失踪ではございませんよ!!
覚えてくれている人はいるかわからないけどね、、、、
私はこんな人なんですけど、、まぁ、また新シリーズを作りたくなったんで、でき上がったら見てみてくださいね
暗い中、劦たちはただただ黙る。今の空気は余りにも酷く、空気の悪さで子供たちなどは居られない程だろう。
霊夢は黙って下を向き、劦は鬱いた表情で空を見上げている。
そしてその何十分、何時間と経っていない筈の時間がとても遅く思えた。
遂に口を開く。先に開いたのは、、
「ねぇ、」
霊夢だった。
「どうしたの?、」
「今から本当の事を言うから。もし、もしも嫌だと思ったら出て行って」
「……分かった。」
「…うん。お願い。」
ーー私はね、本当は男が大っ嫌いなの。
「………!」
「なぜなら、私から勇逸無二の母親を奪ったから。そして、それまえまでも牢獄のような収容所に入れられてた。…本当に嫌だった、、殴られ、蹴られ、罵倒されていた私は逃げようと思ったわ」
「ーーでも、逃げられなかった…いや、逃げる事が出来なかった。逃げる度に捕まえられ殴られたから。そうしていると、段々と私中で恐怖が強くなっちゃて、、最後には抵抗しなくなったのよ」
「だけど負けたくなかったから、私は言葉だけでも反抗し続けたわ。」
「……でも、、力を持った今も、逆らえない。…怖い、から、」
霊夢は、力強く最後まで話を続けていた。何故、、まだ会って1週間しか会っていない俺に対してここまで…。
だが、、ここまで言われたら聞きたくなることがある。
「ありがとう霊夢。ここまで話してくれて、、だけどなんで俺には教えてくれたんだ?漢が嫌いなんだろ?」
そう、出会ってまだ一週間にもなっていないのだ。それなのにここまで話すのは、優しいを通り越して不自然に感じる。
「…信頼できる人だと思ったからよ、顔だけで判断する人じゃなかったし、あの時だって嫌な顔を一つしなかったから、。」
「………じゃあもしも、今俺がここを出て行ったら霊夢はどうする?」
「…其れも覚悟の内よ。」
霊夢は気づいていないだろうが、声が小刻みに揺れていた。怯えているのか、それとも……
「俺は出て行かないよ、家が無くなるのもあるけど、何より命の恩人に恩を仇で返したくないからね。…だから、霊夢安心してくれ。俺は、お前の味方だ」
「、ぅ、、、うっぐ、、」
「…だから、泣きたい時は泣いてもいいんじゃないかな、?」
俺は、霊夢の顔を見てしっかりと声を発した。
「あ"あ"ぁぁぁぁぁぁ、、、」
そして、霊夢は泣いた。しゃがみこみ、下を向いて。
多分だがあれは怯えていたのではない、強く見せようとした虚勢だったのだろう。
たった一人の大切な友人の為に。
博麗霊夢:ランク1→ランク4
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「ー落ち着いた?」
「うん、、」
「ほら、お面を外して置いておきな?明日困るんだろ?」
「うん」
うん。
としか言わない霊夢だが、先程よりは声は震えていないし、涙も乾いている。目は真っ赤に腫れてはいるが。
「、なんだが私、前より口軽くなってるのかなぁ、、」
いきなり顔を上げ、発した言葉に少し戸惑うが、劦は少し考えた顔をしながら言葉をかえす。
「何でだ?」
「、、いや、私はこの事余り聞かれても答えなかったのに、今は答えたから。」
「信用しているから、じゃないのか?」
「うん、そうなんだろうけどね、」
「…まぁ良いわ、劦はもうすぐ寝るんでしょ?お風呂入る?」
「いや、、良いや。霊夢は入ってきたら?涙を流して疲れてるだろうし」
「ありがとう」
「あ、ああ。」
霊夢はそのまま部屋から出て行った。そして、最後に見た笑顔には抵抗と悲しみの無い様だと分かったのは後々の話。
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あの後霊夢と別れ、布団を引いて横になっていた。朝から干していたのか、ほんのりと暖かく匂いが良い。霊夢がやって置いてくれたのだろう。
そして、数十分経たないうちに、俺の意識は闇みえと消え去った。
「…………」
_____何処からか、声がする。
「…………」
_____なんなんだ、、この声。
「ーーお客様!」
「は、はい!」
「やっと、お目覚めになりましたか。」
何だ此処。周り全体が真っ青なんだけど。もしや天国かっ!?
ーーいや、ないな。うん
「……お客様」
「あ、、すいません」
「まぁ良いでしょう、こほん。
ーーようこそ、ベルベットルームへーー」
「ベルベットルーム?」
「はい。そして、貴方様はこの部屋のお客様ということです。」
「はい?」
いやそれよりも、いきなり此処に居ることが聞きたいんだけど、俺は。
「此処は精神と物質、夢と現実の狭間にある場所。それがベルベットルームにございます。そして、私はこの部屋の主人でイゴールと申します、どうぞお見知り置きを。」
「はぁ、、ん、夢と現実?じゃあ、俺の体は大丈夫なのですか?」
「はい、身体、精神共に異常はきたしません。」
「…良かった。」
「ただし、私達に触れてしまうと今の状態が保てなくなり、魂が消えてしまう可能性がございます。くれぐれも近づくことのないよう、、」
「分かりました。」
イゴールと名乗る老人はそれだけ言うと、すぐさま俺に向けていた目つきを変え、最初のなんとも言えない表情に戻る。
「さて本題に入りましょうか、貴方をここに呼んだ理由は二つあります。1つ目は貴方に隠されているもう一つの能力について、二つ目は、貴方がすべき事の確認です。」
「、、しかしながら時間がない。そして貴方と会えるのはこれが最後となりましょう。どうするかは貴方次第、、」
それだけ言うと黙って俺の目を合わせた。
だがしかし、ここは慎重にいきたいところではある。焦ってはいけない。
「後どれくらいありますか?」
「3分くらいでしょう。」
無理だ。
ーーどうすればいい?
ーーどっちにすれば?
「………………」
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知ってる天井だ。
「馬鹿なことをしてないで起きるか、、まぁ、それにしても、もしあの夢の話が本当なら凄いことになりそうだ。」
少し悪い顔を見せているのだろうと、それは自分でも分かっている。それでも好奇心に似た何かには勝てなかったのだ。
「さてと、朝の仕事に入りますかね。まずは...洗濯からか、料理からか、というか今何時だ?それによるけど、、」
そんな事を今考えてるわけにはいかない。そう考え、俺は今日の仕事に就いたのだった。
1時間後。
「よっしゃ卵焼き完成っと、洗濯も干し終わってるしなぁどうするか、、まだ朝の5時だし。あとやる事なんかあったっけ?...あーーそうだ短剣の練習でもしておこうか。」(自分の私物しか洗濯してません。)
30分後。
「霊夢が起きるかな、でも昨日ので少し会いにくいんだよねぇ...」
昨日の会話をよく聞いた後ならわかる。どれだけ男たちに対して嫌な感情を持っているかを。それでも、自分を信じてくれた事に感謝をしながらも、その会いにくさは変わってはくれなかった。
「これからか、本当の信頼を得ることができるのは。それとも、、」
俺はそれだけを口にして、止め霊夢のところに向かうのだった。
To.be.continued.,....
まぁ、今回は短めのものですが、また調子が出てきたら長く書こうと思ってます。
ではまた!