火影が斬る!   作:白だるま

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遅くなりました
少し強引ですかね?

一応投稿しておきます…

違和感・誤字脱字等の指摘お願いします。

12/17

文章少し修正しました。


本編2

何か騒々しいので目を覚ますと、どうやらサヨが気がついたみたいで様子を見に行った三人の内の誰かと揉めてるみたいなので大あくびをしながら私はノックをした後に入ると…警戒しているサヨが同居人であるエアを人質にしているけど…

全く…今この状況でこんな事が出来るなんて…

 

「イエヤスと同じでちょっと酷いんじゃないの?その子を離してあげて」

 

私が笑顔で対応すると「貴方は…確かホカゲさん…」と言った後、警戒はしてはいるけど私が敵意が無い事を理解してくれたみたいでエアに謝罪をしてから離してくれたけど…私は一回しか会っていないのに、どうしてここまで信用してくれるのかな?

 

「イエヤスもそうだけど…簡単に人を信用し過ぎよ…もしあいつ等と同じだったらどうすんのよ…」

 

呆れながらサヨに聞いたけど帰ってきた答えは…

 

「確かにそうかもしれません…貴方の言う通りに簡単に人を信じた結果ああなりました…ですが今こうして此処に居る事はあんな状況を助けてくれたホカゲさんが…アイツらと同じだなんて思いたくないんです…」

 

…全くいい人材を拾えたかもしれないわね…まあ選択肢はあげるけどね…

 

「サヨ…早速で悪いんだけど…怪我の状態を見たいから服脱いでくれない?」

 

少し恥ずかしそうだったけどまあしょうがないよね…いつまでも全裸を見てるのはかわいそうだし、とっとと済ませようと思った時、勢いよくドアが開けられ「大丈夫か!サヨ!」と息を切れせたイエヤスきたけど…タイミングが悪すぎる…

まあ…うん…眼福だろうね…裸だしね…

 

あ…本当に時間って止まるんだね…サヨとイエヤスはそのままの状態で止まっている。

 

「イエヤス……回れ右!!逃げて!!」

 

私はイエヤスに慌てて言った時には手遅れだった…

 

声にならない悲鳴を上げた後にサヨの拳がイエヤスの顔面を直撃し気絶させられたのはオチは当然だろうね…

白面が「小僧がそっちに行ったが…すまん手遅れか…」とすまなそうにしている事から本当の事故だったのだろう…

 

イエヤスが起きるまでサヨには今の状況を話しておいたけど…サヨはやはり今の帝国の状況がここまで腐りきっている事にショックだったみたいだ…

白面からはイエヤスの治療中に腕に妙な斑点があったのに気が付き、毒物の可能性を窺ったので保険として解毒丸を使ってみたらしいけど…この様子だど完治したのだろう…(一応…毒魔針の解毒薬なんだけど…万能解毒剤になったみたいだ…)

その事を知るとサヨは改めて感謝とエアに対して深く謝罪した…

 

「私に対しての謝罪と感謝は不要よ…私は貴方たちを見捨てようとしたからね…」

 

「どういう意味ですか?」

 

「あの時の警告した事で、たとえ警戒心があったとしてもこの帝都の闇は容赦なく弱者からすべてを奪うわ…例えば…ただ道を歩いて財布を拾って持ち主に届けただけでも…それをワザとしていて拾った奴が罪人扱いにされて奴隷にされた事もあったわね…それと同じよ…私は『貴方たちが今こうなる事を知っていて仕事の為に捕まってもらったのよ』助ける気なんて無かったしね…」

 

「ではなんでここまで治療して助けてくれたんですか?危険な事をしてまで…こんな事する意味なんてないじゃないですか!!」

 

「それは貴方たちが私の所有物になったって考えたっていいんじゃない?あそこで死ぬよりも、何かに役立って死ぬ方が有意義じゃない?」

 

私の言葉にサヨは絶句していた…すごく怖い顔で睨んでいるが、私は気にしないでいた…

まあ…所有物なんて言われたら普通はそんな反応するわね…それか殴りかかって来るか…

本音を言っとけば奴隷にしてこき使うなんて、私の趣味でもないのでここから本音を言っておこうかな…

 

「貴方たちに選択肢をあげる…『私に雇われ仕事を手伝うか』か『故郷に帰る』…それ以外の選択はないと思いなさい」

 

この言葉の意味にサヨは安堵したのか警戒を解いてしまうけど…私の事そんなに信用しない方がいいと思うんだけどな…どちらを選択するかはイエヤスと相談してからでも遅くはないのでいいけど、再度警告しておくかな…

 

「サヨ…私の事を信用してくれるのは嬉しいけどね…こんな時でも周りを警戒する癖をつけた方がいいわよ…隙を見せたら…殺されるわよ。どんなに信用出来そうな人でも、ためらいもなく切り捨てる事が出来る人がいるという事を…私にそのようにされてもいい覚悟があるのなら…私が雇って強くしてあげる…」

 

私はサヨに強めの殺気を込めて言ったけど、怯むことなく「イエヤスと相談したいので少し時間をください…」と声が恐怖で震えそうになるのを堪えて言っていた…

私は「好きにしなさい。後…逃げても追わないから安心して…」とそっけないように言って部屋を離れた…

 

エアが何か言いたそうにしていたけど…何を言うのかは予想で来ていたので「好きに話せばいい」と目で合図をしておいたけど…エア?なんでそんなに嬉しそうな顔するの?

 

部屋を離れてリビングでのんびりしようと思った時に、白面が今回の依頼された調査の件を別の暗殺者に報告していたみたいで…あの貴族一家の暗殺が数日後の夜に執行されるらしい…

白面が言うには帝都の指名手配されている同業者の〈ナイトレイド〉がやるらしい…

私は気になったので白面に聞いてみた。

 

「白面…仲介役の人と会ったのよね?どんな感じだった?」

 

「ふむ…なかなかの手練れだな…初めはノリの軽い小娘かと思ったが我が格上に強いと判断したようでな…少し警戒しておったよ。なぜ偵察のみで終わらせたか疑問に思っておったので、主の気まぐれで生存者を助けたと言ったぐらいか…失敗したわけじゃないので気にしてはいないみたいだったが、その小娘笑っておったが馬鹿にしてる様子ではなかったか。そうそう…主に直接会ってみたいと言っておったな…確かボスであるナジェンダと会ってほしいと言っておったか?」

 

「ナジェンダさんね…確か元帝国将軍であの戦闘狂(エスデス)に離反する時に片腕と片目を失ったって聞いたけど…会ったらスカウトされそうで面倒ね…でも挨拶はしておきたいわね…白面…『近い内に必ず約束する…でも仲間にならない』とその仲介の人に言っておいて」

 

「了解した…それと主…あの小僧と小娘をスカウトするのはいいが…もう一人のタツミという仲間はどうするつもりだ?」

 

「そうねえ…運が良ければ会えると思うけど、あの子達みたいな事になったら終わるわね…白面、悪いけど今日だけ情報収集と今日の分の依頼の実行を一人で頼めるかしら?」

 

「了解した…ゆっくり休んでくれ主。魔導具を持っていくが毒魔針と影界玉を持っていくが許可をしてほしい…」

 

「その二つなら問題ないわね…派手にやり過ぎないでね…」

 

白面は「了解した…派手にはしないさ」と不敵な笑みを浮かべる…でもアンタ、この前〈砲魔神〉使いまくって大惨事寸前になった事もあるので自重してくれるといいんだけど…無理だろうね。

(まあ…犯罪組織のアジト殲滅が目的だったからいいけど…人目が無い山奥で助かったのは言うまでもない)

 

さて、疲れたので寝よう…

 

私は本当に疲れていたのだろう…目が覚めたのは夜の遅い時間だった…

お腹もしたので何か作ろうと台所に行こうとするけど、いい匂いがするのでエア達が何か作ってくれたのだろうと思ってリビングに行くと白面とエア達…そしてイエヤスとサヨがご飯を食べていた。

私が来た事でサヨは警戒をしてきたみたいだけど…警告しすぎたかな?

それに比べて…イエヤス…貴方死にかけてたよね?警戒心もなく次々に料理を食べ尽していってるけど…毒でも盛られてたらどうすんの?

私もお腹が空いていたので席に着いた後にファルとルナが料理を持ってきてくれたけど、やっぱり自分が作った以外の手作り料理っていいわね…この三人を雇ったのは正解だったわ…まあ…料理のレパートリーは少ないけどね。

白面に仕事の事を聞くと「問題ない…他の組織に任せてもよかったかもしれん」と言ったので気にしなかった。

そんな時にサヨが真剣な顔で私に言った…

 

「ホカゲさん…貴方の仕事は…暗殺者と聞きました。なぜ私たちをスカウトするのか…理由を知りたいです」

 

サヨの疑問に思った事は確かだろうね。

あんな所で死にかけてたのに気まぐれで助けただけなんて納得しないだろうし、エアもあの事を話したのなら助けた理由もはっきりしてるけど、私がその考えなおすきっかけを言ってほしいのね…

 

「エアから聞いたのね。それなら先に言っておくわ…理由は簡単、あんな所で優良な人材を死なせたくないから助けて私の同業者としての必要な人材確保…って所かしら…この頃帝国の腐敗政治が酷い事になっているから革命軍の依頼が多くて困っていた所なのよ」

 

「革命軍の依頼が多いって事は、ホカゲさんは革命軍側の暗殺者なのか?」

 

「いえ…私はあくまでフリーの暗殺者、帝国でも革命軍でも、この先世界の害にならないと判断したら仕事を受理しているから、ある意味同業者からは嫌われているわね…私の事を『中途半端なイカレ暗殺者』と言ったバカもいたしね」

 

サヨの問いにも答えた後にイエヤスの疑問にも答えたけど、二人は納得はしていないみたいだった…

沈黙破るように私は本当の目的を言った。

 

「私の目的は『ある人との約束を守る』…コレだけは言っておくけど、私はこの国がどうなろうとも知った事ないわ。ただ平和になってゆっくり旅が出来ればそれでいいの」

 

「その『ある人』って誰ですか?」

 

「それは言えないわ…その約束はその人と世界を旅をする事、私はこの帝国が安定さえしてくれれば、別の皇帝が国治めてても革命軍が治めてても良いと考えているわ」

 

「そうですか…」

 

サヨは少し納得していないようだけど、イエヤスは割り切った様だったので私に雇われた際の仕事の事を聞いてきたけど、暗殺や護衛や侵入調査をやらせるのはまだ早いかな?

 

「悪いけど、今のあなたたちは実力不足ね…危険種と戦うぐらいなら問題はないわ…だけど人間は違うわよ?」

 

二人は疑問に思ったような目で私は見た時、理解したのだろう…

 

「もう二人は出会ってると思うわ…確か『帝都にはバケモノがいる』って」

 

二人は…私をバケモノと認識したようだったけど…イエヤスは冷や汗を掻きながらも慎重に言葉を選んで言った。

 

「その『帝都のバケモノ』に対抗できる力を持った人に強くしてもらえるなら…俺はホカゲさんの話に乗ってもいい…この狂った帝国を住みやすく出来るのであれば…村の皆の為になるなら俺は…なんだってやってやる!!」

 

イエヤスのこの言葉にサヨは明らかに決意に迷っていたみたいだけど、今日では決められないわね…

 

「わかったわ…責任もって強くしてあげるわ…サヨ迷っているなら明日の朝からイエヤスの修行を開始するから、それを見学か参加してみて判断するのもいいと思うわ…」

 

「わかりました…正直ホカゲさんの実力を見て見たいのもあります。数日間お世話になります…」

 

サヨも実力不足だという事は分かっていたから、訓練だけ付き合い私の本質を見極めようとしている所は流石ね…

 

それよりも…明日の訓練どうしようかしら?

 

___________________________________________

 

 

魔導具の説明

 

 解毒丸

 

命が所有する魔導具

毒魔針の毒を唯一消せる丸薬タイプの魔導具

今回は万能の解毒剤として使用可能となっている

      

 毒魔針

 

命が所有する魔道具

指先にはめる爪型の魔導具で傷つけた相手を毒殺させる

解毒方法は解毒丸のみ

 

 砲魔神

 

魔元紗が所有する魔導具

バズーカ型で人の死体をセットして魂を砲弾をする

威力は絶大

弱点は死体が無いとダメな点

 

 




補足しておきます…

ホカゲは前世での両親の確執と知り合いのテロ事件などで、自分を慕う人間は面倒みますが、それ以外はバッサリ切り捨てる性格があります。

イエヤスとサヨは良い人材と見てスカウトしたかったので保護しただけで、この先の訓練で逃げ出すようであればそこまでの人材だったと思っています…
それと三人娘を助けた理由も「雑用出来る人手が欲しい」と思った時に、偶然に拾っただけですが、今は家族のように大切に接しています。
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