バカとテストと恐怖心 作:愚龍
明久side
・・・うぁっ?
ここ、何処だ?
僕は・・・? 僕はダレダ???
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
いたい、いたいイタイイタイ 頭が割れるような感じがする。
ガラっ
「おい、起きてるk・・・おいっ!☓☓!?大丈夫か!?」
と、倒れた僕を起こしてくれたのは、赤髪の男の子だった。
っていうかこの人は?誰かの名前を叫んでいたような・・・?
「っあの・・・貴方はダレ、ですか?」
「・・・おい、ふざけるのも大概にし「ダレですか?」」
助けてくれたこの人は・・・
僕の知らない人だった。
ガラっ
「「「明久(君)大丈夫(かのう)?」」」
まただ・・・
僕の知らない人たちが、
僕の名前を呼んでいる。
「あの、貴方たちはいったい・・・?」
僕がそう尋ねると、
「あ、明久よ、まさか覚えておらんのかの?」
何のことだろうと思っていると、
「・・・お前ら、ちょっと来い」
と赤髪の人が皆を連れて行ってしまった。
パタン・・・
扉が閉まり静寂に包まれる。
僕はいったい・・・?と考えていると、
〝おい、聞こえるかよ?〟
え・・・?
途端、頭が割れるような激痛に見舞われ、とてつもない吐き気がした。
〝お前はそうやってすべてを忘れるのかよ?〟
なんなんだ・・・?誰なんだいったい!?
〝俺はもう1人の『お前』だ。〟
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
僕の意識は途絶えた。
明久side out
雄二side
俺は今医者に説明を受けている。
「明久君は重度の骨折、それに内臓をやられてしまっています。正直彼は生死が危うい状態でしたよ。生き延びたことがほんとに奇跡だった程に!
あなたたちは明久君にいったい何をしたのですか!? いえ、何故あんな状態にされるまで放っておいたのですか!
私は医者として、いや、人としてあなた方がやってきたことを許せません!」
まさか、これほどまでに明久がひどい状態だったなんて・・・
クソッ
もっと、もっと早くに気づいていれば・・・
皆も医者の言ったことに衝撃を受けたようだ。だったら・・・
「先生。俺らが明久の支えになれませんか?」
「・・・彼は記憶を失っています。しかし、ふとした時にフラッシュバックが起こり、暴走してしまうかもしれません。
そんな時、あなた方が彼を止めてあげてください。私から言えることはたったそれだけです。」
そういって医者は待合室をでていった。
「兎に角、今は俺らがアイツの支えになってやろう・・・」
「「「そうね(じゃな)」」」
side out
明久side
いたたたた・・・
また気を失ってしまったようだ。
あの不思議な声はもうしない。
ガラっ
あ、さっきの赤髪の人たちだ・・・
「すまなかったなさっきは。記憶がないのか?」
「う、うん。自分の名前もわからないんだ・・・」
というと、
「じゃあ、自己紹介しよう。
まず、お前の名前は吉井明久だ。」
ふぅん。僕は明久っていうのか・・・
「っで、俺は坂本雄二だ。お前とは悪友だった。」
「そうなんだ。よろしくね坂本君。」
と僕が言うと、
「雄二でいい」
と言われた。
「じゃあよろしくね、雄二。」
次は、
「ワシの名前は木下秀吉じゃ。よろしく頼むぞい。
ワシも秀吉と呼んでくれるとありがたいのじゃ。」
「よろしく、秀吉。」
「私は木下優子よ。よろしく吉井君。」
なんか似てると思ったら兄妹だったのか・・・
「よろしくね、木下さん。」
霧島さんと康太君も自己紹介をしてくれた。
部屋には穏やかな空気が流れていた。
と、その時、
「「アキ(明久君)をだしなさい(てください)!!」」
という叫びと、
「まだお前らは明久を!!」
という怒声が聞こえた。
皆は僕をかばうように前へ出る。
ガラっっ
扉が開く。
でてきたのは・・・
2人の女の子だった。
しかし・・・
頭が激痛に襲われる。
ダレだ?ダレダダレダダレダ?嫌だ嫌だ嫌だ僕は・・・あの人たちが何故かとても怖かった。
そしてそのまま記憶がシャットアウトする・・・。
〝お前がムリなら俺が代わってやるよ〟
やめろ!僕はそんなの望んでなんか・・・!
世界は廻りだす。
愚龍ですW
今回も駄作で申し訳ありません|壁|’Д’lll)ァ゛。。ゴメンナサィ・・。
さて、次回(?)はキャラ設定を書くつもりです!
ではでは!