レプリカの行進   作:ソーミア

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またシリーズ増えて申し訳ないです
書きたいものを書きたいだけ書くだけなので後先考えてないです・・・


プロローグ

初めて見た光景は白衣の着た大人たちが喜んでいる光景だった

白衣の人たちは口々に成功だ!これでやっと・・・などと言っていた

その時は自分がどういった存在なのかもわからなかったし

なんで喜んでいるかも理解できなかった

ただある時気づいてしまった

自分が作られた人間だってことに

 

 

「では01、テストがあるまでこの部屋で待っててください」

 

「うんわかった」

 

01と言われているのが僕だ。この頃にはまだ名前がなかった

まだ僕が研究所にいて小さかった時身体検査と言われてと呼ばれて毎日テストを受けていた

待合室は子ども部屋のようになっていて可愛らしい部屋だったと記憶している。あまり子どもに悟られたくなかったんだと思う

僕は何気なくテレビをつけてみるとそこで自分を変える運命的な出会いをした。

やっていたのは子ども向け特撮番組。正義のヒーローが悪を倒すというものだった。僕はその時純粋にこう思った

 

「かっこいい・・・」

 

その番組が終わると丁度白衣の大人が僕を呼びに来た

 

「準備ができましたのでついて来たください」

 

無機質で感情のこもってるかわからない声で僕を誘導する

これが普通なんだと思ってたし僕も何も感じることはなかった

けど、その日のテストはちょっと違った

いつもは身体を動かしたり体力テストをしたり簡単なものだったけど

今日は広い部屋に通されて目の前にはロボットが用意されていた

 

「01君にはこれに乗ってもらう」

 

「わかった・・・どうやって乗ればいいの?」

 

「触れるだけで大丈夫だ。君にそれが乗れるならあとはわかるだろう」

 

とりあえず触ればわかると言われたので触ってみることにする

そのロボットに触れた瞬間に光り輝く

それと同時に頭の中に色々な情報が入り込んでくる

これはISと呼ばれるもので本来女性にしか扱えないもの

どうすればこれを乗りこなせられるのかも全て理解した

 

「適正はAか・・・ふむ、では今からそいつを使って戦ってもらう」

 

そう言うともう一体の少女が乗っているISが姿を表す

 

「では、始めてくれ」

 

合図と同時に敵は攻撃を仕掛けてくる

なんだろう、すごい落ち着く。この機械が自分の体の一部だったかのように感じる。失くしていたパーツがハマった感じ

相手の射撃攻撃を無駄な動作なくギリギリで避ける

あまり時間をかけるのもあれなので接近戦で一瞬で片をつける事にした。ブーストを溜めて一気に接近する

相手も攻撃を仕掛けてくるのでブーストを使い変則的な軌道で近づく

そして、肩に装備してある短剣で相手のエネルギーシールドを全て持っていくことに成功した

 

「適正が急激に上がった!?これは我々の奇跡の一歩かもしれんぞ」

 

白衣は興奮気味に観覧席で声をあげていた

とりあえず僕はそんなことどうでもいいから寝たかった

 

「もう行ってもいいかな」

 

「あぁ、すまないな。もう行っても大丈夫だゆっくり休んでくれ」

 

部屋に帰って寝よう・・・いや、先にシャワー浴びようかな

なんて色々考えて部屋に向かった・・・結局部屋に入った瞬間横になったんだけどね

 

そして、いつもは目覚めない時間に目を覚ました

汗がベトベトして気持ち悪かったのもあるし早い時間に寝すぎたって言うのもあるのかもしれない

シャワーを浴びに部屋を出て浴室に向かっていく途中に研究員達の話し声が聞こえたので少し部屋を覗いてみることにした

この選択が間違いだったのか正解だったのかどうか今思えばわからないけど・・・

 

部屋では白衣が二人とさっき戦った少女が話していた

少女はガラス張りの部屋で縛られひどく怯えており、対照的に研究員は何も感じていない冷淡な様子だった

 

「使えない道具に用はない」

 

「や、やめて!!やめてえぇぇええ!!」

 

白衣が手元のボタンを押すと部屋の四隅にあったレーザーが発射された。残ったのは蜂の巣になった少女と真っ赤に染まった部屋だけだった・・・なんでだろうこんな光景を見ても冷静でいられる自分が一番怖かった

僕はそのまま浴室に向かう足を別の場所に向ける

研究室の電子ロックを部屋にあったPCでハッキングをかけて解除する

セキュリティがほぼ皆無になったこの場所を探索する

色々探し回っていると資料を見つけた

自分がなんのために作られた人間なのか

まとめるとISを使える男を作ること

男が使える兵器を作るのではなく兵器を使える男を作ると言う発想らしい

それの第一の成功が僕・・・ということだ

 

「なるほどね・・・」

 

その時に何か壊れた・・・いや、らしさを手に入れたって言えばいいのかな

こいつらが自由に生きるなら僕も自由に生きてやろう!って吹っ切れた。

 

「本当に強いのは・・・人の想いか」

 

今朝見たヒーロー番組のセリフを思い出す

僕はこの時初めて笑ったと思う

 

「じゃ!始めようか正義の行進を」

 

僕はその日ISを持ち出し研究所を壊滅させて抜け出した




ちなみに主人公の名前は「はじめ」と言います
誰か元ネタわかる人いるかな?性格全然違うけど・・・
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