個性『桃球』 作:猫好き
本編どうぞ。
私は切島君に勇気を貰い、遊英の1-A前にやって来た。ここに来て、震えが止まらなくなってきたが、今日は皆んなに聞いてもらうつもりで来ているのに、こんな所でつまづいていてはいけない。
私の過去の事。自分の個性の事。そう全て…どう反応するのはは分からない。あの時クラスメイトが切島君に付いて来ていたのは分かったけど、盗聴出来ないようにしていたから話を聞くことはできなかった筈…多分。
「今日の1限目のヒーロー基礎学はちょっといつもと違う。特別にある人を招いたさっさと入れ! 」
「はい。」
私は覚悟を決めて、教室に入っていく。クラスメイトから心配の声や安心した声が聞こえたが、それを無視して相澤先生の隣に立つ。
「相澤先生。無理を通してくれてありがとうございます。」
「別に…俺はもう少し寝ていたいだけだ。話が終わったら起こしてくれ。」
相澤先生が寝袋の中に入って教室の隅で包まって寝始めた。本当にこの人はプロヒーローなのか疑問が湧くが、まずは…
「 今回は相澤先生と校長先生に許可を頂いて、私の過去の事。個性の事。全て話そうと思います。なぜ今話すのか?そう思う人もいるでしょう。ですが、今でなければならないのです。皆んなもUSJの敵の情報を知る事になるのですから…」
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私は山梨県にある町で満月 桜として産まれました。父はその町の町長で母もその父の秘書をしていました。八月という名前は後から八月に来た時に名前と同時に変わりました。そう全てを断ち切った状態で…
私が5歳の時こ 個性の検査をしたところ個性があることが判明しました。しかし、私は個性を出すことができませんでした。
父の個性は『電撃』。母は『猛毒』の個性だったので、どちらかか混じり合った個性だと思っていたけど、そのどちらも発動しなかったのです。
それは私が個性持ちなのに個性を使えない
その状況を親は止めようともせず、その行為に加わり私を虐めてきました。ですが私は死にませんでした。どんな個性を使われても、自分で高所から落ちても何事もなかったように生きていたのです。
それを気持ち悪く思われ、更にイジメはエスカレートしていきました。
そんな時私は1人の男性に会いました。男の名前を教えませんでしたが、部下から『先生』と呼ばれていました。そうその男がUSJを襲った黒幕的存在『オール・フォー・ワン』
人の個性を奪い己の力にして、他人に個性を与える個性を持つ人だった。見知らぬ人なのにも関わらず、私は全てを話して頼み込みました。
「お願いします。私の個性を奪ってください。」
ってね。しかし、その男は私に
「その個性を奪うなんて勿体無い。なあ桜よ。君は君を虐めていた人に復讐したくないかい?」
って言ってきたのです。それは私にとって悪魔の誘いだった。その頃になってくると町全体でいじめられていて逃げ場所なんてなかった。誰かに訴えようとしても町では効果が無く、町の外に行けば嘘だと切り捨てられる。
そんな時に自分を虐めてこない人に出会い、なおかつ私を信じてくれた。それだけで私は嬉しかったんだと思う。自分が誰かに認められるなんてもう無いと思っていた。
だから私はその人がヴィランとして活動しているなんで知らずに着いて行った。個性はすぐに分かった。私の個性は『個性を持った人を食べる毎に個性が増える個性』。食べた人の個性を強化した状態で発動できるチート級個性。
同じ個性の人を食べても個性は増えないけど、食べる度に技が強くなるというなんともヴィラン側にいるような個性だった。オール・フォー・ワンは『桃球』と名付けた。
今は父の個性により断ち切られ忘れ去られたゲームの主人公の個性だと立証してくれて、私に満月 桃と言う新しい名前をくれた。
そして、今から10年程前世間にも出回っていないある事件が起きる。何故出回っていないかといえば、それは事件の後ゴエモンが断ち切り、私も死ぬ前までは知らなかった。
その事件はある町全ての住民がヴィランにより全員連れ去られてしまい、後日変死体となっていたるとこで見つかるという事件。その町は私の町…私の復讐だった。
そして私は……町の住民約1500人を殺して食べた。でもただ殺すだけじゃない。いたぶるように…少しずつ命を削るように殺して行った。
その時は本当に楽しかったよ?今思い返すと吐き気がしてくるけどね。そして、私は狂い始めた。人を殺して食べる行為がとてつもない快感をもたらしていた。気がつけば私はヴィランとして捕まえていた人だけじゃなくて、他の人も襲うようになっていた。
そんな生活が7年続き、いつの間にか私は『ピンクの悪魔カービィ』と呼ばれるようになっていた。そんな時に転機が訪れた。オール・フォー・ワンとオールマイトの全面対決。その時に私もその対決に参加していた。
その頃の私は新しい個性や、個性を強化が出来ずに低迷していて、その戦いで死んだヒーローならばわたしはもっと強くなれる…そう思っていた。
でも、私はあるプロでもなんでもない人にやられた。それが今NO.3ヒーローとして活躍している九尾ちゃんだった。私の個性で増やした技も何もかもが彼女には届かなかった。
あれほど自分が無力だと思った事はないよ。そしてその時私はゴエモンにより新たに八月 桃として生まれ変わるために、全てを断ち切られ普通の中学生としての生活が始まった。
それからはここに入るまでは自分について分からないことが多かったし、父や母に聞いても記憶喪失という事で詳しくは話してもらえなかった。
そして、USJ襲撃事件。あの時私は切島君と一緒にまたしてもオール・フォー・ワンと対峙する事になった。そして私は……
オール・フォー・ワンを完全に治してしまった。もし、手を抜こうものなら、こんな風に誰もが無事で生きて帰れるなんて保証できない状態だったと思う。
でもそれだけで終わる程相手は甘くなかった。先程の事で契約は終わっていたが、その後の事を考えていないヴィランではなかった。
今度はゴエモンを人質に仲間になれと言って来た。そのつもりはなかったし、私も契約が完了した時点で逃げる算段は考えていたからね。
何とか逃げられたけど、お父さんは私ではどうやっても治らない程弱っていた。そして私は…お父さんを…
お父さんを殺して食べてしまったのです。
次回クラスメイトの反応と体育祭について書けたらいいかな?もしかしたら体育祭の前にオリジナルストーリーを入れるかも?
候補として皆んなで遊園地に行く。(爆豪、内藤以外)
切島君とデート(後ろから何人か付いてくる)
ifストーリー(内容はまだ決めてない)
上2つに関しては何も起きない普通の話になると思います。(まだ作者も大まかにしか考えてない)皆さん意見があれば教えてくれると幸いです。