バカとテストと恐怖心 作:愚龍
「試召戦争なんて僕勝てる気しないよ・・・」
『大丈夫だって。清涼祭だから1対1だって言ってたし、それに俺もついてるからな』
そう言ってにやりと笑う狼鬼に僕は軽くめまいがした。
「あのね、1対1っていっても姫路さんだったら即KOされちゃうでしょ!?」
『まぁまぁそう心配するなって。学園長が言ってたが、あいつらにはフィードバックがつくんだってよ』
「え、そうなの?」
初耳だった。でも、フィードバックってかなり痛いんだよね・・・
『良かったじゃないか。これであいつらにも痛みを分からせられるじゃないか?』
多分今の狼鬼はすごく悪い顔をしていると思う。
「はぁ・・・。僕は別に痛みを分からせようとかそういうことは思ってないんだけどね・・・」
ちなみに清涼祭は3日後。それまでに勉強しておかなくちゃ・・・
『その必要はないぜ。清涼祭は俺が出る。』
「えぇっ!?だ、ダメだよ!狼鬼は何しでかすかわからないから!」
『大丈夫だって。さすがに祭りでは何もしないって。」
いまだに信用できずにいる僕に、
『今回だけだって、な?いいだろ?』
そう言って何度も頼んでくる狼鬼にとうとう折れてしまった。
「ほんとに、今回だけだからね?」
そう念押しして了承した僕に
『よっしゃぁぁ!』
叫ぶ狼鬼。なんか敗北感が・・・
そんなこんなで迎えた清涼祭当日。いろいろな屋台が並んでいる。
ちなみに姫路さんや美波、FFF団との接触を避けるため、僕らを守るようにSP(?)のような人たちが周りを見張っていた。
試召戦争は12時30からで、今時計を見てみると10時30ぐらいだった。
『そろそろ入れ替わるぞ。』
「分かった。何もしでかしちゃダメだよ?」
そういって入れ替わる。ふぅ。ちょっと一休みしようっと・・・。
入れ替わったのは久々だな・・・
その場で少しストレッチをして体を慣らす。
さて、何か食べておかないと試召戦争に支障がでそうだな。というわけでとりあえず屋台を見て回る。
「明久~」
名前を呼ばれた気がして振り返る。案の定走ってきたのは秀吉だった。
『すまんがお前の呼んだ明久は今眠っているぞ?』
「その喋り方・・・・狼鬼じゃな?』
こいつもだいぶ慣れてきたようで前のように騒ぐことはなくなった。
「なぜ狼鬼なのじゃ?」
『あぁ、清涼祭で試召戦争があるだろ?そこで姫路らと対決するんだよ』
「ならば、わざわざ変わらんでもよいじゃろ?」
不思議そうにそういう秀吉に
『俺の方があいつより頭いいからな。それにあいつらにフィードバックがかかってる事教えちまったから、手加減するかもしれねぇだろ?』
「なるほど・・・冷酷なお主の方が向いている、ということじゃな?」
『そういうことだ。-まぁ、見ていてくれよ、あいつらの惨めな姿を。』
若干不安そうな顔をする秀吉にそう言ってやる。今は11時、か。
『そういえば劇の練習はいいのか?もうちょっとだろ?』
「そうじゃった!すまん、また後での!」
ははっ、あれは完全に忘れてたな。慌てて走っていく後姿を見ながらそんなことを考える。
-さぁ、あと1時間半。真っ黒な感情が己を支配するのが分かった。
to be next・・・・
うぁぁぁぁぁぁっ 駄作だよっ
最近イン率低下してるけど、これからもよろしくお願いしますっ