個性『桃球』   作:猫好き

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生徒魔改造2話目です。尾白君をどう魔改造しようか考えましたが、いい案が出なかった為こうなりました。期待していた皆さんごめんなさい。(いたかどうか分からないけど…)

感想ありがとうございます。返答はしませんがいつも励みになってます。拙い作品ですがプロヒーローになるまで頑張って出しますので応援よろしくお願いします。


生徒を魔改造していく②

「次は尾白君。」

 

「ああ、お願いするよ。」

 

「尾白君の個性はその尻尾だね。…ごめんね戦闘らしい戦闘を見てないから分からないのだけど、その尻尾でどれくらい出来る?」

 

「まあそうなるわな。そうだな尻尾で150Kは持てるし、尻尾を使ってビルの3階くらいなら飛ぶ事ができるかな。正直言って戦闘において上手い事まだまだ使えていないし、鍛錬はもっと積まないといけない。」

 

「そうだね。君の場合は一通り格闘技は習得しているみたいだけど、そのどれもが尻尾を使わないからね。今回の場合は尻尾に葉隠さんを乗せておけば、隙を狙って轟君を拘束出来たかも知れないね。」

 

正直言って尾白君のアドバイスは私には出来ない。私が不得意とする異能系個性。私の個性で再現出来るものなら的確なアドバイスが出来るが、出来ないものは色々なヒーローを見てきた経験からしかできない。

 

「今週末クラス全員で実家に来ない?今回の反省会と個性を思い切り使える場所なんてそうそう無いでしょう?実家には色んな個性のヒーローがいるからいい刺激になると思うよ。」

 

「おお!ありがてぇ。」

 

「すまないが、B組にいる幼馴染も呼んでも良いのだろうか?」

 

「いいよ。『八月道場』は誰でも歓迎するから。」

 

その後A組の全員とB組数人に及ぶ大世帯になるのだが、今は少し置いておいて次の人に移る。

 

「次は上鳴君。」

 

「うっす。」

 

うわー。見た目通りキャラいな。それに頼んでいるのはあちらなのにこの態度…飛ばしたいな…芦戸さんの時には嫌な感じしなかったけど彼は駄目だ。

 

生理的な所で拒絶しているみたいだ。

 

「上鳴君の個性は電気を纏う帯電。かなりの強個性だけど…使いすぎると判断力の低下。味方・敵関係無く当たってしまう事。個性によっては全く効かない場合がある事。救助活動…特に水難事故のレスキューには向かない事が挙げられるかな。」

 

「水難事故は分かるけどよ。その他の救助活動に向かないのは何でだ?」

 

ちょっと考えれば分かる事なんだけど…彼は余り考える事をしないタイプとみた。

 

「その帯電を使って何が出来る?特に救助人を抱えた状態で…」

 

「…何もできねぇ。まず最初に救助者に被害が及ぶ。」

 

「そう。今のままならね。」

 

私は回っている玉の中から黄緑色の玉を取る。黄緑色は『プラズマ』。電気を帯びながら戦うつまり上鳴君と同じ個性だ。

 

「上鳴君の場合身体全体に帯電させて戦っているね。特に威力を上げようとするとその傾向があるから、片手だけとか指先だけ帯電をコントロール出来るようになれば強くなるよ。そして、手の上だけで帯電を最大限発揮できれば飛ばす事も可能になる。後はいくら個性が強いからと言っても『ゴム』や同じ電気系個性には効かないのだから、武術を習うといいよ。」

 

「手の平だけで帯電を…結構難しいな。けど遠距離攻撃が出来るのは嬉しいぜ。ちょっくら練習してくるわ。」

 

練習しすぎてアホの顔になるのを想像しながら、次の人へと話題を切り替える。

 

「次は切島君。」

 

「おう。頼むわ。」

 

「切島君の個性は硬化。派手さは無いけど男気溢れる個性だね。弱点としてあげられるのは青山君みたいな遠距離攻撃の個性に弱い事が挙げられる。後はやっぱり硬化と言っても痛いものは痛いだろうし内部ダメージは蓄積されやすい事かな。」

 

「全身硬化すればそれも消えるんだけどよ長時間維持する事はできねぇんだよな。」

 

「切島君は常に全体を硬化して戦っているけど、これは余り意味が無いの。敵の動きから当たる場所が分かっていれば、その場だけ硬化をすれば無駄な個性使用が無くなる。個性によっては瞬時に全体を硬化さけたり、逆に消したりしないといけないけどね。」

 

「考えながら戦えってか…」

 

切島君が思考の其方に行ってしまったので、次の人に…そういえば口田君喋った所見た事無いけど大丈夫だろうか?

 

「じゃあ次は口田君。」

 

「(・・;) (コクコク」

 

本当に大丈夫だろうか…というか口田君の個性分からないのだけど…まあいいか

 

「口田君は個性とかそういうのより、もっとコミュニケーションを取らないといけないよ。言葉が喋れないのなら個性を使って喋ったり、手話・手振り素振りで会話をするようにしないといけないよ。」

 

「(・・;) (コクコク」

 

その時部屋の外から1羽の黄色の鳥が飛んできて口田君の肩に乗った。迷ってきたのか?いや、そんな事はないなこれが彼の個性?

 

「分かった分かった。オメェの声を喋ればいいんだろう?『ありがとう助かった。これからはこの鳥を通してもっとコミュニケーションをとるようにする。』って今回限りじゃねぇのかよ。」

 

謎の鳥の登場に驚きはしたが、雄英高校の校長はネズミだし、問題でも無いだろう。口田君ちゃんとお世話するといいよ。人間の言葉を喋る鳥なんて中々見かけないから、逃さないように調教しときなさいよ。

 

「じゃあ次は障子君。」

 

「ああ。頼む。あれはいいのか?」

 

あれとはあの鳥の事だろう。まさか1発で喋る鳥が来るとは思っていなかったが…

 

「いいんじゃ無いかな?口田君も皆とコミュニケーションが取れるようになったのはいい事だよ?」

 

「それもそうだな。」

 

「で、障子君の個性は複製腕だね。見たところ体の動かし方がなって無いね。腕1つ1つを別々に動かせて無いね。後は今回の訓練だと、味方に頼りすぎているね。今回は上手い事いったけど、もし味方が捕まれば不利に動いていたし、いくら捜索が出来るからと言って尾白君との戦いの中では正確な位置は掴めないんじゃない?」

 

「確かにそうかもしれん。特にプレゼント・マイクのような音で攻撃する相手だと他の音がかき消されるだろう。もしそうなった時どうすればいい?」

 

「耳が駄目なら目を複製すればいい。多分視点が多くなる事で脳が追いつけなくなるだろうから日頃から慣れておくといいよ。目も潰されたなら鼻、鼻まで潰されるようなら腕のままにしなさい。どこから来ても対応出来るようにね。」

 

音で攻撃してくる敵に無理に耳で対抗するのではなく、また新たな部位で対応すればいいだけだ。目が体の後ろに付いているだけで人は死角がなくなり、攻めにくくなる。

 

「成る程目か…考えた事もなかったな。確かに死角からの攻撃を事前に分かれば、より戦いやすくなるだろう。ありがとう参考になった。」

 

さて、ようやく半分か…生徒魔改造まだまだやるぜ。




前回に引き続き生徒をコピーしてみたらこうなる?異論は認める。

尾白 猿夫→スカ
上鳴 電気→プラズマ
切島 鋭児郎→ストーン
口田 甲児→アニマル
障子 目蔵→スカ

基本的に今までのコピー能力に無かったらスカです。そして口田君に現れた謎の鳥…なんなんだあの鳥は(棒)

ヒント

どうしても分からない人へアニメ星のカービィを見なさい。そこに答えがある。
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