PCが激しく破損し、買い替えるまでずっとお金を貯めており、やっと執筆できると思ったら、法事やら試験やらでドタバタしてしまいまして;;
これからも、そんなことが起きて更新が遅れてしまうことがあると思いますが、ご容赦ください ><
それでは、本編どうぞ!
紅い洋館を目指して、歩くこと数十分。
3人は、紅い洋館を視認できる位置まで、近づいてきていた。
「また随分とデケー建物だな。」
「ええ。それに本当に紅いわね。」
そんなやり取りをしながら、霊夢とラグナは紅い洋館を見上げた。
「ここに今回の異変の元凶がいるのね。」
「よし。ふたりとも、早く行こうぜ。」
霊夢とラグナを急かすように、魔理沙が言った。ふたりは、魔理沙に続くように屋敷の門へ向かった。
「すぅ~すぅ~。」
門前に着いた3人は、門に寄りかかって眠っている女性に目を向けた。その女性は、赤い髪で緑を基調とした服を着ており、龍の文字がついている帽子をかぶっていた。
「・・・なんだ?こいつ。」
「門の前にいるってことは、門番なんじゃない?」
「門番が寝てていいのかよ・・・。」
「まぁなんにせよ、寝てるんだったらチャンスだ。入っちまおうぜ!」
そう言って、魔理沙は門を飛び越えて中へと侵入した。
「そうね。私たちも行きましょうか。」
魔理沙に続いて、霊夢が門を飛び越えようとした瞬間、門番の女性が目を覚ました。
「ぅん、ん~ん。・・・あれ?あなたたちは・・・侵入者!?」
そう言って、門番の少女は戦闘態勢を取った。
「やべぇ、霊夢!早く行け!」
「わかってるわよ!」
霊夢は、門を飛び越えようとするが、門番の放った弾幕によって遮られた。
「くっ!」
「行かせませんよ!!ここを通りたければ私を倒してからにしてください!」
「もうすでにひとり入ってるぜ!」
声のする方向を見ると、魔理沙が門番に向かって弾幕を放った。それを躱しながら、門番はため息をついた。
「はぁ。また咲夜さんに怒られる。」
「テメェが寝てんのがいけねーんだろーが!」
それにツッコミをいれるように、ラグナは言った。
「ま、いいです。この場で全員始末すればいいだけです!!」
(ちっ!こんなとこで足止め食らってちゃこいつの味方が来ないとも限らねぇな。しょうがねぇ。)
そう考えると、ラグナは霊夢の近くに寄り、霊夢を抱え上げた。
「ちょっと!!いきなりなにすんのよ!?」
霊夢は赤面して抗議するが、ラグナは霊夢を無視して魔理沙の方を見た。
「魔理沙!!受け取れっ!」
そう言って、ラグナは門を越えた先にいる魔理沙に向かって、霊夢を力任せに放り投げた。
「きゃあ!」
「うわっと!」
なんとか霊夢をキャッチした魔理沙。霊夢は魔理沙の腕からすぐ飛び降りると、ラグナに向かって罵倒しようとしたが、ラグナが先に声を上げた。
「お前らは先に行けっ!!こいつは俺がやる!」
それに対して霊夢と魔理沙は反論しようとしたが、門番の弾幕によって遮られた。
「行かせないと言ったはずです!」
「ちっ!おらぁっ!!」
門番は、すぐに霊夢と魔理沙を追いかけようとしたが、ラグナがぶん投げた大剣によって遮られた。
「なっ!」
大剣をかろうじて躱した門番を見て、ラグナは霊夢と魔理沙に向かってもう一度声を上げた。
「こんなとこで全員が足止め食らってちゃしょうがねぇだろうが!さっさと行け!このバカ!」
その言葉を聞いて、霊夢と魔理沙は目を合わせて頷き、屋敷の中へと入っていった。
ふたりの姿が屋敷内へ消えるのを見てから、ラグナは門番がいる方へ向き直った。
「つーわけだからよ。テメェの相手は俺がしてやるよ。」
「・・・・・退くなら見逃してあげますよ、って言おうと思いましたけど、こうなった以上あなたには責任を取ってもらうしかありませんね。」
「はっ!できるもんならやってみな!」
そう言ってラグナは、投げて地面に刺さっていた大剣を抜き、構えた。
「そうですか。・・・・・1つ言っておきますけど、普通の人間では私には勝てませんよ。」
「そーかよ。」
(普通の人間・・・ねぇ。)
ラグナがそう返すと、門番も戦闘態勢を取った。
「覚悟はいいみたいですね。華人小娘、紅美鈴!参ります!」
そして、ラグナと門番・紅美鈴との戦いが始まった。
霊夢・魔理沙side
屋敷の中へ入り込んだ2人は、薄暗い廊下をただひたすらに進んでいた。ふと、魔理沙が振り返り、それに合わせて霊夢も足を止めた。
「なぁ霊夢。本当にラグナのこと置いてきてもよかったのか?」
「・・・。本人がそう言ったんだからしょうがないでしょ?それに、ラグナなら大丈夫よ。」
そう言って、霊夢は歩き始めた。
「そう、だな。」
魔理沙は、霊夢に続くようにその後を追った。
「それにしても、館の中も紅いのね。なんだか、目がチカチカしてきたわ。」
「おまけに広すぎだぜ。・・・なぁ霊夢、手分けして探索したほうがよくないか?」
「そうね、それじゃぁ魔理沙はあっちをお願い。」
「わかったぜ!」
そう言って、魔理沙は箒に跨って飛んでいった。
「さて、私も急がないとね。」
魔理沙を見送った霊夢は、地から足を離して魔理沙とは違う方向へと飛んだ。
ラグナside
霊夢と魔理沙が分かれて探索している頃、ラグナは美鈴と一進一退の攻防を繰り広げていた。
「ちっ!やるじゃねぇか・・・!」
「あなたこそっ!人間にしてはやりますね!」
お互いそんな事を言いながらも、休まずに攻撃し続ける。
「これはどうですか!華符「芳華絢爛」!!」
美鈴がそう唱えると、美鈴を中心としてそこから無数の弾幕が放たれた。ラグナは舌打ちをして、必死に弾を避け続ける。
(くそっ!これじゃ近づけねぇ。)
「弾幕も使えない人間が私に勝とうなんて考えが甘いです!!さぁ、これで最後です!」
そう言うと、美鈴から放たれている弾幕の勢いが増した。それを見たラグナは、にやりと笑って剣の柄に手をかけた。
(近づけねぇなら!!)
『デッドスパイク!!』
ラグナが剣を逆手に持ち振り上げると、地面から黒い獣の顔が這い出て弾幕を喰らいながら美鈴目掛けて突っ込んだ。
「なっ!」
美鈴は迫ってきていた黒い獣の顔を横っ飛びに避けるのと同時に弾幕を止めた。
「やっと止めやがったな!」
「っ!しまった!」
美鈴が気づいたときにはすでに、ラグナが迫っていた。
『へルズファング!!』
ラグナは黒いオーラを腕にまとわせ、それを美鈴に叩きつけるのと同時に、門壁に吹っ飛ばした。
「かはっ!・・・・・ぐっ、うぅ。」
吹き飛ばされた美鈴は、体を起こしてまだ戦おうとする素振りを見せたが、そのまま壁にもたれかかるように倒れて気を失った。
それを見たラグナは、剣を腰に収めた。
「はぁ、ったく。手間かけさせんじゃねぇーよ。」
そう言いながら、ラグナは気絶している美鈴に近づいた。
「わりぃな・・・。普通の人間じゃねぇんだわ、俺。」
ラグナは、美鈴を仰向けにしてその場に寝かせると、門を開けて館の扉の前に立った。
(あの2人・・・。先に行かせといてなんだが、大丈夫だろうな。)
そんな事を思いながら、ラグナは館の中へと入っていった。
???side
ここは月明かりが差し込んだ広い部屋である。月明かりといっても空が紅い霧に覆われているため、あまり明るいとは言えない。
そこには2つの人影があった。1人は椅子に座っており、白い服を着て白い帽子をかぶり、水色の髪で大きいコウモリのような翼を生やしており、口元には牙、そして紅い瞳をもつ少女。もう1人は、その座っている少女に対して片膝を付き、頭を垂らしたメイドである。
「屋敷内が少し騒がしいようだけど?」
座っている少女が、薄ら笑みを浮かべながらメイドに言った。
「申し訳ございません、お嬢様。どうやら侵入者が3名ほど屋敷の敷地内に入っているようです。」
「ふふ、そうみたいね。・・・1人は博麗の巫女かしら?」
「はい。・・・・・あとの2人は、おそらく博麗の巫女の仲間かと。」
「そう、なら存分におもてなししてあげてね?・・・咲夜。」
少女がそう言うと、メイド・十六夜咲夜は顔をあげた。
「かしこまりました。お嬢様。」
咲夜は少女にお辞儀をすると、部屋を出て行った。それを見送った少女は窓から外の空を見上げ、そして笑みを浮かべた。
「ふふふ。素敵な月夜だわ。」
いかがでしたでしょうか。
ぶっちゃけ久しぶりに書いたので、文がかなりグダグダになってしまってると思いますw
もしおかしな所やここはこうしたほうがいいんじゃないか、とかありましたら気軽に感想にかいてください^^;
ではでは、次話もいつ上げられるかわかりませんが(なるべく早めに上げたいと思っています )、よろしくお願いします!!