個性『桃球』   作:猫好き

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遅れました。最初から手直しが終わり、こうして戻って来ました。改めて読み返してみるとミスとか設定の甘さが浮き彫りになってしまいました。

まあ、今では設定を決めてありますので、書き直すことはないだろうな…多分…

今回は少し甘々なシーンを入れてみました。それほど甘くないかもしれませんがどうぞ…

また、後書きにて今回出たオリジナルロボボコピーをを載せておきます。まあ、こんなのでたらゲームバランス崩壊するねw


雄英体育祭④

私がロボボにコピーさせたのは『ポイズン』。芦戸さんの酸と同じように濃さを変えることで色々できる。勿論濃過ぎれば人を簡単に殺すことも可能な個性だ。

 

「そのコピーは効きませんわ!」

 

「行くぞ轟君!ちゃんと取ってくれよ!トルクオーバー・レシプロバースト。」

 

だが、私のその姿に轟君チームは立ち向かって来た。睡眠毒を放つか…ってあれは!ガスマスク!あれじゃ私の個性は効かない。何故?この個性は初めて使った筈なのに何故分かる!

 

慌てて逃げようとしたが、間に合わない!何本かのハチマチを取られたが、何本かは死守出来たようだ。

 

「すまない。全ては取れなかった。」

 

落ち込んでいる暇は私には無かった。爆豪君チームの騎馬も向かって来た。轟君が取ったハチマチには2位の10万ポイントが無かった為だ。

 

「八月!勝負だ!」

 

轟君チームも再度私に狙いを定めこちらに来るのを確認。ここは一旦立て直すのが先決だと考え、別の個性へと変える。

 

「逃げますわ。飯田さん!」

 

「ああ。トルクオーバー・レシプロバースト!」

 

再度私の個性を読んでいる八百万さんの猛攻を振り切り、ロボボは空へと飛んでいく。やはり八百万さん私の個性について知っている?

 

いや…カービィの事はまだ断ち切っているし、断ち切りを止めたところで数十年前のゲームを知っているとは思えない。

 

「勝負しやがれ!変身女!」

 

空を飛んでも油断はしてはいけない。このしつこい男のように飛んでくることもある。時間をちらっと見れば残り6分程に差し掛かり、ポイントの奪い合いが激しくなってきている。

 

爆豪君は1位のハチマチこそないが3.4位のハチマチの他に何本か持っているね。そんな事を考える前にここは…

 

「私は八月桃ですよ。いい加減覚えなさい。」

 

ひとまず逃げる。逃げる際に催涙煙幕を張り手頃な騎馬のハチマチも奪う。

 

『さあさあ。残り5分を切ったぜ!現在1位は…遂に動き出した八月桃だ!それを爆豪チームと轟チームが追いかける展開だ!っていうかあれはいいのか?』

 

『殺傷能力もないし、作戦としてありだろう。』

 

…手頃な騎馬の中に1000万ポイントを持っている騎馬があったのね。これはますます逃げに徹した方がいいけど、下からの攻撃もきつくなってきた。

 

避けられない事はないけど、そうだあのコピーなら…この状況を打破出来る。しかし、この騎馬戦は私に休ませるという事をさせて貰えなかった。

 

「勝負だ八月さん!」

 

私が『ジョット』を解除した瞬間それは文字通り飛んできた。私が1番に警戒し常に場所を把握しながら戦っていた騎手…この乱戦の中目を離した隙に文字通り飛んできた。

 

勝負を賭けてきたのか緑谷君‼︎でも、次のコピーは完了している。緑谷君の手が届く前に私の周りに小さな鏡が出現し、緑谷君の攻撃を妨害する。

 

そして、その攻撃を跳ね返す。しかし、慢心してはいけない。彼の目はまだ諦めている目ではない。まだ挑戦する目だ。何をするつもりだ?

 

「デトロイトスマッシュ!!」

 

「なっ!」

 

緑谷君がしてきたのは攻撃だった。先ほどの行動で攻撃を跳ね返す事ぐらい彼なら、分かっている筈……!緑谷君が空中で止まっている?……そうか緑谷君は…

 

「今だ麗日さん!」

 

「うん。解除!」

 

上から攻撃をするつもりだ。別の個性へと変えるか?いや、それだと落ちている最中で下の攻撃に当たるのは目に見えている。

 

「横取りはさせないぞ!デク!」

 

緑谷君を遮るようにまたしても爆豪君が飛んでやってきた。駄目だ個性の使い過ぎの影響が今になってやってきた。いくらゲーム知識があるからといっても、これだけの時間色々やってきた為消費が激しい。それでも知る前に比べだら大幅に楽なのだが…

 

『ミラー』は下の攻撃を跳ね返して貰って、前の2人は自力でどうにかしないといけない…そうか私にはこの個性が残っている。

 

時間をちらっと見る。もう残り時間はない。後はタイミングを合わせて…

 

「この勝負私が勝たして貰うよ!」

 

下に向けて発動させる。この状態で使うのは初めてだが、使う事は出来たようだ。それを見届けた瞬間私の意識はすっと消えてしまった。

 

………

 

「おい八月!八月!」

 

ん?切島君…

 

「お?目覚めたようだな。第2種目の結果が出たみたいだぞ。」

 

「ありがとう…」

 

目が覚めたら切島の顔が近くにあった。あれこの体制は…それに気がついた時に顔が赤くなってしまった。

 

「あ、あの…切島君…下ろして…くれない?その…みんなも見ているだろうし…」

 

「いや、そんなふらふらな状態で下ろせるかよ。しばらく休んでおけよ。」

 

それは切島君の顔が近くで見られるお姫様抱っこだった。そう言えば…USJの時もお姫様抱っこしてた…ような…いやいや、それよりもこの状態は恥ずかしい。

 

でも、今はこのまま居たいという思いもある。そう言えば結果は…

 

「切島君…結果はどうなったの…」

 

「俺も桃も決勝に進んだぜ?結局俺達は桃に勝つ事は出来なかったけどよ。決着は決勝戦までお預けだな…」

 

今更だがここはどこなのだろうか?切島君はどこに向かっているのだろうか…

 

「そろそろ応援席に着くぜ。…立てるか?」

 

「…うん。きゃっ!」

 

切島君がそっと私を下ろしてくれたが、バランスを崩してしまい切島を押し倒してしまった。そして、神の悪戯か私は切島君とキスをしてしまうのであった。

 

………

 

「桃ちゃんもう大丈夫なの?」

 

「へ、平気だよ。ちょっとや、休めばも、も、元に戻るだろうし…」

 

「切島。その紅葉はどうした?」

 

「………」

 

「返事が無い。ただの屍のようだ。」

 

1-Aの応援席に戻って来た八月さんと切島君は誰の目から見ても変だった。まず八月さんは服の色が変わっていない…つまり個性を発動しているわけでもないのに赤くなっていて、切島君は心ここにあらずって感じの顔をして、返事にも答えてくれない。

 

(((何があったのか聞きたいけど、聞けない空気感…)))

 

「切島ちゃんがあんな風になっているけどどうしたのかしら?」

 

(((蛙吹さんありがとう。〕))

 

「さ、さあ。な、何か…(ポッ)きゅ〜〜。」

 

なんか蒸気を出して八月さんが倒れた!それから2人が元に戻るまでそれなりの時間を費やした事になった。一体2人に何があったのだろうか?




『ニンジャロボボ』

変わり身の術や隠れ身の術は勿論。空をムササビで飛ぶことも出来る。(無限には飛べない。ゆっくりと下降する。)

『ポイズンロボボ』

性能的にはアイスロボボのポイズン版的コピー。毒沼を渡れたり、毒霧の立ち込めた場所も無傷で行けるようになる。(モブの毒霧は無効化しない)

『ミラーロボボ』

相手からの攻撃をタイミング良くガードすることで、周り攻撃を小さな鏡から跳ね返すことが出来る個性。鏡は5個あり、それぞれ5回攻撃を跳ね返すと消滅する。全て無くなるとコピーも消滅する。

『刀ロボボ』

主人公が騎馬戦最後に使ったコピー能力。父の個性『全てを断ち切る』を使う為に変化した。断ち切った対象の攻撃を20秒間無効化する。(1回限り)

…これだけは言える。これは強い(確信)

次回は他の人視点の予定です。…体育祭は書くことが多くて早くも心が折れそう(・・;)
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