処女作となりますが、皆様に楽しく読んでいただけたらと思っています。
至らぬところもあるとは思いますが、これからよろしくお願いします!
第十三階層都市カグツチ。
第一次魔道大戦以降、濃度の高い魔素に汚染された大地から逃れるために人々が考案した建築様式。階段状にいくつもの区画が重ねられた高層都市で、上層には身分の高い貴族などが、下層には平民や亜人などが住む。「カグツチ」はその階層の中の一つである。
そして、その「カグツチ」では赤いコートを羽織った白髪の青年「ラグナ」と、同じく白髪だがどこか機械のような体をした少女「ニュー」が熾烈な戦いを繰り広げていた・・・。
二人の戦いは、最初の方こそ拮抗していたが、段々とラグナの方が分が悪くなり・・・・。
「ぐっ・・・・・・!(体が・・・・もう、動かねぇ・・・・)」
「どうしたの、ラグナ?もうおしまい?」
「はぁ、はぁ、うるせぇよ。」
「ふふふ、いいよ、わかった。ニューもね、もう我慢できないから。
ラグナ、ひとつになろう・・・?」
「や、めろ・・・!」
ズガガガガガガガガガッッッ!!!
そう音を立てて、複数の剣がラグナに突き刺さった。
「ぐあぁっ!」
「ああ、凄く気持ちいいよ、ラグナ・・・。もっと・・・もっと深く繋がろう?」
恍惚の笑みを浮かべて、ニューは巨大な剣を振りかぶる。
腕を絡ませるようにして身を寄せると、重なる二人の体を一気に刺し貫いた。
「がぁっ・・・・!」
「ラグナ・・・・。」
誘うようにニューが身を倒す。
大剣によって繋がれた二人の体は、大きく開かれた窯の中へと吸い込まれていく。
「兄さん!行っちゃダメだ!兄さーーーーーーーーん!!!」
落ちる自分を誰かが追いかけてきていた。
けれどそれが誰なのか、すでに判別できる意識もなかった。
混濁とした意識の代わりに、黒々とした感情が腹の底から湧き上がってきた。
自分が何か別のモノに変貌していく。
やがて・・・・。
「グオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
そして、また世界が終わりを迎えた・・・・・・。
「・・・同じね。『また』同じ。」
そう、黒いドレスの少女はつぶやいた・・・。
「結末はいつもそう・・・何度繰り返しても、結局は同じ終わりへとたどり着く。
なんて、滑稽でつまらない物語。」
「そして滑稽とわかっていてなお、世界はまた繰り返す・・・。
はたして、次の『彼』はこのループを壊せるのかしら?」
「・・・だから・・・ねぇ?聞こえていて?この世界で失敗したあなたに、
もう用は無いの・・・・。」
「だから・・・・・さようなら。」
そう言って、少女「レイチェル=アルカード」は消えた・・・・・・。
プロローグだから短いですね^^;
というか東方キャラ出てないというw
次回からは出していくのでよろしくです!w