ONE PIECE ~青天の大嵐~   作:じんの字

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マルンフォードより…コングの発言

コングさんの意見に私以外の人物が驚いた。いや複数人、何か考えている風にはしているが。

 

「コング大将!!あなたは何を言っているのですか!?いきなりこんな訳の分からない若造どもを七武海にできるわけないでしょう!!」

 

それもそうだな。並みの海兵が聞いても反対するだろう。

 

「俺は賛成です!!」

 

おい、ガープ。今の今まで寝ていたくせに何故急に起きた?どうせ、こいつの事だから、これで毎日手合わせできるぜ!!とか考えてるのであろうが(正解です)。

 

「いや、ふざけるのではなく私は本気だ」

 

「つまりこういうことですかな?コングさん」

 

私にも考えが読めた。

 

「こやつらは海賊の割には脅威が薄い。しかし、それぞれが持っている戦闘力は中々評価すべきところがある。このまま放置しているのはおしい・・・ということですかな?」

 

「そうだ。ただでさえ最近は海賊の数が増えてきている。このような逸材がいるなら早急に確保し、この海の平和のために有効利用してやろうと思ってな。それに海軍への入隊については私の権力を使えば問題ないし、元帥にも言っておくしな。」

 

海軍大将の権限は大きい。それを使うのならば問題ないだろう。

 

「しかし、こいつらがその誘いに乗るとお思いですか?」

 

今まで黙っていた中将の1人が口を開く。それもそうだ。こいつらは海賊。いきなり海兵になれ、と言われても罠だと思ってそう易々とは出てこないだろう。

 

「そこも考えてある。」

 

「といいますと?」

 

先ほどコングさんに反論していた少将がくいつく。“戦力”という言葉に惹かれたか?

 

すると、一拍おいた後コングさんはこういった。

 

「こいつらを高額の賞金首にすればいい。」

 

全員の頭に?マークが浮かんだ。

 

「えっと大将。今のあなたの意見は、先ほどの意見と矛盾していませんか?」

 

「そうでもない。つまり、交換条件というやつだな」

 

「手配書のせいで賞金稼ぎや他の海賊に追われたくなかったら七武海にはいれ、さもなくばお前らはずっと賞金首のまま。海軍やら賞金稼ぎ、海賊がワラワラやってくるぞ、さあどうする?ということか。・・・なるほどの!!そういうことか、コングさん賢い!!」

 

ガープ!!お前コングさんの部下だろ!!

 

・・・まぁ、だがそういうことだ。

 

多少強引であったとしても、もし今の交換条件を元に、この2人が海兵になれば我々の戦力が増す。そうでなくてもおそらく根は善良なので、目立った行動はとれないだろう。つまりどちらにせよ我々の思った通りに進む、ということか。

 

「しかし、逆に自暴自棄になることは考えられないのですか?」

 

「いや、彼等はそのようなことはしないだろう」

 

「でも、もしそうなったら!?」

 

「例えもしそうなったとしても、私が止めるさ。」

 

「少しよろしいですか?」

 

私はそのような方法を使うことができる人物を知っている。

 

「ゴール・D・ロジャー、シルバーズ・レイリー。この2人にも同じことをしてみてはどうですか?」

 

「いや、彼らはだめだ」

 

(!?)

 

この2人も大した被害は報告されていないはずだ」

 

「こいつはすでに知っていしまっているからな」

 

私には何を言っているのか分からなかったが何か事情があるということだろうか?しかし、この話題には触れない方がよさそうだ。

 

「コングさんコングさん。俺はあやつらに電伝虫の番号を渡して来たぞ!!」

 

「そうか、よくやったガープ。おそらく一週間後くらいには手配書が発行され、おそらく“辻斬り”が怒り狂って電話してくるだろうから、いつでも出られるようにしておけ」

 

「分かりました!!」

 

嬉しそうだなガープ。そんなにこいつらが気に入ったか?

 

「えー、では次の賞金首に…」

 

まあいいか、さて次の賞金首は…

 

 

『そういうことか・・・。つまり俺が賞金首になったのは海軍としての総意だと』

 

「そういうことだ!!ま、俺はお前らが海軍になろうとなるまいと万々歳だがな!!」

 

『なわけあるかぁ!!責任者呼べ!!責任者を!!俺自らがダンガン的な速度でロンパしてやるわ!!』

 

ガープがニヤニヤしながらかわれと無言で言ってくる。まったくしょうがない。

 

「もしもし。」

 

『!テメエはセンゴクか?』

 

ほう、すぐに気付いたが。

 

「いかにも海軍准将センゴクだ。」

 

『さっきも聞いたが、本当にこの一件はガープが勝手に決めた事じゃないんだな?海軍全体の意見、ということだな?』

 

「そうだ。」

 

電話の向こうからため息が聞こえた。

 

その後に、俺はオリ主だぞ・・・、とか死亡フラグ・・・、とか聞こえたが何の事だろうか。

 

「言っとくが」

 

いつまでたっても相手がしゃべれならいのでこちらから言わせてもらおう。

 

「確かに君たちがこの世界の抑止力に加わって欲しいというのは我々の強い望みであることは間違いない。しかし、それと同時に君たちを危惧しているのだよ。君たちが将来我々の大きな脅威にならないとは言い切れない。それをふまえて今回の決定をしたのだ。」

 

「『ソウデスカ…』」

 

「で?今君はどう思ってるか聞かせてもらっていいかね?」

 

『…』

 

その後沈黙が流れたが一体なにがあったんだ?

 

『だ』

 

「だ?」

 

『だーーーーーーーーーれが七武海になんてなるかブワァーーーーーーーーーカ!!』

 

ガチャ!!

 

「…」

 

「たはは失敗か!!よし!センゴク!!さっさと出航の準備をしろ!!あいつらに喧嘩しにいくぞ!!」

 

ハァ・・・こいつはなぜこれほど能天気なのだ?

 

とりあえずコングさんには報告するとして問題はこの山猿だな…。

 

またしても胃がキリキリと痛むセンゴクであった。

 

 

 

一方その頃・・・

 

「まて!“辻斬り”!!エドワード!!貴様らを逮捕する!!」

 

「チクショーーーーーーーーー!!」

 

グンジョーは白ひげとともに突如襲ってきた海軍の船を撃破していた。

 

高額賞金首への道は近い!!

 




じの字です。

私は帰ってきた!!

今夜の連続更新、いかがでしたでしょうか…。といっても、まだまだ新話は先なのだがね。

いやー、小説を書くのって楽難しい!!

さあて、そんなこんなでグンジョー君が賞金首になっちゃいました。海軍に良い意味でも悪い意味でもマークされちゃったわけですね。

元々、海軍の最高戦力とのガチバトルはやってみたかったのですが。これをどう主人公と絡ませるのか、すごく悩みました。
いきなり主人公を海賊にするのは何かヤダし、海軍に入らせるのも気に入らない。でも、賞金稼ぎのままでも話は進まないし・・・、と練りに練った結果こうなりました。

なんか納得いかない人すいません・・・。

ガープじいちゃんのタカ派嫌いですが、僕的に彼は海賊の中にもシャンクスみたいなイイヤツはいること、海軍は必ずしも正義ではないことを知っているのです。

天竜人が殴られてはしゃいでましたものね。

なので、人を肩書きとか、情報のみで判断したり、海賊は絶対悪!!と言い切る人たちも嫌いなはずなんですね。

以上独自解釈でした。
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