もしも、アイドルじゃない彼女らに出会えていたら…… 作:Egocéntrico
三週目までに出会う子は個別ルートを設ける予定です。
二週目は基本的に一週目で出会った子を通して友達が増えていきます。
〜通学路〜
P「(シューコちゃんと朝ごはんを食べた後に、僕は大学へ、シューコちゃんは実家へと出た)」
P「(もう、実家に帰るしか選択肢はないだろうし、心配は無いはず…夏休みにでも京都に行こうかな? お店の名前も教えてもらったし!)」
幸子「フフーン! やっぱり、ボクの予想は当たりましたよ! どうですか!」ドヤァァァァ
??「あ、あの人が言ってたPさん?」
??「な、なんだキノコじゃないのか…」
P「(目の前を女子中学生三人に阻まれる。てか、なぜ横じゃなくて縦に三人並んでるんだ)」
幸子「おはようございます♪ その後、探し物の調査はどうなりましたか? あなたから連絡が来ませんでしたので、こちらから伺いに来てあげたんですよ?」
P「(横はねの自称カワイイボク、幸子が先頭。後ろ二人は知らないな…)」
P「おはよう、幸子ちゃん。あ、そういえば! 幸子ちゃんの探してたのこれかな?」ゴソゴソ
P「大学に落ちてたみたいで、親切な人が届けてくれたみたいだよ? はい」スッ
幸子「こ、これです! ゾンビとキノコ!」
??「よ、よかったね、幸子ちゃん」
??「ぼ、ぼっちの私には見つけられなかっただろうな…」
P「よかったね、幸子ちゃん」ナデナデ
幸子「フ、フフーン♪ 貴方も、このカワイイボクのお手伝いができてよかったですね。褒めてあげましょう」
P「ありがたき幸せ。で、幸子ちゃんの後ろに並んでいる二人は?」
??「ど、どうも〜〜」ヒラヒラ
??「あ、ど、ども」
幸子「そうでした! 何を隠そう、このストラップをくれたお二人なんですよ!」
P「ああ、なるほどね。それでついて来てもらったんだ」
幸子「ち、違いますよ! お二人がどうしてもと言うので、仕方なくついて来てもらっただけで…」
小梅「幸子ちゃんの友達の白坂小梅です」
P「(幸子ちゃんの後ろからひょっこでてきて、お辞儀する小梅ちゃん。袖が余りすぎて手が隠れてる。萌え袖ってレベルではないな。肌も白く、どこか不思議な雰囲気を纏ってる)」
輝子「ど、どうも、友達その二。星輝子です。フヒ」
P「(小梅の後ろからひょっこでてきて、お辞儀する輝子ちゃん。輝子ちゃんも小梅ちゃんとはまた違う不思議な雰囲気を纏ってる。幸子ちゃんの友達ユニークな子が多いのかも…。まあ、幸子ちゃんがだいぶユニークだからな)」
P「どうも、Pです。二人とも、どうして一緒に来たの?」
小梅&輝子「幸子ちゃんが寂しそうな顔してたから」
幸子「な! 何を言ってるんですか!? そ、そんなことは…」
P「なるほどね。みんな仲良いんだね」
小梅「はい。ふふふ」
輝子「そう、だな。フヒ」
幸子「そ、それはまあ、仲は良いですよ! 何たって、142cm同盟ですから」
P「ん? 142cm同盟?」
小梅「ふふっ。そーなんだ。この三人には共通点があって」
輝子「ふひ。縦に並んでるのも実はその共通点が関係してたりして」
P「ああ、身長が142cmで一緒ってことかな?」
幸子「その通りです!」フフーン
P「ん? なら、縦に並ぶんじゃなくて、横に並んだ方が分かりやすいじゃない?」
小梅「縦に並ぶと」
輝子「幸子ちゃんに隠れられる」
P「いや、隠れてないよ?」
輝子「なん、だと」
小梅「でも、幸子ちゃんが前だと安心」
幸子「そうでしょう、そうでしょう! なんせ、ボクはカワイイですから!」
P「盾にできるから?」
小梅「そう!」キラキラ
P「(今日一のキラキラいただきました)」
幸子「なんですか、その理由は!? このカワイイボクを盾にするなんて!」
輝子「じょ、冗談だと思うぞ?」
小梅「うん、冗談だよ? 幸子ちゃんは頼り甲斐があるから、ついつい先頭を任しちゃうよね」
幸子「で、ですよね! もう、紛らわしい冗談はやめてくださいよ」
小梅「えへへ、ごめんなさい♪」
P「(なんだろうこの、ポカポカするやり取りは。女子中学生の会話って、こんな可愛い感じなのかな。それとも、この三人が可愛いのか。まあ、後者だろうな)」
輝子「そ、そろそろ向かわないとまずくないか?」
幸子「そうですね! では、行きましょうか」
小梅「その前にPさんに言わなきゃでしょ?」
輝子「そ、そうだな。お礼の言葉をまだ言ってない」
幸子「う…」
P「あはは、そんな改まってお礼なんていいよ。僕は幸子ちゃんのお手伝いができて光栄だったよ」
幸子「そうでしょう♪ このカワイイボクの…」
小梅「幸子ちゃん」
輝子「お礼は言わないと。だな」
幸子「うううう…。あ、ありがとうございました…」
P「どうも。また、困ったら何でも相談してね」ナデナデ
幸子「そ、そうですね。また、ボクを助ける機会を与えてあげても」
小梅「Pさん、ありがとうございました。またね〜〜」
輝子「あ、ありがと。じゃあ」
幸子「あ、待ってくださいよ〜」
P「楽しい三人組だったな。また会えたらいいな。さて、僕も大学に行くか」
〜花壇〜
P「(先週の月曜まではここで、一人でお昼ご飯を食べていた。だが! 今日からはそう!)」
夕美「あ、Pさん! こんにちは♪」
P「(夕美ちゃんと食べる約束になっているのだ! これでお昼ぼっちを脱出だ)」
P「こんにちは、夕美ちゃん。待たせちゃったかな?」
夕美「ううん! 私もついさっき着いたばっかりだよ?」
P「なら、良かった。えっと、じゃあ、食べながら話しでも…」
夕美「うん♪ あれ? Pさんのお昼ごはんは?」
P「ああ、カバンの中に」ゴソゴソ
夕美「もしかして…」
P「あった、このお弁当だよ」
夕美「可愛いお弁当だね♪ 彼女さんの手づくりかな?」
P「あいにく自分の手づくりなんだよね」ハァァァ
夕美「ええ? Pさんってお弁当作れるの?」
P「え? うん。料理は元々好きで、朝早起きできた日には作るようにしてるんだよ」
夕美「凄いよ! 男の子で自分の手づくりお弁当持ってきてる人なんて、なかなかいないよ!」
P「まあ、料理は昔からよくしてたからさ」
夕美「そうなんだ! ねえねえ、私のサンドイッチと少し交換しない?」
P「え、いいの? 夕美ちゃんのサンドイッチは手づくり?」
夕美「そうなの! 周りの女友達にも手づくりで持ってきてる子すくなくってね。こうやって、お友達と交換するの夢だったの!」
P「夕美ちゃんの手づくりが食べられるなら、ぜひぜひ!」
夕美「はい! どーそ♪」
P「ありがとう! うん! 美味しいよ」モグモグ
夕美「本当? 良かった♪」
P「僕のお弁当もどうぞ。何でも食べてよ」
夕美「なら、この卵焼きを…」パク
P「ど、どうかな?」
夕美「美味しい♪ 少し甘めの味付けなのかな?」
P「良かった〜〜。うん、妹が甘めの方が好きみたいで、よく作ってたから」
夕美「Pさん、妹居るんだ! 何だか、知らないことばっがりで楽しいね」
P「まだ二回しか会ってないからね」
夕美「あ、そっか、そうだよね。なんだか、ずっと昔から知ってたような気がするんだよね〜」
P「そう? でも、夕美ちゃんみたいな可愛い人を忘れないと思うんだけどな…」
夕美「美人だなんて、そんな…///」
志希「くんかくんか、ううーん、いい匂い〜〜」
P「うわ!? 志希ちゃん? どこから!?」
志希「呼ばれて、飛び出て、志希ちゃ〜〜ん」
P「いや、答えになってないよ…」
夕美「…えっと、Pさんのお友達かな?」
P「う〜〜ん。友達って言うか…。夕美ちゃんは一ノ瀬教授って知ってる?」
夕美「一ノ瀬教授? 聞いたことないかも」
志希「すんすんすん」
P「あの人、理系の教授だもんね。そこまで有名って感じでもないし…。この子は、その一ノ瀬教授の娘さんの一ノ瀬志希ちゃん」
夕美「そ、そうなんだ」
志希「くんかくんかくんかくんか」
夕美「えっと、Pさんをずっと匂ってるのは、どうしてかな?」
P「僕にもわからないよ…。こら、志希ちゃん!」クビスジヒョイ
志希「にぁぁん♪ おろ? そちらのおねーさんは?」
P「見えてなかったんだね…。僕の友達の相葉夕美ちゃんだよ」
夕美「ど、どうも」
志希「ども〜〜」ヒラヒラ
P「それで、どうして志希ちゃんがここに?」
志希「不思議なことを言うね〜。志希ちゃんは自由を愛しているから、行きたい時に行きたい所に行くのだ〜〜」
夕美「それが、Pさんのところってこと?」
志希「う〜ん、と言うか、失踪中に知ってる匂いがしたから来てみたら、Pさんが居たって感じかにゃ?」ニャハハ
P「失踪って…」
夕美「ん? と言うことは、志希ちゃんはPさんの匂いを知ってたってこと?」
志希「だって、この間一晩を共に過ごしたからね〜〜」
P「あ、それは、」
夕美「Pさん?」
P「いや、その違うくて」
志希「一緒の布団に寝たのにゃ〜」
夕美「Pさん」
P「はい」
P「(夕美ちゃんから漂うオーラが! あんなにほんわかしてる人なのに! オーラが!)」
夕美「説明してください♪」
P「…はい」
…(説明中)
夕美「…まあ、Pさんの優しさが招いたことなら仕方ないのかも知れないけど、志希ちゃんも気をつけないとだよ?」
志希「は〜い♪」
P「以後、気をつけます」
P「(ゆ、夕美ちゃんに文香さんとシューコちゃんの存在が知られたらやばい!)」
夕美「後、私も部屋に連れて行くこと!」
P「はい……はい?」
夕美「お友達に下宿の子って居なくって! 一人暮しの人のお部屋に行ってみたかったの」
P「え、いや、そんな誰かを呼べるような…」
夕美「志希ちゃんはいいのに?」
P「ぜひ来てください」
P「(まあ、正直、夕美ちゃんが遊びに来てくれるなら願ったり叶ったりだし…)」
P「ん? あれ? 志希ちゃんは?」
夕美「あれ? 本当だね、居ない」
P「本当に自由なんだから…」
夕美「ふふっ、でも、猫さんみたいで可愛い子だったね」
P「確かに、猫みたいな子だね」
夕美「じゃあ、私たちも行こっか」
P「うん! そろそろ授業だしね」
夕美「また、来週ここでね♪ その時にPさんのお部屋に遊びに行く予定を決めよ〜〜」
P「おっけい! またね〜」
〜バイト先 最珈琲〜
P「(今日は未央もくる日なのに、遅いな…)」
P「(まあ、相変わらず、お客さんは少ないんだけどね)」
<カランコロンカラーン
未央「やあやあやあ、Pさん! 元気かね?」
P「うん、元気だよ」
未央「そうかいそうかい! 元気はいいことだね〜〜。そんな元気なPさんには」
P「何をくれるんだ?」
未央「お客さんをプレゼントです!」
<カランコロンカラーン
茜「こんにちはーーー!!」
??「こ、こんにちは〜」
P「あ、茜ちゃん!? …それと」
??「は、初めまして、未央ちゃんと茜ちゃんの友達で」
未央「高森藍子ちゃんこと、あーちゃんです!」ダキッ
茜「藍子ちゃーーん」ダキッ
藍子「きゃあ!もう、二人とも急に抱きつかないでくださいよ〜」
P「(おお、美少女サンドイッチだ)」
P「えっと、僕はPです」
藍子「あ、ご丁寧にありがとうございます♪ Pさんのことは未央ちゃんと茜ちゃんから聞いてますよ」
P「そうなの? というか、未央と茜ちゃんって友達だったんだね」
未央「友達というか」ガシッ
茜「親友、ですね」ガシッ
藍子「ふふっ」
P「茜ちゃんと藍子ちゃんはお席にどうぞ。未央も今日はバイト休みにする? お客さんもいないし、大丈夫だと思うよ?」
未央「違うのだよ! Pさん! 私は親友の二人にバイトをしてる姿を見てもらうために今日、呼んだんだよ」
P「なら、早く着替えてくる」
未央「は〜い♪ あーちゃんとあかねちん、ちょっと待っててね〜」
藍子「は〜い。じゃあ、座りましょうか、茜ちゃん」
茜「あ、待ってください! Pさん! お父さんは居ますか?」
P「奥のキッチンに居ると思うよ? 会いに行ってくる?」
茜「はい! 藍子ちゃん、少し待っててください! お父さーん! お母さんから伝言が…」
P「あはは、店長も大変だな…」
藍子「一人になってしまいました〜」
P「そうだね。好きな席に座って待ってたらどう?」
藍子「はい♪」
藍子「あ、あの、Pさんに一つ質問が…」
P「ん? 何かな?」
藍子「えっと、彼女さんって居たりしますか?」
P「(ええええええ、何この急展開。これをなんて答えるかでこの先の人生決まっちゃいそうな感じするんだけど)」
P「ど、どうして?」
P「(とりあえず、緊急回避)」
藍子「そ、その、うーん、なんて言うか気になっただけではダメですか?」
P「(煮え切らない返事…これは、まさか、あり得るのか。だが、相手はJKだ…! 犯罪ではないのか)」
P「いないよ。恥ずかしいながら…」
P「(どうくる!)」
藍子「そうなんですね! と言うことは…」
未央「やあやあ、お待たせ〜」
P「(タイミング〜〜〜)」
茜「みなさん!お父さんが特製のミックスジュースをご馳走してくれるみたいですよ〜!」
P「(タイミング〜〜〜〜〜〜〜〜)」
藍子「ふふっ、ならお言葉に甘えて、いただきましょうか?」
未央「うん! じゃあ、Pさん後は頼んだ!」
茜「行きましょ〜〜」
P「う、うん! 任せろ〜」
P「(モヤモヤする! いや、まあ、そんな事はないとはわかっててもモヤモヤする!)」
藍子「ま、待ってよ〜。あ、Pさん」
P「え?」
藍子「さっき私が聞いた事は、未央ちゃんには内緒ですよ? お願いしますね♪ では〜」
P「う、うん。了解」
P「(なんで、未央だけなんだろう?)」
未央「Pさ〜ん、ミックスジュース運ぶの手伝って〜」
P「わかった! 今すぐ行く」
P「(まあ、考えても仕方ないか)」
P「(その後も結局、未央は3人で話し込んで働くそぶりを見せないのであった。まあ、お客さん来なかったんだけどね)