個性『桃球』   作:猫好き

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感想で質問されたことについて解答します。

Q:物間の個性のコピーって『相手に触る』事が発動条件で時間制限付きだった気がするけど…

A:物間は小説の方には書いてませんが、A組の何人かと握手をしています。また物間と対峙した際に鉄晢の個性を『コピー』しましたが、5分内で上鳴の個性に変えていますので問題ありません。
触れてから何分間その個性を『コピー』出来るのかは分からなかった為、勝手に30分にしております。

皆さんからの質問には出来るだけ答えますので、これからもよろしくです。


動き出した闇

「先生。いつになったら雄英を攻めるんだ?」

 

ここはどこかのバー。そこにいるのは全身に手のような物をつけ、顔もそれで覆っている男と、まるでバーテンダーのような格好をしているが顔はなく、代わりに黒い霧が顔になっている男。

 

そして、

 

「火曜だと前も言っていたと思うが?」

 

「うるせぇよ茸史。テメェは黙って雑魚どもを切ればいいんだよ!」

 

腰に剣を所持し、顔を仮面を覆った男…そう貴志の兄茸史である。

 

「茸史も真面目すぎるのよ。私達は私達の与えられた仕事をするだけなのよ。」

 

そしてこの女。常に空中を飛んでおり、寒いのかマフラー見たいな物を巻いている。本人はドロシアと名乗っているが謎の多い女である。

 

「先生。何故こいつらをよこした?俺達2人では役不足だと言いたいのか?」

 

『ああそうだ。お前達2人では役不足だろうな。あの少女にはな…』

 

先生と呼ばれる人はここにはいない。あるのは『sound only』と書かれた古いテレビだけがあり、そこから声だけがバーにいる達の問いに答えていた。

 

「そんなに危険な女か?わざわざ俺達も派遣するほど危険視することかね?」

 

「茸史。貴方は何て事を!」

 

『構わん。本当は少女を攫った後に話すつもりだったが…いいだろう。お前達には全てを話すとしよう。だが、それを聞いて抜ける何て言うなよ?(マルク)もそちらに派遣することになっているのだからな。』

 

(マルク)とは先生の作った作品の中でも1番狂気に目覚めた化物で、命令ならば何でも聞く先生の僕である。

 

『…そうか。聞いてくれるか。ならば心して聞くがいい。』

 

その場にはいないというのにその場に格上の者の出すプレッシャーが重く押しかかる。

 

『あの少女…今は八月 桃と名乗っているようだが、本名は満月 桜…12年前病院を襲わせた張本人さ。彼女には素晴らしい個性があったにも関わらず、私と同じように孤独だった。私はそこに蜘蛛の糸を垂らした。そして彼女は復習の為に個性を使った。これを喜ばずしてどうする?彼女の個性は凶悪で私すら震える程の物だった。だが、いいことばかりではない。』

 

テレビにいくつもの昔のゲームが映し出されたが、それには触れずに先生と呼ばれた男は話を続ける。

 

『個性が発動しない事があったのだ。原因はすぐに分かった。吸収出来るものはある作品と同じだったからだ。それが今テレビに映っているものだ。』

 

「先生これは何だ?見た事もねぇものなんだが?」

 

そこに映っていたのは全身ピンク色をした球体のような何故の生き物がパッケージに描かれていた。

 

テレビに映っているゲームは1つや2つではなく少なくても10作品あり、その全てに謎のピンク色の生き物が描かれていた。

 

『やはり君らは忘れさせられているようだね。私もメモを見るまでは忘れさせられていたよ。これは星のカービィというゲームの物だ。その記憶も記録も今となってはあの男によって()()()()()()作品だがね。』

 

「断ち切られた?…まさかあの男ですか?」

 

『そうだ。3年前ワン・フォー・オールと対決した際先代のワン・フォー・オールこそ仕留めたものの、オールマイトを逃がされ!この俺に決して治らない傷を負わせた男。更に桜もその機会逃げ出され私は全て失った!奴だけは絶対に許さない!』

 

テレビ越しに伝わる怒りはそのバーにいたもの全てが震え上がるには十分な恐怖を帯びていた。下手に喋れば首が物理的に飛ぶというイメージが刻み込まれていた。

 

『だがそれも許してやろう。何しろ私は心が広いからな。まさかその男の所に桜が逃げ込んでいたとは思わなかったがな。』

 

姿が見えていないというのに恐怖を振りまいている笑顔が浮かび上がり、バーにいるものに重くのしかかる。そんな中でもおそるおそる問いかけるバーテンダーの男のは凄いものといえよう。

 

「では今度の雄英襲撃の目的は…」

 

『八月 桃…いや満月 桜の奪還だ。その為に前の計画から3人の助っ人と3体の脳無を与えたのだ。上手いこと使ってくれよ?』

 

以前の計画では脳無1体だけだった。だが、桜を見つかってからは更に脳無が3体に助っ人が3人となり、このメンバーだけでも雄英を壊すこともできそうである。

 

『ではそれぞれの担当を決める。内通者情報によれば抑えるべき人数は4人。黒霧と死柄木は以前の計画と同じだ。十分に暴れてほしい。』

 

先生が漏らした内通者情報…一体誰が内通者なのだろうか?しかもその内通者は既に八月 桃のクラスの情報を入手しているという。

 

「お任せ下さい。ご期待に添えるよう動きましょう。」

 

『次に爆豪と轟。この2人はドロシアにあたって貰う。』

 

テレビにはかなりの近距離で撮られたと思われる2人の写真が映し出されていた。その写真は雄英の学校服ではなく、バラバラである事から入学前に撮られた物だと推測される。

 

一体どこでどうやって撮られたのだろうか?

 

「あらあら可愛い坊や達だこと…」

 

『そして茸史。お前には弟に当たって貰う。弟だからといって躊躇するなよ?』

 

同じ個性を持つ同士、そして剣術を教える側と教えて貰った側、2人の兄弟は嫌な再会をする事がこの時決定された。

 

「戯言を…私は与えられた任務を果たすのみ…」

 

『そして(マルク)はワン・フォー・オールの継承者に当たる。脳無は以前同じく死柄木達に1体だ。残りの脳無に関してはこちらから転送するか決めることにしよう。』

 

内通者はオールマイトの次の継承者を既に把握しているのだろうか?もしそうだとしたら一体どこでその情報を知り得たのだろうか?

 

「なあ先生。オールマイト(平和の象徴)は倒れてくれるかね?」

 

『絶対と言う言葉は使えないが、桜が我らの仲間になればそれは確実になるだろう。』

 

「あらあら。なら私達も与えられた仕事を全うしましょうね。」

 

「ふん。言われなくとも私は先生に拾われた身…弟が相手だろうが容赦はしない。」

 

「全て壊し尽くしてやるよ!何もかもな!」

 

『諸君雄英崩壊までのカウントダウンの始まりだ。このゴミ(プロヒーロー)の蔓延る世界を!この間違いだらけの(ゴミが溢れる)世界を!我々の手で正しき世界に戻すのだ!』

 

 

 

雄英襲撃まであと3日。




前に星のカービィシリーズは2人出ると言ったな…あれは嘘だ。カービィシリーズって結構ボスキャラが多いし、悪と手を結びそうな奴らがゴロゴロしている事を思い返したので、出来るだけ出してみようと思つてます。

後味方になるカービィシリーズのキャラは2人です。(確定)さて誰と誰だか分かるかな?
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