まず、更新遅れてすいませんでした!m(_ _)m
今回は1週間もかかってしましました;;
というのも、リアルが忙しすぎて^^;
と、そんな話はどうでも良いですね。
でわ、第3話どうぞ~
障子の隙間から陽の光が入り、部屋の中を照らし出した。ラグナはその光をまぶたの裏に感じ、目を覚ました。
(・・・・・朝か。)
ラグナは立ち上がると、頭を掻きながらため息をつき、辺りを見回した。
(・・・夢なわけねぇよな。)
そしてラグナは赤いジャケットを羽織り、部屋の外に出ようとするといきなり障子が開き、特徴的な紅白の服を着た、博麗霊夢が現れた。
「ちょっと!いつまで寝て・・・なんだ、起きてたのね。」
「・・・あのなぁ俺もガキじゃねぇんだから、わざわざ起こしに来んじゃねーよ。」
「ふふ、それは失礼したわね。」
そんなやり取りをしていると、廊下からいい匂いが漂ってきた。
「朝餉の準備が出来ているわ。あなたには聞きたいことがあるの。・・・来なさい。」
そう言って、霊夢は部屋を出た。
「なんか、そこまでされると悪ぃんだが。・・・つーか、俺に聞きたいことねぇ。」
ラグナは少し困った顔をすると、立てかけてあった剣を腰に差してから、霊夢の後を追った。
居間には霊夢が先に入り、それに続いてラグナが入った。そして、霊夢とラグナは先客がいたことに気付いた。
「・・・おはよう。」
「紫、なんであんたがいるのよ。」
「いけなかったかしら?せっかくあなた達の様子を見に来てあげたのに。」
そう言って、紫はお茶をすすった。
「ふん、なにが様子見よ。タダ飯を食べに来ただけでしょ。」
「ふふ、私はもう食べてきたわよ。・・・・・それにしても、昨日ぶりね?ラグナ。」
「・・・あぁ。」
「あら?昨日のことがあるから、てっきり掴みかかって来ると思ったのだけれど。」
「霊夢におおまかなことは聞いたからな。・・・もう気にしちゃいねぇよ。」
そう言って、ラグナは腰から剣を抜き、壁に立てかけてからテーブルの前に座り、それに倣って霊夢も定位置に座った。
「それで、俺に聞きたいことがあんだろ?」
ラグナがそう聞くと、霊夢は紫と目を合わせて頷いて、ラグナと向き合い口を開いた。
「そうね。まず話して欲しいのは、あなたの世界について。」
「俺のいた世界ね・・・。つってもどこから話せば言いのかねぇ。」
んー、と紫がうなった声を上げ、人差し指を唇に当てながら言う。
「あなたの記憶の中で、最も新しいものの年号を教えてもらえるかしら?」
「・・・・・2199年、いや年が明けたから2200年、だな。」
それを聞いた霊夢が目を見開いたのに対して、紫は予想通りといった顔をしていた。そして紫は口を開いた。
「ラグナ、この幻想郷は今は2003年の7月よ。」
「・・・・・・。」
ラグナは黙った。紫は続ける。
「私たちからしてみれば、あなたは未来から来ている、もしくは別次元に存在している世界から来ているってことになるわね。普通の外来人は、この幻想郷と同じ時間軸に存在している世界から来るのだけれど、未来か別次元の世界に存在していたラグナが、なぜこの幻想郷に来てしまったのかは、私にはわからないわ。」
紫は、そこで言葉を止めた。ラグナは目を閉じ、深く思案していた。
(・・・この幻想郷に来る前の記憶は、ニューと戦闘して窯に落ちた記憶だ。そこで意識は途切れちまって、気づいたらあの森にいた。普通に考えりゃ、窯に落ちた時に何かしらあったってことだよな。まさか・・・境界のせいか?実際、境界について、人類はまだよくわかってねぇ。なら、可能性はある・・・か。)
ラグナは目を開けて、霊夢と紫を見ると、できるだけ詳しくラグナのいた世界のことを話した。
約100年前に起きた、黒き獣の大厄災・それに対抗するために作られた術式のこと・六英雄と呼ばれた者たちのこと・統制機構のこと・階層都市についてなど、様々なことを話した。
そして霊夢が口を開いた。
「あんた、とんでもない世界から来てたのね。」
「こっちの世界から見たらそうなのかもな・・・。」
そんなことを言っていると、紫が口を開いた。
「ラグナの世界のことを聞いても、やっぱり確証は掴めないわね・・・。ラグナは未来から来たのか、それとも別次元に存在している世界から来たのか・・・・・。」
「・・・・・。」
「まぁ、わからないことをいつまでも考えていてもしょうがないわね。・・・次に聞きたいことだけれ―――「よっ!霊夢、いるか!?」―――ど。・・・」
いきなり部屋の襖が空き、紫の話が遮られた。声のした方向を見ると、黒と白が特徴的な服を着た少女が立っていた。頭には黒いとんがり帽子を被っている。
その少女を視認すると、霊夢はため息まじりで、
「魔理沙、あんたねぇ。・・・・・はぁ、で、何の用よ。」
「いや、特に用は無いぜ?お、久しぶりだぜ、紫。」
「無いなら何で来るのよ!」
「まぁそう怒るなよ。・・・うん?見たことないやつだな。外来人か?」
「・・・そうよ。彼の名前はラグナ。・・・ラグナ、この子は、」
「おっと霊夢。自己紹介ぐらい自分で出来るぜ。私は普通の魔法使い、霧雨 魔理沙だぜ。よろしくな!」
魔理沙は胸を張って、ラグナに向かって言った。
「あ、あぁ。」
(・・・普通の魔法使い?・・・まさか、魔法を使えんのか?)
ラグナが心の中で疑問に思っていると、紫が口を開いた。
「ラグナ、あなたに聞きたいことは、また今度聞くことにするわ。」
そう言うと、紫はスキマを開いた。それを見た魔理沙は、
「なんだ、もう行くのか?」
「えぇ、それじゃ失礼するわ。」
紫はスキマの中へと消えていった。
「・・・何か、まずいタイミングに来ちゃったか?」
そう魔理沙は気まずそうな顔で言った。
「えぇ。あまりいいタイミングとは言えないわね。」
と、霊夢が怪訝そうな顔で言うと、魔理沙は帽子の上から頭を掻き、すまんと言った表情で苦笑いした。そこにラグナが口をはさんだ。
「ま、別に気にしなくてもいいんじゃねぇか?そんな重要な話ってわけでもねぇし、それにあいつは能力使って来ればいつでも話せるだろ。」
「それもそうね。・・・とりあえずご飯を食べちゃいましょうか。」
「お、霊夢。私の分も頼むぜ。」
「はぁ!?なんで食べてきてないのよ!」
「いやぁ、勢いで飛び出してきたから、すっかり食べるの忘れてたぜ。」
「いい加減、人の家の食糧無駄に消費させるのやめてくれる!?」
それから、しばらくそんなやり取りが続いた。ラグナは、それを見てどこか微笑ましいと思いつつ苦笑し、先に朝食を食べ始めた。
朝食も終わり、ゆっくりしていたが、ラグナはどうしても気になったので聞いてみた。
「魔理沙、だったよな。・・・魔法使いってことは、やっぱ魔法が使えんのか?」
「もちろん使えるぜ!特に、光と熱に関する魔法は得意中の得意だぜ!・・・まぁ他の魔法も使えないわけじゃないんだけどな。」
「そうか。・・・あのよ、時空転移って使えるか?」
「時空転移!?そんな大それた魔法はさすがに使えないぜ・・・。」
「・・・・・だよな。」
分かっていたことだが、ラグナは少し落胆した。そして今度は霊夢に向き直る。
「んで、結局その結界が安定するのに、どれくらい時間がかかるのか分かったのか?」
霊夢は少し考え込んだ。昨日、紫から聞いた話を彼に話すべきかどうかを考えていたからだ。
「・・・ごめんなさい。まだわからないわ。」
「そうか・・・。」
ラグナは立ち上がり、立てかけていた剣を腰に差して、部屋を出ようとした。
「どこ行くのよ。」
「・・・昨日、俺がいた場所だ。もしかしたら、何かあるかもしんねぇだろ?」
「ちょっと待ちなさい!私も行くわ!それと、魔理沙。あんたも来なさい。」
「はぁ?なんで私まで・・・。」
「あんたの方が魔法の森に詳しいでしょ?」
「おい、別に俺は一人で―――「居候は黙ってなさい!」―――・・・・。」
霊夢はそう言うと、部屋から出て自分の部屋へ向かっていった。
それを見たラグナは、ため息をつきながら言った。
「・・・人の話聞けよ。」
「ははは。まぁ霊夢に限っちゃそれは無理だな。」
と、魔理沙は苦笑しながら言った。
「というか、ラグナは魔法の森にいたのか?」
「あぁ、気がついたらその魔法の森だかで、訳のわかんねぇまんま歩ってたら紫と会って、まぁそっからいろいろあって現状に至るわけだ。」
「そっか。」
(ってことは、ラグナは少なくとも普通の人間ってわけじゃなさそうだな。一般人が魔法の森の瘴気に耐えられるわけないし。・・・それに魔法について若干の知識があるみたいだな。はは、面白いやつが来たもんだぜ。)
そんなやり取りをしていると、霊夢が戻ってきた。
「さ、準備はいいかしら?」
それにラグナと魔理沙は頷いて応えた。
「行くか。」
そうして、3人は魔法の森へ向かった。
いかがでしたでしょうか^^;
駄文ですがご容赦ください;;というか、紅魔郷編の幻想郷の年表ってあれでいいんですかね?^^;一応ググって調べたのですが、ちょっと自信がないので、もし正確な年号を知っている方がいたら教えて欲しいです><
さて、これから先、ラグナには紅魔郷編からの異変解決の協力をしてもらおうと思っているのですが・・・
ラグナって空飛べないですよね?
もういっそのこと術式で飛べる仕様にしちゃおうかなw
それでは、次回もよろしくお願いします!