王様のヒーローアカデミア   作:僅かな希望

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もともと書いていた劣等生の小説の方針を決めていたらここまで投稿が遅くなってしまいました。すいません。

今回は日常回です。ちゃっかりオリジナルも入ってます。



九話

 オールマイトが雄英高校の教師となった事は日本全国を驚かせ大きな話題となった。そのためか雄英の正門の周りには多くの報道陣が押しかけており、登校する生徒たちにインタビューを求めているようだった。もちろん葵羽も例外では無かった。

 

「オールマイトは教師としてどのような先生ですか?」

 

「先生の感じたことをわかりやすく教えてくれます」

 

 とりあえずは簡単な答えを返すことでその場を回避した。…ちなみに焦凍は私を盾に回避しています。納得がいきません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「昨日の戦闘訓練お疲れさん。Vと成績、見させてもらった。……爆豪、お前もうガキみてぇなマネするな。能力あるんだから」

 

「……わかってる」

 

「で、緑谷はまた腕ぶっ壊して一件落着か?個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ない、じゃ通させねぇぞ」

 

「……はい」

 

 どうやらあの二人はこの前の戦闘訓練に関してはお小言を貰っているようですね。

 

「それと轟、お前もだ。あんな簡単な挑発に引っかかるな」

 

「もう大丈夫です」

 

 焦凍に関して私がどうこう言う筋合いはありませんがきっともう大丈夫のはずです。

 

「さてここからが今日の本題だ。今日はお前たちに……学級委員を決めてもらう」

 

「「「学校っぽいの来たー!!!」」」

 

 どうやら今から学級委員長を決めるようだ。我こそが我こそがと皆それぞれマニフェストを語っている。

 

「静粛にしたまえ!!多をけん引する責任重大な仕事だぞ……!やりたい者がやれるモノではないだろう!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務。民主主義に則り、真のリーダーを皆で決めるというなら、これは投票で決めるべき議案……!!」

 

 などと言いながらもしっかりと手を挙げているあたり、彼らしい。

 最終的に一人一票で他人、もしくは自分に入れる仕組みの投票となった。

 

 焦凍は『葵羽にはカリスマ性もあるし委員長向きだな』という理由で葵羽に投票。

 葵羽は『焦凍には他の人の意見も取り入れながら仕事をする委員長は今の焦凍に是非やってもらいたい』という理由で焦凍に投票。

 

 結局お互い一票だったため特に何も起こらず、委員長は緑谷、副委員長はじゃんけんで葵羽という形になった。

 

 なお副委員長になれて少し嬉しがる葵羽がいたとかいなかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後になって早速委員決めが行われようとしていたのだが、昼休みのことを踏まえ、委員長は飯田の方が向いているという緑谷の意見に多数のメンバーが賛成したため最終的に委員長は飯田に決定した。

 

 昼休みのこととは、昼休みにマスコミが雄英に進入したことで警報が作動。マスコミが進入したために警報が鳴ったなどと知る由もない生徒たちはパニックになってしまったのだがなんとか彼が落ち着かせた、らしい。

 

 その頃葵羽は焦凍と一緒に教室で昼食を食べていたためこの話は緑谷から聞いたものだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰り道、葵羽は緑谷の話を聞いて感じた疑問を焦凍に話していた。

 

「焦凍はあの話に少し違和感を覚えませんでしたか?」

 

「国内で屈指のセキュリティを誇る雄英に()()()()が進入してきたことか?」

 

「はい、私はこのことに違和感を感じています…。マスコミだけでそもそもセキュリティを突破するなど可能なのでしょうか?」

 

「…出来るか出来ないかで言われたら前者だが、マスコミがそこまでする理由がないよな」

 

 結局この日はしっかりとした結論は出ず、推測だけで終わったのだった。

 

 

 




というわけで副委員長は葵羽になりました!最初は八百万だったんですが直感持ちにどうやってじゃんけん勝つんだろ?ってなって急遽変更しました。

本来なら次回はUSJ編なのですが、追憶編を書こうと思っています。もし次はUSJ編が見たい!という意見があればUSJ編にする予定です。
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