ONE PIECE ~青天の大嵐~   作:じんの字

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デッドウォーズ

『海軍の支部に殴り込み!?』

 

およそ1時間前ブルックやドヘム達に作戦を告げた所、何故か猛反対になった。

 

「旦那、さっきの戦闘で鉛玉が頭に当たってたんですかい?そんな、イカれた話冗談でもこんな場所でばぶっ!?」

 

うるさかったから、デコピン(覇気付き)で、ドヘムを吹き飛ばす。

 

「でやあああああああ!?な、何故か痛い!?ただのデコピンなのに無茶苦茶痛い!?」

 

『お頭ぁぁぁぁ!!』

 

 部下達が心配して地面の上を転げまわるドヘムの元に走っていくが、俺は気にせず話を続ける。

 

「さっきから言っているが、大将がこの島に車でもう時間はねぇ。脱出するための船の確保は…まぁ、最悪適当な海賊団から巻き上げればいいとして、問題はどんなルートをたどって脱出するかだ」

 

地図を剣の柄でトントンと叩く。

 

「こちらが早く島を出たいと思っているのは、奴らには筒抜けだからな。おそらく、どれだけ早く船を確保しても、最終的には島のお気にいる海軍船に拿捕されるのがオチだ。だから、ここで陽動を行い、敵さんの戦力を割く」

 

 ポケットの中にあるベリー硬貨を取り出して地図に置く。

 

「あいつら、まさか海軍の基地に噂の犯人が来るなんて夢にも思わないだろうよ。その結果、兵が基地に戻る。その分、兵士達の作戦系統に混乱が生まれ、結果的にお前らが逃げるチャンスが増える」

 

 そこでもう数枚のコインを取りだし、地図の上で動かす。

 

「で、チーム分けが簡単に言えば、さっき言った通りだ。俺が海軍の本部に斬りこむから、その間に君達が逃げる。ブルックは一番危ないが、船を海軍基地沖まで持ってきてくれ。ハイ、オッケー。じゃ、次行ってみよう」

 

『ちょっと待てい!!』

 

 何故か総ツッコみが入った。いつの間にか復活したドヘムも加わっている。君たち仲がいいのね。

 

「それが無茶だって言ってるんですよ!!そもそも、相手は海軍!!世界のポリ公だ!!たった一人で海軍の基地に殴りこむなんて無理がありやすよ!!」

 

 ドヘムの言葉に周りがウンウンと頷いている。ったくもー、こいつら心配してくれてんのは分かんだけどさー。

 

「じゃあ、聞くが…。お前等、俺の足を引っ張らずにひたすら“暴れ続ける”なんてことが本当に出来るのか?」

 

『ッ!!』

 

 今までのおちゃらけた雰囲気と打って変わって、虫さえ殺せそうな鋭い殺気を纏う。ついでに、相手を威圧しすぎないように調節しながら微量の覇気を込めてみる。

 

「誰かを守りながら何て俺には無理だぞ。防衛戦ならともかく、これはガチガチの攻撃だ。しかも、俺はそこまで器用なタチじゃない。そんな俺についてお前等、銃弾の雨の中で自分の身を守れるのか?海軍将校と斬り合って生き残れるのか?俺にはそうは思えないがな」

 

『…』

 

皆が一様に黙る。おそらく、彼らは瞬時に現実と、俺の本気を察したのだろう。

 

「それでも来たいなら来いよ。だが、俺は自殺志願者と組む気は全くないからな」

 

 周りはそこで完全に黙りこむ。俺はプレッシャーを放つのをやめた。

 

「ま、気にスンナ。仮に中将や大将クラスが来ても、俺は死なねぇよ。適当に引っ掻き回してさっさとトンズラするだけさ」

 

そこでニッカリと笑うと、ドヘムに顔をむけた。

 

「スマネぇな。さっき会ったばかりなのに、お前には滅茶苦茶迷惑をかけるな」

 

「いやいや、気にしないで下せぇ。世界政府に喧嘩を売るなんて歴史的な瞬間に立ち会えたんだ。こっちはさっきからゾクゾクしっぱなしでさぁ!!」

 

「アハハハ…そう言ってくれると助かる」

 

そこで話を区切り、全員の顔を見る。

 

「というわけだ。ま、精々…これからの未来をしっかりと見据えておいてくれや」

 

全員、首を縦に振り、決意を新たにしたのだった。

 

 

 

 

 

「ま、このような形になりまして、俺は海軍基地にカチコミをかけているわけだが…、こいつは一体どういう事だ?」

 

 適度に暴れながら海軍基地内を動き回っていると、大きな広場のような場所に出た。道中、何度か海兵の姿を見かけたが、俺の姿を見ると戦いもせずに逃げ出していた。彼らを無視して道を突き進む。

 人が多くいる場所に向けて走ると、俺がその場所に着く事に集団は別の場所に移動している。最初は、大将が来るまでの時間を稼ぐ戦略的撤退かな?と思っていた。しかし、これを何度も繰り返すうちに流石に気付いた。

どこかに誘導されている。

 

(もしかして大将や中将がすでに控えているのか?9

 

 そんな考えが浮かんだ。昔ならここで経過して歩みを止めていただろうが、昔と今とでは俺は今背負っている者が違う。俺が前進しなくては、俺を信じてくれた人にどうやって顔向けすればいい?

 小走りの速度から一気に速度を増し、見聞色の覇気で辺りの気配に注意しながら前傾姿勢で走り出す。

 

―――鉄拳流星群―――

 

「ッ!?」

 

 聞き取れるか、聞き取れないかの小さな声。その声に気付いた瞬間、俺はその場から飛び退いた。

 次の瞬間、俺のいた場所に巨大な大砲の弾が落ちてきて、地面を破砕した。

 

(遠距離攻撃!?クソッ、こちらに場所を悟らせず、それでいて一方的に攻撃するとかどんだけ性格悪いんだチクショウ!!)

 

 空中に飛び退きながら、地面に着地する。すると、再び弾が2発―――!!

 

「チッ、ある程度予想してたとはいえ、ここまで一方的なものになるとは!!」

 

 剣を逆手に構え、剣を振う。

 

「“烈風エマージェーシー”」

 

剣の壁に阻まれて爆散する大砲。煙の陰に隠れて建物の間を抜ける。しかし、それでもまるで俺を追跡するかのようにいくつもの砲弾が背後に降り注いだ。

 

(どんな技術を使っているかははっきりとしないが、俺の姿をはっきりととらえ、なおかつ俺に命中させず(・・・)に大砲を発射できるほど腕の立つ人間がいる…)

 

俺の知識にはそんな事が出来る人間は数人しかいないが、今は逃げる事に徹することにしよう。ペースを落とさずに走り続けると、開けた場所に出た。おそらく、普段は兵士達の運動場に使われるだろうその土づくりの場所は、建物に囲まれた作りになっており、白線のラインが引かれ、鉄棒やダンベルといったなどが設置されている。

 

「成程…つまり、“暴れる事”前提でこの場所におびき寄せられた、ってわけね」

 

 顔の汚れを袖で拭いながら、目の前の男に話しかけた。

 この世界では見慣れた紫の髪、逞しい肉体でありながらスピードを殺してしまう程の無駄な筋肉は一切なく、“一撃の威力”よりも“戦闘”を重視したものだ。そして、見慣れたコートと、胸元の勲章は、彼がただの一般兵士ではなく、海軍の中でも上位の階級である事を意味していた。

 

「…」

 

 ピンと張ったような緊張感が相手との間を支配する。久々の強き者の気配に、思わず背筋に汗が伝う。ゆっくりと、刀の柄に手をかけ!!

 

「…ハッ!!」

 

 唐突に戦いの火ぶたは切って落とされた。ドン、と爆発したような踏込と、土煙と共にこちらに向かって一直線に突っ込んでくる。猪突猛進タイプなのか?何かしらの作戦のための伏線なのか?まぁ、いい反撃だ!!

 

「“一閃旋風スクランブル”!!」

 

刀を振るって相手をけん制するが、霧散した衝撃波の間を縫うようにして、大きな影が俺の前に降り立ち、黒い腕を振るって俺に襲い掛かってきた。

 

「“黒拳”!!」

 

 男の腕が黒く変色する。成程、覇気使い、しかも素手(ステゴロ)専門か!!

 

「チッ、蛇牙!!」

 

体勢を低くした状態から蛇牙を伸ばして、相手の拳に叩き付ける。あちらさんはどうか知らないが、こちらはウーツ鉱で出来た最硬の槍だ。そう簡単にやられるわけが…え?

 

「なっ、押し負けてるだと!?」

 

キシキシと金属が軋む音を立てて蛇牙と黒い碗が激突していた。

んな馬鹿な!?蛇牙は至近距離なら30ミリの鉄板を突き破れるほどの威力があるんだぞ!?しかも、こっちは蛇牙に覇気を纏わせているから、威力なら大型海王類を一撃で貫く程だ。だが、拮抗し、いや押し負けている!!

驚愕としている俺に対して、男はもう一方の拳が振り下ろされた。

 

「もらった――!!」

 

「させっかゴラァ!!」

 

素早く縮小させた蛇牙を投げ槍の要領で、相手の顔に向かって叩き付ける。顔面を黒化させた男は難なく受け止める。

 

「ちょこざいな真似を…」

 

「悪かったね、そう言う処世術なのさ!!“爆風ナヴァスクランブル”!!」

 

視界が隠れた相手に向かって巨大な斬撃を放つ。

 俺が尊敬する人は北欧神話のロキ、または戯言いーちゃんさんだ。不思議の森のぐっさんドラシルでも可。

とにかく、生き残るためにこっちは必死なんだ!!しばらく気絶してもらうぞ!!トリックスターに俺はなる!!

 

「ッ!!」

 

 すると、ナヴァスクランブルが激突する瞬間、相手は軽く体勢を立て直すと、ステップで飛び退いた。顔の一部を掠めつつも、ナヴァスクランブルはそのまま直進し、進行先にあった建造物を軒並み切り裂いた。

 

「かわされた?」

 

 視界が隠れた状態なのに、俺の殺気を敏感に察知し、反応した。偶然とは思えない。あの黒化した手と言い、かなり鍛えられているなぁ…。思わず感心してしまう。

 

「少し驚いている。あいつらから話は聞いていたが、ここまで実力があるとは思っていなかった。考えを改めよう。しかし…」

 

「あいつら?」

 

 誰か共通のお知り合いでもいるのだろうか。海軍、知り合い…ああ、もしかして…。

 

「あいつらって、もしかして“山猿”と“動く大仏”だったりします?」

 

「何だ、ちゃんと知っているじゃないか。では、やはりお前にはこれは不要だな」

 

 男は、傍らの蛇牙を手に取ると、両端を持ってグッと力を籠めはじめた。おいおい、何をするつもりだ?

 

「フンッ!!」ボギッ

 

「あんぎゃあ!?」

 

だだだだだだだだ、だーーーーー!?コイツ、蛇牙を素手で折りやがった!!んな馬鹿な、鉄なんか軽く超えるほどの硬度を持つ蛇牙だぞ!?その前におにゅーの武器があっという間に真っ二つ何てどういうことだ!?あああ、せっかくローズマリーが無茶言って作ってくれた武器が!!あいつになんて言い訳すればいいんだ…。

 

「俺は、不相応な人間や、自分に出来ない事を自信満々の顔でする人間が嫌いでな」

 

 呆然とする俺を無視して、男は、蛇牙…だったものを投げ捨て、黒い拳を開け閉めさせながら言った。

 

「チェスのようなものだ。ルークは縦にしか進めない。ビショップはナナメしか動けない。戦いを知る人ならば、自身の長所をできるだけ伸ばすよう努力すべきだ」

 

「つまり、俺が蛇牙を使うのは不相応だと?」

 

 怒りを隠さないままそう尋ねると、男は笑んで頷いた。

 

「お前は剣士だろう」

 

 次の瞬間、双眼が鋭く窄まる。

 

「何故今更棒術などを身に着けようとしている」

 

「…」

 

「明確な矛盾だ」

 

 そこで、俺は黙り、腰の籠から先程壊れた日本の剣を引き抜いた。成程、身のこなしも一級。おそらく得意な武装色だけではなく、見聞色も鍛えている。やはりというか、一筋縄ではいかないか。というか…

 

「というか、お前らもさっさと出てこいや!!山猿と大仏が!!さっきからちょいちょい話題に出してやっているのに、俺の親切に気付けないのか!?さっきから高みの見物かゴラ!!」

 

さっきから気になって気になって仕方がなかったので、吼えながら呼びかける。すると、背後と前方で動きがあった。

 

「ガッハッハ!!やっぱりバレとったか!!」

 

「フン、やはり見聞色の覇気は習得済みか」

 

 跳躍した男達が、俺の背後に降り立つ。

 

「よう、久しぶりじゃないの~。どっちも、出世したみたいで、ガープさん、センゴクさん」

 

 背後を見ると、ニカニカと笑ったいたずら小僧がそのまま育ってしまったような野生児そのままの顔と、あきれた顔アフロヘアーの今すぐ斬り飛ばしたい顔1、2が揃って並んでいた。

 

「がーはっはっはっは、久々に会ったな!!だがやはりしぶとい奴だ!!」

 

「へっ、こちとら普通の人生歩んでないんでね。人並み以上に悪運はあるんだよ」

 

「そうか!!納得した!!」

 

「全く、貴様は大人しくしていればいいものを…。やはり、貴様の捜索を中止したのは間違いだったが…」

 

「おかげさまで、自分を見つめ直すことが出来たから、こちらとしたら御の字だけどな」

 

 そうやって自分の昔の出来事を思い出して微笑む。本当、色々あったんですよ。色々…(泣)。

 

「貴様が凪の海からどうやって生還したかは追々聞くとして…だ」

 

 センゴクはそこで眼孔を鋭くし、冷静でありながら威圧のある声で言った。

 

「“鬼人”ロジャーを筆頭に、空飛ぶ海賊、“金獅子”のシキ、“ビッグ・マム”シャーロット・リンリン、そして、貴様もよく知る“白王”エドワード・ニューゲート。奴らを含めた通称“黄金の世代”と呼ばれる海賊達が、新世界に渦巻く住人達と小競り合いを引き起こし、災いを引き起こす種となった」

 

「…で?」

 

「わざわざ新たな火種を新世界に持ち込ませはしない!!」

 

「成程。昔のよしみで見逃してくれはしないかな、とは思ったけど、やはり望み薄か」

 

「貴様となれ合った記憶はない!!」

 

 気合いと共に金色の光を身に纏いながら巨大化して獣形態へと変化したセンゴク。大気がビリビリと震え、とてつもない威圧感を放出するが、俺は背後の男に警戒しながら、センゴクをただ睨みつけた。

 

「俺が素直に言う事を聞くとでも?」

 

「そうなるのであれば、俺達の仕事が楽になるな!!」

 

 爆笑するガープにセンゴクは呆れた眼を向ける。そこで、背後の男の叱責が入った。

 

「貴様ら!!仮にもここは戦場だ。一流の兵士になりたいのであれば、一瞬でも気を抜くべきではない!!」

 

「む、そうだな。すまないゼファー」

 

「ガッハッハ、お前は相変わらず固いなゼファー!!」

 

 今のやり取りで、何となくこの3人の力関係が見えた気がする。というか、目の前の人。新キャラ、ゼファーさん。何だろうこの人の声、何処かで聞いたような気がする。モブ声じゃなくて、大御所っぽい感じなんだけど。

 

「あんたと会うの初めてだよなぁ」

 

「ふむ、紹介が遅れたな。俺は海軍本部少将ゼファー。通り名は“黒碗”のゼファーだ。お見知りおきを辻斬り君」

 

 待て…この声やっぱり聞き覚えがあるよ!!コレは間違いない!!

 

「…まさかのホウチュー!?」

 

思わず迸って叫んでしまった言葉にその場にいた全員がポカーンという顔になる。

 

「ホ、ホウチューとは何だ?」

 

「あ、いや、何でもないですこっちの話」

 

取り敢えず混乱させてしまった事を謝る。

 

「コイツの言う事を気にするな!!時々よく分からないことを口走る奴なんだ!!一々反応していたらきりがないぞ!!」

 

「そ、そうなのか」

 

「ソウナンデス」

 

「…お前がふざけていることは理解した」

 

 おっと、予想していた反応と違う。おちょくられたのかと勘違いしたのか、ぶっ潰すと言わんばかりにゼファーさんは黒い腕をグルングルンと振り回し始めた。

 

「全く、どうして海軍は短気が多いのかね。もう少しゆったりと事を構えようぜ」

 

「はっ、悪党がおかしなことを言う。我らが迅速に行動しなくては、救える命も救えないではないか」

 

「ふーん、その割にお前ら世界政府加盟国の奴隷もちらほら見かけたけど、それはどういう事なんだ?」

 

「…」

 

 おっ、何かしらの琴線に触れたっぽい。センゴクとゼファーの額に青筋が浮かんで、おっかない目つきをしながら歯をギリリとくいしばっている。―――ちなみにガープは、退屈な表情をして小指で鼻をほじっていた。ホンマ、あんた同僚2人を見らないなさいよ…。

 

「ま、今の問いに即答できないようなら、君らはまだまだという事だな。何なら、“天竜人様のため”とか言ってもらえた方が思い切りがいいと思うけどな。…ま、そんなことほざいた瞬間、俺がテメーらのドタマかち割るけどな」

 

「貴様の正義と…我らの正義は違う!!」

 

「そうか、そうなら俺は俺の正義を実行するだけの話だ!!」

 

 結局、こいつらと俺の考えている事は違うという事だ。人の対立は、その人たちが持つ信念と信念とのぶつかり合いである。この世界の正義である海軍の掲げる信念、この世界の悪である俺が掲げる信念。大きい(信念)が勝ち、弱い方を飲み込む。

 

(ならば俺は、俺と言う俺を守るために、全力で立ち向かう所存!!)

 

「こっちも少し…本気を出さなきゃだなぁ」

 

 腹の丹田に力を込め、そこから発生すると言われている覇気を全身へと行き渡らせる。体内から対外へ、そして大気へ、余剰された覇気を再び呼吸で体内に戻すように循環させる。次第に、表皮にこびりつく程度の量だった覇気が、まるで風船にガスを入れるかのようにどんどん膨れ上がる。

陽炎のように立ちあがる覇気。そして俺の背後には、鬼のような模様が浮かんでいた。

 

 




「センゴク?声変わりした?」

「それは言うな…」

こんな形ですが、ご冥福をお祈りします。

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