「愛情」が貰えなかった男の物語。   作:幻想入り専門家

6 / 9
これだけ時間を掛けたにも関わらず、文体が最悪というのは許して下さい...。すいません。

次回からは物語が動きますので、続きをお楽しみにして頂ければと思います。


希望の光。ー後編2/1ー

…朝俺が素振りをして分かったこと、、…俺はどうにも刀の様な長く半円に曲がった刃を扱うのは苦手らしい。おかげ様で降った途端自分の横にあった木に刺さり刃が折れた。

 

…そんなわけで、悔しくなり自分で「木の剣」を作って練習をしている。

 

「はっ.、はっ.、はぁっ!」

うん、使いやすい。

 

「コレくらいでいいか…時間的に、後、体力的に...」

只今の時間。午前5時を指す…いつも俺が調理場に行き朝食を作ることにした為、これぐらいの時間には少し手を辞めて向かう事にしている。

 

……何時もならなのだが、、

 

「…霊夢の好きなものとか聞くの忘れてたな、、どうするか…」

…作る側からすると、決まってないものを頭の中で決めてから作るのは少々時間がかかるし、何よりも雑なものができてしまう。

 

…自分が好きでも作ったものを相手が食べられなかったら意味が無い。しかもそれを考えてしまうと、どうしても被ってしまったり味に執着しなくなる。だから相手の好みを聞いておくだけでも全然違ったりする。…それが出来なかったのは痛い...

 

「しょうがない…まだ時間はある、その間にお風呂を貸してもらおう……」

そう言いながら渋々と部屋を出て行った。

 

--------------------------------------------------------------------------

 

〈調理場→入浴場〉

 

…そういえば、、何気にお風呂を貸してもらうのは二回目かも知れない、初めて此処に来た時は色々と有りすぎて忘れていたからね……

 

因みに1回目は昨日の同じ時間。二回目は現在進行中。てな感じにしか入ってない...

 

「…というより、1回目は気付かなかったけど…ここのお湯って温泉のお湯だったんだな、、神社にあるとは……」

 

温泉はかなり広く何人でも入れそうな感じで、胸まで浸かれる深さもある。…とても気持ちが良いし、何より人がいない為満足感も充分にあった。ーー…自分には少し勿体無く感じる程に

 

「、気持ちいいなぁ〜、、まぁでも、作るものも決めたし出るか、」

 

 

 

……ーーそう、、そう言った時だったんだーー……

 

 

「誰もいないわよね、、?」

「、、ふぅ、出ようか、、」

 

内側に金髪の女の子が入った時、

 

それと同時に湯気に包まれながら立ち上がった劦。

 

……しかもお互いはまだ気づいていない。

 

「えっ、、」

突如として霧の隙間から明らかに知人ではない姿が見えた。…それと、、明らかに女性にないものが見えた…様な気がする…。

「ん?、、」

 

そして気付く…この状況をーー二人は、、気付く…

 

「・・・」

…この人は(異性)だと…

「・・・」

 

…お互い動かない……そして一歩も動かない……。

 

「う、、うわぁぁぁぁああ!!!」

「き、きゃあぁぁああ!!」

 

今日のこの日の朝この時間……多分生涯一生忘れないと思う出来事だった。……「マル」……

 

--------------------------------------------------------------------------

 

--お風呂からすぐ上がり、、脱衣所前--

 

「ご--ごめんなさい!!!」

「あ、えっと、、俺の方が悪いですよ……気づかないような場所に服とか置いていたんで……」

 

普通は脱衣所についている棚に服とかをおくもの。…だが俺は少しぼやけていた所為なのか棚の上に置いていた。

 

...まぁその、、実はかなり棚は高くてですね?……俺もギリギリ届く場所に置いたからさ...。(身長188㎝)

 

「…いや、、でも」

「良いですよ、ほらそれよりも……霊夢達に知られない様にしないと…」

 

一つわかるのは、この状況を霊夢や紫さんにバレるとあらぬ誤解を招く可能性があるということと、…バレた時、この人の命に関わる事が有りそうという事、、

 

……それは駄目だ。後味が悪いしなんとかしよう……。

 

「あっ、そういえば、名前は何ていうんですか?…俺は朝吉良.劦といいます。」

「私は、アリス.マーガトロイドです……。」

 

なんかギクシャクな関係になりそうな感じがし、慌てて言葉を繋ごうとしようと思った。

 

ーーが。

 

「えと、、それより、先ほどの罰って何ですか…?」

…先にアリスの口からそんな言葉が先に出た。

「…(!!)…」

 

 

罰、、。…これは多分、紫さんが言っていた女性の扱いの答えなのだろう。…でもまさか、、あんな事だけでそんな死ぬ程怖がる罰を受けなければいけない規則の様なものがあるとは思ってもいなかったが…。

 

…だからと言って…俺は、アリスに罰を受けさせる気も、俺が罰をやらせるさせる気も全くない。

 

「罰?…ハハハッ、…そんなものは要らないよ。」

「私は、貴方を不快にした…それは十分に命を絶つ理由がある事なの…」

「それって、本人が気にしなければ良いんだよね?」

「えっ、、うん、まぁそうですけど...」

「ならアリスが罰を受ける理由はないね。俺自身は気にしてないからさ……まぁ、、少し恥ずかしかった位だから」

 

少し近付き、気づかれぬようにアリスの目を見つめる。…その瞳の奥には悲しみと動揺をしている様に感じた。

 

「・・・」

 

アリスの目は無意識的にずっとこちらを見ている。まだ、さっき言った事を信じられないのだろう。

 

「うーん...じゃあアリスは罰を受けたいの?」

「そんな事ある訳ない...」

「なら、どうしてそんな顔をするのさ?罰が無くなって、怖い事が無くなって、良い事ばかりだと思うけど?、」

 

アリスの顔は苦虫を数匹同時に噛み潰した様な表情から顔を変えない。と言うことは…混乱をしている可能性があるということーー。

 

「そうだけど...でも、、」

 

何だろう……この感じデジャヴをとても感じる。…少し脅してみるか、、

 

「ーーああぁぁーーもう納得いかないなら罰を受けてもらう様にしてもらうよ、?、」

「え...」

 

ジリジリと近付き、、息が感じる程までところまできた。そして、手を思っいっきり振り上げ額まで指を近づけると

 

ーーーー手を止めた。

 

「、、、?」

「俺はここに来て数日しか経ってないんだ、それでさ…罰としてーー「何か俺に出来そうな事」ーー教えてくれないかな...?」

「、、そんな事で良いの...?」

「うん。」

「じゃぁ、、何を教えたら良いの、?」

「ん〜何でも。」

「料理とか、、」

「まぁ、そうだね。...お願いできるかな?」

「う、うん。じゃあ、改めて宜しく…」

 

アリスは少しぎこちない手で握手を求めた。俺はそれに対しその手をぎゅっと握りしめる。

 

「よし!時間もないし、急いで料理作るぞーー!手伝ってくれ!」

「は、はい」

「...それと、俺には敬語は無しでいいよ。魔理沙とか霊夢みたいにさ」

「わ、分かったわ…」

「じゃあ行くぞ!!時間がない!」

劦は少し小走りで部屋を出て行った。

「(なんか、、とても良い人ね…顔も、、良いし…)」

 

アリスは安心していてとても良い笑顔のまま、歩いて部屋を出て行ったのだった。

 

ーーーーーーーーーー

 

そして俺は今、博麗神社にある本棚の整理をしている。…理由としては幻想郷の事が知りたかったのと、全員の能力の事が記してある本が気になったからであった。

 

それとアリスが一緒に手伝ってくれると言うのでアリスも一緒に。

 

……因みに。霊夢が何故アリスがいるのか聞かれた(当たり前なんだけど)必死に言い訳をして何とかはなったのだが……今は喧嘩みたいな感じになってる。何で?……

 

まぁ、、そんな事があった後にアリスと一緒に居るわけだから、一人の方が良かったと思う……。

 

「考えてても、しょうがないか。」

 

ボソッとそんな事を言いながら、本を見て行くのであった。

 

……一時間後、……

 

「ねぇ、劦さん。」

「どうしたの?」

「いや、見つけたのよ、はいどうぞ」

「ありがとう。じゃあアリスはもどる?」

「そうするわ、…霊夢と仲直りをしないといけないから」

 

少し不機嫌そうな顔をして、居間に通じている障子を開けて出て行った。

 

「…後で、霊夢に何か言われそうなんだよな、、まぁ今はいいや」

 

そう言いながらアリスから渡された本を開く。内容は、、

 

『平安時代中頃。初代博麗の巫女であった「博麗 桜」と妖怪の賢者である「八雲紫」が主に動き、博麗大結界を作り現世と離したのが幻想郷。それ故に結界は強く、未だ現世から迷い込むものはいないとされる。…だが十代目からというものは少なからずいるとされている。』…と、書いてあった。

 

俺は、この話を読んでいた時に一つの疑問が湧く。

 

「…何故、十代目から?、、結界が弱まったりしたんだろうか、、」

 

そうそこだ…何かあったのだろうか。……いや、これは紫さんに聞いていい事かどうかも分からないので黙ってはおこう。

 

「まぁ、続きを読むとしますか」

 

ABCDEF........

 

…その本を読んでから数十分後、俺はとあるページで手を止めた。

 

「この本に一緒にあったんだ、、」

 

それは…みんなが俺に教えてくれた「能力」が記してあるページだった。…全部読みたかった、が…パラパラとページのかずを数えると、一時間くらいは経ちそうだったのでそれを持って部屋を出て行った。

 

 

 

〈書庫→居間〉

 

……そして入った瞬間、目を疑う。

 

「お〜〜い、、アリスぅ、もっと飲みなさいよぉ〜〜」

「霊夢も〜〜ホラ早く飲みなさいよ、、」

 

「……(何で、昼間から酒を飲んで酔っ払ってんだ?この二人は...)……」

 

周りには酒瓶が三本程転がっていて、全て空瓶。そして机の上にも一本転がっていて、他にもお摘みの様に置いてある煎餅などがある。

 

……そして。俺が入った事により事態が悪化する事になってしまったのだ。

 

「あ!劦さん〜どう一緒に飲まない〜?」

「あ、飲みなさいよぉ〜飲めるんでしょ〜?」

 

いや、飲めるかどうかなんて行ってないんだが...って、俺何歳何だ、?覚えてないから分からないんだけど…

 

「あ、えっと、、俺「どうぞ!」……はい。」

 

アリスにあんな純粋な笑顔を見されたら男として負ける。断れないだろ、アレ...

 

…という訳で、、近くに本を置いて、渡されたコップの酒を口に含み、飲み込む…

 

「...うまい。」

「でしょ〜〜ホラ飲むわよ、!」

 

ほろ苦く甘い味…そしてスッと入っていく感覚はとても心地良い。

 

「ありがとう、、でも何で昼間に、、?」

「いやね、飲みながら話をしようと言うことになったのだけど、、何故か止まらなくてね〜」

 

アリスがそんな事を言ってお酒の入っているコップを手に取り何度か口に含む。……でもこの姿。…差別するみたいで嫌だが、人形みたいに可愛い二人がオヤジみたいな格好をしながら飲む姿はとても異様なものに感じる...。

 

「、、アレ、眠たくなってきた……俺、こんなに弱かったんだな...」

 

数分も経たないうちにどんどんと自分身体が熱くなるのを感じるのと同時に眠気までもが全身に襲い、それに耐えきれなく瞼が下がっていくのを感じた。

 

「眠い、、」

 

…そして直ぐに俺は潰れてしまったのだった…

 

--------------------------------------------------------------------------

 

……アリスと霊夢は酔っている様に見えるが、見た目程酔ってはいない、何故なら意識はあるからこそ会話が成立する。本当に酔ってたらこんなもんじゃないと自分でも分かっているのか、時間をかけて飲んでいるみたいだ。……だが劦は、自分の強さが分からないままいきなり飲んだのか、身体に慣れていない酒が入った事によって、数分後には机に突っ伏していた。

 

そして眠っている劦の顔をアリスが笑顔のまま、見つめていると、霊夢に声をかけられた。

 

「、格好良いでしょ?、、劦って」

「うん、格好良いし..優しい。…それと霊夢は劦さんの事どう思うの?」

「どう…って?何よ、、」

「恋、、とか思ってたりする?」

「---!、、え、えっと...まだ、会って3日だけど顔の事で嫌がったりとかしないし、、話しをして居て落ち着くから、、..私は少し気になってはいるけど.,」

「…私は、出会って数分だから分からない所の方が多いけど...この顔を見ると…とても優しい人ってのは分かるわ」

「…そう。」

 

博麗神社で和やかに笑って話しをする二人の姿。外側から見たらそれはとても醜く、悲壮の篭った表情なのかも知れないが、でもそれは一般的な話にしか過ぎない。…お互いや他の人達が自分達を醜いと見えていても、罵倒しあって泣きたくなる時事がきたとしても、彼女らの希望がある限りそれはなくなる。

 

その希望は、今は未熟だが……いつしか本当に幻想郷を自分達を変えてくれる存在であるという事を信じている二人は、いつしかその気持ちが分かり合える日も来るのだろうか。

 

…それは分からない。

 

To.be.continued

 

 

 

 




次回の投稿予定日:9月3日

お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。