更新が遅いのか、それとも普通なのかわかりませんが、今回は4日もかかってしまいました^^;
おまけに、前回と比べると文字数減ったという;;
ふぅやっぱり小説書くのは難しいなぁ。
「初めまして、ラグナ。私は博麗霊夢。この博麗神社の巫女をやってるわ。そして、これからあなたの面倒を見ることになったわ。よろしくね。」
そう紅白の服を着た少女「霊夢」は少し笑い、言った。
ラグナは一瞬硬直し、そして、
「あ、あぁよろし、く。・・・・・・・・・・・・・・・じゃ、ねぇだろっ!!おい、紫!どういうことだ!?」
ラグナは荒々しく紫に詰め寄った。
それに対して紫は、キョトンとした顔で逆に尋ねた。
「どう、って?」
「俺は元の世界に戻れると思ってここに来たんだぞっ!!それがなんで面倒見るとかそんな話になってんだよっ!!!」
「あら?私はここに来れば元の世界に帰れるなんて一言も言ってないわよ?私はあの時、単に博麗神社に向かいなさい、と言っただけであって、ここに来れば元の世界に戻れるなんて言ってないわ。」
「いや、だからお前の境界を操る程度の能力とか言うので、すぐ元の世界に戻せんじゃねぇのかっ!?」
「それもさっき言ったわ。・・・『すぐには無理』ってね?」
と、紫は何かたくらみの含んだ顔で笑った。
「ぐっ!・・・・テ、テメェ。」
ラグナは今にも紫を殴り倒さんばかりの怒気を露わにしている。
それを見かねた霊夢が、それを遮るように二人の前に立った。
「はいはい。とりあえずそこまでにしておきなさい。」
「おい、霊夢って言ったか・・・。そこをどけ、そいつは一発殴らねぇと気が済まねぇ・・・。」
「まぁ、怖い♪それじゃぁ霊夢、私は身の危険を感じるからお先に失礼するわね。彼のことよろしく。」
そう言って、紫はスキマを自分の後ろに展開し、中へ消えていった。
「待ちやがれテメェ!!・・・・・クソッ!」
ラグナは追おうとしたが、すぐにスキマは閉じてしまった。
霊夢は疲れたようにため息をつくと、
「はぁ。・・・ラグナ、1つ言っておくけど、元の世界に戻れる方法はなにも紫の能力だけじゃないわよ。」
「な、マジか!?」
「えぇ。でも、その方法も今すぐには使えないわ。」
それを聞いて、ラグナは一瞬険しい顔をしたが、半ば諦めたように霊夢に聞いた。
「・・・・・理由があるんだろ?」
「そうね。・・・あなたは一応、この幻想郷について紫から聞いているのよね?」
「あぁ。たしか、結界の作用で『幻となったものを自動的に呼び寄せる土地』だったか?確か結界が2種類あるみてーなことをいってたな。んで、その結界に関わってるのが紫と博麗・・・あんたか。」
「そう。そして、あなたを元の世界に戻せない理由は、その2種類の結界が起因しているのよ。・・・今、この2種類の結界はかなり不安定な状況になっているわ。紫が『すぐには』って言ったのはそのせいよ。」
「だから俺のことを帰せねぇってわけか・・・。」
「えぇ。ラグナには申し訳ないけど、しばらくはこちらの世界にいてもらうしかないわ。」
「謝る必要はねぇよ。・・・実際、俺もどういう経緯があってこの世界に来ちまってるのかわかんねぇし、それに・・・・・まぁ、気長に待たせてもらうわ。」
そう言うと、ラグナはジャケットのポッケに手を突っ込み、小さな袋を取り出して霊夢に渡した。
「これは?」
「一応これから世話になるらしーからな、こっちの世界で使えるか知らねぇが。」
(本当は『右腕』の事もあるから一緒にいたくねぇんだけどな。いつ元の世界に戻れるかもわかんねぇし。)
霊夢は袋の中を見ると、そこには金貨のようなものが何十枚も入っていた。それをみた霊夢は目を輝かせて言った。
「あら♪まだ全然持ってたのね♪」
「ま、この世界でも使えんなら使えよ。俺には必要ねぇしな。・・・それよか霊夢。そろそろ休みてーんだけど。」
気がつけば、もう月が頭上まで上がっていた。
「あ、部屋ね。こっちよ。」
そうして案内された神社内の部屋で、ラグナは休息を取った。
霊夢side
霊夢はラグナを一室に案内してから自分の部屋へ戻った。
今日は散々な目にあった。急に紫が現れたと思えば、外来人の面倒を見てくれと頼まれた。流石にすぐには引き受けなかったが、とある賭けをして私は負けてしまい結局その外来人の面倒を見なければならなくなった。まぁ、その代わりお賽銭が入ったわけだが。
そうして一息つくためにお茶を淹れてから、ある人物を呼んだ。
「紫、いるんでしょ?出てきなさい。」
そう言うと、スキマが出現し中から紫が出てきた。
「呼んだかしら?そろそろ寝ようと思っていたのだけれど。」
「その前にちゃんと説明してもらえるかしら?なぜ、私にあんな嘘までつかせて彼をこの幻想郷に留めようとしている理由を。」
先ほどラグナに言った、結界が不安定だから帰せないというのは嘘だった。紫との賭けに負けてしまったから、仕方なく言われた通りにしたが、それでも納得はできない。
「そうねぇ。・・・興味があったから、かしら。」
「あんたねぇ、それだけの理由で、低級妖怪の群れの中に彼だけ残してきたり、幻想郷に留めようとしたりする?」
「ふふ、彼をあの場に1人で残したのは彼がどれほど強いか見たかったからよ。それに、あんな低級妖怪に負けるような奴なら、魔法の森の瘴気に耐えられるはずないでしょう?それに、霊夢は気づかないかしら?彼は今までここにやって来た外来人達とは全く異質な存在よ?・・・普通の人間とはどこか違う、それに、今までに見たことのない『術式』というものを使っていた・・・。そこに興味を持つことは不自然かしら?」
「別に不自然ではないわよ。ただ、それだけを理由に彼を幻想郷に留めるのは賛成できないわ。・・・彼にも元の世界での生活というものがあるはずよ。」
そう言うと、紫は急に真剣な顔になり、
「霊夢・・・。おそらくだけれど、彼はもう元の世界に帰れないわ。」
「へ?どういうことよ!!」
「・・・一応、彼のいた世界を見に行こうと思って、私の能力を使って境界をつなげてみたの。」
「・・・それで?どうだったのよ。」
「結論から言えば、つながらなかったわ。そして、ここからは私の仮説だけど、彼の世界は・・・・消滅しているわ。」
「消滅!?そ、そんなことってありえるの!?」
「えぇ。なにも世界は1つだけではないわ。並行世界・・・ラグナはおそらく何かの拍子で幻想郷に来てしまった。ラグナがこちらに来る前に世界が消滅したのか、それともこちらに来たあとに消滅したのかはわからないけれど。まぁあくまで仮定の話だから。」
「はぁ。こればっかりは、本人に聞くしかなさそうね。」
「それが一番手っ取り早いわね。とりあえず明日にでも聞いてみましょう。それじゃ、私は寝るわ。お休み、霊夢。」
そう言うと、紫はスキマの中に消えた。
「・・・これは面倒なことになったわ。」
霊夢はそうつぶやき、寝床に就いた。
ラグナside
ラグナは案内された部屋で、赤いジャケットを脱ぎ、適当なところに大剣を立て掛けると、壁にもたれ掛かるようにして座った。今日1日でいろいろなことがあったため、ラグナの頭の中は少々混乱していた。その中でも一番引っかかっていることがあるせいで、余計に混乱していた。それは、幻想郷に来る前の出来事だった。
(もう1度、じっくり思い出せば光景が思い浮かぶ。・・・俺は確かにニューに大剣で貫かれ、窯に落ちたはずだ。それなのに、俺は死んでねぇ。目を覚ましたらあの森にいた。なんでだ?)
しばらく考え込んだが、それらしい答えは全く出てこない。そして考えれば考えるほど、ニューに負けた自分の弱さにイラついてきた。ラグナは畳に拳を打ち付けた。
(クソッ!!俺は、強くなったんじゃねーのかよ・・・・・。この右腕があったって、これじゃぁあの時と同じじゃねーか。何も、変わってねぇ。)
(チッ、いつまでもこんなこと考えてもしょうがねぇ。それに、この世界のことも多少気になることがある。まず術式が使えるってことは、この世界には魔素があるってことだ。紫の奴が言うには、俺の世界とは全く別の世界とか言ってたが・・・。)
(まぁ、いいや。とりあえず今日はもう休むか・・・・。)
そうして、ラグナは瞼を閉じ、座りながら壁にもたれかかるように眠った。
この時、ラグナはまだ知らない。自分がもう元の世界に戻れないということを・・・・・。
次回更新は未定です、すいません;;
なるべく早く上げたいと思っていますのでご容赦ください><
また、ストーリー内でこうした方がいいとか、原作はキャラはこんなだったよとか、誤字・脱字あるよ~。など教えて頂ければ幸いです^^;
ただ、ご都合主義andにわか知識なので、原作の細かいところなどはあまり気にしないで、というか見逃してくださいw
それではまた^^/