このまま気づかれない気がするけど...大丈夫だろう。
第4話
機動戦士ガンダムテイワズの狙撃手
第4話
「ふぅ~やっと我が家に帰れた。」
首を右回りで一周、左回りで一周したところでやっと我が家ーーハンマーヘッドに来た。約2ヶ月間まじで暇だったからな、あの戦闘でもわかるように鈍ったな感覚が。ちゃんと訓練しないと。でないと、みんなにおいてかれる。
そう思って、考えていると、いきなり、抱かれた。見なくてもわかる。タービンズのパイロット、ラフタだ。
「ほーら。ゆーちゃん。捕まえた♪」
「ラ...ラフタ姉さん⁉」
その横では、ラフタと違い、クールなパイロット、アジーがいる。
「お帰り。ユウ。」
「ただいま。アジー姉さん。」
ユウはラフタやアジーを姉さんという。それは自分と同じ状況だったからだ。彼女達は名瀬の妻もしくは彼女であるがそれは名だけ。どちらかと言えば娘の方が近い。というか娘だ。僕はどの人の腹から産まれたのか知らないがそれでも姉という意識だ。
「どうだ~ゆーちゃん参ったか~」
ギュュュウ
「うわっ⁉いっ息が...」
おもいっきり首を絞められた。口をパクパクしたり脚を叩いたりして、降参を告げるがわかっていないようだ。
「それくらいにしてやんな。ユウが死んじまう。」
「あっそっか」
やっと解放された。おもいっきり深呼吸をして、思った。ああ。空気がおいしい。
「どうだった?ゆーちゃん?」
首絞められてどうだった?は無いだろう。
「久しぶり空気の美味しさを知ったよ。」
煽って見せた。
ラフタがえー嘘だ~とか言っているのをアジーが止めるのを見ながら、僕、父さんの所に行ってくる。と残し。指令室に向かう。
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「父さん?」
そこには、父さん(名瀬)の姿は無く..数人の家族がいた。挨拶をした後に、父さんの事を聞く。そうすると、一人が答える。
「ダーリンならイサリビの方に行ったわよ。」
「へ?」
その顔を見て、少し笑った後に、ビルトはすぐそこだからと言った。
「行ってみるよ。」
そう言って、イサリビに行くことにした。
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「悪いな、遅くなっちまって」
「いえ、こっちこそ面倒かけちまってすみませんでした」
「気にすんな。それにしてもやってくれたなあのお嬢さんは。っと...」
「お待たせして申し訳ありません」
名瀬に抱きついているアミダが言った。
「フミタンのこと残念だったね」
「...それで出発はすぐにできるのですね?」
「ああそれなんだが...」
名瀬は少し溜めてから言った。
「予定では地球軌道上にある2つの共同宇宙港のどちらかで降下船を借りて地球に降りる手筈だったんだがお前たちの動きはギャラルホルンにきっちりマークされちまった。もうこの手はとれねぇ」
「じゃあどうすればいいんですか!?」
「おいおいもとはといえばあんたのせいでもあるんだぜ?そんな言い方はねぇんじゃねぇか」
「ユージン!」
ビスケットがユージンを注意する
「いやだってよ....」
ユージンも引き下がらない
「私には責任があるのです」
「責任?」
「私を信じてくれる人たちのために私は私自信の責任を果たさねばならないのです」
「それは分かってるんですが・・・」
指令室の扉が開いた。そこにはユウがいた。
「あっ父さん、母さん。」
タービンズの服を着て、指令室に入る。何か大変な話をしていそうだが気にしなかった。
「あぁユウか」
「帰って来たんだね。」
「うん。」
そうすると名瀬は、ユウを指差し、オルガに説明する。
「こいつが言っていた、協力者だ。名前はユウ·タービン。俺の息子だ。」
ユウは適当にども。とだけ言って、三日月に近づく。
「ん?」
「バルバトスのパイロットですね。ユウ·タービン。スピナロディのパイロットです。よろしくお願いします。」
今スピナロディは、データの改ざんとかされたので、イサリビの整備士に頼んで直している。
「うん。よろしく。」
しかし、ユウは三日月をバルバトスのパイロットと気づくということは、見たということになるが、ユウは三日月を初めて...いや、バルバトスのパイロットであると知らないはずだった。
「知ってたのか?」
そう言うとユウは首を振って
「感覚で。」
とだけ、返した。
「かんかく..?」
オルガは首を傾げたが、ある音がその考えを急に終わらせた。
ピピピッ
オルガは考えるのをやめて、なんだ?と聞いた。
「エイハブ・ウェーブの反応。船が近づいてきます」
「ギャラルホルンですか?」
「なら1隻ってことはないだろう」
「接近する船から通信が届いていますが」
「正面に出してくれ」
「うおっ!」
その瞬間見たことのない男が出てきた。
「あの男...」
しかし、クーデリアだけはその男を知っていた。
「突然申し訳ない。モンターク商会と申します。代表者とお話がしたいのですが」
「タービンズの名瀬・タービンだ。その貿易商とやらが一体なんの用だ?」
「ええ。実はひとつ商談がありまして」
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「改めましてモンターク商会と申します。またお会いしましたね、クーデリアさん」
そう言って男はクーデリアを見る。
「知ってんのか?」
「いえ...少し」
「で、商談ってのは?」
「私どもには地球降下船を手配する用意があります」
「はあ?」
その時ユウは名瀬の脇腹をつついた。
そして小声で、
「(父さん。これって...)」
名瀬も小声で返す。
「(ああ...)」
「あなたの革命をお手伝いさせていただきたいのですクーデリア・藍那・バーンスタイン」
「パトロンの申し込みか?こいつは商談じゃなかったのか?」
「もちろん商談です。革命成功の暁にノブリス・ゴルドン氏とマクマード・バリストン氏が得るであろうハーフメタル利権。その中に私どもも加えていただきたい」
「ノブリス?」
ビスケットは首を傾げるが、名瀬は納得している。
「なるほどな」
「いかがでしょうか?」
「まだ始まってもいない交渉が成功すると?」
「少なくともドルトコロニーではその兆しが見えました」
「返事はいつまでに?」
「あまり時間はありません。なるべく早いご決断を」
その時、ユウは彼を目に焼き付けていた。彼の仮面の裏の顔は、そう遠くない未来に関わる顔だったから。
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「モンターク商会...100年以上の歴史を持つ老舗、なんの問題もない企業だ。表向きはな。あいつらまた厄介なことに巻き込まれやがって....」
百年以上、なんの問題もない。その言葉からユウは疑問を抱いた。
「手のかかる子ほどかわいいんだろ?あんたはさ」
「でなきゃお前みたいな暴れ馬に恐ろしくて手は出せないさ」
「ふふふっ」
その瞬間ユウの疑問は他のものにかわった
「(母さんって暴れ馬か?)」
「父さん。母さんって暴れ馬かな?」
「....」
「....」
「(僕はなんか悪いことでも言った?)」
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「モンターク商会の件、取れるだけの裏は取ったがそれでも危険な賭けだぜ」
「分かってます。それでも....」
「他に手はないのでしょ?」
オルガが思っていたことをクーデリアが言った。
「利用できるものは利用させてもらいます」
「........確かに。毒を食らわばか.....」
「じゃあ兄貴」
「ああ、商談成立だ」
第4話終わり
ほぼ原作通り。次の戦闘シーンまではあまり変わりませんね。