とあるポケモントレーナーのお話 (凍結)   作:ミストラル0

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少し空きましたが、キーストーンのお話。
そして、ヒビキがマサラ人だと改めて思う出来事も・・・・


コウジンタウン キーストーン

キーストーン。

ポケモンに更なる進化をもたらすメガストーンと対になっている石。それを加工し、メガリングやメガバングル等のメガアイテムにして使用される。

メガリングはゲームではコルニがジムリーダーをしているシャラシティにてコルニの祖父でメガシンカ親父ことコンコンブルから入手出来る物なのだが、ヒビキは偶然にもそのコアであるキーストーンの原石を採掘していた。

 

「君は本当に運がいいね。ここでも加工は出来るからメガアイテムを作れるよ」

 

「本当ですか!」

 

「ああ、君達には助手が世話になったからね。で、どんなアイテムにするんだい?」

 

メガアイテムは多種多様でリングやバングルなどの腕に装着するものからピアスやピン、キーホルダーやグローブなどまで存在する。ヒビキは最初はゲームと同じリングにしようかと思ったが、どうせならと別のアイテムにすることにし、所員にそのアイテムのデザインを伝えた。

 

「わかった。言われたように作っておくよ」

 

完成には一週間程かかるらしく(普通はもっとかかるのだろうが、ポケモンの世界の謎の科学力で一週間で済むらしい)、その間ヒビキ達はコウジンタウンのホテルに泊まることに。勿論、その一週間を無為に過ごさず、新たに捕まえたポケモンの育成をしたりして過ごしていた。

 

「おっ、クズモー。これで5種目!」

 

「こっちはまたラブカスよ」

 

この日は8番道路下の浜辺にやってきた二人は水辺のポケモンを捕まえるべく釣りをしていた。ここで釣れるのはラブカス、シェルダー、クズモー、ウデッポウ、ヒトデマンが主で稀にハリーセンが釣れる。また、【なみのり】で沖の方まで出れば毎度お馴染みのメノクラゲやホエルコとも遭遇出来る。二人が使っている釣竿はヒビキの物でボロのつりざおではない。なのでセレナが8回連続でラブカスを釣り上げているのはヒビキのせいではない。その後、ヒビキはハリーセンを釣り上げ、セレナもラブカス以外のポケモンを釣り上げることが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!」

 

「くおんっ!」

 

翌日の早朝。その日もヒビキは浜辺に来ていたのだが、始めたのは釣りではなく、何とルカリオとの組手であった。これはルカリオがリオルだった頃からやっていたことで、ポケモンとしての技を使用しないで行う組み手である。それでも格闘タイプのポケモンとの組手など普通の人から見れば正気を疑うだろう。有名なところで言えばワンリキーなど大人百人を投げても平気で、100㎏はあるゴローンすら持ち上げる。そんな格闘タイプのポケモンと組手など正気ではない。では、何故ヒビキにそんなことが出来るのかというと・・・・

 

「昔、グリーンさんの師匠でジョウトのタンバシティのジムリーダー・シジマさんのとこで修行したことがあってな」

 

ワンリキーの進化系であるゴーリキーなどの手持ちのポケモンと組手をするのが日課というシジマ。グリーンはロケット団のようにポケモンバトル中の妨害をしてくるのに対する護身術と自身がシジマから教わった「トレーナーとして自分自身を研ぎ澄ます」ということを学ばせるために一年程ヒビキはシジマへと預けられ修行をしていたのだ。そこにマサラ人としての資質や前世での知識も加わりヒビキはワンリキーとくらいならやり合える実力を手にしてしまったのだ

 

「そこっ!」

 

「くおっ!?」

 

ちなみに優勢なのはヒビキの方で、少しでもルカリオが隙を見せると鋭い攻撃が飛んでくる。ルカリオは波導を感じる能力があり、それでヒビキの一撃を回避するも別方向から放たれたフックがルカリオの顔面を直撃する。

 

「ルカリオ、波導に頼り過ぎるなと教えたはずだ」

 

「くおんっ!」

 

ヒビキが行ったのは最初の一撃に気を集中させ、次の一撃を隠れるように別の攻撃を放つというものだ。これはルカリオのように波導(気)を感じられるものに対する技らしい。その後、組手を終えたヒビキはこれまでに捕まえたポケモン達を鍛え始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、一週間後。化石研究所を訪れると研究員がヒビキに完成したメガアイテムを手渡す。

 

「やあ、ヒビキ君。完成したよ、君のメガアイテム【メガフィスト】」

 

それはコルニが持つメガグローブに似た指抜きグローブのような拳甲型で右手の甲にキーストーンが嵌め込まれており、普段はカバーをスライドさせてキーストーンを収納しておける。しかもこのメガフィストはキーストーンの保護という面から武具としても使える強度を持つ逸品である。

 

「ありがとうございます。素晴らしい出来です」

 

「それは良かった」

 

「良かったわね、ヒビキ」

 

その出来にヒビキが満足していると、セレナにも思わぬサプライズが・・・・

 

「セレナ君にはこれを」

 

「えっ?これは・・・・」

 

そう言って研究員が取り出したのは紅いメガリングだった。

 

「実はヒビキ君達の発掘した化石の一部にもう1つキーストーンの原石があってね。せっかくだからもう1つ作ってみたのさ」

 

キーストーンは1つあれば全てのメガストーンに対応するらしいのでそのメガリングはセレナに、ということらしい。

 

「良かったな、セレナ」

 

「うん!」

 

こうしてメガフィストとメガリングを手に入れた二人はコウジンタウンを後にし、ザクロの待つショウヨウシティを目指し再び旅立つのであった。




という訳でヒビキとセレナはメガアイテムをGET。この世界はゲームとアニメとポケスペが混ざったような世界なのでグリーンはシジマに弟子入りしています。
マサラ人のスペックなら修行すれば格闘タイプともやれるはず・・・・シジマやからておうが出来るのだから出来るはずだ。

次はやっとショウヨウシティです。
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