機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ~悪魔と英雄の交響曲~   作:シュトレンベルク

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厄祭戦・13②

「モビルスーツ隊!五番から十番小隊は船の直衛に着け!十二番中隊は俺の援護!ミカエルは俺が抑えるから、周囲のプルーマどもを一掃しろ!」

 

『了解!』

 

 眠りから目覚めたミカエルは相当な資源を抱えていたのか、大量のプルーマを生み出していた。というよりは、ミカエルは月の中で眠りながらただプルーマ製造機として稼働していた可能性がある。プルーマ製造機はエイハブ・リアクターを必要とはしないから、気付かなかった可能性がある。動かしていたとしても、周囲にコロニーがない時に動かしていたんだろう。

 ミカエルが厄祭戦開始時から月の中で眠っていたと仮定した場合、生み出されたプルーマの総数はモビルアーマーの集団がいる場所にいるプルーマよりも格段に多い。この量のプルーマの相手をしている余裕はさしものシリウスにもなかった。しかし、月のある位置がまずかった。地球が背後にある状態ではダインスレイブは打てない。

 そもそも決戦兵装とは、モビルアーマーに決定打を与える事を前提に作られた兵器だ。それゆえに威力に関しては、現存するありとあらゆる兵器を凌駕する。一発だけでも地形を変形させるぐらいは余裕なほどの威力を出してしまう。そんな兵器が地球に落ちてしまえば、被害は甚大な物となってしまう。人が巻き込まれてしまえば、それは本末転倒という物だ。

 

 だからこそ、少なくとも月の軌道が地球の背後から離れるまで決戦兵装は使えない。ガンダムにモビルアーマー隊への対処を任せた以上、シリウスは一人でミカエルと対峙しなければならない。ルシフェルもそうだが、上位のモビルアーマーは突出したパイロットがガンダムに全身を売り払う覚悟挑まなければ勝てない。

 戦争は数で勝負する物かもしれないが、モビルアーマー戦は質で勝負しなくてはならない。たとえ、万の軍勢がいたとしても上位のモビルアーマーには勝てない場合がある。事実、これまで《セラフ》が発見されてこなかったのは、発見した兵士たちが皆殺しにされているからだ。それほどに上位のモビルアーマーの戦闘能力は常軌を逸している。

 

「二番から五番艦は八十度回頭!砲撃にてモビルスーツ隊の動きを援護せよ!残りの艦隊はモビルスーツ隊が抜けた穴を保持せよ!ミョルニルを用いてプルーマどもを薙ぎ払いなさい!」

 

「アレを使用なさるのですか!?」

 

「はい。この戦場で我々が優位な状態で進めるためには、プルーマは率先して叩く必要があります。しかし、モビルスーツ隊が抜けた穴はあまりにも大きい。それを保持するためには、ミョルニルを使い殲滅する必要があります」

 

「……了解!」

 

 ミョルニル――――それは艦隊専用の決戦兵装であり、この戦争以後総て廃棄された禁忌兵器の一つである。原理としてはダインスレイブと同じ電磁投射砲――――即ち、レールガンと同じである。しかし、ダインスレイブに使用されているそれとは、明らかに規模が異なっている。この実験はとある放棄されていたデブリ帯で行われたが、一発をデブリ帯に放つと――――デブリ帯に浮かんでいるデブリの内、約半分が消滅した(・・・・・・・・)

 この報告を受けたシリウスはこの戦場でのみの使用を決断し、それ以降は完全に廃棄することを決定した。そもそも、決戦兵装(禁忌兵器)は対モビルアーマー専用である。人に向かって使う事など想定していないのだ。それほどまでに強力な兵器故に、決戦の行く末を決定する兵装という名前を付けられたのだから。

 

「ミョルニルの準備、完了いたしました!」

 

「射線上にいるモビルスーツ隊を退避させなさい!この兵器は余波だけでもモビルスーツを破壊出来ます!細心の注意を払いなさい!」

 

「……モビルスーツ隊の退避、完了しました!」

 

「………………ミョルニル、発射!」

 

 この時放たれたミョルニルは計十発。あまりにも威力が大きすぎたため、シリウスが十隻にのみ設置することを了承したためだ。しかも、一発こっきりで発射後は勝手にパージされるほどの念の入れよう。しかし、その後の光景を見た者たちはシリウスの判断が正しい物である事を理解した。

 数千、或いは万をいったかもしれないプルーマがたった十発の砲撃で、完全に消滅したのだ(・・・・・・・・・)。その中にはモビルアーマーも数機ほど紛れており、紛れていたモビルアーマーたちも紙屑同然に消し飛んだ。それは決して人に向かって撃って良い物ではない。

 

 これだけの兵器を使用した艦隊も負担は大きかった。使った反動で艦隊の様々な箇所で故障が起きていた。中には航行させる事すら難しい状態に陥っていた。すぐさま、整備班を向かわせたがそれでも復旧には時間がかかる。そして更なる問題として、一発使っただけでエイハブ・リアクターのエネルギーのほとんどを食い潰した事だ。

 モビルスーツでも使えるように小型化した物ですら、様々な問題が存在するのだ。それが巨大化すれば、更に問題は生まれてくるのは当然だ。少なくとも、暫くの間は整備に時間を使わなければならなくなる。ジャンヌがここにいても、仕事はないに等しい。そう判断したジャンヌは副官にその場を任せ、モビルスーツデッキに向かった。

 

「整備長!ヘルヴォルの準備は出来ていますか?」

 

「ジャンヌの嬢ちゃんか!ヘルヴォルの整備は終わってるが、戦場に出るのか?」

 

「はい。この艦に残っていても、私の仕事はありませんから。兵士たちの指揮をするだけなら、モビルスーツを操縦しながらでも出来ます!」

 

「……分かった。寝覚めが悪いから死んでくれるなよ!」

 

「当然です。シリウスと約束しましたから。私は絶対に死にませんよ。あの人や娘と一緒にこれからの人生を歩いて行くんです!」

 

「よく言った!この戦争が終わったらパーティーが待ってんだからな!主賓が抜けるなんて、俺らは絶対に赦さないからな!」

 

「……分かりました。ジャンヌ・ダルク、ヘルヴォル・ゼラニウム行きます!」

 

 戦場に聖女が現れ、兵士たちの士気が見るからに向上した。一般兵士の部隊には火星支部の人間が多いため、革命の乙女として崇められたジャンヌは彼らにとってはアイドルのような存在だったためだ。彼女を守るためなら、彼らは喜んで命を捧げるだろう。

 

「モビルスーツ隊、隊列を整え私の機体の許に集いなさい!残りのモビルアーマーの対処に当たります!」

 

『了解!』

 

 ジャンヌは月を一瞥すると、すぐさま戦線に参加した。シリウスにまた後で、と言った以上は今は会うべきではないと判断したからだ。

 月の方ではモビルアーマー最強を誇るミカエルとギャラルホルン最優を誇るジークフリートの一騎打ちが続けられていた。ミカエルのワイヤーソードを捌きつつ、ビットと名付けられた有線式ビーム単射砲を躱していく。ジークフリートの出力をシリウスの耐えられる限界まで上げての戦闘はギリギリの綱渡り状態だった。

 ミカエルはシリウスだけでなく、モビルスーツ隊の方に注意を向けられるだけの余裕を残している。それが分かっているからこそ、シリウスはこの戦闘で己の機械に頼らない反応速度と驚異的な事に操縦技術をトライ&エラーを繰り返す事で上昇させていた。事実、ジークフリートの動きは秒単位で上昇していた。

 

 バスタードソードの中に収納されていた太刀を取り出し、ワイヤーソードのワイヤー部分を切り裂いた。これはテイワズに特注した太刀であり、その斬れ味はγナノラミネートソードに匹敵する。つまり、事実上では斬れない物は存在しない事になっている。かつて、テイワズを訪れた際に使い方を聞いておいてよかったとシリウスは思っていた。

 そんな成長し続ける怪物に対して、ミカエルは脅威度を更新した。数機のビットをモビルスーツ隊の権勢に使用しつつ、残りの大半をジークフリートに向けた。この敵はこの場で潰さなければならないと、ミカエルが判断したのだ。その選択はシリウスにとって歓迎するべき事であり、同時に歓迎すべからぬ事でもあった。

 何故なら、シリウスに注意を向けられるという事はそれだけシリウスの負担が上昇するという事でもあるからだ。モビルスーツ隊とシリウス両方に注意を向けられていたからこそ、シリウスは何とか踏みとどまっていられたのだ。それがシリウスにだけ注意を向けられるような事になれば、シリウスの負担は急激に増加する。

 

「ああ、そうだ。俺たちと戦ってるって言うのによそ見なんかしてんじゃねぇ!俺たちを見ろぉぉぉぉぉぉっ!」

 

 片手に太刀を、片手に剣を。英雄とその操縦者は天使長を相手に不退転の覚悟で挑んでいた。絶対に目の前を殺しきってみせると、シリウスは誓ったのだ。自分が斃されれば、その猛威は他の兵士たちに――――ジャンヌに向く。それだけは、絶対に赦す訳にはいかないのだ。

 愛した女だけはこの身を引き換えにしてでも守る――――それがシリウスの覚悟なのだから。その覚悟に英雄は応える。元より、英雄とは誰かを守るために偉業を成し遂げるモノだ。天使長?最強のモビルアーマー?上等だとも。世界の敵を前にして逃げるモノが英雄などであるものか。

 

 故に、彼らは決して止まらない。目の前にある難業を踏破するつもりでいるのだ。ミカエルという、モビルアーマーが誇る最強を打ち倒そうと考えている。そんな事を考える事ができる者が他にいるとすれば、それはアグニカくらいの物だろう。

 絶対に、負ける事など赦さないし認めない。シリウスとアグニカからすれば、勝つなどという事は当たり前の話でしかないのだ。勝った上でどうするのかを考えるのがシリウスであり、勝つ事を至上の目的とするのがアグニカなのだ。だからこそ、シリウスはアグニカに負けた。勝った後の事を考えない無茶苦茶な人間だったからこそ、シリウスはアグニカ・カイエルという人間を読み違えたのだから。そのアグニカと言うと――――

 

「おらおら、どうしたぁ!?こんな物か、テメェの力はよぉ!《セラフ》だなんて大仰な名前を名乗りやがって恥ずかしくねぇのかぁ!?」

 

 向かってきたモビルアーマーを鱠切りにし、ラファエルを蹂躙していた。ラファエルは取りつけられた武装の尽くを斬り潰され、文字通り手も足も出ない状態に追い込まれた。最終的に翼と腕の両方を切り取られ、残された頭部をバエルソードに貫かれて機能を停止した。

 ラファエルを踏みつけながら、バエルが咆哮する。この程度では満足できないと、もっと良質な獲物はいないのかと、もっと喰い応えのある敵はいないのかと、そう叫んでいる。その咆哮に反応したかのように、バエルの前に一体のモビルアーマーが現れた。

 

 神話において、楽園を焼き払った天使であり破壊天使の異名を持つ天使――――ウリエルである。我々を侮るのは赦さないと言わんばかりの気配に、アグニカは笑みを浮かべる。あぁ、やっと戦いがいのある敵が来てくれたと、心底喜んでいた。

 

「なぁ、お前強いんだろう?この場にいる誰よりも!もしそうじゃないって言うんなら――――疾く俺たちの餌になれよ、クソ天使が!」

 

 そうしてアグニカは更なる一歩を踏み込んだ。人が足を踏み入れてはならない極致へ、シリウスが内心で危惧していた領域へ、アグニカはついに足を踏み入れてしまった。即ち、ガンダムとパイロットの合一化。今この瞬間から、バエルはアグニカでありアグニカはバエルとなった。最早溶け合った魂は元には戻らない。

 しかし、アグニカはそれを喜んで受け入れた。目の前の敵を殺しきる力が手に入るのなら、それは歓迎するべき事なのだから。そして、そんなアグニカだからこそバエルは共にあることを了承したのだ。力のためならどんな物であっても捨てる事のできる人間だから――――バエルとアグニカの契約は成立したのだ。

 

「もっと、もっとだバエル!こいつを殺しきるにはこれだけあってもまだ足りないぞ!俺たちの持てる全力でなければ、こいつは殺せない!最早、俺とお前は一蓮托生なんだろう?だったら――――お前の総てを俺に寄越せよ」

 

 アグニカの言葉にバエルが反応する。アグニカの眼がバエルと同じ赤色に染まった。それはアグニカとバエルが本格的に同じ存在となり始めている証拠でもあった。アグニカからすれば、最早レバーなど握る必要すらない。何故なら、アグニカこそがバエルなのだから――――

 

「遅い。遅い遅い遅い遅い!なんだ、テメェその様は!その程度で俺に勝てると思ってんのか!?舐めんじゃねぇ!」

 

 ウリエルはバエルに蹂躙されそうになるが、ウリエルがリアクターの出力を上げることで五分の勝負に戻された。ウリエルが使ったのは、ガンダム・フレームに搭載されているリミッター解除と同じ物だった。ただでさえ強力なモビルアーマーがリミッター解除した事で、さらに強力になった。それでもアグニカは笑みを浮かべ、歓迎した。

 

「そうだ。俺の相手を使用って言うんだから、それぐらいは当然してくるだろうな!いいや、してもらわなきゃ戦いがないってもんだ!」

 

 こうしてアグニカはどんどん人から離れていく。鉄の悪魔にその身を捧げ、ガンダムと一体化を為したただ一人の人間として、アグニカ・カイエルは歴史にその名を刻んだ。悪魔と混じり過ぎればどうなるかを、アグニカ・カイエルは己が身で立証してみせたのだ。

 古今東西、悪魔に身を捧げ過ぎれば待っている物は破滅しかないという事を、シリウスは知っていた。アグニカはきっとその一線を軽々と超えるだろう事を。その果てがいかなる物かを。それでも、シリウスはアグニカの願いを叶えた。何故なら、シリウスは隣人としてアグニカを見続けてきたのだから。

 

「そうだよな。お前はきっとそうすると思っていた。力を求める権化であるお前なら、バエルと融合する事を躊躇わないと。それでも、お前が望む願いを俺が叶えてやる。敗者は勝者に従うものだ。そして、この俺が唯一負けた事を認めたのだから――――お前には常に勝者でいて貰わなくては困るんだよ」

 

 最優ゆえに最強の思考を理解していた。勝利する事が至上の命題であるアグニカを勝利させる事は、勝利した後の事を考えるシリウスにとっては当然の事だ。アグニカは一騎当万に値する最強ならば、シリウスは最強を支え最強の齎した勝利を最大限に利用する最優となる道を選んだ。

 アグニカの隣に立ち続けるとはそういう事だ。同格の存在であり続けるという事は生中な事ではない。凡人がどれだけ努力を重ねても届かず、秀才が幾万もの努力を積み上げても掠らず、天才が幾千もの努力をしても触れられない。天災と呼ばれる領域に立つ天才が幾億もの努力をする事で、ようやく隣に立てる存在――――それこそが、アグニカ・カイエルなのだ。

 

「さて、俺もうかうかはしていられないな……」

 

 所々の装甲が壊れ、剥き出しの状態になっているジークフリートの前には二体のモビルアーマーが、ミカエルとガブリエルが立ちはだかっていた。ミカエルはワイヤーブレードやビットの尽くを両断されているが、ほぼ無傷の状態。ガブリエルに至っては何の損傷もない状態なのだ。

 まさしく、絶望という言葉こそが相応しい状況だった。しかし、英雄の顔は絶望はおろか苦悶の表情すら浮かんではいなかった。それどころか、その頭の中ではどうやってこの二体のモビルアーマーを殺すかしか頭の中にはなかった。何故なら、これは絶望であると同時にチャンスでもあるからだ。

 

「真の絶望とは、希望を知るからこそ生まれる物……故に真の希望とは真の絶望の果てにある物とはよく言ったものだ!確かに、その通りだ!」

 

 《セラフ》と名付けられた二体の最上級モビルアーマー。それがほぼ無傷に近い状態で向かい合っている。確かに、それは絶望だ。本来であれば、勝てるなどとは到底思わない存在だ。しかし、シリウス・ダルクにとってはチャンスでもあった。何故なら、こいつらを斃せば間違いなくこの戦況は揺るぎない物になる。

 モビルアーマーを一挙に殲滅させる事が出来るようになる。そうなれば、間違いなく人間側の勝利に違いない。そして、ジークフリートの前に立ちはだかるという事は勝利するかしないかの次元ではなくなる。勝利しなければならないのだ(・・・・・・・・・・・・・)。大切な女を守るために、シリウスは戦っているのだから。

 

「来いよ、クソ天使ども(悪竜)。英雄に仇名すもの、そして無益な殺人を繰り返す化け物は英雄に敗れるが定めだろうが!」

 

 英雄譚に当てはめるのなら、人に害為す者たちは英雄に敗れる物だ。光り輝く英雄の餌食になるのが、悪の化け物たちの役割だ。その理屈で言えば、シリウスの言葉も間違ってはいない。しかし、そんな言葉に唯々諾々と従うようなら、この二機は世界最凶のモビルアーマーなどとは呼ばれていない。

 天使長と預言天使は咆哮する。目の前にいる最優を潰し、しかる後に最強を下す。不遜なる人間たちに己が神の威光を示さんがために、 最優と謳われた英雄の死が必要なのだ。希望の星たる英雄を殺し、象徴たる悪魔の王を殺し、完膚なきまでに人間たちの心をへし折り、約束された楽園をこの世に齎すのだ。

 

「さぁ、最終戦争だ。どちらが黙示録の鐘を鳴らすのか……いや、黄昏を知らせる角笛を吹かせるのか、勝負といこうじゃないか!」

 

 シリウスの宣誓に対し、ミカエルとガブリエルは真っ向から迎え撃つ。元より、彼らは神の使徒たる名前を受けた者。神の使徒たるならば、いかなる相手であろうとも圧倒的な力を持って真正面から叩き潰す。何故なら、神とは絶対の存在なのだから。高々英雄如きに負ける物かと、高位の天使は吼えている。

 しかし、それは英雄とて同じ事。自らの出自は神を救うために生み出された物。神に手を加えられた事で生まれた命であるジークフリート。戦神によりこの世に生まれ落ちた英雄が、高々神の使徒に負ける筈がない。守るべき物がある英雄はその真価を発揮するのだ。

 

 最強と最優、それぞれの天使と悪魔がぶつかり合う。お互いに自らの力を立証するために、全力を尽くして戦う。この戦いこそが、愛しき人々を守る悪魔と神の愛する楽園をこの世に齎す天使の代表決戦となるのだった。

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