バカとテストと恐怖心   作:愚龍

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第13話

 

 「何をしに来た(のじゃ)!」

 

 警戒心をむき出しにして叫ぶ秀吉たちに、思いもよらない発言が美波と姫路さんの口から飛び出した。

 

 「アキ。ウチらは保護者会を通じて、自分の愚かさを思い知ったのよ。」

 

 「そうです。私たちはあんなひどいことを明久君にしていたなんて・・・謝っても謝りきれないぐらいですよ・・・」

 

 訝しげに眉をひそめる僕たち。

 

 「ほんとにお主らは反省しておるのか!?」

 

 「ほんとよ!」

 

 「本当です!-お詫びに、これを持ってきました。」

 

 そういって姫路さんが取り出したのは・・・・

 

 「弁当?」

 

 そう、姫路さんがバックから取り出したのは弁当だった。

 

 「何のつもりだ?」

 

 僕の代わりにそう尋ねたのは雄二だった。

 

 「いえ?私たちは明久君に差し入れがしたいと思っただけで・・・」

 

 更に言いつのろうとした雄二と秀吉を僕はおしとどめ、

 

 「まぁまぁ。せっかく持ってきてくれたんだし、ありがとね、二人とも。」

 

 「な、明久、そんなものもらう必要はない!」

 

 「そうじゃぞ!何が入ってるかもわからないんじゃぞ!?」

 

 「・・・・ねぇ、秀吉と雄二。いつからそんな人に疑いを持つような人になってしまったんだい?せっかく用意してくれた弁当を【そんなもの】なんて。ちょっとひどいんじゃない?」

 

 僕は悲しかった。まさか雄二と秀吉があんなことを言うなんて・・・。

 

 「っ!?まさかお前この記憶も忘れているのか!?」

 

 「姫路ら、覚えておらんと知って持ってきおったのか!?」

 

 「いいえ?ただの差し入れですよね、美波ちゃん♪」

 

 「そうよ。坂本たちはひどいことを言うのね。」

 

 「嬉しいよ。食べておくからね。」

 

 「食べてねアキ♪」

 

 あぁ、いい匂いがするなぁ・・・

 

 「じゃあアキ、ウチらはこれで」

 

 雄二たちは少しシュンとしていた。ちょっと言い過ぎちゃったかな?

 

 姫路さんたちが去り際、

 

 「明久君、お弁当、ちゃぁんと食べて、くださいね?」

 

 と念を押すように言っていたのが少し引っかかった。けど、

 

 「さ、おなかも空いたし早速食べようかな?」

 

 「明久、ほんとにやめておいた方が・・・・」

 

 そんな雄二を無視して、食べようとした、そのとき・・・

ガラっ

 

 「・・・遅くなったな。」

 

 「あ、ムッツリーニ!遅かったね。」

 

 ムッツリーニは僕の前へ来ると、

 

 「・・・弁当分けてもらうぞ。」

 

 そういって弁当を

ヒョイ、パクっ

 

 と口に運んだ。しばらく咀嚼をしていたが・・・・・

ガタガタガタ・・・・

 

 と震えだした。

 

 「ちょ!?ムッツリーニ大丈夫!?」

 

 「ぐっ・・・俺は大丈夫だ・・・明久、その弁当を食うな・・・」

 

 そういうとムッツリーニは動かなくなってしまった。

 

 「やはり姫路らは毒を盛っていたのじゃな!?」

 

 「あぁ、そのようだな。-しかもあの様子だとあいつらは気づいていたようだな。自分たちが毒の入った弁当を明久に渡したことを・・・!」

 

 「やはり、やはり許せん奴等じゃ!」

 

 僕は毒を盛られそうになったらしい。

 

 ムッツリーニ・・・犠牲になってしまったんだね・・・

 

 「でも、姫路さんって料理上手そうなのにね?」

  

 僕が何気にそうつぶやくと、

 

 『お前あの姫路の料理の不味さを知らないのか!』

 

 そう言う僕の声がした・・・・。

 

 

 

 

 

 「アキ、食べたかしら?」

 

 「もう少ししたら様子を見に行きましょう。」

 

 だがこの二人は知らなかった。自分たちが≪監視≫されていることに・・・・

 

 to be next・・・・

 

 

 

 

 

 





 どうも愚龍です!

 最近「小説書く力ないんじゃないか」って思います。

 書ける人がうらやましいっ!!
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