天龍の改変者   作:

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第5話

 

 

【マリンフォードにある海軍本部元帥室にて】

 

ゴリラのような顔をし、髪は頭に4本の棘のように生えている男がいた。そして、鍛え上げられた肉体と戦闘でできたと思われる傷は寄せ付けない貫禄を醸し出し、背中には正義の2文字が存在している。

 

 

 

「あと少しで来る頃かの、ガープとセンゴク以外の大将は新世界でいないが、大将センゴクと今いる全ての中将で迎え入れ……『コング元帥!ディアノス聖様を乗せた船が後3時間後に到着されるとの連絡が入りました!』……わかった。センゴクと今いる中将全員に港への集合命令をだしといてくれ。」

 

 

 

「わかりました。失礼しました。」ーーガチャッ

 

 

 

「天竜人がなんでマリンフォードに来るんかの。しかも、よりによって天龍人とは下手なことはできんぞ。」

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

〜レオンside〜

 

マリンフォードへの船旅は1週間という短くとも長く感じる充実した船旅だった。マリージョアから出たことのない俺は外の広大な大海原を満点の青空を途切れることのない水平線を見たときに改めてONE PIECEの世界へと来た事を実感し、前世では見ることのない景色に感動した。また、今回の船旅で自分の知識の無さに驚愕し、将来マリージョアから出るために知識を集める事を今回のマリンフォードでの生活での目標にすることにした。マリンフォードでは3日間過ごす予定なので充実した日々にしたい。

 

 

 

「マリンフォードまで、あと3時間くらいらしいから外に出るか」

 

僕の部屋は天竜人専用なのか、家具や雑貨などはとても豪華だ。なぜか金ピカの家具や雑貨が多い。・・・・天竜人は金ピカならなんでもいいのか。父上と母上もそうだったが他の天竜人の感性を疑うよ。

 

 

 

ドアを開けると服と球状のマスクのせいで感じられないが、こちらに潮風が吹いているのだろう。開けづらい。こちらに気がついた海兵達が作業を止め、一斉にこちらに敬礼してくる。

 

 

 

「「おはようございます。ディアノス聖様!!」」

 

そう一言言うと、すぐ元の作業に戻る。海兵達は天竜人にはなるべく関わりたくないのか、なるべくこちらを見ようとしない。

 

 

 

小声「まぁ、僕は天竜人の中でも異質に見えるだろうからさらに関わりたくはないのだろう。」

 

僕は今ペストマスクに天竜人の格好だ。どこからどう見ても“異質”の2文字しか出てこない。

 

 

 

「レオンおはよう。」

 

後ろからおじいちゃんが出て来た。少し眠そうだから、さっき起きたばかりなのだろう。

 

 

 

「おはよう、おじいちゃん。もうそろそろつくよ。」

 

僕はそう言うと。海兵達の動作や掛け声を聞くために近くの天竜人専用の椅子に座った。おじいちゃんは外は辛いのか、中に戻っていった。

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

【2時間後、マリンフォード港にて】

 

 

〜レオンside〜

 

船が港に止まり、下船できるようになり下船すると船の前には、中将そして元大将のセンゴクが敬礼しながら並んでいた。そして、今僕の目の前にはコング元帥がいる。やはり、ゼファーはいないか。しかも、ガープの姿もない。後ろにはMARINE大きく書かれた壮大で厳格な白い建物がそびえ立っている。

 

 

 

「コング元帥。大将センゴク。そして、中将の皆様方こんにちは。この度はこちらの要望に対応していただき誠にありがとうございます。」

 

と僕が一言言うと。全員の目が点になった。歴戦の猛者コング元帥でも目が点になったが、すぐに持ち直した。この対応の早さは、さすがとしか言いようがない。

 

 

 

「いえいえ。ディアノス聖様方のご要望ですので断る理由などございません。ちなみになぜマリンフォードへ?天竜人の方々は普通は面白みもないこちらへは来ることはないのですが。」

 

確かにマリンフォードへ来る天竜人はいないだろう。あいつらは奴隷を苦しめるのが趣味のような奴らばかりだからな。同じくくりにされるのでも胸糞悪い。まぁ、おじいちゃんの時と同じような回答でいいか。

 

 

 

「正義を掲げる人たちがどんな人たちで本部はどのような感じなのか。そして、その正義とはどんなのか気になりましてね。」

 

今の言葉には、自分の想いも混ざっている。なぜ世界政府の犬になっているのか。守るべき市民を天竜人の時だけ見捨てるのかなど、正義とは反対の行動に憤りを感じるからだ。

 

 

 

「そうですか。長い間外にいるのもなんですので、建物の中へ入りましょう。」

 

聞いていた海兵達とコング元帥は少し驚いたような顔をして中へ入ることを促して来るので本部内へと向かう。

 

 

 

〜海軍side〜

 

「コング元帥。大将センゴク。そして、中将の皆様方こんにちは。この度はこちらの要望に対応していただき誠にありがとうございます。」

 

この言葉を聞いた時驚愕して一瞬言葉が出てこなかった。これが秘密にはされているが天龍人なのか?目の前の天龍人の子供の父親と母親は公の場によく出て来たが、他は一切と言っていいほど、出てこなかった。しかも、ペストマスクを中にかぶっていて表情はわからない。なんのために来たんだ?とりあえず…

 

 

 

「いえいえ。ディアノス聖様方のご要望ですので断る理由などございません。ちなみになぜマリンフォードへ?天竜人の方々は普通は面白みもないこちらへは来ることはないのですが。」

 

普通の天龍人含め、天竜人は普通マリンフォードへは来ることがない。この光景ですら異様なのに、さらに敬語を使うなんて。後ろの大将含め中将達はすでに動揺しきっている。

 

 

 

「正義を掲げる人たちがどんな人たちで本部はどのような感じなのか。そして、その正義とはどんなのか気になりましてね。」

 

この少年は本当に子供か?まさか、天龍人の家系は皆こうなのか?いや、この子の父親は他の天竜人と同じ行動だったと聞く。後ろのディアノス聖の祖父の方は何も言わないからこれが普通なのだろうか。天龍人を外にいさせるのもなんだな。

 

 

 

「そうですか。長い間外にいるのもなんですので、建物の中へ入りましょう。」

 

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