しかもそんなに進んでいない…
書きたいエピソードは番外で補足する予定です
(エア達の出会い、タツミがどうなっているか…など)
17/12.7
少し修正しました…
私達は修行の地として危険種の多い森をチョイスしてみたけど一日目は、二人の実力を知りたくて本気で戦ったけど…フルボッコでした…
二人とも連携は良かったんだけどね…
イエヤスが私に
私も手加減せずに殺す気でやると言ったけど…大人げないかな?
イエヤスとサヨが私の元で修行を受けて三日が過ぎたけど…
二人にとっては地獄の日々だったかな?
「まだ三時間しか訓練していないんだから…とっとと起きなさい!!」
私は怒鳴り声をあげていたけど二人は何も話さなかった…
イエヤスは泡拭いて白目むいて気絶…サヨもさっき私の蹴りが急所に当たり痙攣してる…
………アレ?爺ちゃんと同じ訓練やってるんだけど…間違っていたかな?
爺ちゃんの修行はこんな感じだったのを私なりに改良したけどハードだったかな…
そう言えばあの人は転生先で元気でやっているかしら?
実は爺ちゃんの修行中に、飛び入りで他の転生者と共に修行した事があったけど、辛かったけど楽しかったね…
銃と近接戦闘用のブレードを展開する面白い武装を持っていて、彼と修行したのはいい思い出だわ…
あの武装が欲しいと行った時に爺ちゃんからは「特典の一つを変えれば可能にするがどうする?」と言われ断念した事は今でも悔しく思っているわ…
彼も「面白ぇ武器見れてこっちも欲しくなっちまったけど使いこなせそうだな…」と言って苦笑していた。
彼はBランクの転生者で行先も決まっていたので、神様の権限で私と修行する事が許されたみたいだったけど
彼も呼べたらイエヤスとサヨに連携や戦術のいいアドバイスが出来そうよね…一度許可降りるかしら?
ひとまず二人が正気を取り戻すまで待ったけど、向上心と根性はあるみたいで文句も言わず私の訓練に付き合ってくれているのは…自分たちの実力不足と向き合ったからだろう…
この三日の修行、で多分ここら辺の危険種ぐらいなら一人で狩りに行っても生きていけるだろう…
次の段階に進んでいいかしらね…
二人の戦い方を見た時に思った事は、イエヤスは単純な性格な事もあり剣でも拳でも基本に応じた戦術が出来るけど、避けるより攻撃を受けてのカウンターを得意としているので、一撃必殺を狙う変則的な攻撃する相手には相性は最悪ね。
サヨは後方支援が抜群に上手いわね…イエヤスが攻撃してきた時に彼の側頭部に当たらないギリギリを狙っての狙撃は大した目を持っていると感心したけど、格闘戦や剣技は並の兵士よりは上だけど敵に囲まれたら対応は出来なくなるわね…
そんな弱点を二人には克服する為に私は二人に提案を出した。
「二人とも三日前よりも確実に強くなったと思うけど、せめて私に怪我をさせるぐらいにならないとこの先苦労すると思うわ…私が言うのもなんだけど、私より強いと思うのはブドー大将軍ぐらいだと思ってる…同等の実力だと思っているのは…今最強と言われてる女将軍のエスデス…
今の二人の実力は…帝国と革命軍の精鋭部隊であればどうにかなるレベル…ただし二人で連携すればの限定よ…
後、帝具使い…私は戦った事は無いけど、何も出来ずに終わると思うわ…
この先の修行は私の提案なんだけど、私の秘密道具である魔導具を二人に使ってもらうわ…」
「あの…魔導具ってホカゲさんが白面さんに渡していた道具の事ですよね?」
そっか…二人には、まだ詳しく説明していなかったわね…
「ええ…魔導具は扱いによっては今とは比べ物にならない程強くなれる武器だと思ってくれればいいわ」
私は蔵王から魔導具を取り出し始めたけど…二人がドン引きしていた…
体の中から武器が生えてくるように出て来るんだから始めて観たら驚くか…
一応その説明は後にする事にして、イエヤスとサヨに使えそうな魔導具を多めに出して置いて選んでもらった。
二人とも興味津々で選んでいた時に、イエヤスは黒い宝玉をじっと見ていた…それに目を付けるなんて分かっててみてるんじゃないかしら…サヨも宝玉を見ていたけど、なるほどね…だけどある処理をしておけばもっと効率良くなりそうね…
二人とも同じような物を選んでいたので「ケチって選んだんじゃないのか」と口喧嘩しているけど、私は二人の直感は間違っていない事は確かだと思っていた。
私は二人の選んだ魔導具の説明を始める…
「イエヤスが選んだ魔導具は〈鉄丸〉自分の体を鉄のように固く出来る様にする能力があるわ…
攻撃面でも防御面にも優れているのと精神攻撃の耐性もある私的には自分で使おうと思っていた高位ランクの魔導具よ」
イエヤスはすっごい喜んでくれたけど使用法がね…特殊だし…
「イエヤス使用法は…それ飲んで」
イエヤスは私を「何言ってんだアンタ?」みたいな眼で見てるけど使用法は間違っていないので仕方ない…
飲み込んで体内に入れる事で発動するのでこれをしないと意味がない…
恐る恐る飲み込んだイエヤスだったけどまだ発動の効果は見当たらない…
確か原作キャラの土門も結構遅く発動したよね?ほっとけばいいかな?
サヨは少し引き攣った目で私を見ているけど…
「まさか…私のこれも?」
「砕いて食べたいんだったら止めないわ…お腹壊すだけよ」
その言葉にサヨはホッとしているみたいだけど…あの後でこれを食べるんかと思えば、気持ちは分かるけど…使用のランクアップの為ちょっと相談してみようかね?
「サヨの選んだ魔導具は〈式髪〉髪の毛を硬質化させる事が可能で針のように刺して攻撃出るわ…
主に暗殺の時便利ね…後、体のツボをを知っていれば足止めも出来るし応用次第ではかなり使える魔導具だと思うわ」
サヨは、早速髪を数本抜き〈式髪〉を使ってを硬質化して近くの岩に投擲した時に深く刺さっている事に驚いていたサヨだったけど…
「なぁ…この魔導具…使うたびに髪抜いていったら…その内禿げないか?」
イエヤスが疑問そうに言ったけどそうなんだよね…
なので私はサヨに本当の相談をする事にした…
「イエヤスの言う通りだけど、そのまま使うと髪の毛が全部無くなるといけないし…戦闘力も微妙だから、私的にはこの方法をお勧めしたいのよね」
これははっきり言えば、心霊医術で私が蔵王を体内に取り込んでいるのと同じでサヨにも同じことをしようとしたのだ…
これは、自分自身で実験はしているので平気な事は実証しているが、サヨは少し戸惑っているが付け加えで嫌なら後で元に戻す事も出来ると言った時、それで強くなれるならと了承してくれた。
「服は脱がなくていいからじっとしててね…すぐに終わるから」
私は心霊医術で〈式髪〉をサヨの体に取り込ませようとしているけど…サヨ…艶っぽい声出すから何かいけない事しているみたいな気分になるわね…イエヤス…前かがみでこっち見ない!!
取り込みが終了した時に、頬を赤くなっていて可愛らしく思えてしまうので手を出しそうになるけど…イエヤスがガン見してるからそんな気が起きなかったのは幸運よね…私ってそっちの趣味は無いと思ったのだけど…元男のせいかしら?
因みにこの後、イエヤスはサヨに…(見なかった事にしました)
私の直感だけどこの二人は私が予想していたよりも強くなれるかもしれない…私もうかうかしてられないわね。
まずはイエヤスの方だけどもういいかな…
私は適当に拾った鉄棒を蔵王から取り出して殺気を込めて言った。
「イエヤス…今から殺す気で殴りにいくから…〈鉄丸〉を発動させないと死ぬから…殺しちゃったらゴメンネ…」
イエヤスは冗談なのだろうと思っていたみたいだけど、私の目を見て本気だと理解し逃げようとした時にはもう遅い…サヨは止めようにも私の殺気による威圧で動けなかったみたい…私の鉄棒による顔面に直撃は必須の一撃が撃ち込まれそうになった時、イエヤスが額を抑え痛がっているが、私はそれを見て安堵した…
金属同士がぶつかり合うような音が鳴りサヨは、いきなりの事で言葉が出ないのか唖然としているけど、すぐに気を取り直したようでイエヤスの安否を確かめに行こうとしたけど…
「…じぬがとおもっだ…ほがげざん…マジなんだもん…」
涙を流しながら生きていた事を喜んでいるイエヤスがいた…私が殴りつけた鉄棒は顔面に叩きつけられた形に曲がっていたけど…ここまで固くなるなんて…実験しちゃってごめんね…
本来の肌の色が変わっていて日焼けしたようになっているけど、額に鉄の文字が浮かんでいたのでどうやら無事に発動出来ていたみたいだ。
「ごめんね…このぐらいの気持ちじゃないと発動しないと思ったから…でも、それが〈鉄丸〉の効果よ。
言っとくけど手加減なしの殺す気の一撃を全くの無害にしたのだから…適性はかなり高かったと思うわ」
その言葉にイエヤスは歓喜したのか、調子に乗って行動か木や大きな岩を拳で壊し始めていたけどお灸をすえておかないといけないかしらね…
「…それと発動出来たからって調子に乗らない事…弱点があるとすれば発動時間が制限があること…あとね、いくら鉄のように固くなっても傷は出来る…その事を頭に入れとかないと死ぬわよ…」
「だってホカゲさん…発動時間はともかく…傷つけられた程度で死ぬ事なんて…」
「そこが貴方の命取りよ…帝具使いを忘れたの?」
私が言った言葉にイエヤスは黙ってしまう…自分がいかに調子に乗っていたのかが分かり反省している顔だ…
イエヤスはこういう点は良い所だからまだ強くなれると思うのよね…
「でも、安心してもいいわ…私がその〈鉄丸〉の弱点となる帝具は…革命軍の暗殺者が持っているから問題ないと思うわ…ただ敵対する事になったら注意する事…かな?」
私が警戒していた帝具は二つ…
〔一斬必殺 村雨〕と〔万物両断(ばんぶつりょうだん)エクスタス〕の二つの帝具が障害になると思っていたけど、村雨は帝都の養成機関で暗殺者として育てられた少女アカメが所持して、今は革命軍の暗殺部隊であるナイトレイドに所属しており…実は私とは顔見知りでもある。
仮面で素顔は知られていないけどオネストの命令で襲ってきた一人で、仲間を含めて全員相手してあげたのはいい思い出だわ…色々事情があったみたいで、妹のクロメとはすごく仲の良いのに、一緒にいないのが不思議だけど、村雨を所持してるのは何らかの理由でゴズキを殺したのは間違いないわね…
離反した理由と関係あると思うけど、全て終わったら旅に誘ってみようかしら?楽しそうだし…
エクスタスも確かナイトレイドの誰かが使っていると帝国軍にいた頃に聞いたけど…
恐らく万物両断の名の通りなんでも切り裂く刃の帝具と見ているのだけど、実物を見た訳でもないので予想でしかない…鉄でも切れるなら発動してもバッサリ切られてあの世行きなんて最悪よね…
「以前、臣具に桐一文字と言う刀があったのだけど…それは切りつけた傷が治癒不能になる効果があったわ。
私が襲われた時、かすり傷でも治癒の能力で傷は無くならなかったから自分でかすり傷の部分をむしり取って治療したらどうにかなったけど、帝具使いはそれを上回るものだと自覚しなさい…」
「ホカゲさん…忠告ありがとうございます…ですけど…治療でむしり取ったって…」
二人は何故かドン引きしてるけどなんで?
「サヨも注意して…貴方は今、髪の毛を自在に操る事が出来る…工夫次第では帝具使いにも匹敵するほどに成長する事も出来るわ…
でも、硬質化させた髪でも剣の達人クラスでもなれば、硬質化した髪での攻撃を切り刻まれて追い詰められてやられる事もあるから、式髪の効果が只の飾りとしての効果しかならない事も注意して…」
サヨは私の忠告を真剣に聞いてくれるけど、イエヤス程の心配はないわね…真面目でしっかり者だしね。
さてと…訓練を始めましょうか…
サヨは自分の能力の確認をしていて、イエヤスもサヨと相談した作戦に自信があるのだろうか?すっごく何か悪だくみをしている顔でそれが泣き声になるのは時間の問題かな…調子に乗ってるとロクな事が無い事を体に叩き込んでおかないとね…
模擬戦が始まり、イエヤスがまたいつものように私に
サヨもどこからか分からないけど弓でイエヤスを援護してるので、さっきの戦術のままで私に挑んで来てるけど…何か企んでいるわね…
その違和感は的中する…
サヨの放つ矢が数本私の服に掠っているからだ…
イエヤスと接近戦をしながらサヨの放つ矢を躱しているが…サヨは何か細工をしていたみたいだったが、暫くするうちにわかった…
「サヨ!!凄いじゃない!!まさか〈式髪〉で弓を使うなんて…」
サヨは私が褒めた事に笑みを浮かべていたに違いない…イエヤスも得意げに笑っているけど私には一撃にも入ってはいないが…今まで掠り傷一つ負わせられなかったのだから、嬉しいに決まってるわよね…私も爺ちゃんの修行の時も同じだしね…
でも私は
「ホカゲさん!!一本取らせてもらうぜ!!」
イエヤスは〈鉄丸〉を発動させて蹴りによるダメージを無かった事にしたのだ…
でも甘いわね…〈鉄丸〉の弱点は他にもあるのに…
私は拳ではなく掌での攻撃に切り替える…
イエヤスも少し油断していたのか胸に一度くらった後に表情を変え私の攻撃を全て躱すか捌き始めた…
掌での攻撃…手のひらを使った攻撃は、当たった時の衝撃を効率良く与える事が出来るがその中で爺ちゃんから教わった技がある…
「この『鎧崩し』は名の通り鎧を着た兵士を素手で倒す事を目的にした技よ…技を当てた相手の表面に衝撃を伝え破壊する技…一発でも良く耐えられたわね…感心したわ…」
「規格外すぎるだろ!!全く…サヨ奥の手行くぞ!!」
イエヤスが私から距離をとった時…なぜなの?〈鉄丸〉を一度解除した?
サヨが髪を束ねて大きな拳のようにした…私はサヨを無力化する為に、跳躍した時自分の判断を間違えていた事に気が付いたのだ…
イエヤスが考えなしの突撃をしようとした時…私はイエヤスの足に巻き付いたサヨの髪の毛に気がついていなかったのだ…
私の蹴りをまともにくらっているが、不気味な笑みを浮かべていた。
二人がやろうとした事は…
「イエヤス!!〈鉄丸〉発動!!ホカゲさんコレが私の奥の手です!!」
私は考えなしにイエヤスを蹴った事の加速と〈鉄丸〉を発動させサヨは〈式髪〉で伸ばし硬質化させた髪でイエヤスを振り回し私にぶつけたのだ…
その結果は言うまでもなく、見事私はふっ飛ばされたけど…体が頑丈だったのは幸いだったわ…本当だったら使わないと思っていたのに…〈石冑〉使っちゃたじゃない!!
でも、たった数時間でここまで使いこなせるなんて…特にイエヤスは〈鉄丸〉を使いこなしてる…短期間に発動時間の調整出来るなんて大したものね…
二人ともすっごくはしゃいで喜んでいて、どうやら今日から訓練は無いと思っているみたいだけど…ちょっとイラついたので…
「二人とも凄いわね…私に一撃しかも致命的なものだったから合格ね……第一試験の訓練が」
二人とも両手を繋いだまま壊れたブリキ人形みたいに私の方へ向いてみた後に…
「へ?第一試験?」
「え…これで修行って終わりじゃ?」
私はすっごく良い笑顔でこう言った。
「今度は私と一対一での訓練になるわよ…みっちりしごいてあげるから覚悟してね…魔導具あってここまで強くなれたんだし…覚悟しなさい」
私が訓練を始めると言った時に二人の悲鳴が響き渡った…
その後…二人はこの後の事をこう語っている…
「もうこの人の特訓は嫌だ…本当の化け物は此処に居た…」と…
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魔導具の説明
鉄丸
石島土門が所有する魔導具
体を鉄のように固く出来る様にする能力を持ち
防御系では最高クラス
弱点は、体重の増加(鉄の塊になる為)と制限時間がある事
わかりやすく言えば…〇クエのアスト〇ンの状態で動ける…(雑な説明ですいません)
石冑
石王の所有する魔導具で宝玉タイプ
周囲の石を集め自分の鎧として纏う事が出来る。
イエヤスとサヨの扱う魔導具は初めから決定してました。
戦闘描写が雑ですいません…
あと鉄の塊をぶん回してサヨの首が負担で折れるなんてツッコミは無しでお願いします…
ネタバレですが、この二人には後、もう一つ魔導具を使う事になります…
本編キャラも扱う魔導具は大体決定していますが…迷っているキャラもいます。
追加補足…ブドーと戦った事はありますが帝具は無しの模擬戦で戦っていたので事実上は戦った事はありません