個性『桃球』 作:猫好き
峰田君の扱いが酷いのは作品の中でも書きましたが、1番伸びしろがある子だと思うからです。決して1番A組の中で嫌いだとか、あの邪な顔がきもいとかそんなことは一切思っていません。(嘘)
お気に入り登録100件ありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
「次は葉隠さん。」
「はーい。」
元気系キャラぽいね。芦戸さん並みに元気が良さそうだ。姿は見えないけど…
「葉隠さんの個性は透明だね。まずはやっぱ気配の消し方を覚えたほうがいいね。後は透明な武器をサポート科で作って貰えば、リーチの問題は解除されるし、わざと音を立てて相手の気を反らすこともできる。通信機等についてもサポート科で相談するといいよ。通信機で位置がばれるのは痛手だろうしね。後は透明な服を着なさい。いくら見えないからといって女の子なんだから裸は駄目だよ。」
「葉隠の裸…」
おい!そこのチビ!何邪な考えをしている。女子達の冷たい目に耐える根性は評価するけど、その顔に出るのは直さないといけないな。
「うんそうだね。サポート科で相談してくるよ。」
葉隠さんは元気よくサポート科に向かって行った。(多分)彼女が気配や足音の消し方を覚えれば、瀬呂君以上のステルスを発揮するだろう。
頑張れ瀬呂君。負けるな瀬呂君。君の未来が明るいことを祈るよ。
「次は爆豪君。」
「さっさと教えろや変身女!」
相変わらず態度がでかいが自分の番まで待つし、静かに待っていたことも考えると強くなりたいとは思っているのだろう。
「爆豪君の個性は爆破。戦闘のセンスはかなりのものだとは思うよ…でも君はまだ敗北を知らないんじゃないかな?今回の戦闘訓練みたいなものじゃなくて、決定的に自分がこいつには勝てないと思うような人がいないのではないかな?」
「ああ、そうだよ!おめぇがクラスの弱点を言ってくれたお陰ではっきり分かったぜ!1対1じゃあ俺は負けねぇってな!」
物凄く自信があるようだけど、こういうタイプの人って今日は調子が悪かったとかずるい手を使ったとかいう奴が多い気がする。
「そうだね君は強い。でも同時に弱くもある。なぜなら自分が1番強いと勘違いをしている。自分の弱点に気付かず周りが自分の上に行くことを頑なに拒んでいる。現時点でも轟君や内藤君には五分五分だと思うよ。下手したらクラス全員に負ける可能性もある。何もかもで勝てるなんて思わないことだね。少なくても私には君の攻撃は届かないし、君に負けることはないよ?」
「んだと糞ナードが!」
爆豪が爆破の個性を使って自分に殴りかかってきたが、私に届くことがなくその場で倒れた。
「かっちゃん!」
「安心しなさい。眠って貰っただけだから、多分起きたら暴れるだろうけど、1時間はぐっすりだから医務室に寝かしておけばいいわ。」
今回使ったのは『スリーブ』。自分ではなく相手に効果のある数少ない個性。発動条件は相手にスリーブの入った玉に触らせる事。『不眠』の個性以外には効く有力な個性だ。
「じゃあ次は緑谷君。」
「あ、はい。」
「緑谷君の個性は増力系の個性だね。(流石にワン・フォー・オールとは言えないから)前に言った事を実践しようとしているようだけど、上手くいかない感じだね。」
「そうなんだ。全体的に同時に発動させるのが難しいんだ。何もない時なら普通にできるのにね。」
「そのイメージをもっと下げた状態を維持する事にしたらどう?今までのを全力疾走だとしたらランニング程度に下げる。最初から100%だと他の事をする余裕も出来なくなるから40〜50%に落とせば見えてくるものもあるんじゃない?」
緑谷君の場合は先にアドバイスをした事もあり、それをしようとしすぎて逆にそれが仇となっているな。つまり最初のお手本が高すぎたのだ。
いきなりバク転空中3回ひねりなんで見せられて真似するのは無理でも後転なら出来るみたいなものだ。
「そうか!無理にフル状態じゃなくて下げた状態でそれに慣れるのが先だったのか…ありがとう八月さんもう少し頑張ってみるよ。」
クラス全員が緑谷君みたいに素直な子だったらいいのにね。いやあのブツブツ言うのをやめて貰えば文句ないのだが…
「次は峰田君。」
「おう!」
「君は色々と残念だね。まずその個性だけど自分以外を引っ付け自分は弾くのなら、今回の場合部屋中にばら撒いておけばよかったし、味方の仕掛けた罠に引っかかるのはアウト。折角の作戦が台無しになるだけでなく、話を聞いていなかったという証拠にもなる。つまり君は味方の説明も聞かずに罠を発動させて、訓練とはいえそれによって負けた原因を作った。また自分の身長を活かして物の影に隠れたり、個性を使って壁に張り付く事もしてない。」
峰田君にはそれに加えて決定的な弱点がある事に気がついていた。
「それに…君は女性を殴れないでしょう?そんな邪な事を考えていたら人気ヒーローにはなれないね。女性に不人気NO.1ヒーロー『ジェントルマン』に次ぐヒーローになりたいのなら別に構わないけどね。」
色々言ったが、これはこのクラスの中で1番伸びしろがあるからだ。決して邪な目線を見て嫌いになったとかそういうものではない。
「ひでぇなおい!俺に良い所はなかったのかよ!」
「ないよ。さっきの戦闘を見る限り何処に君が活躍したような所があったのかこちらが教えて欲しいよ。武術を極めているわけでないし、個性による足止めをせず、低身長を活かして相手への奇襲もせず、更には注意されていたにも関わらず味方の罠に引っかかり、勝てるかもしれない試合に負けた。アドバイスをするとしたらその個性をもっと『八月道場』で学びなさい。はっきり言ってクラス内で1番個性を扱えていないよ。」
峰田君が石のように固まってしまったが、自分も言いたいことも終わったので、ラストの生徒に移る。
「最後は八百万さん。」
「ええ。お手柔らかにお願いいたしますわ。」
「八百万さんの個性は創造だね。理解している無機物の物なら生み出せるオールラウンダーな個性だね。」
「ええ。八月さんには負けますが、素晴らしい個性だと思っていますわ。」
八百万さんは何処かの令嬢みたいな気品溢れる感じだね。
「やはりネックになってくるのは創造する時間だね。これはやっぱり鍛錬あるのみかな。私も第2段階の時はほぼ同じような事をしているから分かるけど、最初の内はそれを全て理解した上でそれが発動できるけど、それを何百回と連続でそれだけを練習していけば、時間を縮める感覚を掴めるの。それをまた繰り返して時間を縮めていく作業の繰り返しをすれば短い時間で創造が出来ると思うよ。あとは判断力だね。味方が自分の罠に引っかかることもあるかもしれない。その時は予め罠の解除方法も知っておく事。なるべく早く味方を傷付けないようなやり方を研究しておく。八百万さんの武器はその冷静で瞬時の判断力が最大の鍵だからね。」
「確かにそうですわね。ちなみに八月さんはどれ程練習したのですの?体力テストで見た限りどれもが3秒以内に発動出来ていましたが…」
八百万さん私のこともしっかり見ていたか…それもそうか第2段階は八百万さんと同じような個性だ。参考になるかもしれないから見ていたのだろう。
「そうだね…実はまだまだ練習中なんだよね。出来れば1秒程度までに個性発動出来るようにしたいし、判断力もまだまだ足りてないと感じているからね。ここまで来るまでに1つにつき少なくても1万回位を10セットくらいしてるかな。」
全員が驚いた顔をしているけど、私の個性を自分もまだ理解していない所が多くて、やっている内にある個性が追加されたり、これも出来るんじゃないか?と思うと本当に出来ていたりと何とも不思議な個性である。
さて、これにて生徒魔改造終了。次は実践練習だ!
前回に引き続き生徒達をコピーしたらこうなる?異論は認める。
葉隠 透 →リーフ(葉隠→葉に隠れている→!(◎_◎;) )
爆豪 勝己→バーニング
緑谷 出久→ファイター
峰田 実 →ニンジャ
八百万 桃→マジック