7匹の竜に挑むものたち   作:BTトトロ

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プロローグ 後編

ー新宿〔東京都庁〕

 

 ガトウの言葉を聞いた3人はすぐにチームの登録を済ませ都庁内に入ろうとしていた

 

「マモノってどんなのかな?」

 

「というか、マモノって強いのか?」

 

「さあ…それは闘ってみないと」

 

 話ながら都庁のエントランスに入るとガトウのもとにすでに数チームが集まっていた

 

「おう、あとどれくらい残ってるか?」

 

「後2、3チーム位ですね。」

 

 ガトウの問いにリクが答える

 

「わかった、ならそこらでちょっと待ってろ。」

 

「はい。」

 

 ガトウの言葉にショウタは応えた

 

ー数分後

 

 エントランスで、すべてのチームが揃ったのを見てガトウは

 

「よォし…、

全員揃ってるな?」 

 

「外で伝えた通り…

お前らには、これから『マモノ』を狩ってもらう。」

 

そう言った

 

すると何やら意気込む男が

 

「あの……

マモノってどんなヤツなんですか…?」

 

「何となく、ウワサで聞いたコトはあるけど…

実物を見たコトはなくてー」

 

と問いかけてる時に

 

「ギャァアアアアア!」

 

と階段を下りてきた不気味な“なにか”が不快になる声を発した

 

「ひ、ひィッ!?」

 

その声にガトウと話していた男は悲鳴を上げた

 

それを見たガトウは

 

「…ダハハハッ!

良かったじゃねェか、本物が見れて!」

 

「そいつが『マモノ』だ。

だが、そんなにビビるコトはねェぜ?

ちっとばかり凶暴な、獣くらいのンだ。」

 

と説明した後、候補生を見渡し

 

「そうだな…

とりあえず、お前らがやってみろ。

誰かがやらにゃ、他も動きそうにねェしな。」

 

とたまたま先頭に立っているいたリクを見ていった

 

「分かりました‼」

 

とガトウに言って

 

「行こう2人とも!」

 

「オッケー!」「了解!」

 

とショウタとゲンキとともにマモノに向かって行く

 

ーー戦闘フェイズ

 

3人がマモノによるとマモノが3人にきずいて威嚇をする

 

「シャァァァァァ」

 

初めにショウタが端末を起動させカタカタといじり2人に言う

 

「2人とも攻撃を気にしないでドンドン攻撃しちゃって!」

 

「おう!」「オッケー!」

 

そう言うと、すぐにゲンキがナイフを取りだし猛スピードでマモノに近ずき

 

「死にやがれ!」

 

と叫びながらナイフを突き刺しすぐに離れる

 

刺されたマモノは

 

「ウギャァァァァ?!」

 

と断末魔上げるがまだ倒れず、攻撃の準備をしているリクに飛びかかり噛みつこうとする

 

「シャァァァァァ!」

 

「うお!?」

 

準備中で動けないリクがマモノの攻撃に身構えると

 

「リダクション!!」

 

とショウタ叫ぶ声とともに身体に薄いバリアが貼られ致命傷は回避する、しかし

 

「グハァ!?」

 

やはり質量をもった物体の衝撃はある程度は伝わりリクが悶える

 

「大丈夫か!?」

 

とゲンキが問いかけるとリクは

 

「問題ないよ!」

 

「イくよ!」

 

とキレ気味に言い

 

「猛火に焼かれて眠れ!!」

 

魔法を発動させ、マモノを火炎に包み込み燃やし尽くした

 

ーー通常フェイズ

 

闘いを終えると息を調え

 

「リクが攻撃食らったけどそんな強くなかったね…。」

 

「まあ、拍子抜けだったね。」

 

「食らっといて言うなよ(笑)」

 

と緊張感のない会話をしていた3人にガトウは

 

「おう、上出来だ。」

 

と褒めると全員に向かい

 

「ま、こンな感じでやりゃぁいい。

その戦いの様子を見ながら、

お前らの審査をさせてもらうってワケだ。」

 

「だが、このフロアはマモノが少ないンでな…

本格的な審査は上でやる。」

 

と説明したところで

 

「おっと…

お前らはケガしたンなら、これで治しとけ。」

 

「1チームだけ負傷スタートじゃ、

公平じゃねェからな。」

 

とショウタ達に何かを渡す

 

「それは、メディスって言うもンで所謂ポーションだ。飲んでも浴びても効果がある。」

 

それを聞くとショウタはメディスをリクに渡して、受け取ったリクがそれを飲むと身体にあった打撲の跡が消える

 

「おお、すげぇ!」

 

「キズが治ってるねえ…。」

 

と驚いているとガトウが

 

「じゃ、とりあえず…

全員マモノを始末しながら3階まで来い。

根性ねェやつはそこでバイバイだ。」

 

と言うと階段を登っていった。

 

ザワザワとみんなが戸惑いながらもそれぞれのチームとともにガトウを追いかけて行った

 

ショウタ達は

 

「俺らも行こうか。」

 

「そうだね、ここでいてもしょうがないしね。」

 

「今度はケガしないように気を付けよう。」

 

と言い合いすぐに階段を登りだす。

 

ーarea 2F 新宿都庁内

 

3人が登ってくると二階は長い廊下が続き途中で曲がり角がある、廊下の所々には奇妙な花が咲いている

 

「この花…見たこと無いな…」

 

「なんか不気味だね。」

 

花の色は青、黒、赤と濃いめの色でできている

 

そんな話をしていると後ろから羽が揺れる音が聞こえる、その音に振り返るとそこには巨大な蝶のような蛾のようなマモノがいた、その羽からは黄色い粉が舞っており、風が来ればこの辺り一帯に飛び散りそうである

 

「あの手のやつは大抵リンプンに毒があるよね…?」

 

「だな、でもって吸うと麻痺ったり、毒ったりするやつだね…。」

 

「お前ら!!悠長に話してる暇があるんならとっとと殺るぞ!!」

 

「ああ、わりぃ!!」

 

とすぐさまマモノに突撃していく

 

ーーー戦闘フェイズ

 

最初に攻撃したのは、近くまで迫っていたマモノー便宜上『蛾』とするーで、遠巻きに見ていたゲンキに向かって体当たりをしてくる

 

「うお!?俺かよ!!」

 

と言いながらも軽い動きで蛾の羽を切りつけ避ける

 

「動きを止めるよ!」

 

「風よ、敵意あるものを包み込め!」

 

リクが魔法を発動させると蛾の周りに風が吹き、蛾の動きを止める

 

「ナイス!!これで決める!」

 

ショウタは端末をチャクラム状ー簡単に言えば刃物の付いた丸いブーメランーに変え投げる

 

「■■■■■!」

 

蛾は劈く様な断末魔を上げ絶命した

 

ーーー通常フェイズ

 

「気を抜くとすぐに来るなぁ…」

 

「どこから来てるのかなあ…」

 

「やっぱり、上じゃね。」

 

と戦闘を終えた彼らは道なりに進みながら少し話した

 

廊下を進むとシャッターが通路を通れないようにしている、シャッターの前に立っている自衛官が

 

「悪いけど、こっちからは通れないんだ」

 

「その扉から部屋を二つ通れば向こう側に出られる」

 

と彼らの隣にある扉を指し言った

 

「やっぱり、そこを開けておくと魔物が降りてくるからですか?」

 

ショウタは自衛官に確認をする

 

「そうだね、けど、その部屋にいる自衛官を掻い潜って出てくるやつもいるけどね。」

 

自衛官は答えた

 

「だから」

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