個性『桃球』   作:猫好き

50 / 53
予告通り本編のとは全く関係のない原作崩壊?の話です。なお、元ネタは銀魂の葬式です。今回は会話文かなり多めです。予め御了承ください。




原作崩壊①

葬式…それは亡くなった人を安らかに送るために、生きている人が誠意を持って亡くなった人を送る為の行為である。

 

そんな場所では普通ふざけたり、亡くなった人を冒涜するような行為は禁止されている。そんな中葬式に参列する事になった1年A組はピンチを迎えていた。

 

「お、おい。いつの間にか焼香の順番が回ってきたようだぞ。」

 

「ふざけんじゃねぇぞ。この距離でも出そうなのに、あそこに行ったらケツから別のアロマセロビーが出てくるわ。…そもそも焼香ってどんな感じだっけ?大体の事は覚えているけと、作法とか知らないんだけど?」

 

「アホか。遺族に礼してあれをあれしてあれするあれだよ。」

 

「おい!後半あれしか入ってないんですけど!」

 

「クソ野郎!お前と違ってあそこに行ったら出来るわ!」

 

それは作法について知らないという事。このままでは葬式を無事に終わる事はできないだろう。

 

「仕方ないですわね。私がお手本をお見せいたしますから、その通りにやって見て下さい。」

 

そんな中始めの1人として声をあげたのは八百万だった。

 

「おい!早まるな!」

 

「早まる?麗日さんが分からないっておっしゃったので、お手本をお見せしようと思いましたのに?」

 

「出来るのか?いや、八百万だから大丈夫だと思うけど、生きて帰ってこいよ!」

 

「馬鹿にしないで下さいませ。葬式の作法など常識ですわ。」

 

…それは失敗フラグである。

 

八百万式焼香の手順

 

①まず遺族に対して細やかな粗品を送る。

 

「つまらないものですが…」

 

「おい!国産のA5の松坂牛って粗品じゃ無いだろ!」

 

②焼香の前に行って薔薇のアロマオイルかけ、静かに手を合わせる。

 

「アロマオイルなんて持ってるわけ無いだろ!」

 

③最後にお坊さんに一礼して終了。

 

「ね、簡単でしょう?」

 

「あれ?焼香ってこんな感じだっけ?」

 

「いやいや、ちょっとおかしいような気が…」

 

ちょっとどころじゃない。かなり偏見的な考え方のような…

 

「分かった!行ってくる。」

 

「っておい!行くな!絶対何かおかしいから!」

 

「任せてよ!バッチリ頭に叩き込んどいたから!」

 

八百万の焼香を見て、次に焼香に向かったのは麗日だった。…最初から嫌な予感しかしないが…

 

麗日式焼香の手順

 

「えっと…先ずは…」

 

①坊さんに棺桶で…

 

「彗星ホームラン!」

 

「坊さん‼︎」

 

②元に戻して焼香。

 

「坊さんが何事もないようにお経を唱え始めたぞ!どんだけ頑丈なんだ!」

 

③最後にもう一度坊さんに棺桶で…

 

「彗星ホームラン!」

 

「坊さん‼︎」

 

「こんな感じでだっけ?」

 

「お前は八百万のどこを見たらそうなる!」

 

どこを見てもああはならない筈だが…

 

「足が痺れてそれで…」

 

「足が痺れてもああはならねえよ!」

 

「全く…見てられないわ。私が本当の作法の方法を教えてあげるわ。」

 

クラスメイトが変な焼香にいても立ってられずに、八月が名乗りをあげる。

 

「桃…」

 

「いつもとは違ってお坊さんの蘇生をしないといけないけど、まあ、何とかなるでしょう。」

 

八月式焼香の手順

 

①遺族と坊さんに一礼。その後坊さんの蘇生。

 

「ピ○チュー。10万ボルト!」

 

「おい!何処からか絶対怒られるって!」

 

②焼香台の前に座り、左手に数珠、右手親指・人差し指・中指でお香を摘んで、おでこに持っていき香炉に落とす。これを三回。

 

③最後にお坊さんと遺族に一礼。

 

「ね?簡単でしょ?」

 

「うん。1部を除いて普通だ。」

 

「1部を除いて普通過ぎてどう返せばいいのか分からん。」

 

「何よ!普通なのが悪いわけ!」

 

「では拙者がいこう。こういう所は不慣れだが、八月殿の真似をすればいいのだろ?」

 

内藤式焼香の手順

 

①→→B↑アピ

 

「何か違うコマンドみたいな者が出てきたんですけど!」

 

②→アピ×3

 

③↓→B

 

「こんな感じか?」

 

「お前は何のゲームをやっているだ!」

 

「すまない体が勝手に動いたのだ。」

 

ゲームキャラが元ネタ故致し方なし。

 

「では、今度は私が行くわ。」

 

蛙吹式焼香の手順

 

①遺族と坊さんに一礼。

 

②焼香台の前に座り…線香の上にいる蚊を食べる。

 

「おい!そんな物食べちゃ駄目だろ!」

 

「いや、蛙吹さんは蛙だし仕方な…くねぇよ!普通にこえーよ。」

 

③最後に慰霊に向かって一礼。

 

「こんな感じかしら?」

 

「蚊を食べるのは駄目だと思うけどな!」

 

「美味しそうだったからつい。」

 

「ついで食べるなよ!」

 

蛙吹は蛙の特性上蚊を食べたくなるは分かる…訳がない。そもそも蛙って蚊を食べたっけ?(作者の無知故致し方なし)

 

「ふっ、動かずに焼香するなど造作もない。」

 

「いや、行けよ!」

 

常闇式焼香の手順

 

黒影(ダークシャドウ)

 

『はいよ!』

 

①遺族と坊さんに黒影(ダークシャドウ)が一礼。

 

②焼香をすることは出来ないので慰霊に黒影(ダークシャドウ)が一礼。

 

③最後に遺族と坊さんに黒影(ダークシャドウ)が一礼。

 

「ふっ、たわいもない。」

 

「凄い個性の凄い無駄遣いを見たような気がした!」

 

いや、個性を使って焼香するなど普通はない筈なのだが…

 

「ちょっと待て!遺体が増えてる。遺族だ!」

 

「常闇の個性に驚いて倒れやがったんだ。と言うか何で全員ガン無視?別に倒れても良い人間なの?」

 

「仕方ない。俺が出よう。このままでは葬式が滅茶苦茶になる。ここはクラス委員長として皆の尻拭いをなければならない。」

 

真面目が売りの飯田なら…その変な流れを止めてくれる筈!頼んだぞ!クラス委員長!

 

飯田式焼香の手順

 

①遺族を病院へ

 

「大丈夫ですか!…‼︎これは早く病院に行かなくては!しっかり捕まっててください!」

 

「飯田!それ坊さん‼︎」

 

「大丈夫!俺に任せて皆は葬式を続けるんだ!トルクオーバー・レシプロバースト‼︎」

 

「だからそれ坊さん‼︎…って行っちゃったよ。」

 

結果…何故か坊さんと遺族を間違え、坊さんを病院に連れて行ってしまい、遺族はほったらかし…状況が悪化した。

 

「おいおい。これどうするよ。」

 

「ふざけんじゃねぇぞクソ野郎!色々仕出かした責任とか取りたくねぇよ。どうしたら…」

 

その時葬式会場の入り口のドアが開き、1人の男性が姿を現した。その男とは…

 

「もう大丈夫!何故って?私が来た‼︎」

 

「オールマイト!」

 

「HAHAHA!プロヒーローたる者色々な事をしないといけないからね!後は私に任せなさい!」

 

オールマイト式焼香の手順

 

①ヒーローらしくド派手に登場する。

 

「もう大丈夫!何故って?私が来た‼︎」

 

「天井を壊して来るな!」

 

「っていうか遺族が下敷きになったぞ!いいのか!あれを真似ていいのか!」

 

②焼香台の前に座り、右手で焼香を…

 

「ガシャン!」

 

「おい!焼香台が壊れたぞ!大丈夫なのかあれ!」

 

「いやいや、絶対ダメだって!」

 

③ヒーローらしく去っていく。

 

「では諸君さらばだ!」

 

「オールマイト逃げた!!下敷きにした遺族置き去りにして逃げやがった!」

 

「…成る程…あれがプロの葬式の作法か…」

 

「いやいや、違うからね!絶対違うからね!」

 

まだまだ葬式は終わらない。その後も…

 

「悪りぃ慰霊が親父に見えてついやってしまった。」

 

「だからって氷漬けにしなくてもいいだろ!さむいから氷漬けを直せよ!」

 

「分かった。」

 

轟により、遺族を含めた棺桶ごと凍らしたり…

 

「これでいいか?」

 

「棺桶も遺族も灰の一欠片もなく燃やせって誰が言った!」

 

「…そうか…次から気を付けよう。」

 

「いやいや、次なんてないから!っていうかなんで皆ガン無視!これが普通なの?こんなの日常茶飯事なの!」

 

同じく轟により火葬まで終わらせてしまったり、

 

「ありがとうヒーロー。火葬の手間が減ったわ。」

 

「なんで喜んでいるだ!」

 

「って遺族も灰になってるのにそれでいいのか!」

 

何故か遺族の人に喜ばれたりと1-A組の葬式は終わりを告げ…

 

「こんな葬式は葬式じゃない!だから断ち切る!」

 

「ちょっと待て!それをやったら!」

 

その時これまでの出来事が断ち切られ無かった事にされた。つまり…

 

「お、おい。いつの間にか焼香の順番が回ってきたようだぞ。」

 

「ふざけんじゃねぇぞ。この距離でも出そうなのに、あそこに行ったらケツから別のアロマセロビーが出てくるわ。…そもそも焼香ってどんな感じだっけ?大体の事は覚えているけと、作法とか知らないんだけど?」

 

「アホか。遺族に礼してあれをあれしてあれするあれだよ。」

 

「おい!後半あれしか入ってないんですけど!」

 

「クソ野郎!お前と違ってあそこに行ったら出来るわ!」

 

また最初から葬式が始まることを指していた。




無限ループって怖くない?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。