不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!?   作:ユキ・E.L.F

13 / 22
あけましておめでとうございます。
そして、遅れてすみません!。
お気に入り件数が少しずつ増えてきたので正直嬉しかったです。
下手な小説でベタですが、これからもお付き合いお願いいたします。
では、どうぞ


葵は会長の全て思い道理に動かされている。「えっ…」

13話

 

 

青春・・・・・高校生がよく口にしている言葉、青春とは若い時代。人生の春にたとえられる時期。希望をもち、理想にあこがれ、異性を求めはじめる時期。

 

だが、俺にとって青春とは人生の黒歴史が多い時期。周りにクスクスと影で笑われる日々、絶望をもち、目標が無く、人間関係を求めない時期である。

 

だから、青春なんて味わうべきではない。寧ろ、個人で趣味に没頭した方がいいに決まっている!。

 

しかし、他人と触れ合い友達となり、様々な友情が生まれ、困難が立ち上がり共に乗り越える事によって親友、憧れの先輩後輩、恋人と長く続く関係はそれはとても大切なのは変わらない・・・・・よな?。(まず、友達いないからな...)

 

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

久我仁を庇いって言うと助けた事になってしまうが違う。ガセを真実に変えて変な濡れ衣をかぶった、昨日の件が噂に広まり、周りから葵のの印象が只でさえ、久我のガセで良くないのに余計、悪化した。

 

久我仁は別のクラスだが、教室を通った時は、いつもだったら自分がリーダーでグループを作ってアホな事をしてそうだが、今は一人で窓越しの空を見上げて、ぼーっとしている。

 

例えばと言うよりか、現時点で朝から教室で唯一の居場所、自分の机に着きにくく、座れば、同期は「アイツだろう。久我や生徒会や美少女1年の弱みを握ってる奴」 「その流れだとさ、他に私たちの弱みを握っている可能性があるんでしょ...怖い」 「アイツ関わると何されるか、分からないぞ」などの耳打ちが葵の耳に右から左へと流れて聞こえる。

 

自分の席で肘を付いて、ため息をつき一眠りしようとすると、目の前に人が立っていた。誰だと思い眠そうな顔をあげると清水...じゃなくて、速水駿がキョトンとした顔で問いかけた。

 

 

「なぁ、葵、何かあったのか?」

 

「えぇ...お前、知らないのか...そうか、いなかったな。昨日の部活...」

 

「あぁ、昨日、少し用事があったから」

 

「そうか...取り合いず、俺に関わるな。理由は周りから聞いてくれ...」

 

「・・・・・俺は葵の口から聞きたい。聞いても葵の悪口しか聞こえない」

 

「・・・・・めんどくせぇな、きよ...速水」

 

「えぇ!?...酷くない葵、てか俺の名前、間違えそうになるなよ」

 

「ハイハイ...、じゃあ、場所を変えよう」

 

 

朝からダルいと思いつつ、爽やか隠れ系イケメンくんを引き連れて廊下にいる女子のれいとうビームを耐えながら屋上まで移りドアを開けた。ふたりはやや暖かい風を当たって壁に背中を当てて座り口を開いた。

 

 

「・・・・・そうだな、どこから話そうか。ザクっと言うと、久我仁が俺の変な噂を流して以下略って事なんだよ...」

 

「以下略って言って重要なところで省略するな、ちゃんと説明しろよ」

 

 

だるそうな男の適当なボケで、速水はクールにツッコミををいれ、謎に包まれる空気をほんの少しだけ和らげた。そして、昨日の事を全て隅から隅まで話し、速水駿という人間は真剣の眼差しでしょうもない話を聞いていた。

 

 

「・・・てことだ...眠い...教室に戻ろう...」

 

 

そう言って葵は膝に手をついて腰を伸ばし屋上を降りようと歩き始めると、速水は聞いてきた。何を?、何に対して?、この話に聞かれることは無いと思うが振り返った。

 

 

「葵、なんでそんな事をしたんだ。わざわざ、自分を犠牲にして、しかも、自分を悪く言っていた人を助けて、なぜ?お前は自分の事を大切にしないんだ...」

 

 

彼は真面目な声、真剣な顔を向けて答えを求めていた。ならば、応じようと普段と変わらずいつものトー音で答えた。

 

 

「・・・・・そうだな、俺自身が醜く哀れで救いようが無い人間ってことだ...眠い...」

 

 

鉄で作られた重いドアを開き、ダラダラと階段を降りた。威厳のなく眠そうな葵の背後を見て、速水...速水駿は「それは間違っている」と言おうとしたが、今の葵には話が通じないと思い口を塞いだ。

 

 

 

至って平凡な...ヘビーな空間で授業を4時間受け、やっとの思いで昼休みが来た。ふらふらと屋上に向かいOpen the doorをすると、案の定、面倒なサキュバス後輩がいた。

 

 

「せんぱい、来てくれたんですね。えらいえらい♪」

 

「オイ...子供扱いするな」

 

「そんな事より...昨日、何かあったんですか?」ゴゴゴッ

 

出た...笑顔で声低くして近づいてきて、こうくん、ビックリ!...キモい...オレ。

 

 

会長が葵に話しかけた時と同じ顔をしている藤白を見て、面倒くさそうだし、敢えて何も言わないでおこうと口を塞ぎ、いつもしつこい彼女は珍しくため息をつき諦めた。

 

 

「実は昨日、その場にいたんですけどね....」ハァー

 

「いたのかよ...なら、聞かなくていいじゃん...てか、なんでいんの?」

 

「少し騒がしいなと思って、体育館に向かったんですけど、最初は「あっ、噂で学園一運動神経悪い先輩が私をナンパし続ける男と勝負しているな~、ナンパやめさせる勝負かな♪」って感じ少しトキメキが出たんですけど...」

 

「それは無い」キッパリ

 

「そんなこと言わないでくださいよ。私のフラグ立てても悪くないですよ?」ニコニコ

 

「何のフラグだよ...」

 

さすがサキュバス姉妹...同じことを言っている...まぁ、正直、悪くなくても嫌な予感はする...。

 

 

彼女は上品に口に手を当てて笑った。葵は〝流石お嬢様〟と何故か感心して、口に当てた手を下ろした。

 

 

「それにしても噂で学園一運動神経悪いと言われる先輩が実は運動神経抜群だったとは、噂だけにとらわれていけないですね。でもなんで隠してるんですか?」

 

「別に隠していた訳では無い...ダルいから本気を出さない...後、お前だけじゃないが勘違いしている...俺は特別運動神経がイイ訳ではない...努力して掴んだのがバスケだけであり、それ以外はからっきしだ...」

 

「そうなんですか?」

 

「そうだよ...」

 

「だけど、カッコよかったですよ♪。最初は先輩って運動神経良くないんだなって思ってたんですけど、シュートを入ってきた時、適当に投げているように見えてしっかり狙ってたり、最後だけは動きにキレが一段と増して、プロでも通用する動きでしたね。お父さんのチームに入って欲しいくらいですよ♪」ニコニコ

 

・・・・・社長や会長と同じ綺麗な瞳で鋭い観察力を持ってるな...この親子マジ怖い......うん?。

 

「なぁ、藤白...質問あるんだが...」

 

「改めて何でしょうか?まさか...告はぁ」ワクワク

 

「そういうのいいから、お前の親父さんのチームに黒ずくめな格好して練習している奴いないか?」キッパリ

 

「えぇ...酷くないですか...はい、確かにいますね。いつも全身黒ずくめの格好をしてスポーツメガネ掛けて練習している人ですね。名前は伏せてますけど...」ハァ

 

てことはバレてない...社長...しっかり条件を飲んでくれてるんだ...助かる...あまり世間に名前や顔を晒したくないからな...加入するかわりに世間に葵光のプライバシーや個人情報を流さない条件を飲ませたのは正解だったな。

 

「何故か、あの人の情報だけはお姉ちゃんすら知らなくて、お父さんしか知らないんですよね~、そう思うと気になると思いません?」

 

「あ、あぁ...そうだな...だけど、あまり関わらない方が身のためだ」

 

目の前に居るんだがな...。

 

「そうですね。お父さんのパソコンいじって調べます♪」

 

・・・・・人の話を聞いてないな...この子。

 

 

脳に引っかかっている何かが外れてふと思いだし藤白玲美に呟いた。

 

 

「お前...会長にお礼言っとけよ...」

 

「えっ、何でですか?」キョトン

 

「久我仁のナンパを止めさせようと考えて、オレを利用して止めたのはお前の姉貴だからだ...」

 

「お姉さんが!、そうなんですか!」

 

「なんでそんなにビックリしてんだよ...」

 

「いや...なんと言うか、私はお姉さんと接触しているように見えて、そうでもないんですよ...、姉妹関係は嘘偽りの関係にしか感じなくて...」

 

「・・・・・じゃあさ、丁度、生徒会に庶務の枠が空いているから入って、新しく姉妹関係を作れば...」

 

「えっ!、私でいいんですか?」

 

「いいよ...決定権は俺が持ってるし、俺...友達いないし...」

 

「そういう理由で選んだんですか!、かなりショックなんですけど、もう少しなにか無いんですか?。例えば、私のことを好きだから、なるべく長く時間を過ごしたいとか!」プクー

 

「なるべく、お前には関わりたくないの間違いだろう...」ハァ

 

「こんな美少女が近くにいるのに何でですか!、まさか!...ボーイズラブ...」

 

「そんな訳があるか...」

 

さすが姉妹、自分で美少女って言ってやがる。否定しないけど...。

 

 

暖かな風が吹くなか優雅な時間を過ごし時が流れるのが早く感じた。学園中に5時間目開始五分前のチャイムが鳴り、生徒達はざわざわと各自、教室に戻った。

 

 

 

放課後、萩本先生に呼び出され、葵は案の定、仕事を押し付けられ、その後にまだ仕事をある事に気づき萎え、先が思いやられながらも生徒会室に向かった。

 

途中、目が悪いせいで見えないが、廊下のかどに誰か待ち構えているのが見える。目的地に向かうには通りざるおえないので止めないで歩く。すると...

 

 

「あの...すいません。葵光さんですか?」モジモジ

 

「えっ、そうだけど...」

 

 

急に飛び出してどこの輩も知らない人に声をかけられ、驚愕してつつ曖昧な返事をかえす。

 

 

「あの...オ、オレのなまえは十五夜 凛(じゅうごや りん)です...単刀直入に...申し上げます...オ、オレを!バスケの弟子にしてください!お願いします!」ペコ

 

 

彼は勇気を振り絞った言葉を言って頭を下げた。葵はその申し出に「はぁ?」と声が漏れ、何故なら、バスケ関係は、昨日、喧嘩売ったばかりなのに、まさか...こんな人が出てくるとは思っていなかった。

 

 

「何で、俺なんだ?」

 

「えっ、えっと...それは、オレ、あまりバスケ得意じゃなくて、ましてはチーム内では一番下手くそで正直諦めていたんですけど・・・・・」モジモジ

 

「・・・・・」

 

「でも昨日、葵さんが久我さんとの勝負でバスケプレイを見て「すごい...オレもあんな動き出来るといいな」と思ってそれで、葵さんの名前を知って弟子入りをお願いに申し上げました...」モジモジ

 

 

震えながら彼は顔を上げた。顔を伺うと、以外にも、バスケをやってなさそうな美少年だった。

 

身長は約160cmくらい中学3年にしては少し低い、綺麗なアッシュゴールドでサラサラとした髪を纏めて、愛らしい顔をして美少年と言うか美少女の間違えても可笑しくない、声変わりがまだ遅く美声で、腕や足が細くてバスケをやっているようには見えなく、寧ろ、かよわい女の子にしか見えない。しかし、熱意は感じる。バスパンやバスケTシャツがボロく、所々の指にテーピングをしている。

 

だが...

 

 

「悪いがそれは無理な話だ」

 

「なっ、何でですか...」

 

「何でって...お前、知らないのか、高校バスケをこの前喧嘩売ったばかりなんだぞ...仮の話だが、お前が俺の弟子になったとしても、お前は今まで仲良かった友達や親友がいなくなるぞ...更に、高校生から虐められるぞ...それでもいいのか...」

 

 

彼は何か確信を得たのか、表情がコロッと納得した顔に変わった。

 

 

「今の言葉で確信を得ました。やはり、葵先輩は優しい人ですね」

 

「何故、そうなる...」

 

「久我さんは日頃から態度がデカくて自分の思い通りにならないと気が済まない人です。そして、部活内での虐めも多いです。だから、久我さんが言っている事は嘘で、しかも、久我さんはバスケは上手いですがプレイが荒く、一緒にバスケするのは苦痛でした」

 

「・・・・・」

 

「しかし、葵先輩のプレイは自分も楽しそうで、周りにも「バスケは楽しいよ」って伝えてる様に感じました。だから、自分は葵さん、いいえ、葵先輩に何がなんでも教えてもらおうと思いました。だから、お願い致します!。オレにバスケを教えてください!」

 

 

彼の最初の申し付けよりあらゆる良い感情が入った心のこもった言葉を聞いて思う。

 

 

果たして、これは彼の言葉を尊重した方が良いのであろうか...、やはり、今後の彼の学校生活や人間関係の為にも断るべきか...今...俺は十五夜凛という人間の人生と人間関係の道を掴んでいる......。

 

「...あの...せんぱい...」

 

「なんだ...」

 

「...目が怖いです...」

 

「あっ、悪い...」

 

 

彼はカエルに睨みつける蛇の様に硬直し震え潤目になり口に右手の人差し指を付けて、その表情に初めて恋をしたように感じた。

 

 

うわぁ可愛い...じゃねぇ、アホか...オレは...ボーイズラブにはなる気ねぇよ...、しかし...この子ならありかもって思ってしまう自分がいる事に隠せねぇ...。藤白...なワケがあってしまったかもしれん...。

 

 

内心でボーイズラブに目覚めそうな自問自答を繰り返し、葵が険しい顔に段々変わると十五夜はあわあわと挙動不審になる。

 

 

「あ、あの...せんぱい、別に今日までって訳では...」

 

「はぁ...分かった、お前の熱意に負けた...いいよ...」

 

「えっ!、本当ですか!」

 

 

十五夜は不安な顔が一転代わり、豊かなで頬をさくらんぼ色に染めて喜びのあまり、段々、葵との距離感覚が短くなっていた。

 

 

「だが、条件がある。一つ、オレの関係していると親友であろうと話すな。二つ、教える場所は学園ではなく近くの大きなソメイヨシノが咲いている公園の運動場で練習する。三つ、俺と関係している限り部活を休部。この三つの条件を飲むならいいけど...」

 

「なんで、部活を休部しないといけないんですか?」

 

「それは部活に支障でても困るし...、身体を壊されても困るからな...」

 

「そんなにキツいんですか!」

 

「いや、結構楽だ...。ただ俺が教えるのと部活が教えるのは違うからな。適当に一から叩き込むから...」

 

「わっ、わかりました。ありがとうございます」

 

「どうする...いつから始めるんだ...今日からか?」

 

「えっ!、今日からでもいいんですか!?」

 

「いいよ...」

 

生徒会もサボれるからな。丁度いい...別に、ボーイズラブに目覚めた訳では無い...だよな...オレ。

 

「あの校門の前で待っててください!。オレは顧問に伝えていきます!」

 

 

彼は職員室に慌てて向かい上履きが蹴る音が廊下に響き渡り、彼の姿が消えて葵は会長の電話をかけた。

 

 

「もしもし、会長...」

 

〝「分かってるよ。葵くん、弟子が出来たんでしょ、良かったね♪」〟

 

「会長の差し金かよ...」

 

〝「ご名答♪、あの子から頼まれたんだけど、葵くんにはいい人材だから」〟

 

「えっ、何のことですか?...」

 

〝「さぁ~♪、なんのことだろうな♪」〟

 

「まぁいいや...あともう一件お話があるですけど、庶務をあなたの妹さんを選んだんで...」

 

〝「やっと、選んでくれたね♪、まぁ、キミはあの子しか選べないけどね♪」〟

 

「でしょうね...じゃあ、切ります...あとはお願いします...」

 

〝「じゃあね。頑張ってね♪」〟フフフ

 

 

電話を切り、運動に関わる情報を少しバラしたのが後悔に繋がったが、ゲームの様にレポートして電源切って捕まえることができる訳でも、死んでタイムリープする訳でもないので、苦痛でもあるが、今更だと切り替え、玄関に向かった。




読んで下さりありがとうございます。
主人公がいい青春っぽい感じの生活に仕上げました。
これからどんなことが起きるか。脳をフル回転させて面白くしたいと思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。