東方蒼記伝   作:桐生皆無

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こんにちは!桐生皆無です!

更新が遅れて本当にすいませんm(_ _)m

なるべく早く仕上げたかったんですけど、テストが;;
しかも今回、文字数少ないです^^;

相変わらずの駄文ですが、第5話どうぞ;;


5話 霧の湖

 紅い霧に覆われた夜空の下、ラグナはただひたすらに地面を駆けていた。時折、上空を飛んでいる霊夢の方に目を配りながら、見失わないように彼女の後を追った。

 

「気持ちいいわね。」

 

 そんな呑気なことを言いながら、霊夢はラグナを見た。息切れした様子もなく、平然と霊夢の後を追っていた。

 そんなラグナを見て、霊夢は出発する前の事を思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出発前 博麗神社 境内

 

 霊夢は異変解決に向かうための準備を済ませると、神社の境内に出てきた。そこには、こちらに背を向けたラグナが、空を見上げながら立っていた。辺りを見回してみたが、紫の姿は見当たらなかった。霊夢の気配に気づいたのか、ラグナは霊夢の方に向き直った。

 

「あら?紫はいなくなったの?」

 

「あぁ。言いたいことだけ言って、スキマの中に戻ってったよ。」

 

「そう。なら、私はそろそろ行くわ。」

 

 そう言って、霊夢が飛び立とうとした時、ラグナが口を開いた。

 

「その異変解決ってーの、俺も手伝っていいか?」

 

「・・・は?あのねぇ、紫になに言われたのか知らないけど、この幻想郷がどういうところなのかもよく知らないあんたに、異変解決を手伝わせるわけにはいかないでしょ?」

 

「だろうな。・・・でもよ、人は多い方にこしたことはねぇだろ?それに、俺は普通の人間じゃねぇし、簡単には死なねぇよ。」

 

「そうは言ってもねぇ。・・・・・ま、いいわ。でも、あなた移動はどうするつもり?飛べないんでしょ?」

 

「問題ねぇよ。霊夢の後を追っかけりゃいいだけだろ?」

 

「・・・あなたのペースに合わせて飛んでる暇はないわよ?」

 

「あぁ。いつも通りの速さで飛んでくれて構わねぇよ。」

 

「そ。じゃぁ行くわよ。」

 

 そう言って、霊夢は飛び立ち、ラグナはその後を走って追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在

 

(ああは言ったけど・・・・・まさか、本当に走って付いてくるなんてね。)

 

 そう思いながら、霊夢は前に向き直った。多少遅れてるにしても、ラグナは一定のペースを保ちながら付いてきている。普通の人間ならば、置いていかれても不思議ではないが、ラグナは霊夢の姿を見失うことなく走り続けている。霊夢は、多少の驚きと感心を持ちながら、ただ前へと進んだ。

 

 数分経つと、2人が視認できる距離に湖が見えた。

 

「あれか・・・。」

 

 そうラグナがつぶやくと、急にラグナの前方に黒い塊が現れた。

 

「なんだ?」

 

 ラグナは足を止めて、剣の柄に手を掛けた。

 それと同時に、少し離れた霊夢の方には複数の氷の弾幕が飛んできていた。

 

「くっ!」

 

 霊夢はそれを全てかわし、霊夢は空中で、ラグナは地上で、それぞれ動きを止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 霊夢side

 

「あたいの攻撃をかわすなんて、やるわね。」

 

 霊夢は声をした方向を見た。1人は水色の髪に白と青の服を着て氷の羽を持った少女、もう1人は緑の髪に青い服を着て、これまた羽を持った少女がいた。

 

「チルノちゃん!いきなり攻撃したら危ないよ!」

 

「大丈夫だよ大ちゃん!あたいは最強だから!」

 

 霊夢は、そんなやり取りをしている2人を見て、ため息を吐きながら言った。

 

「何の用よ。・・・あなた達みたいな妖精に構ってる暇はないんだけど?」

 

「ここは、この最強の妖精チルノ様と大ちゃんの湖だ!とっとと出て行け!」

 

「チ、チルノちゃん。私は別に・・・。」

 

 困り顔をした大妖精をよそに、チルノは霊夢に向かってまたも攻撃を仕掛けた。

 

「くらえ!氷符『アイシクルフォール』!!」

 

 霊夢は、チルノから放たれた氷の弾幕を余裕の表情でかわすと、ラグナを気にかけた。

 

(ラグナの方で妖気を感じたけど、ま、大丈夫よね。それよりも・・・こっちね。)

 

 そう思い、霊夢はチルノたちに向き直った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラグナside

 

 ラグナは剣を抜き、構えたまま自分の正面にある黒い塊を見つめた。その塊は、ゆっくりとラグナに近づき、次第に晴れていった。そして中から、黒と白の服を着て、金髪の髪に赤いリボンをつけている幼い少女が現れた。

 

(おいおい。この前見た低級妖怪と違って、随分とちいせぇガキが出てきたもんだな・・・。)

 

「・・・おい。テメェ妖怪か?」

 

「そうだよ~。私はルーミア~。」

 

 そうルーミアが答えた。そしてにっこり笑うと、

 

「あなたは・・・・食べれる人類?」

 

 ルーミアがそう言った直後、ルーミアとラグナを覆うように闇が迫ってきて、2人を飲み込んだ。

 

「ちっ!」

 

 ラグナは辺りを見回すが、一面闇に染まってしまい何も見えない。ラグナは、視界が闇に染まる前の地形を思い出し、近くに木がある事を思い出した。ラグナは、そこに向かって剣を振り、木に刺さった感触を確かめると、そこへ移動して背を預けた。これで少なくとも背後を取られることはない。

 

(・・・油断したな。さて、どうするか・・・。)

 

 ラグナがそんな事を考えていると、

 

 

 ゴンッ!!

 

 

 という音が聞こえた。

 すると、みるみる視界が晴れていった。そして、近くの木に突っ伏すように倒れている、ルーミアを見つけた。

 

「・・・・・。お前も見えてねぇのかよ・・・・。」

 

 ラグナはルーミアが完全に伸びてしまっていることを確認して、彼女を木に座らせるように寄りかからせた。

 

(ま、こいつはここに置いときゃいいだろ。)

 

 そう思うと、ラグナは湖の方を目指して走り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラグナが湖に到着すると、上空で、霊夢とチルノが激しい弾幕合戦が繰り広げていた。

 

(紫から聞いてはいたが、これが弾幕合戦か。・・・すげぇな。)

 

 そんな事を思っていると、チルノがラグナの姿に気付いた。

 

「あ!またあたいの湖に人が!」

 

 チルノはラグナの方に意識を注いだ。その隙を見逃す霊夢ではなかった。

 

「がら空きよ!霊符『夢想封印』!!」

 

 霊夢から放たれた弾幕は、全てチルノに被弾した。

 

「きゃああああああ!!」

 

「チ、チルノちゃーん!」

 

 直撃したチルノは、湖を越えた向こう側まで飛んでいき、それを大妖精が追いかけていった。

 

「ふぅ。ただの馬鹿だったわね。」

 

 そう言って、霊夢はラグナの近くに降りてきた。

 

「そっちは大丈夫だった?」

 

「あぁ。なんか、幻想郷に住んでる奴は、すげぇのか馬鹿なのかわかんねぇな。」

 

「・・・まぁ否定はしないわ。」

 

 霊夢が呆れ顔でそう言うと、上空から魔理沙が箒に乗って降りてきた。

 

「悪い悪い!待たせたな。」

 

「別に待ってないわ。ちょうど終わったところだったし。」

 

「ん?なんかあったのか?」

 

「ま、いろいろとな。」

 

「そっか。って、それより湖の向こう側見たか?紫の言ってたとおり、紅い洋館があったぜ!」

 

「そこに今回の元凶がいるのね。」

 

 そう言うと、霊夢は湖の畔の方を見据えた。

 

「さあ、行くわよ。」

 

「「ああ。」」

 

 そして、3人は紅い洋館へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




短くてすいません><

次回はもっと書く予定なので、ご容赦くださいm(_ _)m

それでは、また~^^
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