ダークシンクロを使うデュエリストと戦ってから約30分後の午後6時30分。ようやく俺と烏は鮫島校長のいる校長室に着いた。本来ならもうちょっと早く着くはずだったのだが、レッド寮の辺りから俺は烏におぶってもらいながらここまで来たのでかなり時間がかかった。烏も既にバテバテ。
「ぜえ・・・はあ・・・ぜえ。もうだめだ、もう当分動けない」
「烏、本当にありがと。こっからは俺も歩くわ」
改めて烏に礼を言ってから俺は地面に足をつけた。
「ここは既にゴール目の前だ・・・」
「そうだけどさ。とりあえず入ろうぜ」
俺たちは校長室の扉を開けて中に入った。
「あっ、嵐くんと烏くん。二人も呼ばれてたんだ」
「だとしたらお前ら遅すぎだぞ。今まで何してたんだ!」
「おお嵐に烏。お前ら遅かったな」
「呼ばれてた残りの2人ってお前達だったんだな」
「嵐!どうしたのじゃその怪我は!?烏もぐったりしておるし!」
校長室には俺と烏以外に両儀兄弟に佐助、それに十代さんとヨハンさんがいた。
ちなみに佐助よ。烏のぐったりの原因は俺だ。
「どうやら皆さん揃ったようですね」
そう言いながら部屋の奥からデュエルアカデミア校長の鮫島校長が現れた。
「校長、俺たちに一体何の用ですか?」
呼ばれた側で一番最初に口を開いたのは祭の兄貴の影月だった。なんだか怒ってるみたいだけど、何かあったのだろうか?
「そうでしたね。実はこの島に闇のデュエリスト集団が現れたのです」
「「「闇のデュエリスト集団!?」」」
「ええ。その者たちは自分達の事をセブンズシンと名乗っています」
「セブンズシン?」
なんじゃそりゃ?
「日本語で七つの大罪って意味。人を罪に導くといわれている七つの欲望や感情の事よ」
祭が横から説明してくれた。さすがブルー。博学だな~。
「なんかセブンスターズの時と似てるな」
十代さんもなんか言ってる。セブンスターズって何のことだろう?
「ええ。彼らの目的の一つはセブンスターズと同じ三幻魔のカードですから」
「なんだって!?」
十代さんがかなり驚いてるけど、三幻魔ってなんだ?
「ここにいる生徒の中で三幻魔の事を知る者は十代君だけですから説明します。三幻魔というのはこの島に封印された3枚のカードの事です」
「封印された・・・」
「そうです。そしてその3枚を狙っていたのがセブンスターズ」
三幻魔・・・封印されてしかもそんな集団にまで狙われるって一体どんなカードなんだ。
「けど校長先生。目的の一つって、他にも何か狙われてるんですか?」
祭りが首をかしげながら聞いた。
「ええ。セブンズシンは三幻魔のほかに後3枚のカードを狙っています。その3枚は通称、邪神」
鮫島校長が邪神と言ったのと同時に外で雷が鳴った。緊迫した空気が校長室を包んだ。
「邪神・・・」
「私も最近知ったのですが確かにこの島に封印されているそうです」
「・・・で、結局の所俺たちはどうすればいいんだ?」
烏!目上の人には敬語って言っただろう!しかもまだ辛そうだし!
「今現在この島の7箇所に塔が立っています。そこで彼らとデュエルし勝ってください」
「何だそれだけでいいのか」
「ただし、向こうもかなりの強者揃いの集団です。すでに万丈目くんやクロノス教諭、この学園の強者が何人もやられています」
「万丈目まで・・・」
十代さんが万丈目さんの話を聞いて少しショックを受けていた。友達がやられたんだ。仕方ない。
「・・・分かりました。俺たちが必ずそのセブンズシンを倒します!」
「皆さん・・・ありがとうございます。これが7つの塔の場所です。気をつけて行って来てください」
そう言って鮫島校長は島の地図をくれた。
「よろしくお願いします」
「「「はい!!」」」
俺たちは学園の外に出て改めて地図を見た。塔はこの島をグルッと囲むようにして立っているようだ。
「で、どうする?全員で一つずつ回るか?」
「却下」
試しに提案してみたが影月にあっさり却下された。それはそれでショックだ。
「それじゃさすがに効率が悪すぎる。くじ引きで誰がどこに行くか決めるぞ」
「くじって、そんな物用意してないぞ」
「何故かポケットに入っておったが」
そう言いながら佐助がポケットから7つの棒を出した。
「なんで!?」
「とりあえず引くぞ。全員棒を持って!」
影月の仕切りが納得いかないが、とりあえず全員棒を持った。
「「「せーーの!!」」」
結果
俺=暴食の塔
烏=怠惰の塔
佐助=強欲の塔
祭=色欲の塔
影月=嫉妬の塔
十代&ヨハン=憤怒の塔
傲慢の塔=該当者なし
「なんで同じのが2本あんだよ!?」
「すまぬ嵐。わしのミスじゃ」
「気にしないで佐助くん。最後の塔はみんなで行けばいいじゃない」
「祭がそういうならそうしてやっても俺は構わん」
「シスコンは黙っとけ」
「なんだとこの黒鳥が!」
「やんのかコラ!!」
「まあまあ落ち着け!俺とヨハンは2人で行くから。他は頼んだぜ」
「分かった。よし皆行くぞ!!」
「待つのじゃ嵐その前にお主にこのカードを渡しておく」
そう言って佐助は見たことも無いドラゴンのシンクロモンスターをくれた。
「コイツは?」
「その昔わしがもらった物なのじゃが、わしには使いこなせんかった。しかし、嵐ならきっとうまく使ってくれるじゃろう。受け取ってくれ」
「サンキュー佐助。大切に使う!じゃあ改めて、行くぞ!」
「「「おお!!」」」
俺の掛け声と同時に全員がそれぞれの目的地に向かった。D・ホイールに乗れる俺、烏、影月はかなりのスピードで走っていった。
「嵐!遅れんじゃねぇぞ!」
「烏こそ!」
目的地が近い俺と烏は途中まで2人で走ることに決めたので互いに競うようにD・ホイールを走らせていた時だった。
森の中から何かが俺たちめがけ飛んできた。
「何だ!?」
「うわおわああ!!」
突然の事に対応しきれなかった俺達は飛来してきた攻撃に激突し急停止した。
「いてて・・・烏、大丈夫か?」
「俺は何とか。けど今の攻撃でD・ホイールがやられちまってる。こりゃ当分動きそうに無い」
「こっちもだ。今の攻撃は一体・・・」
「はははは!早速罠にかかったようだな!」
何者かの声が森中に響いた。
「誰だ!」
「出てきやがれ!!」
「言われずとも行ってやる!とう!!」
声の主らしき奴が木の上から飛び降りてきた。それも一人じゃない。
俺と烏の目の前に2人のはげ頭が現れた。
「お前ら誰だ!!」
「我らは双子の番人。人呼んで迷宮兄弟」
「迷宮兄弟?」
「たしかデュエルキング武藤遊戯を苦しめたっていう伝説のデュエリスト・・・」
「ここから先へ行きたければ我らを倒してみよ!」
つまり、デュエルでこいつらに勝てばいいってことだな。相手にとって不足は無い!
「よし!俺が相手になってやる!」
「いや嵐!ここは俺に任せとけ!」
「いや俺がやる!」
「いや俺だ!」
「「ぬぬぬぬ・・・」」とかいう効果音を出しながら俺と烏がにらみ合いを始めていると。
「口論する必要は無い。我らがするのはタッグデュエルだ。二人まとめてかかって来い」
「・・・だそうだぞ嵐。俺はやる気だけど、黒嵐コンビ復活といこうや」
「・・・そうだな。久々にやるか!」
「おっしゃぁ!!」
「闇の力を手に入れた我らの力」
「とくと味わうがいい!!」
「「「「デュエル!!」」」」
タッグデュエル(タッグフォースルール)
嵐&烏LP4000
迷宮兄弟LP4000
先攻 烏 (烏→迷宮兄→嵐→迷宮弟の順)
「俺の先攻!ドロー!BF−黒槍のブラストを召喚!カードを1枚伏せてターンエンド」
BF(ブラックフェザー)−黒槍のブラスト
効果モンスター
星4/ATK 1700/DF 800
自分フィールド上に「BF−黒槍のブラスト」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「私のターン。烈風の結界像を守備表示で召喚しターンエンド」
烈風の結界像
効果モンスター
星4/ATK1000/DF 1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
風属性モンスター以外の特殊召喚はできない。
「俺のターン!シールドウォーリアを守備表示で召喚してターンエンドだ」
シールドウォーリア
効果モンスター
星3/ATK 800/DF 1600
戦闘ダメージ計算時、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスターはその戦闘では破壊されない。
「私のターン。カイザーシーホースを召喚しさらに魔法カード二重召喚発動。カイザーシーホースをリリース。いでよ雷魔神サンガ!」
雷魔神サンガ
効果モンスター
星7/ATK2600/DF2200
相手ターンの戦闘ダメージ計算時のみ発動する事ができる。
このカードを攻撃するモンスターの攻撃力を0にする。
この効果はこのカードが表側表示でフィールド上に存在する限り1度しか使えない。
「1ターン目からレベル7のモンスターだと!?」
「カードを1枚伏せてターンエンド」
「俺のターン!残念だがそいつにはさっさと退場してもらうぜ!BF−疾風のゲイルを召喚し効果発動!サンガの攻撃力・守備力を半分にする!」
BF−疾風のゲイル
チューナー(制限カード)
星3/ATK 1300/DF 400
自分フィールド上に「BF−疾風のゲイル」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を半分にする事ができる。
雷魔神サンガ
ATK2600→1300
「いけ!黒槍のブラスト!ブラックスパイラル!」
「雷魔神サンガの効果発動!このカードを攻撃した相手モンスターの攻撃力を0にする!」
「っち!ターンエンドだ」
「私のターン。魔法カードプラスエネミー!これにより烈風の結界像は風属性の生贄に使用する場合、2体分の生贄となる」
プラスエネミー(オリジナル)
魔法
自分フィールド上のレベル4以下のモンスターを選択して発動する。
選択されたモンスターがアドバンス召喚に使用されそのモンスターが同じ属性だった場合、選択されたモンスターは2体分の生贄となる。
「烈風の結界像をリリース!いでよ風魔神ヒューガ!」
風魔神ヒューガ
効果モンスター
星7/ATK2600/DF2200
相手ターンの戦闘ダメージ計算時のみ発動する事ができる。
このカードを攻撃するモンスターの攻撃力を0にする。
この効果はこのカードが表側表示でフィールド上に存在する限り1度しか使えない。
「2体目の魔神・・・」
「こいつらの目的が見えてきたけど」
「「・・・やっかいすぎるぞ」」
こいつらどう考えてもゲートガーディアンを召喚するつもりだ。まずいぞ、あんな上級モンスター召喚されたらこっちの勝ち目が少なくなる。
「バトル!風魔神ヒューガで疾風のゲイルを攻撃!」
「罠発動!黒羽の向かい風!」
黒羽の向かい風(オリジナル)
罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「BF」と名のついたモンスター1体をデッキに戻して発動する。
相手モンスターの攻撃を無効にしバトルフェイズを終了する。
「俺は疾風のゲイルを手札に戻し、風魔神ヒューガの攻撃を無効にする!」
「ならばしょうがない。私はカードを1枚セットし魔法カード闇の指名者を発動」
闇の指名者
通常魔法
モンスターカード名を1つ宣言する。
宣言したカードが相手のデッキにある場合、そのカード1枚を相手の手札に加える。
「私が指名するのは水魔神スーガ!」
「そんなの俺たちのデッキに入ってるわけ無いだろ!」
「いや。俺たちに無くても」
「その通り。貴様らのデッキに無くとも私のデッキにはある。水魔神スーガを手札に加える」
なんて奴らだ。互いのデッキを把握しきっている。このままいけば次のターン確実にゲートガーディアンをよばれるだろう。だったら!
「ゲートガーディアンを出させなりゃいいだけの事だ!俺のターン!魔法カード手札抹殺を発動!」
手札抹殺
通常魔法(制限カード)
お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから捨てた枚数分のカードをドローする。
「残念だったな。これでスーガは墓地に行ったぜ」
「ナイスだ嵐!」
「「ふふふふふふ・・・」」
突然迷宮兄弟が笑い出した。ショックでどうかなっちまったのか?
「本当にナイスだよ!」「貴様のおかげで!」「我らの切り札が召喚できる!!」
「なんだと!?」
「つーか喋り方キモッ!!」
「罠発動!リビングデッドの呼び声!蘇れ水魔神スーガ!」
罠の発動とともに奴らの場に3体目の魔神が現れた。
「さらに罠発動!魔界門開口!」
魔界門開口 (オリジナル)
罠
自分フィールド上に雷魔神サンガ、水魔神スーガ、風魔神ヒューガが存在するときのみ発動できる。自分フィールドのモンスターをすべて破壊し、デッキまたは手札から「ゲート・ガーディアン」を特殊召喚する。
「3体の魔神を墓地に送り、いでよ!ゲート・ガーディアン!!」
ゲート・ガーディアン
効果モンスター
星11/ATK3750/DF3400
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」をそれぞれ1体ずつリリースした場合に特殊召喚する事ができる。
「出ちまった・・・っくそ!カードを2枚伏せてターンエンド」
「私のターン。ゲート・ガーディアンで黒槍のブラストを攻撃!!」
嵐&烏LP4000→2950
「「ぐわああああ!!」」
ダメージを受け叫び声を挙げた。
「・・・やっぱ本物の衝撃か・・・」
「いててて・・・こりゃきついな・・・」
「けど、罠発動!同族の絆!デッキからBF-銀盾のミストラルを特殊召喚!」
同族の絆(オリジナル)
罠
自分フィールドのモンスターが破壊されたとき発動できる。
自分のデッキから破壊されたモンスターよりレベルの低い同じ種族のモンスターを特殊召喚する。
BF-銀盾のミストラル
チューナー(効果モンスター)
星2/atk 100/df1800
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、このターン自分が受ける戦闘ダメージを1度だけ0にする
「カードを1枚伏せてターンエンドだ」
状況
ターン・烏 嵐 LP2950
伏せカード1枚
フィールド
銀盾のミストラル(嵐フィールド)
シールドウォーリア(嵐フィールド)
迷宮兄弟 LP4000
伏せカード1枚
フィールド
ゲートガーディアン(兄フィールド)
「俺のターン!!魔法カードおろかな埋葬!デッキからBF-大旆のヴァーユを墓地に送り、効果発動!墓地のレベル6のBF-漆黒のエルフェンにレベル1のBF-大旆のヴァーユをチューニング!!」
BF-大旆のヴァーユ
チューナー(効果モンスター)
星1/ATK 800/DF 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードをシンクロ素材とする事はできない。
このカードが墓地に存在する場合、このカードと墓地に存在するチューナー以外の「BF」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、そのレベルの合計と同じレベルの「BF」と名のついたシンクロモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「そんなカードいつの間に!?」
「さっき嵐が手札抹殺を使ったときに墓地にいったのさ!大いなる風よ。全てを切り裂く翼となれ!シンクロ召喚!BF-連撃のクロス・ウインド!」
BF-連撃のクロス・ウインド(オリジナル)
シンクロ・効果モンスター
星7/ATK 2200/DF 1900
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは1ターンに2回攻撃することができる。
「BF-そよ風のチルットを通常召喚!」
BF-そよ風のチルット(オリジナル)
効果モンスター
星1/ATK100/DF100
このカードがフィールドに存在する限り、相手はこのカード以外の『BF』を攻撃することができない。
「さらに嵐の場のレベル4シールドウォーリアと俺の場のレベル1そよ風のチルットにレベル2銀盾のミストラルをチューニング!黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!BF−アーマード・ウィング!」
BF−アーマード・ウィング
シンクロ・効果モンスター
星7/ATK 2500/DF 1500
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードが攻撃したモンスターに楔カウンターを1つ置く事ができる(最大1つまで)。
相手モンスターに乗っている楔カウンターを全て取り除く事で、楔カウンターが乗っていたモンスターの攻撃力・守備力をこのターンのエンドフェイズ時まで0にする。
「バトル!アーマード・ウイングでゲート・ガーディアンを攻撃!ブラックハリケーン!!」
「バカめ、ゲート・ガーディアンより攻撃力の低いアーマード・ウイングで攻撃などして」「自滅する気か!」
「アーマード・ウイングが攻撃するとき、戦闘ダメージは0になり、破壊もされない!もういっちょ連撃のアーマード・ウイングで攻撃!」
「やはり貴様はバカだ!」「今度こそ自滅しろ!」
「バカはお前らだ!ゲート・ガーディアンの攻撃力を見てみな!」
今の状況に気付きもしない兄弟に俺が言ってやった。
ゲート・ガーディアン
ATK0
「「なに!!?」」
「アーマード・ウイングのもう一つの効果。攻撃した相手に楔カウンターを乗せ、それを取り除くことにより、エンドフェイズまでそのモンスターの攻撃力・守備力を0にする!いけ!クロス・ウインド!!クロス・ハリケーン!!」
デュエルモンスター史上最強クラスのモンスターが切り裂かれた。
「「ぐわあああああああああああ!!」」
迷宮兄弟
LP4000→1800
「やったな烏!」
「嵐もナイスアシスト!」
「よくもやってくれたな・・・」「しかしここからが本当の地獄の始まりだ!」「「罠カード地獄の闇人形発動!!」」
地獄の闇人形(オリジナル)
罠
自分フィールドのモンスターが破壊されたとき発動可能。
そのモンスターのレベルの半分のマイナスレベルトークンを特殊召喚する。
「レベルマイナス6のトークンか・・・カードを1枚伏せてターンエンド!」
「私のターン!ダークチューナーデスガードを召喚!」
デスガード(オリジナル)
レベルマイナス2/ATK0/DF0
「「レベルマイナス6のトークンにデスガードをダークチューニング!!冥府の扉よ。全てを葬る化身となれ!!ダークシンクロ!現れろカオス・ガーディアン!!」」
フィールドに黒いゲート・ガーディアンが現れた。雷、風、水という漢字が書かれていた場所には巨大な目が浮かんでいる。
カオス・ガーディアン(オリジナル)
レベルマイナス8/ATK1850/DF0
チューナー以外のモンスター1体−ダークチューナー
墓地にゲート・ガーディアンが存在するときこのカードの攻撃力・守備力はゲート・ガーディアンの攻撃力・守備力分アップする。
「やっぱダークシンクロを使うのか・・・けど攻撃力1850。たいしたことないな」
「「それはどうかな?墓地にゲート・ガーディアンが存在するとき、カオス・ガーディアンの攻撃力は5600となる」」
「「なに!?」」
「とどめだ!やれカオス・ガーディアン!!クロスウインドを攻撃!カオス・バースト!!」
「罠発動!くず鉄のかかし!お前の攻撃を無効にする!」
烏の罠でなんとか絶体絶命の危機を脱した。
「っち!ならば速攻魔法ご隠居の猛毒薬。貴様らに800のダメージを与える!」
「「っく!!」」
嵐&烏LP2950→2150
「カードを1枚伏せてターンエンド」
「俺のターンドロー!バブルナイトを召喚!バブル・ナイトの効果により、カードを1枚ドロー!スピード・ウォーリアを特殊召喚!レベル2のスピード・ウォーリアにレベル3のバブル・ナイトをチューニング!!水の力を秘めた戦士よ!今ここに目覚めろ!シンクロ召喚!水の騎士バブル・ブレイド!!」
バブル・ナイト(オリジナル)
星3/ATK800/DF800
このカードの召喚に成功したときデッキからカードを1枚ドローするドローしたカードがレベル4以下のモンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚する。それ以外だった場合、デッキの一番下に戻す。
バブル・ブレイド(オリジナル)
レベル5/ATK2300/DF2000
「バブル・ナイト」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在するレベル2以下のモンスターの攻撃力分、相手モンスターの攻撃力をダウンさせる。
「さらにアーマードウイングでカオス・ガーディアンを攻撃!」
「そう何度も食らうものか!永続罠拷問車輪!」
拷問車輪
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、指定した相手モンスター1体は攻撃できず、表示形式も変更できない。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードは相手ライフに500ポイントのダメージを与える。
指定モンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
「これでアーマードウイングは攻撃できず毎ターン500のダメージを受ける」
「くっそ。カードを2枚伏せてターンエンド」
(このターンの攻撃で勝てるかどうかが決まる。たのむ・・・)
「私のターン。拷問車輪の効果により貴様らは500ポイントのダメージを受ける!」
「「っく!!」」
嵐&烏LP2150→1650
「さらに速攻魔法サイクロン。邪魔な盾は消させてもらうぞ」
強烈な突風によりセットされていたくず鉄のかかしが破壊された。
「しまった!!」
「カオス・ガーディアンで連撃のクロス・ウインドを攻撃!カオス・ブラスト!!死ねぇ!!!」
カオスガーディアンの攻撃が届く瞬間
「罠発動!ガード・ブロック!戦闘ダメージを0にし、俺はカードを1枚ドローする」
ガード・ブロック
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
「ならば仕方ないせっかく楽にしてやろうと思っていたのに。魔法カード魔法石の採掘。手札を2枚捨て、墓地のご隠居の猛毒薬を手札に戻し発動!800のダメージを与える!」
「「があああああ!!」」
嵐&烏LP1650→850
「これでターンエンドだ」「貴様らのライフは風前の灯」「もはや勝ち目などあるまい」
「・・・いいや」
傷だらけになりながら俺は奴らの言葉を否定した。
「・・・逆転の準備は整った。行くぜ嵐!」
「おう!!」
「俺のターン!!」
烏がカードをドローしたのを確認し俺達は声をそろえて喋りだした。
「「魔法カード黙する死者!墓地から疾風のゲイルを守備表示で特殊召喚!!」」
烏の場に疾風のゲイルが現れる。
「「レベル5のバブル・ブレイドにレベル3の疾風のゲイルをチューニング!!黒き翼が天を裂く!友との絆が嵐を起こす!!シンクロ召喚!!BF-共闘のハリケーン!!!」」
巻き起こる嵐を切り裂き、俺と烏の場に巨大な剣を持った黒翼の戦士が出現した。
BF-共闘のハリケーン(オリジナル)
シンクロ・効果モンスター
星8/ATK 3000/DF 2800
「BF」と名のついたチューナー+チューナー以外の戦士族モンスター1体以上
自分フィールドのこのカード以外のモンスターの攻撃力を0にすることで、このカードの攻撃力はほかのモンスターの攻撃力の合計分アップしそのモンスター効果を得る。
この効果を使ったターンのバトルフェイズ終了時このカードの攻撃力は次の自分のエンドフェイズまで0になる。
「「さらに永続罠リビングデッドの呼び声!蘇れ連撃のクロス・ウインド!!」」
二刀の剣を持ったクロス・ウインドが再びフィールドに舞い戻る。
「「さらにハリケーンの効果発動!他のモンスターの攻撃力をハリケーンに集める!」」
BF-共闘のハリケーン
ATK3000→7700
「「7700だと!?」
「「バトル!共闘のハリケーンでカオス・ガーディアンを攻撃!ブラック・スラッシュ!!」
「「ぐあああああああああああああ!!」」
迷宮兄弟
LP1800→0
「「俺たち2人に敵はなし!俺たち無敵の黒嵐!!!」」
そう言って俺達はハイタッチをした。実はこのセリフ、昔烏とタッグを組んでいた頃に二人で作った決め台詞だ。
「面白いデュエルだったぜ!またやろうなって気絶してるか・・・」
「とりあえず先を急ごう!」
「ここが分かれ道みたいだな。じゃあ俺は左に行く。嵐、負けんじゃねぇぞ!」
「烏こそ!」
そう言って俺達は自分の戦う相手目指して走り出した。