機動戦士ガンダムテイワズの狙撃手   作:みっつ─

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今回主人公のユウは出てきません。すみません。
ライルとニールがアリアンロッド入隊からアメリアの隊に入るまでです。
感想欄でライアメとか書いちゃったからね。仕方ないよね?
因みにファフニールは鉄メンに出てくるエリオン家の戦艦です。
鉄メンからのコピペです。
《スキップジャック級》
ファフニール
階級:スキップジャック級大型戦艦
全長:820m
動力源:エイハブ・リアクター×6
武装:2連装主砲×6
   対空砲×8
   ミサイルランチャー×12

艦載可能数:70機
艦載機:ガンダム・フレーム
    グレイズ・フレーム
    レギンレイズ・フレーム
艦長:ドワーム・エリオン
   ラスタル・エリオン

概要
800mと言う世界最大の全長を誇るアリアンロッド艦隊の旗艦にして、セブンスターズ第四席「エリオン家」が個人所有する戦艦。
とりあえずハーフビーク級の2倍のスペックを持つ。
300年前はドワーム・エリオンが、現在はラスタル・エリオンが艦長を務める。
元々有ったアリアンロッド艦隊の旗艦はハーフビーク級であったが、ラスタルが司令官となった事でこのファフニールが旗艦となった。
白で塗装されている。

追記サブタイトル変更しました。


番外編その2 アリアンロッド入隊

それは、ライルが地球外縁軌道統制統合艦隊を除隊してからすぐの事だった。

アリアンロッドに属するようになったのは。

そのライルの部下であるニールがライルに向けて呟いた。

 

「ここが...アリアンロッド...」

「ああ。ここに来るのは結構久しぶりだな。それこそ5年くらいきてねぇ」

 

ファフニールと呼ばれる戦艦に入り、モビルスーツを預け銃を持った四人の男に導かれながら歩く。この四人はこちらを守るというより、こちらを撃つ為にいる気がする。

まぁ元々アリアンロッドの代表であるラスタル・エリオンの政敵であるマクギリス・ファリドが受け継ぐと思われる地球外縁軌道統制統合艦隊(グヴィディオン)出身なのだ。それこそ警戒するだろう。

 

そう思って歩き、目の前に出てきた扉を開けて部屋に入る。

 

「長旅お疲れ様です。お身体に異常はありませんか?」

 

そこにいたのは赤髪の女性。背丈はライル、ニールより低い。しかしその姿は女性にしてはしまっている。もちろん戦場に出れるほどではないが小太りが出てくると思っていた分美形の女性が出てきたので驚いた。

その笑顔を見ながらライルは一足前に出す。

四人の男が此方に銃口を向けるがその女性は「大丈夫です」といって下がらせる。

 

「おっ!なんだねぇちゃん?何者だ?」

 

敬語じゃないからか女性の眉がピクッと動く。しかし、それを感じさせないように笑う。

 

「私はアメリア・エリオンと言います。父はラスタル・エリオンといってアリアンロッドの代表をしています。父からの命令を受けました。今から案内します。着いてきてください」

 

そう言って二人の間を通りすぎる。

そして、銃を持った四人に

 

「ありがとうございました。ここから二人の案内をするので仕事に戻ってください」

 

と言った。

 

「待ってください!アメリア様!流石に危険すぎます!」

「大丈夫です。彼らは今日からアリアンロッドの人間です。兵を信用できない用では指揮など取れません。それに、兵も安心して此方を信じてくれません」

 

するとその四人は悔しそうな顔をしながらアメリアに拳銃を渡して、それではと言って離れた。

 

「なかなか肝っ玉の大きい事だ。もし俺が拳銃を持っていたら?持っていなくても二人ともスパイでお前を狙っているとしたら?それを逃げるか倒せるほど、お前は強いのか?」

「強くありません。ですから貴方達はいつでも私を殺せます」

 

するとニールをが目を見開き、ライルはひゅーと口笛を鳴らす。

いつでも殺せる。この言葉が意味するものは戦場に出た経験のある彼らだからこそわかった言葉だ。

彼女は死を知っている。それでいて、そういうのだ。つまり、覚悟がある。

信じているのだ。おろおろとするのではなく、どっしりと構えて。

 

「面白い」

 

そうライルは一人で呟いた。

 

そのままアメリアに案内されて行く。

モビルスーツデッキ、指令室、そして此方の個室。

色々な所を廻った後にラスタル・エリオンの部屋の前へと連れてこられた。

 

「ここには私の父であるラスタル・エリオンがいます。くれぐれも失礼の無いようにお願いします」

 

そう言ったのでライルとニールは同時に頷いた。 

それを確認した後に、アメリアは扉を叩いた。

 

「失礼します。お父様、イオク様。アメリアです」

「「入れ」」

 

すると若い男と初老はいっているだろう男の声が聞こえた。

 

「失礼します」

 

扉を開けるといたのは想像通りの二人だった。

ラスタル・エリオン。アリアンロッドの司令にて、現在のギャラルホルンで兵力では最強と言われている。

隣に立っているイオク・クジャンも若いながらセブンスターズの一人で自身の部隊を持っている。

若いせいかあまり目立った活躍は聞かない。

するとアメリアが一歩前に出て言った。

 

「お父様、イオク様。二人を連れて参りました」

「礼を言おう」

「ありがとうございます」

 

そう言ってアメリアは下がる。

そしてラスタルとイオクを見て、値踏みした後にライルは一歩出て言った。

 

「どうもどうも。ライル・バレル三佐です。...久しぶりだな。ラスタル・エリオン。ちょいと話をしねぇか?別に今からお前を殺そうって事じゃない」

「貴様!ラスタルに何を言っている!」

 

イオクがすぐ前に出てきて、此方に殴りかかってくる。

若く、セブンスターズの一角として名を連ねるイオク・クジャンのこの拳を止めるものはいないと。そう思っていた。

 

「至近距離のフック。だが遅い」

 

しかしそれをライルはガッチリと片手で押さえてしまう。

 

「!!くそぉ!」

 

イオクはまた殴ろうとするがこれを全てライルはいなす。

 

「ライル・バレル三佐!」

 

アメリアが二人の間に入ってライルを押す。それでもライルは止まらない。

イオクもニールが必死の説得にかかる。

 

「勝手に殴って来ておいて俺を止めるか」

「貴方を止めます。止めなければイオク様に何があるのか」

 

アメリアがそういうとイオクが止まったので必然的にライルも止まる。

すると息を切らしながらイオクはラスタルに訴えた。

 

「ラスタル様!こんな者、アリアンロッドには...いえ、ギャラルホルンには必要ありません!この場でクビにしてしまいましょう!」

「「「...」」」

 

イオクがそうラスタルに叫ぶもラスタルはどっしりと構えたまま、何も喋らない。

するとその様子を見たライルは笑った。

 

「フフフ...ギャハハ!...意気地無しだなぁ。イオク・クジャン。それでもセブンスターズの一人か?」

「なんだと!」

 

イオクがそう言って殴りかかるがそれを余裕をもってかわしたライルはそれを通りすぎて、ラスタルに言う。

 

「なぁ!まさかあんだけの事しておいて俺に何もなしか?」

「ふっ。わかっている。場所を替えよう」

「ラスタル様!」

 

イオクが必死にラスタルを止めようとするがラスタルは良いと言って部屋を出る。

それを見たアメリアも何が起きているのか把握できないのかそのまま突っ立っていた。

何も言えなかった。トントン拍子で進む会話はまるで再生スピードを弄くった動画を見せられているようだった。

 

 

そのまま、ライルはラスタルに舌打ちしながら別の部屋へと向かった。

 

「イオク様。心配なら私が見てきますが」

「...頼む」

 

イオクがそう言うのを確認して、拳銃の居場所を確認しながら二人を追跡することにした。

 

 

 

 

「久しぶりだな。ラスタル・エリオン。...もう10年になるのか?...同じ仕事をやったりアリアンロッドに入った事はあっても顔を合わせるのはそれくらいか」

 

ライルは手すりに腰を下ろしすました顔でラスタルの方を見た。対するラスタルの表情一つかえず、ライルを見ている。

 

「そうだな。あの時...ジェラルド戦火の後に貴様に殴られたのが最後だったか」

 

ラスタルはライルから顔をずらして遠い記憶を思い出す。その頃のライルを。

変わってしまったと気付き、ライルを再び見る。

 

「俺は今でもあんたの事を憎んでいる。あの時お前が止めなければ彼女は助かっていた。...お前が雇ったとか言っていた傭兵も顔すら見れなかったが、マトモな事をしなかったし。よく考えてみれば俺の方がギャラルホルンを勝利に導いている。...憎んでいるよ。俺は。あんたを。...けどとりあえずそれは良い。あんたも知らずのうちに父親になっていたみたいだしな。あの女、幾つだ?」

 

「今年で28になる。戦況を読み取れる自慢の娘だ」

 

親馬鹿だなと思いながらもラスタルから目を背けない。こいつも見てない間に父親となっていた。自分の時間が止まっている間、彼の時間は動き続けていた。

 

「出来れば貴様の力を貸してほしいのだがな。彼女をエリオン家の跡取りとして完璧にするために。それに、それはお前にとってもプラスとなるだろう。働きで考えれば、エリオン家として活動することも出来る」

 

ラスタルは身体を口以外ピクリとも動かず、此方に用件を示してくる。

その様子に嫌気がさした為、手すりから降りた。

そして、その頬を殴った。

回りに誰かいると知っておいて。

あのイオク・クジャンかもしれない可能性があるのはわかっているし、ニールかもしれない。しかし、そんなことは気にしていなかった。ただ、単純に殴った。

 

「──!!」

 

「よく言えるな。どうせ彼女に足りない物を俺で補おうとしているのだろう?敢えて言おう。()()()()()今のお前には人を人として見る事が出来てない。駒としか見えてない。だからあの時彼女は死んだし、貴様は俺に殴られた。今お前はそれを繰り返している。そして、今さっきの言葉、それは自身の娘でさえも例外じゃないと言うことか?それなら願い下げだ。お前なんかに俺の人生を決められたくない。その分おかしいけど、真っ直ぐなあの女の方が有能だ。」

 

そう言いながら気配が消えていくのを感じた。

彼女だったのか。少々悪いことをしたな。と思うと同時に何故今の自分がそういうことを考えているのだろうと思った。

 

「...けど、まぁいいよ。あの女を守れば良いんだろ。お前には、どうせやってほしい事があるからな。俺もお前もやらなければならない事がある。それを考えておけ。俺は...彼女の意思を継ぐ」

 

それだけ言ってラスタルから離れようとしたとき、声がかかった。

振り替えると赤髪の女がライルとラスタルの間に入っていた。アメリア・エリオンだ。

 

「わかりました。ライル・バレル三佐。貴方はニール・ガロン二尉と共に私の隊に入って貰います」

 

親が殴られているのに表情一つ先程と変わらず此方に用件を伝えてくる。

 

「殴られたいのか?」

「いえ、この世の中に殴られたい人間なんていません。だから暴力は力なのです。そして、権力も。今回はそれを行使させて貰います。貴方は私の隊に入って貰います。反対は聞きません」

 

それを聞いた後、ライルは彼女を睨んだ。アメリアはその気迫に押されたのか数歩後退りする。

はぁ。とため息を吐いた後、言った。

 

「わかったよ。パワハラを受けさせて貰います。さてと。もう少し説明を貰うか。色々と」

「はい。わかりました」

 

そう言って向き合った二人をラスタルは軽く笑いながら見ていた。




なんかラスタルがライルを挑発してわざと殴らせた感凄い。
ライアメってなんだっけ?
けどライルの不良感が出たからよしとしますか...不良感?

【朗報】ライル主人公の三次(四次)小説決定
タイトルはまだ仮ですが。とりあえずそのタイトルを
機動戦士ガンダム モノクロの囚人
です。もっといいタイトルを考えたら...と思ったが内容僕しか知らないや
簡単に言うとライルの過去についてです。つまりテイワズの狙撃手の内容少し減ってその内容を増やすだけです。とりあえずテイワズの狙撃手にてそれなりに説明してからですが
しかし感想欄覗いている人なら半分くらいライルの過去とユウの母親とかバレてる説
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