…ホントに思いだしたら漏ら(失禁)しそう…

 

まあ…自分の認めた友達を引き留める為の行動としては微笑ましく?思うが…こんな死ぬ気の大喧嘩は二度とやりたくない……どっかのヤンデレ展開はこりごりだから…

 

気持ちを切り替えて、私は幼馴染と別れを告げる。

 

「心配しないで!!絶対帰って来るから!!あの時みたいな大喧嘩は嫌だけど…危険種狩りはいい勉強になったし…それにあなたのお父さんには家族みたいに接してくれたのは嬉しかったわ…もちろんあなたとも過ごした事も含めてだから此処に帰ろうと思えるの…お願いがあるの…」

 

幼馴染は「ホカゲの頼みなら…」と渋々と聞いてくれた。

 

「族長さんやみんなの事大切にしてあげないとだめよ…危険種狩りは出来ない人もいるけど、その他の事でサポートしてくれる人を弱者として見ないで欲しいな…貴方に出来ない事を出来る人を認めて欲しいの…そうしないとこの先あなた本当に一人になりそうだから…」

 

納得出来たかは分からないけど…

 

「わかった…だが約束しろ!!此処に帰ってくると!!」

 

と言ってきた幼馴染に私はこう答えた。

 

「もちろん!!約束は守るわ…また会いましょう!()()()()!!」

 

私は手を振って皆と幼馴染の友人エスデスと笑顔で別れた…

 

この時、私は知らなかった…

 

数年後にエスデスと関わった事で、原作に大きく関わる事になるなんて…夢にも思っていなかった…

 

 

___________________________________________

 

私は旅をして1年ぐらい経った…

 

ぶっちゃけ楽しくて仕方ない!!

 

立ち寄った町や村などでの人の交流や、遺跡巡りなど…ほぼ観光みたいなものだ…

 

偶に盗賊に襲われたりしたけど…返り討ちにしたし…危険種もよほどの事が無い限りは大怪我する事もないしね…

立ち寄った先の町や村で素材を売って生活するって…どこぞの冒険者かって話になるわね…

この時、ド〇クエやモン〇ンのような世界観でも良かったんじゃないかと思ったが、楽しいからいいや!!と思っていた。

 

まあ…トラブルがなかった訳でもなく…一番ヤバかったのは、観光するつもりで入った遺跡でその遺跡の守り手に殺されそうになった事ぐらいだ。

その遺跡の守り手のリーダーとは、死闘の後に誤解を解いた後は意気投合して、歳は離れていたけど友達になった…

敵意が無いのと財宝に興味ないのが幸いしたみたいだけど、私は人が見た事もない景色や現地の人との出会いの方が楽しいのでそっちには興味ないんだよね…

 

大陸全土を回った訳でもないけど…帝都に寄ってみようかな?

 

それは…帝都東部で広く信仰されている、安寧道の教主さんに会ったからだ…

 

どうやって会ったかは、本当に普通に街をぶらついていた所に声を掛けられた事と、不思議な事を言われた…

 

「帝都に行くと、すごく良い出会いが有りますよ…貴方の人生を変える大きな出会いが…」

 

教主さんは笑顔で優しく言ってくれたけど…護衛の人に聞いてみると…恋愛成就が多いって聞いたけど…

何?私の運命の人が帝都に居るの?う~ん…どうでもいいんだけど…楽しくなりそうだし…行ってみるか!!

こうしてみると…私ってよく考えてみると…元男なのに運命の出会いを信じるって…年頃の女の子になちゃったよね。

 

そんなノリで行ってみる事にしました!!

 

やっぱり大都会だ…活気も良いし人も多い…そしてバカ(バカスリや恐喝してくる奴)も多い…(無論、ボコった)

でも、思っていたよりは治安がいいや…活気も人々には不満はなさそうだけど…おかしいな?原作はちょびっと聞いたけど(爺ちゃんが口を滑らして言ったのが正解だけど…)汚職や重税が酷いと聞いたけど…別の転生者が変えちゃったのかな?

 

そんな事を考えながら、屋台で買った串焼きを食べながら探索していると…何か空気が張りつめた感じになった…私は気にせず歩いていたが…急に「何やってんだ!!」とマッチョなお兄さんに、首根っこ引っ張られ注意された…その時に、食いかけ串焼きを落としてしまい、少しブチ切れそうなったけど理由を聞くと納得した…

 

「今日は皇帝陛下が軍事視察からお戻りになるんだ…そこで突っ立て居たらまずい事になるぞ…」

 

お兄さん…ホントにありがと…そんな大物がここに来るなんて知らなかった…

 

お兄さんの隣で厳重な警護をされながら、馬車が通り過ぎるのを待っていたが…そんな時に強い殺気を感じた。

狙いは皇帝だろう…まあ…周りの護衛もその殺意に気がついたのか顔が険しいものに換わってる…

その緊張を破るように数十人の襲撃者達が一斉に襲い掛かるが…この人たち…バカでしょ?

何で真っ正面から突撃するのか…そんなの無駄な事だ…せめて気配を感じさせない暗殺者でもいたらよかったのに…

あっ…背後に襲撃犯に気がつかない護衛兵がいたので、食べきった串焼きの串を指ではじいて攻撃しておいた。

襲撃犯の腕にに刺さり剣を落として悶絶していた所を、取り押さえられ無傷で済んだみたい…

 

筋骨隆々とした軍人の人が殆ど一人で片を付けていた…どんだけ強いの?それにあの人…両手の武器って何?

どうやら襲撃犯が電気ショックみたいな攻撃で無力化されているけど、私の持ってる魔導具の〈雷神〉に似てるけど…あれが爺ちゃんから聞いた帝具なのかな?

どうやら、本来の力を出さずに使ってるみたいだけど…この人の本気を見て見たいのはダメな所かな…

そう思っていたけど…数分で鎮圧させていたので戦闘は無いだろう…残念!

襲撃犯が拘束され連行されていき、周りが落ち着いたので面倒な事に巻き込まれないように、此処から立ち去ろうとした時、見えてしまったのだ!

 

皇帝の後ろで殺気を無くして襲い掛かろうとしている護衛兵の姿が!!

 

私は魔導具〈式髪〉を取り出し、急いで抜いた髪を〈式髪〉を使って硬質化させて針に替えて兵士に投擲した。

襲撃犯を取り押さえていた護衛兵は、私が暗殺者に見えたのか、取り押さえようとするが反応が遅い…

暗殺しようとしている兵士の顔面に、命中し運よく眼に刺さったのだろう…剣を落とし痛みで悲鳴を上げて転げまわってた。

この時、護衛兵は逆に皇帝を助けられた事に気が付けたみたいだけど…厄介事に首を突っ込んでしまった事は自覚しているので、捕まったら面倒なので…私はとっととおさらばしようとした。

手の空いていた護衛兵が私を拘束しようとしてきたが、すべてかわして逃走出来ると確信した時に背後から羽交い締めにされ拘束された…

 

「いい動きだが…逃げ切れると思ったか?」

 

…帝具らしい物を持ってる一番強い軍人さんに捕まりました…

抵抗しないと分かってくれたのか。割とあっさり自由にしてくれたけど不審者である事には変わらないので帝都守備隊の詰め所まで連行された。

 

今思えば…襲撃犯の事馬鹿にしたけど…本当のバカは私だね…

 

その後、一旦は事情聴取を受けるために牢屋に入れられたが…仕方ないよね~自分で自慢を言うのはいけないけど、あの時いた護衛兵を全て倒せる自信はあったからね…

 

食事も出されたが、食べる事はしなかった。

 

変な薬でも混ぜられていたら嫌だしね…

その次の日に、あの軍人さんが来て私の警戒を解く為か、私に出された食事を食べた後、

 

「毒など入っておらん…少し話がしたい」

 

と牢屋で二人で食事をしていた…看守さんも、少し戸惑っているけど…

牢屋で強面の軍人と少女がご飯を食べてる所を見たら大体看守さんのリアクションをするだろうね…

 

食事の後に、本来の話をしてもらったけど…

どうやら今回の事に関係ないと進言してくれたようで、此処から出られるらしい…

軍人さん改めブドー大将軍が言うには、最近皇帝の暗殺を狙う者が多く神経質になっているそうで、本来であれば私は拷問部屋での取り調べだったらしい…ブドー大将軍ホントありがとう…(その前に逃げ出せるけどね…)

 

私がそうならなかったのは、ブドー大将軍の進言だけではなく…皇帝が私に興味を持ったらしい…

 

その為か…皇帝との謁見してからの釈放となるらしい…本当に釈放されるのかな…

 

このパターンってどう考えても、帝国のスカウトだよね…

悪い考えは浮かばなかったので、ブドー将軍に断る理由が無い事と言った後に謁見する事にした…

この時…まさか予想外のことが起こるとは思わなかった。

 

………そしてブドー大将軍が会いに来た当日に謁見となりました…

 

ブドー大将軍?即日に謁見なんて聞いてないんですけど!!

しかも、今の私の身なりはホームレスの浮浪児並の完全に見た目がアウトな服装だ…

逆に失礼にならないかな?

一応、ブドー大将軍に服装をどうにかしたい事を言ったが、緊急的に組んだ謁見なので無理な事を言われた…

その理由を聞く前に皇帝との謁見となってしまいました…

 

皇帝の容姿を一言で言えば…

何?この美少年…一部の腐女子が好みのタイプかも…

私が転生した時の年齢と変わらないぐらいだけど…この国大丈夫なの?

 

「このようなみすぼらしい姿での謁見を申し訳なく思います…陛下…」

 

「よい…余の命の恩人を牢屋へ閉じ込め、そちらの都合も聞かずに謁見を命じたのだ…気にしなくてもよい」

 

機嫌を損ねていないのは良かったかも…今思えば、皇帝と私とブドー大将軍しかいないんだけど平気なのかな?

 

後で聞いたけど、この宮殿内の警護は固く、私でも侵入は難しい…人材も精鋭なので暗殺は不可能と言っていいくらいだった…魔導具使えば問題なくできそうだけど…

 

皇帝から話を聞くと、どうやら命を救った礼とその褒美を与える事を言われ何がいいかと聞かれたが…

 

何もいらないんだよね…

 

お金はあるし…旅暮らしも好きでやっているので不満はない。

本来であれば、どこぞのの一般人がこうして謁見しているのが奇跡なほどだ…

私が出した答えは…

 

「褒美はいりません…陛下の身を案じた為に勝手にやった事です…」

 

私の返答に皇帝からは意外そうな顔されたけど、確かに褒美を断ったのは初めての事じゃなかったのかな?

 

私の返答の後にブドー大将軍が発言の許可をとった後に言った言葉に私は絶句した。

 

「陛下…この者は私の部下として雇いたいと思っています…配属としては、陛下の護衛となりますが…」

 

……………………は?

 

とっとと逃げときゃよかった!!教主さん!!確かにすごく大きな出会いはあったけど…面倒事に巻き込まれるのは勘弁してほしんだけど!!!

 

その後はトントン拍子でブドー大将軍の推薦で皇帝の護衛として就職が決まりました…

 

でも…何か裏がありそうね…

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魔導具の説明

 

雷神

 

雷覇が使用した自我を持つ魔導具

雷を操る事が出来るが魔道具の自我に支配される危険な特性がある

具現化した姿は角の生えたイノシシ(風子談)

今作では性格改変をする予定…

 

 

式髪

 

砂倉瑪瑙が使用した魔導具

髪を硬質化させる事が可能で原作では特殊な方法で使用した

瑪瑙は、心霊医術による影響で某吸血鬼に出て来る妹キャラや

ラッキースケベのラブコメに出て来る金髪の美少女暗殺者みたいな

髪を自在に操り攻撃する事が可能となっている。

 




後、数回で本編入ります…(1~2回ぐらい)



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