人の名前を間違う雪ノ下はまちがっている   作:生物産業

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4話 俺が貴女を嫌いなのは……

 五月も終わり、肌寒さを感じていた季節から蒸し暑さを感じるようになった6月の初めの頃である。

 仕事を終えて、寝ようかという時に、めぐりから電話が入った。

 

【秋太くん、明日って暇?】

【まあ、急ぎの要件はないですね】

【ホント! それじゃあさ――】

 

 ――デートしよっか♪

 

 その言葉を聞いた秋太が固まったのは言うまでもない。

 

 ◆

 

「ええ、分かってました、分かってましたとも。めぐり先輩が、男を誑かす悪女であることくらい分かっていましたよ」

「あはー人聞きが悪いことを言わないでほしいな~。私と二人でお出かけするんだから、デートでしょ?」

 

 優しい笑みがそうさせるのか、いら立っていた秋太の心が平穏を取り戻していく。

 ただ、前方に視線を向ければ、抑えられた怒りが湧き上がってくるのだ。

 

「ようこそ♪ 大学の文化祭を楽しんでいってね☆」

 

 なぜかバスガイドのコスプレをした陽乃が、二人の前で旗を振っている。

 やはりこいつは敵なのだと、改めて秋太は認識した。

 

「はるさん、今日はお願いしますね!」

「まっかせなさーい。めぐりも総武高の文化祭に活かせるようにちゃんと見なさいよ」

「はーい!」

 

 美少女二人がきゃっきゃと話している姿は、近くの男子たちには涎ものだった。若干、本気で興奮している者もいたが、警備員に呼び止められ、どこかに連れていかれる。

 

「で、機嫌を直しなさいよ。ほらほら」

 

 陽乃が秋太にヘッドロックを仕掛ける。身長は秋太の方が幾分高いのだが、武術の心得でもあるようで、陽乃はなんなく秋太を押さえつけた。

 

「不快なものが当たってるんですけど」

「当ててんのよ。ふふーん、嬉しいでしょ♪」

 

 揉みしだいてやろうかとも考えたが、それをすれば確実に通報されるので、我慢した。

 

「もーう、少しは反応してくれないとお姉さん、泣いちゃうぞ」

「好きでもないイケメンに、抱き着かれて嬉しいと言うなら、貴女に感謝を捧げましょう」

「ごめんなさい」

 

 一部の男子が期待したが、陽乃は素直に謝ることに決めた。どんな男にでも愛想をふりまける彼女でも、見知らぬ男に抱き着かれるのは嫌だったようだ。

 

「めぐり先輩だったら良かったのに……」

 

 陽乃から解放されて、秋太がそんなことを呟いた。

 

「えーそう? なら……えい♪」

 

 めぐりが秋太に抱き着いた。正面からはさすがに恥ずかしいようで、後ろから秋太を抱きしめる。

 6月だ、服装も軽くなり、薄くなっている。背中に感じる、陽乃より少し小ぶりのめぐりのめぐりさんに秋太は顔を一瞬で染め上げた。

 

「ありがとうございますっ!」

「私との反応の差はなんなの!?」

「えへへ、ちょっと恥ずかしいかも」

 

 天然のめぐりであっても少し顔を赤らめる。秋太は渾身のガッツポーズを決めるが、周囲の男性陣からブーイングが飛んだ。

 

「納得いかないんですけど」

「え、なに聞こえないー」

「クソガキ!」

「陽乃様がご乱心でござる~!」

 

 めぐりの手を取り、魔王から離脱を試みる秋太。陽乃は普段付けている仮面を忘れ、素で秋太たちの後を追った。

 

「あ、あれって、雪ノ下様だよな?」

 

 陽乃が入学してすぐさま結成したファンクラブのメンバーが、感情を露わにする陽乃を見て呆然とした。

 

 ◆

 

「ハア、ハア、ハア……魔王様、ヒールのくせになんて運動神経」

「ふーふーふー」

 

 秋太もめぐりもベンチで力尽きていた。

 

「とりあえず、あんたは〆る」

「仮面が外れてますよ」

「大丈夫♪ 映画の撮影とか言って誤魔化すから」

 

 たぶん、本当に誤魔化せるのだろうと秋太は思った。そして陽乃主演の超展開映画が公開されるであろうことも頭をよぎった。少し見てみたいと思ったのは秘密である。

 

「それにしても意外と足が速いのね? 最後の方はめぐりを抱えているような状態だったのに」

「う~恥ずかしいよ」

「めぐり、貴女がさっきやったことを思い出しなさい」

「で、でもはるさん、乙女の秘密が……」

「いや、それは最初の段階で分かってます。大丈夫です、全然軽いですから。どこかの人と違って」

「ほーう、それは誰のことを言ってるのかにゃん?」

 

 ぐいっと秋太の頬を陽乃が引っ張る。

 

「きょきょのきょいつ」

「秋太? あんまり調子に乗ってると、この握り拳をぶち込むことになるわよ、この口に」

 

 笑顔で脅迫する陽乃。ただ秋太の頬を掴んだ手は強まるばかりだった。

 

「ぎょ、ぎょめんにゃしゃい」

「分かればよろしい♪」

 

 謝罪に満足した陽乃は、ようやく秋太を解放した。

 

「なんかはるさんと秋太くんって姉弟みたいですね」

「めぐり先輩、言葉の暴力って知ってますか? 城廻えぐりって改名しません? 人の心をえぐる的な意味で」

「しないよっ! もう失礼しちゃうなー」

「失礼なのは先輩」

「本当に失礼なのはあんた。私の弟なんて、とても素敵なことじゃない」

 

 肘で軽く小突く。

 秋太を小突きながら陽乃は想像する。もしの世界を。毎日のように、しょうもないことで言い争って、けんかして、仲直りして、一緒に遊んで……そう思うと陽乃の顔は自然と緩んでいった。現実では起こらないもしの世界の話だ。

 ただ次の一言が陽乃を現実に引き戻す。

 

 

「寝言は寝て言え」

 

 こめかみがぴくりと反応した。なんのためらいもなく、そう言い切る男に、理不尽とは思ったが苛立ちを感じてしまった。もう少し可愛くできないものかと。

 

「ホント生意気ね。うちの大学の男子なら土下座して頼むところよ」

「そんな男子など退学させてしまえ」

 

 陽乃の前にかしずく男たち。そんな嫌な光景を想像して、秋太は眉をひそめた。そしてそれが目の前の女性の手によって現実になることも理解すると、いっそう眉がひそまる。

 

「でも、ホント、なんで私に興味ないの? 私って可愛くない?」

 

 まるでそれが当たり前のような質問。普通の女子がそんなこと言えば、「は? 何言ってんの?」と非難の言葉が飛ぶが、雪ノ下陽乃がそれを行うと不思議と自然にしか感じない。一般人とは一線を画す容姿をもつ陽乃にできる陽乃マジックである。

 

「そんな真剣に聞かれても困るんですけど」

「そうだけど、最初に会った頃から、そういう目で私を見たことないよね? 女の子は敏感だからそういう視線には気づくんだけど。ね、めぐり?」

「あ……はい、そうです……ね?」

「気づいてないらしいです」

「めぐりの純粋さが今の私には辛い」

 

 見栄を張っためぐりだったが、二人にいち早く看破されてしまう。

 めぐりが気づかないのはモテないからというわけではない。人気投票に近い生徒会選挙で、大多数の支持を受けているのだから、彼女の容姿に関しては問題ないのだ。単純に、鈍いだけである。

 

「でも、秋太には私が可愛く映らないのかー」

「可愛くは映らないですけど、綺麗だとは思います」

「おろ、嬉しいこと言ってくれるじゃない」

 

 陽乃にしては珍しく、素直に喜んだ。笑顔が柔らかい。

 

「それじゃあ、私は魅力がないのかな?」

「さあ? 少なくともめぐり先輩の魅力を100としたら、姉乃さんは5くらいですね」

「めぐりのあざとさに負けた……しかも大差」

「は、はるさん、私、あざとくないですよ~!」

「「それはない」」

「うぅ~ひどい」

 

 秋太と陽乃のコンビプレーにめぐりが撃沈した。

 

「まさか秋太にフラれるなんて……屈辱」

「むしろ好かれてると思われていることにビックリ」

「そりゃー、まあ、そうだけどさ」

 

 陽乃が口を尖らせながら、視線をそらす。

 

「なんか秋太を見てると、雪乃ちゃんを構ってるみたいで、ついね」

 

 てへっと可愛く笑う陽乃。それに対して、冷ややかな目を秋太は向けた。

 

「あ、それ、俺と妹さんが似てるってやつ、ちょっと議論になりました。ただそこまで仲良くなかったんで、お互いとも判断に困ったんです。で、最終的に姉乃さんが悪いという結論に落ち着きました」

「あのメールはあんたの所為だったんかい」

 

 ばしっと陽乃が秋太の頭を叩く。

 

「もう二人とも、喧嘩はそこまでですよ。折角の文化祭なんだから、楽しみましょう♪」

 

 天使降臨により、二人の言い争いは幕を閉じた。

 

 ◆

 

「さ、ここよ」

 

 陽乃に連れてこられた場所には「ようこそ」と歓迎の文字とは真逆のどす黒い字で書かれた看板があった。

 大学の教室を丸々使っているようで、中までは見えないがかなりの広さを誇っている。

 

「は、はるさん……」

「私所属のテニスサークルです」

「テニス関係なくない?」

 

 デコレートされたこの一角は、なんというか禍々しさを放っていた。

 

「文化祭の出し物なんて、そんなもんでしょ。さ、二人とも、ごあんなーい」

 

 ぱさりと捲られた黒いカーテン。秋太は魔王城に乗り込む、勇者の気持ちになった。

 

「あ、誓約書を書いてね」

「それ、文化祭のレベルちゃう」

「私はゴールで待ってるから♪」

 

 陽乃は手をひらひらと振りながら去っていった。

 入る前から涙を流すめぐりを連れて、秋太は魔王城に足を踏み入れる。

 冒険の始まりだ。

 

 ◆

 

「ハア、ハア、ハア。どうなってんの?」

「…………」

 

 めぐりは開始早々に気絶し、秋太の背中に負ぶさった。秋太はめぐりを背負いながら、魔王城、もといお化け屋敷を制覇したのだが、恐怖よりもその長さに驚きを隠せなかった。

 

「光のない本当の暗闇が一番怖いって、この前、心理学専攻の子が授業で聞いたんだって。だから試してみました♪」

 

 陽乃が用意したお化け屋敷には脅かし役がいなかった。入る前の演出で、お化け役がいると思い込んだ客たちはただ暗い中を恐る恐る歩く。ルートは細く左右が壁で挟まれているため、脱線することはないのだが、どう仕切ればこうなるのかと、ひと教室では収まらないその長さに、精神的疲労と同時に肉体的疲労を感じる。

 光という光が消し去られているため、本当に真っ暗なだけのお化け屋敷だ。

 

 ただ自分が進んでいるのか、それとも戻っているのかも分からない未知の感覚に、客たちは出口にたどり着いてすぐ、力尽きた。秋太もその一人だ。めぐりを背負っていた分、通常の倍は疲労感を感じたことだろう。

 

 お化け屋敷を出ると、めぐりを休憩室にあったベンチで休ませ、秋太も体の力を抜いて、背もたれに寄りかかる。直接ベンチで寝かせるのは可哀想だからと、めぐりには膝枕をした。

 

(本当は俺がしてもらいたい)

 

 青白い顔で魘されるめぐりを見れば、そんなお願いもできないが。

 

「どうだった?」

「まあ、確かに怖かった。めぐり先輩のめぐりさんを背中で感じて、やばかった」

「エロガキ」

「健全な男子と言ってください。むしろ反応しない方が失礼」

「私に対して謝れ」

「あと100年くらいしたら考えます」

「それ私死んでるから」

「たぶん、貴女は生きてると思う」

 

 殺しても死ななそうとは思っても口にしなかった。

 

「もう少し、秋太が慌てるところが見たかったんだけどなー。それで私が優しく膝枕してあげるの。今のめぐりみたいに」

 

 立場が逆ですけどねと秋太が苦笑する。

 

「それでお姉ちゃんの偉大さを知った秋太が、私に頭を下げるのであーる。ごめんなさいって」

「うざっ」

 

 心の気持ちが思わず漏れた。

 

「生意気」

 

 ぐりぐりと拳を秋太に当てる陽乃だったが、すぐに止めて、空を見上げた。

 それからしばらく沈黙が続く。

 陽乃は空の一点を見ているだけ。特に話す用がない秋太は、めぐりの看病に徹した。

 

「秋太がさ、私と似てるって言ったの、覚えてる?」

 

 無言の時間が5分ほど続いたときのことである。陽乃が視線を空に向けたまま、口を開いた。

 

「記憶力は良い方なんで」

「あれさ、結構ビックリしたんだよね」

「まあ、珍しく沈黙しましたからね」

 

 陽乃はその時の自分はきっと間抜けな顔をしていただろうと、ふふっと笑った。

 

「秋太はさ、もう親離れしてるじゃない?」

「まだです。今年中に返済して、晴れて自由の身です」

「あらもう? でもさ、親から離れようとする秋太と、親の言うことに従った私。一体、どこが似てたのかなって」

「なんですか? 人生の先輩がお悩み相談ですか? 俺、人生経験豊富じゃないですよ」

「茶化さないの」

 

 陽乃が視線を下げ、秋太の方を向く。その表情はいつもの陽乃ではなく、真剣そのものだった。

 

「いつもはそっちが茶化すくせに……。うーん妹さんとも話したんですけど」

「ぶーぶー、そこで雪乃ちゃんの名前を出すのは頂けないなー。お姉さんポイントマイナス10点」

「黙りますよ? つうか茶化すなって言ったのは誰だ」

「ごめーん。さ、続けて、続けて」

「まあ、感覚的なもんですけど、初めて見たとき、ムカつくと思いました」

「あ、それ、私も思った。苛めてやろうって」

 

 陽乃がケラケラと笑うが、目だけは笑っていなかった。秋太の言葉を待っているかのように、視線だけは秋太から離さない。

 

「俺が貴女を嫌いなのは、無駄にちょっかい掛けてくるのがうちの親みたいだったから。でも、俺が貴女にムカついたのはたぶん嫉妬」

「…………」

「小さい頃に、情けない親を見てこうはなりたくないって思ったし、親の言うとおりにするもんかって思った。でも、陽乃(・・)さんを見たとき、親の望んだ俺はきっとこうなんだなと思った」

 

 秋太は膝元で唸っているめぐりを優しくなでる。陽乃はその様子を黙ってじっと見ていた。

 

「人当たりが良くて、誰にでも優しくて、それでいて優秀。ただその用意された外面が親のためでしかない」

「自分がないって言いたいの?」

 

 酷く低い声だった。

 

「いや貴女は自己主張が激しいほど持ってますよ。自分を失くす環境で、それでも自分ってものを持ってる。それは俺にはなかったもので、嫉妬した理由なんだと思う」

「私は親に繋がれているのに?」

「繋いでる鎖で逆に縛ってそうです。妹さんが言ってましたよ、姉さんの鎖は私と違って長いって。さすがは妹って感じですよね。よく分かってる」

 

 鎖が長ければどっちが縛っているのかは分からない。

 陽乃は黙って繋がれているようなそんなか弱い存在ではないのだ。

 

「だとすると、私と秋太が似ているとこってないよね? どこが似てると思ったの?」

「性格が悪くて、意地っ張りなところ。意地の張り方が違ったけど、たぶん根っこは同じ」

 

 親に逆らうと決めた秋太と親に従うと決めた陽乃。形は違えど、自分の決断に責任を持っている。

 

「はぁー?」

「顔、顔。美人が台無しになってますよ」

 

 陽乃はあんぐりと口を開け、だらしない表情をしていた。秋太がそれを指摘すると一瞬で美少女に戻ったが、それでも困惑の表情は取りきれていない。

 

「性格の悪さは言うまでもなく」

「私の外面は完璧よ。あそこでこっちをちらちら見ている男の人にだって、愛想を振りまいてみせれるから」

 

 陽乃が見た先に、建物の柱に隠れて陽乃を観察している男がいた。なぜその格好で文化祭にというような、眼鏡にハチマキ、アニメキャラクターのプリントされたシャツに、たぼたぼのズボン、極めつけは何が入っているのかわからない、大きなリュック。オタクというか変質者一歩手前の男が陽乃を陰から凝視している。

 

「さすがに、あれは無理では?」

「……い、いける……はず……え、でも……」

「まあ、俺としては面白そうなんでどうぞご勝手にと言いたいところですけど、今は外面の話じゃなくて、内面の話です。最悪でしょ?」

「黙秘権を行使します」

「沈黙は肯定ってことで。で、後は今のがいい例ですけど、変な意地を張り通すじゃないですか。普通なら、それする? みたいなことでも、やると決めたらやっちゃうところ。その辺りが似てますかね」

「似てない……わよ」

 

 ぷいっとそっぽを向く陽乃。めぐりが言っていた、雪ノ下陽乃の子供っぽさが何も意図することなく自然に出た。

 陽乃もそれを自覚したが、恥ずかしくて顔を元に戻すことができない。

 

「意地は張り通すもの。そう思いません?」

「そうね。そこは共感してあげる」

「なんで上から目線? やっぱり雪ノ下家ってそうなんですか?」

「さあ、どうかしら?」

 

 いつか見た雪乃と似た笑顔。やっぱりこの姉妹はよく似ている。

 

「貴女は貴女らしくしてください。ただ俺に迷惑は掛けないように。ホント、細心の注意を払ってください」

 

 その後、秋太と回復しためぐりは陽乃に引っ掻き回された。

 一番最悪だったのが、陽乃が無理やり参加させた演劇だ。「秋太に傷つけられたのがなんかムカついた」という理由で、部外者である秋太の参加が決まったのだ。

 ロミオとジュリエットのオマージュ。陽乃が演出している割に普通だったのだが、とんでもない爆弾を終盤で投下した。

 

「私が辱められても、心だけは貴方に奪われないから!!」

 

 迫真の演技だったが、劇の内容に一切関係ないセリフ。陽乃目当てで見に来ていた益荒男の皆様たちが、一瞬で殺気を漲らせた。

 秋太に言われた通り、陽乃が陽乃らしく振舞った結果だ。

 

「この話はフィクションではありません、リアルです」

 

 涙を流しながら、儚そうに最後の一幕で言い放つ。その日、秋太は大学中の男を敵に回し、命からがら逃げだしたのだった。

 

「魔王、許すまじ! 必ず復讐を!」

 

 大学の文化祭なんて二度と行かないと心に決めた秋太だった。

 


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