機動戦士ガンダムテイワズの狙撃手   作:みっつ─

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ジャスレイ討伐を本気でやることにしたユウ。
そんなことを知らないジャスレイはユウ達を始末するために動き出す。 

Twitterアカウントなるものを作ったのですが...
使い方がわからずてんやわんやしてました。
誰か使い方教えてください。https://mobile.twitter.com/eoNe1YKYesfGm9g


第55話 復讐のため

目の前に出てきたのは黒く、大きな棺。

その中は...空っぽだ。何にも入っていない。

そう。手足一本所か、髪の毛一本も入っていない。

 

「...父さん、母さん」

 

せめて死体でもあれば今ここで火葬も出来たというのに。

何も入っていないという事実が胸を締め付ける。タービンズ人が泣きながらそれを見るたびに悲しくなる。

何故だと誰かが問いかける。

何故あそこで無理矢理でも名瀬とアミダを救おうとしなかった。モビルスーツ隊に構わずにさっさと二人を回収して逃げていれば良かった。余裕がなかったと言えばその通りだ。しかしだからといって誰も力を抜いてくれない。戦場で手を抜く事は相手に対しても失礼なのだから。

ゆっくりと歩を進めて棺の方へと行く。。みんなの横を通る度に何かしらの感情が伝わる。悲しみ。まっすぐで純粋な悲しみ。自分の親は本当に立派だった。こんなにもの女性を抱えて、守り続けた。そう思いながら棺の目の前に出るその棺には布がかかっており、その布にはタービンズのマークが書いてある。

 

「いままでありがとう。二人の分も...僕が...その願いを繋ぐから」

 

誰もいない空っぽの棺を撫でる。するとそこに水が落ちた。ゆっくりとその量は増えていく。

 

「ゆーちゃん...」

 

近くにいた女性達が背中を擦る。

それと同じスパンで水が落ちて、布を濡らしていく。

泣いている。もう二人とも僕の名前を撫でてくれない。僕を褒めてくれない。怒っても、ぶってもくれない。僕の事を自慢もしてくれない。

もういないんだ。

この世には僕の目の前は二度と出てこないのだ。骨すらない。その事実がまた突き刺さる。

痛い。これなら頬をぶたれた方がマシだ。蹴り飛ばされた方がマシだ。

それでもし、二人が帰ってくるのなら何度だって受けてやる。でも死んだ人間が甦るなんてそんなことはない。そんなことはあってはならないと頭ではわかっている。わかってはいるのだ。しかし今の自分はそれを望んでいる。本当は夢でした。そんな事であってほしいと何度も思ってそして、願った。しかし変わる筈もなく、喪ったという事実だけが悲しく残る。

 

「うん...大丈夫...もっと辛い人もいる...」

 

そう言って泣きながらと笑って見せた。けどその笑顔は長くは続かない。悲しみの感情が長くは許さなかった。

またなんにもない空っぽの棺を見る。

やるせない感情が出てきた。

その時だった。

 

「おーちゃんと届いているじゃないの。結構、結構。」

 

とある男が部下を引き連れ来た。

ジャスレイ・ドノミコルス。

テイワズのNo.2でそして、テイワズのボス、マクマードが裏切り者として出した名前。

確かにマクマードならタービンズを違法組織として立ち上げさせるためにジャスレイが絡んだのだって分かる筈だ。だとしてもだからってNo.2を裏切り者として扱えばテイワズの力が弱くなる。

何故なのだろうか。良くはわからないがあの男を恨んでいる今は万々歳だ。しかしマクマードはこう言った。

「けど、動くのは今って訳じゃねぇ。ゆっくりとその瞬間を狙うんだ。そう。お前さんが得意な狙撃のようにな」

つまり監視しろということ。勿論イプシロン(この名前ももうじき使えなくなる)のメンバーに声をかけて交代で監視して貰っている。

 

「オオー。なんか臭いと思ったら宇宙ネズミと名ばかりの狙撃手様じゃないか。尊敬する兄貴と親の最後だ。しっかりと見れやれよ」

 

ジャスレイは一人の部下を肘で軽く叩いたあとその部下が口を開いた。

こいつ。無理矢理言わせたな。

 

「まっあのきたねぇ長髪の一本も残ってねぇだろうがな!」

「はっはっは!いい気味だぜ!」

 

しかしこの言葉が出てくるというのに純粋な怒りを感じた。何故、何故そんな事が口から出せる。お前が、お前らが違法組織として出さなければ何もなかった。今頃二つの企業がどちらとも平和に行っていただろう。

 

「お前...どの口で...何を...」

 

そのジャスレイをしっかりと見る。完全な合理主義の彼と僕はわかり会えない。どうせ殺すんだ。今から一発位殴ったってバチは当たるまい。

 

するとラフタが後ろから強引に首を掴んだ。

そして、耳元で囁いた。

 

「待って。今殴ってどうするの。殴ったらやり返されるし、テイワズとして働けなくなるかもしれないんだよ。今の立場を考えて。もっと冷静になって。ゆーちゃんらしくない」

 

最後の一言がまた突き刺さり、その場で押し黙る。

何もしてこないのを面白くないと思ったジャスレイはゆっくりと近づき、そして僕の頬を殴った。

 

「──!」

「ゆーちゃん!」

「おっとぉ!わりぃな。影が薄すぎているとはわかんなかったぜ。何せコソコソ隠れる事しか出来ないスナイパー様だもんなぁ。はっは!悪い、悪い」

 

あまりの痛みに立ち上がる事を忘れた。

そこに何人もの女性が集まって介抱してくれる。その現実がまた苦しかった。

「大丈夫!?ゆーちゃん!?」

「腫れちゃってる...」

「痛くない?」

「氷嚢持ってくるね!」

 

その僕を見て笑ったジャスレイもゆっくりと此方に来て拳銃を目の前にちらつけさせながら言った。

 

「お前も名瀬と同じ、女を使ってしか名を上げることが出来ねぇ雑魚だ」

 

今すぐにでも殴り返したかったが先程のラフタの言葉を思いだしそのまま下を向いて黙った。

結局、親の葬式は苦しい気持ちで終わった。

 

 

 

 

名瀬の葬式が終わり各々の持ち場に戻っている時、ユウはマクマードの方に行った為自然とシュインは格納庫へと行くするとそこには当たり前だがアンドラスがいた。

損傷は少ないがその機体に哀しみを感じた。

するとアガーテが此方に気づいたのか手招きする。

 

「ガンダムに感情があるっていったら信じる?」

 

そして行った瞬間にこんな言葉を言われた。

思わず、は?なんてアホな声をあげてしまったが実家(タービンズに入る前にいた家)には何故かガンダムフレームの情報があったのを覚えている。

 

「何処かで...ガンダムフレームの機体には本物の悪魔が宿っているって聞いたことがあります。悪魔という名前を得たAIの可能性も捨てきれないですけど...って何かあったんですか?」

 

そう言うとアガーテが整備長を呼ぶ。するとやつれた顔の整備長がノロノロと来た。

その顔から困っているのは良くわかる。ガンダム一機であんなに喜んでいた整備長と同一人物とは思えない。

 

「うーん。この機体はね。まだ謎が多いんだ。これを見てくれ」

 

そう言って此方に出した端末にはユウ・タービンの心拍数などがあった。これとアンドラスが何かあるのか?と思い、首をかしげたがそれを見た整備長が端末を指で叩く。

 

「ここ、それとここだね。戦闘中にも関わらず落ち着いている。まるで寝ているときみたいにとは言わないものの結構落ち着いているよね。でもそんなものはあり得ない。声や顔なら繕う事はできても戦闘中に精神をここまで落ち着かせるという事はあってはならないんだ。それも、親の命がかかっている現場ではね」

 

当たり前だろう。ユウは名瀬やアミダの事を誰よりも慕っていた。そんな現場で安心なんて出来る筈がない。

 

「じゃあ、何故?」

「私はね。悪魔が何らかの手段を使ってパイロットの精神を支配しているのではないかって考えているんだ。いままでも稀とはいえ、()()()()()()()()()()()()()()このような反応が見られた。君達もなんか思い当たりはあるかい?」

 

そう考えるといくつか思い当たる点がある。

ユウが良くアンドラスの名前を叫ぶのだ。するとその瞬間だけ彼は少しだけ強くなる。かわせない筈の攻撃をかわしたり等していた。

これは単に自分を鼓舞するものだと思ったが、悪魔に意思、感情等が見られるとなると話は違う。

確かにアンドラスにもっと君の声を聞かせてくれとは普通言うわけがない。常識的に考えればあり得ない話だが、もしかしたらユウはアンドラスと会話をしているのではないか。

コックピットに籠って楽しそうに独り言言っていたのも、アンドラスの整備中に何も出来ないと言うのに何度も邪魔をしに行く事もちゃんと意味があったのではないかと思えてしまう。

 

「つまり...アンドラスの中には悪魔が宿っているというのは本当でその悪魔がゆーちゃんの精神状態を支配している...」

「そう言うこと。まぁ、そこら辺は彼に聞けばすぐにわかる話なんだけどね」

 

そう言いながら整備長は端末を操りとあるシステムを画面に出す。それはユウも何度か使用した経験が在り、モビルアーマー討伐の助けとなったシステム。

 

《スナイプモード》

 

「これは元々アンドラスの中にあった未完成のシステムをこちらが完成させた物なんだ。けど、ほとんどが完成されていてね。もしかしたらこれもアンドラスがやったんじゃないかって」

 

整備長の言いたいことはこうだ。

アンドラスはユウとの戦闘データを見て、自分の中にある厄祭戦のデータを使用してユウ専用のシステムをプログラムする。しかしこのままシステムを出してもユウは理解して使ってくれるかもしれないが、自分の存在を知らない。つまり、整備をしたりしている人間からすれば謎のシステムをそんなに簡単にユウに渡すことはしない。そこで、敢えて未完成のシステムを製作して、ある程度鍵が外しやすくして置いておく。後は時が経てば整備をしている人間が偶々引き上げてそれを安全に使用できるようにしてユウが使うことが出来る。

 

「それが本当なら随分と慎重な悪魔さんね。根本となるプログラムは悪魔さんが作ってくれたようだから誰よりもゆーちゃんの事を理解しているってこと?」

「少なくとも、戦闘中の彼の事は我々よりも()()の方が知っているだろうね」

 

整備長に端末を返すと整備長はじゃあ彼にもよろしくねと一言だけ言って別の機体の整備へと行ってしまった。

ため息をつきながらゆっくりと考える。とあることを思い出した。小さな一つの疑問だがあんなに自然に言えるとは少しおかしい。

 

「彼女?」

 

アンドラスの事だろうか。なんなのかはわからず首を傾げた。

 

 

マクマードには裏切り者の成敗と言われたが結局やっているのはジャスレイの監視。それから数日たった。

未だにジャスレイは動かない。動いたと言えば僕をぶった時くらいだろう。それと名瀬を侮辱するような発言。

まさかあれで敵討ちだ!といいながら動くと思ったのだろう。しかしその程度では動かなかった。ということはもう分かった筈だ。2、3日前には新しい行動に出てもおかしくないが今は何も情報がない。

鉄華団もあと数日したら火星に戻るらしい。団長さんにも感謝をしなければならない。鉄華団のお陰で名瀬とアミダ以外の犠牲者はいなかったのだから。

 

「...ふぅー」

 

名瀬とアミダの葬式も軽く終わってしまった上に、今回の件で一時は仕事を受けられなくなるという事態の為にジャスレイの監視しかすることがなくて正直暇だ。というかそういう状態にならない限り仕事は来ないのだが。

お偉いさんに頭下げたりなどを考えたが結局マクマード一人に下げただけで解決したのだ。

良かった。と思った方が良いのかもしれないが、名瀬とアミダが亡くなった虚無感は押さようとしたが出来る筈もなく、最近ポケーとすることが多くなってきた。仕事中はこれではいけないと引き締めるのだが上手くいかない。

 

そしてマクマードとの話で少し気になった点がある。

何故、ジャスレイが名瀬を売ったと分かったか、そして何故その件一つでジャスレイを裏切り者として僕たちに殺されるつもりなのか。

これではまるで僕たちに殺させた後にその罪を着せて殺させようとしているような物ではないか。

しかし、それは違うだろう。ならばなんだと言われると別の理由、僕らに隠している理由があるからとしかわからない。

これも交渉、なのだろうか。

商売人が考えることは全くわからない。

 

「さてと、No.2さんはどう動きますかねっと」

 

そう言いながら遠くでジャスレイ宅の方を双眼鏡を使って監視していると通信が来た。

相手はアガーテ。これはもしや。そう思いすぐに受け取ってジャスレイ宅を離れながら小声で言う。

 

「動いた?」

「うん。それが...」

 

しかし歯切れが悪い。声はアガーテの物だが...

気味が悪く感じたので回りを見渡して誰もいないことを確認し、走る。

 

「まだ確定したことじゃないけど...偶々近くを通りかかった男がね、通信の時にジャスレイの名前を出した。それに、タービンズの女がどーとか言ってる。今気づかれない距離で監視している」

 

その言葉を聞いた瞬間に大体理解した。

暗殺。それを行うつもりだろう。まだ確証はないがただ訪れるだけなら自分でいけば良いし、忙しいのなら先程ジャスレイ宅でばか騒ぎしていたのは何処のどいつだ。

つまり、自分の手は汚さずに誰かを殺すつもりだ。

しかし誰だ。そんな簡単にバレるような作戦ならマクマードは無理だろう。もしそうだとしても僕が動く前に捕まえられるのがオチだ。それを出汁にしてジャスレイを捕縛することも出来る。

ならば違うだろう。あと考えられるのが鉄華団団長さん、そしてタービンズの誰か。

 

「その男は今どっちに?」

「商店街」

 

商店街の方向を大体だが思い出す。

ジャスレイだって人間だ。急ぎたく気持ちはある。狙撃手である僕だってそうなのだから。

拳銃の残弾を確認しながらその建物に入る。そして中の様子を見ながら小声でアガーテと通信を再開する。

 

「とりあえずそこら辺を見える建物があるから登ってみる。アガーテ姉さんは団長さんとマクマードさんに連絡にしておいて」

「わかった。気を付けてね」

 

とても見晴らしがよさそうな建物だ。商店街の方も、良く見える。でも今考えればこれはダミーなのではないかと思ってしまう。もし完璧にやりたいのなら狙撃手等何かしらを用意しておく筈だ。つまり、これはわざとアガーテに気付かせたダミーで出来たらラッキー位の考えだろう。ここでミスをすれば自分がテイワズの全員から睨まれるようになってもおかしくないのだ。予備の案位は用意する。

つまり、本命は

 

「まさか、狙撃するなんて。考えたね」

 

階段を登った踊り場の所でスコープを覗く男。その隣でなにかを咀嚼しているのか、顎が動いている男。

狙撃手と観測手だ。

こんな所で練習なんてある筈ないし、あったとしても聞いている筈。つまり、許可なくここで狙撃しようとしているとなる。しかし、この二人の男が誰の差し金か確定していない為、声をかけた。

こちらがこんなところに来るとは思わなかったのか、両方とも驚きこちらを向く。その服にはJPTトラストのマークが小さいながらもあった。それを確認して拳銃のセーフティをノールックで外す。それを見たのか見ていないのかは不明だが、観測手が声を上げて拳銃を此方に向けてきた。その拳銃目掛けて一発。そして()()()()()両足に一発ずつ素早く撃ち込む。

 

「ひぎゃぁ!」

 

観測手が悲鳴を上げながら壁に背を当てる。目から涙、鼻から鼻水、口からヨダレが出てくるのが汚い。

その男の脳天に一発撃ち込む。

 

「ちっ!オジキ!」

 

狙撃手がそう叫びながら通信機を手に取る。

おそらく、ジャスレイを呼ぶつもりなのだろう。しかしこんな所でそれを見せると言うのは撃ってくださいと言っているようなもの。

拳銃の残弾が一発だとわかってその通信機に撃ち込む。通信機を貫通した弾丸はその狙撃手の左手を貫いた。

 

「ぐっ...悪魔が...!」

「言いたいことはそれだけか」

 

拳銃の装填を素早くした後に襲いかかってくるその男を撃ち殺した。

周りに血が飛び散る。しかし躊躇はしなかった。死体を退かして置いてあった狙撃銃を手に取る。

商店街方向に銃を向け直した頃に此方の通信機に着信が来る。相手はわかりきっている。

 

「どう?アガーテ姉さん」

 

通信機を耳に当てながら商店街の方を双眼鏡で見る。

相手の狙いはわからないがおそらく狙いは家族だろう。今考えてみればマクマード、団長さんはガードが高い。あのジャスレイがそこまでガードの高い所に敢えて人を送ることはない。しかし、僕たちの堪忍袋の緒を切る程の人。

考えてみれば簡単な事だ。

 

「ゆーちゃん。今何処」

「建物の上。ちょっと高い塔みたいなやつ...そう。時計台だ、時計台。そこにスナイパーが配置されていた。ついでに狙撃銃盗んだから撃てるよ」

 

そう言いながら双眼鏡で見るが流石に暗殺するような奴が怪しい格好で動く筈がない。しかし歩いている人が少ないため、撃つ直前まではバレないだろう。 

その時歩いているラフタとアジーを見つけた。嫌な予感がするが確定じゃない。

とりあえずラフタとアジーを含めてタービンズの女性達をストーカーしていそうな男を炙り出す。

するとアガーテが少し間を置いて言った。

 

「そいつの特徴を教えるね。紺のジャケットを来ている大柄の男。髪の色は茶色。今服屋の前で腕時計を見た。確認できた?」

 

双眼鏡で出してくれた大体の位置と特徴を頼りに探すとすぐに見つかった。

そしてその男の回りには...二人の女性。

 

「うん。じゃあとりあえずそいつが何らかのアクションを起こしたら教えて...ってそいつの前!ラフタ姉さんとアジー姉さん!」

 

やはり買い物中の二人が狙いか。すぐに狙撃銃の残弾を確認してその男の後頭部を狙う。しかし、まだ撃つわけにはいかない。先程殺した男二人はジャスレイとの関係がわかったが二人のストーカーをしている男はまだ確定ではないのだ。

 

そのまま少し時間がたった。

アジーとラフタが離れた。男がもしどちらかを撃つならここがチャンス。ここにいる。いや、もう死体となった男に合図を送るかする筈だ。

時を待つ。と言えどそこまでは待たないだろう。少なくとも先程まで張り込んでいた二人に比べれば。

 

「ゆーちゃん」

「わかってる」

 

すると予想通りすぐに動いた。

ラフタ姉さんが何処かの店に入ってすぐその場に止まる。そして何をするのだろうかと考えていると通信機の雑音が大きくなった。そしてスコープに入ってきたのはずっと狙っていた男に接近する一人の女性。アガーテか。

 

「アガーテ姉さん!?なにやってんの!」

 

しかし危険人物の可能性が高いとはいえ、たかが可能性。それで引き金を引くわけにはいかない。

それなのにアガーテ姉さんが出てきた。

ラフタ姉さんを助ける為なのだろうか。それとも証拠を提示させて此方に狙撃させるためだろうか。何かはわからないが危険な事極まりない。

だからといってここで通信機に向けて怒鳴りでもすれば相手に気づかれる可能性も0ではない。これでは失敗だ。

やはりアクションを起こしてからでは遅い。いままでの狙撃と違い、相手がはじめから敵とわかっているわけではないとこの仕事の特殊さを知る。

 

するとその通信機にアガーテの声が入ってきた。

 

「撃って。だけど殺さないように」

 

迷う事はなかった。そのままそれがスイッチになったように体が動き、引き金を引いた。

そのままそれはその男の腕を貫いた。

 

「ヒット」

 

もう、後には引けない。




【悲報】アンドラスさん、ついに存在がバレる。
まぁ、本人隠す気無いんですけど。
しかし彼女っているのは少しやらかしちゃった感ありますけどね...後悔も反省もしませんよ。
因みに他悪魔の性別(なんとなく)ですが
バエル 男
アガレス 女
バルバトス 男
グシオン 男
フラウロス 男
キマリス 男
って感じですかね。現在はですがユウアン除いてパイロットと性別が同じ設定です。(異常に女性が少ない)
え?フラウロスはタスカー夫妻だから性別が女でも良いじゃないかって?シノは女がいねぇー!ってなっている方がイキイキしているからそれでいい。
なのでヤマギとのホモ話、それは許されていいものじゃないんだ!
まずアンドラスもユウが乗っているのに悪魔が男だとユウがアンドラス処分しかねないので。(ユウはフェミニストであり、男嫌い)


本当にジャスレイの討伐まで穴だらけ...本当に適当だな。これ。もっといい方法あっただろ。頭を使え頭を(自虐)
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