僕のヒーローアカデミア PLUS ウルトラマン   作:リューイ

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初めての書いたものなのでつたない作品ですが完結できるように頑張っていきます。
なので宜しくお願い致します。


第1話 プロローグ

 この世界の始まりは中国軽慶市、発光する赤子が生まれたというニュースだった。以降各地で超常は次々と発見され、原因も判然としないまま時は流れ、総人口の約八割が何らかの特異体質、個性をもつ超人世界となった、混乱渦巻く世の中、誰もがまち望んでいたヒーローが一人また一人と現れるようになった現在、そこにまた一人新たな超人が生まれた。

 

 そうウルトラマンがこの世界に生まれたのだ。

 

 彼が生まれたその時すでに彼はウルトラマンだった。銀と赤の体色、胸の真ん中には青く輝く宝玉カラータイマー、頭には小さな宝玉のように見えるビームランプ、そしてトサカの様なものと角が生えていた。そのあまりにも常人とはかけ離れた姿はウルトラマンを知らぬ者からすれば鬼のようにも見える。

 

 その姿に彼の両親はとても驚いている様子だったが、それでも彼の父は、妻を労い子供の誕生を喜んでいた。彼の母は出産で憔悴しきった体を起こし彼を見て涙ながらに夫の言葉にこたえ微笑んでいる。彼を取り上げた医者は心臓が動いていることは確認できたが性別もわからず泣きもしない奇妙な赤ん坊に困惑しつつ夫婦に祝いの言葉を述べていた。

 

 彼はこの世界では異形型の個性を持って生まれた子供として家族や周りの人々に祝福され生まれてきた。

 

 異形型の子供にも慣れている医者にも性別がわからなかったので彼には男の子でも女の子でいいようにどちらでも違和感のないような名前が付けられた。

 

 彼は、東田 信(とうだ まこと)と名付けられた。

 

 信の両親にとって彼は手のかからないとても育てにくい子供だった。信はウルトラマンである、それ故に普通の食事を必要としなかったし排泄の世話もまったく必要としなかった。それだけならばそういった個性の子供であるとこの超人世界なら済まされていた。

 

 だが彼はそれだけではなかった。信は生まれながらにして自らがウルトラマンとして転生したことを理解していた。理解するだけの知能と人格を備えていたのだ。だがそんな信にも生まれる以前の自らに関する記憶だけはなかった。

 

 だから信はできるだけ詳しく自身のおかれている状況を知るために周りにあった本やテレビといったものから情報を集めた。こうして生まれてから泣きもせず、食事もせず、ただ本やテレビを眺め続ける奇妙な子供の出来上がったというわけだ。

 

 これには信の両親は大いに心配していたが、信も三年ほどしてようやく自分の置かれている状況をおぼろげながらに理解し周りの人間に馴染む為、ウルトラセブンが諸星ダンへと変身していたように信も普通の人間の姿に変身し、普通の人間と同じように暮らすようになった。

 

 これに信の両親はとても喜んだ。信の変身した姿は両親に似ていたし、コミュニケーションすらままならなかった親子関係が一気に改善し今では普通の家族のようにすごせているからだろう。

 

 それからは信が二匹の犬をペットとして飼ったり、信の両親の親友の八百万家の娘を紹介されたり様々なことがあり信も順調に成長していった。

 

 そしてやがて信も同世代の少年少女と同様にヒーローになることを志すようになった。

 

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