個性『桃球』   作:猫好き

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お待たせしました。2回戦開始です。いつになったら体育祭終わるのだろうか…今考えている話だけで4試合+2話を考えているから…まだまだ終わりそうにない(・・;)

もうゴールしてもいいよね?

はい
>いいえ

(´・_・`)


雄英体育祭決勝戦2回戦①

「何の用だ親父。」

 

「少しは成長したようだが…焦凍!何故左を使わない!お前には!ふん!」

 

反射的に左の炎で親父を攻撃するが、反応し俺の炎わを打ち消すように個性を使った。…相変わらず使い方においてはトップクラスと言われるだけはある。

 

「うるせぇ。俺は()()()()()()()()()()を超えるつもりだ。左も使ってやるから見とけよ。」

 

「ほう。そんなに次の緑谷というのは強いのか?」

 

親父がニヤつきながら俺を見る。その顔を殴りたくなったが、届かない事は目に見えている。

 

「いや、あいつはどういうわけだか知らねぁがオールマイトに好かれている。それよりも問題は…」

 

「八月 桃か…奴には俺でさえ苦戦した。それよりも先にお前が負けない事だな。」

 

そう言いながら親父は観客席の方へと歩いて行った。言われなくとも桃に当たるまでは負けるつもりなどない。

 

『2回戦最初の対決は!超パワーで第1・第2種目共に1位を取ったヒーロー科!緑谷 出久!vs1回戦で巨大な氷山を作り出したヒーロー科!轟 焦凍!』

 

『緑谷君の超パワーに轟君がどう対応していくのか見ものです。』

 

「すまんな。本気でお前を倒す。」

 

「僕だって負けるわけにはいかないんだ!」

 

『Aブロック2回戦!レディーファイト!』

 

試合開始と共に右で緑谷の足だけを凍らせるように個性を発動させ左で追撃をしようとするが…

 

「消えた…‼︎」

 

それは無意識だった。だが、それはいい結果をもたらした。消えたと思っていた緑谷は、ただ単に目で追えないスピードでおれの左に回り込み殴ろうとしていたのだ。

 

俺は左で炎のカーテンを作り、緑谷の攻撃を防いだのだ。

 

「チッ!」

 

慌ててもう1度右で緑谷の足だけを凍らせるようにしたが反応がなく、またしても緑谷の姿が消える。いや、目に映るスピードより早いスピードで動いているのか?

 

「轟君の個性は確かに強いよ。でも、発動までに若干のタイムラグがある。これが君の弱点!卑怯と言われようが僕はそこを突かせてもらうよ!」

 

緑谷の声が全方向から聞こえる。どうやらしゃべりながら目に追えない速さで移動しているみたいだ。なら…

 

「緑谷。スピードで俺を撹乱するつもりかは知らないが、これならどうだ!」

 

俺はステージ一面をスケートリンクのように凍らせた。物凄いスピードで動いているのならそうさせないような場所にしてしまえばいい。

 

更にスケートリンクに氷で出来た撒菱を撒く。これなら…

 

「スマッシュ!」

 

しかし、その作戦は緑谷の超パワーによりステージを破壊したことで崩れる。その時緑谷の姿を見た俺は一瞬オールマイトの姿を重ねてしまった。

 

何故ならオールマイトまで…とはいかないがいつもの緑谷にはない筋肉が付き、緑色の髪やそばかす顔を除けばかなりオールマイトに近い姿になっていた。緑谷…お前は一体…

 

「轟君考え事をしてもいいのかな?」

 

「‼︎」

 

そんな俺の考えを邪魔するように緑谷が目の前に現れ、咄嗟に作った小さい氷の盾に衝撃が走る。直撃を受けなかったが数m後ろに飛ばされた。背中側に氷の壁を作らなければ、咄嗟に小さい氷の盾を作らなければおそらく場外に行っていたかもしれない。

 

「緑谷…いや、今はお前を倒すことを考えた方が良さそうだ。今のもやろうと思ったら場外に飛ばすことだって可能だった筈だ…何故やらなかった?」

 

「決まっているじゃないか!僕は本気の君に勝ちたいからじゃないか!もう僕は本気を出しているぞ!」

 

本当に馬鹿だよ。だが、本気を出していないのは事実。いいぜ見せてやる。この姿になるのは2度目だ。1度目は九尾ちゃんの前、あの時は暴走してしまったが今なら…

 

「ふっ。なら見せてやる。親父と母さんの力を受け継いだ()()個性を!」

 

それは客観的に見ればヴィランのような姿だったかもしれない。それもその筈今の俺は右側は氷に覆われ、左側はメラメラと燃えている。

 

「轟君!それって昔の漫画にあったヴィランの!」

 

「ああ。それを真似た。確か…フレイザードだったか…そう言うお前はオールマイトにそっくりだぞ。」

 

「え?な、何じゃこりゃー!」

 

改めて自分の体を見た緑谷が面白い程に驚いていた。おそらくこの状態になるのは初めてなのだろうか?

 

「いや、こ、これはオールマイトの個性と同じ…じゃなくて似ているというかその…えっと…偶々似ているだけであってオールマイトの個性とは全然違うというかその…」

 

緑谷の様子は誰が見ても怪しいと思える物だった。何かを必死で隠そうとしているみたいだが、かえってそれが裏手に出ている。

 

いつの間にか緑谷がいつもの緑谷に戻った後も言い訳をしている。それを見逃す程俺は優しくなかった。緑谷を一瞬の内に首から下を凍らせ再起不能にしたのだ。

 

『緑谷!戦闘不能!よって勝者轟!』

 

終わってみれば何とも情け無い終わり方だったが、勝ちは勝ちだ。それにしても…あの慌てようは…もしかするとあの噂は本当なのかもしれないな…

 

 

 

 

 

 

 

オールマイトの隠し子と言う噂は…




デクがオールマイト化しましたw

筋肉モリモリのマッチョマンではありませんが、細マッチョマンくらいかな…流石にデクが筋肉モリモリのマッチョマンになるような小説なんて…ないよね?
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