とあるポケモントレーナーのお話 (凍結)   作:ミストラル0

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今回はバトルシャトーです。
ここのところバトル描写がなかったのでここらでやっておかねば・・・・


バトルシャトー

ビオラに連れられやってきたのは7番道路にある立派なお屋敷に見えるバトルシャトーという施設。門も堅牢な造りでシャトー(フランス語で王族・貴族の住居、もしくはそのかつて住居ものを要塞化したもの)の名の通りであった。

 

「ここがバトルシャトーだよ」

 

「ここって、確か一部のトレーナーがバトルのために集う社交場って聞いたことがあるわ。私の両親も爵位持ってたはず」

 

そう、このバトルシャトーは戦績によって爵位が与えられ、より上位の爵位を目指す場所。しかも、ジムリーダーや四天王、更にはチャンピオンも訪れる施設なのだ。

 

(だが、ゲームだと廃人のレベル&金稼ぎの名所だったんだよなぁ)

 

ゲームでは爵位によってレベルが上がっていくため、序盤でここに引きこもりレベル100まで上げるとかいうことも出来たのだ。一人当たりの賞金額も外のトレーナーより多くおまもりこばんを持っていればボロ儲けでき、四天王&チャンピオン周回より稼げるという。そのため、多くの廃人に重宝された施設でもあった。

 

「おや?ビオラ様ではないですか」

 

そこに支配人にしてデュークの爵位を持つイッコンがやってきた。

 

「イッコンさん、こんにちは」

 

「随分とお早いご到着で、東の橋にカビゴンが出て道が封鎖されていると伺ったのですが?」

 

「それならさっき彼、ヒビキ君が解決してくれたわ」

 

そう言うとビオラは後ろにいたヒビキをイッコンの前へと連れてくる。

 

「ほぅ、彼が・・・・実に良き目をしていますね」

 

「そうなの!彼は例の論文の発表者で先日私を破ってバグバッジを手にした期待のルーキーよ」

 

「あの論文の・・・・それは素晴らしい!是非とも彼には我がバトルシャトーでバトルしてもらいたい」

 

「イッコンさんならそう言うと思ってたわ!あと、もう一人この娘にも爵位をあげて欲しいの」

 

そう言うと今度はセレナをイッコンの前に立たせる。

 

「それではヒビキ様とそちらのお嬢様にはバロンとバロネスの爵位を与えましょう。お二人共、どうぞごゆるりとバトルをお楽しみ下さい」

 

その後、ビオラにバトルシャトーのルールを教えてもらい、ヒビキとセレナはバトルシャトーでバトルすることになった。

 

「ここには他のところからも実力のある爵位持ちのトレーナーが集まってくるから修行には持ってこいなんだよなぁ」

 

「なら、さっき捕まえたあの子達のレベル上げがてらバトルしていきましょうか」

 

という訳でヒビキとセレナは二手に分かれてバトルシャトーを回ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミノムッチ、【まもる】!」

 

「甘い!リオル、【フェイント】からの【はっけい】」

 

「くおん!」

 

ミノムッチの【まもる】を【フェイント】で崩し、すかさず【はっけい】を叩き込み壁に叩きつけて戦闘不能にするリオル。

 

「ミノムッチ、戦闘不能!勝者、バロン・ヒビキ」

 

「こ、こいつ、強過ぎる・・・・」

 

バロン同士のバトルは一対一、それをヒビキはラルトス、リオル、ヒトツキの3匹を使い連戦連勝を重ねていた。

 

「流石はビオラ様の推薦なされた方だ。あの方達は何れも直にヴァイカウント・ヴァイカウンテス候補だったというのに・・・・」

 

そんなヒビキの元に再びイッコンがやってきて声をかける。

 

「バトルがお行儀良すぎなんだよ。あんなんじゃ上の爵位に上がってから苦労するぞ」

 

「観察眼もお見事と言うべきでしょうな。ヒビキ様、おめでとうございます。ヴァイカウントの位へと陞爵でございます」

 

「もうそんなに戦ったのか?気付かなかった」

 

あっという間にヴァイカウントに上がったヒビキ。そんなヒビキに近付く男がいた。

 

「なるほど、ビオラさんが目をかける訳だ」

 

「これはこれはザクロ様」

 

その男の名はザクロ。ショウヨウシティのジムリーダーだ。

 

「君がヒビキ君だね?」

 

「はい、初めましてザクロさん」

 

「見たところ、今までのバトルで使っていたポケモンは育成中のようだね?まだ主力が別でいるみたいだ」

 

「うっ、流石ジムリーダー。お見通しですか」

 

「君の挑戦、待っていますよ」

 

そう言い残しザクロはバトルシャトーを後にする。

 

「ジムリーダー直々にそう言われちゃあな・・・・燃えてきたぜ」

 

そしてヒビキはヴァイカウントやヴァイカウンテス達に次々と挑戦していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウソッキー、【がんせきふうじ】!」

 

「させるな、リオル【じならし】!」

 

岩を持ち上げようとするウソッキーに対しリオルは地面を踏み【じならし】を発動させ逆にウソッキーの動きを封じる。

 

「とどめの【はっけい】!」

 

「くおんっ!!」

 

リオルの【はっけい】がクリーンヒットし、ウソッキーが崩れ落ちる。

 

「ウソッキー、戦闘不能!勝者、ヴァイカウント・ヒビキ」

 

「うわ、ヒビキ、何かスイッチ入っちゃってる」

 

セレナが一通りバトルシャトーを回って戻ってくると、ヒビキはヴァイカウント、ヴァイカウンテス達にも連戦連勝していた。

 

「くおんっ!!」

 

すると、リオルが強い輝きに包まれその姿を変える。

 

「えっ?もう進化!?」

 

リオルはルカリオへと進化し、ヒビキはもうアールへと陞爵を決めていた。

 

「素晴らしい才能の持ち主ですな、彼は」

 

そんなヒビキを見てイッコンもヒビキが自分に挑戦しに来る日はそう遠くないのではないかと期待する。その後もヒビキは日が暮れるまでバトルに明け暮れ、ルカリオの他にラルトスはキルリアに進化し、ヒビキのパーティーは大幅に強化される。

 

「セレナ、悪いがちょっとここ(バトルシャトー)で修行してくわ」

 

「私も付き合うわよ、ヒビキ。私だって強くなりたいんだもの」

 

こうしてヒビキとセレナのバトルシャトーでの修行が始まるのであった。

 

「・・・・私、何か余計なことしちゃった?」

 

そんな二人を見てビオラは少し後悔したとかしないとか。




という訳でヒビキとセレナはバトルシャトーに籠りますw
どうなる、ザクロ戦・・・・

実はゲームの方でもこの段階でマーキスまで上げてしまいました・・・・やべぇ、輝きの洞窟のフレア団が蹂躙される様子が目に浮かぶ。
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