不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!? 作:ユキ・E.L.F
またか、と思いますが遅れました。
こんな面白くない作品に付き合っている。読者の皆々様には感謝しております。(アクセス数は2桁だけどな)
取り合いず、言い訳させてください。
一週間前には完成していたのですが、全選択してコピーしようとしたのですが、削除してしまい、この始末です。
本当にすいませんでした。次から...今度から気をつけます。
次から一万文字を目指したいです。
案の定、短くてすいません。
上下関係・・・社会的に上のものと下のものとの関係。ボッチの俺が言うのアレだが人間社会は必須である。俺は中学生の頃から上下関係の意識が高い学校環境に居た。
それなりに大変だった。まず、敬語で話しかけないと、上の人たちは無視をされるかシバかれるかの二択。
高校に上がり、先輩いても上からモノをいうだけで面倒だし、後輩がいても少し会話をしただけで調子に乗るから苦手だ。人も同様。
だから、関わらない。面倒なことに巻き込まれたりするのも嫌だから...だけど、十五夜になぜ頼み事をされ、断らずに飲み込んだのか...たぶん...彼の知性と努力と勇気の結果が出た時、十五夜凛は俺が知らない世界を見せてくれるだろう...勝手な期待を寄せて結果を見たいだけである。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
広々とした土地の中心に一本の大きなソメイヨシノが散り、葉っぱが散っ公園(運動場)に、フェンスに囲まれたバスケコートやゴールが全て設置されている公園に性格、雰囲気、見た目が似るところもない数十分前に出来たて新生の師弟。十五夜は元々バスケTシャツとバスパンを着ていて、葵がブレザーを脱ぎネクタイを取った。Tシャツをインから出してボールを持ちあげた。
「そうだな...実力がわからないから、1on1で十五夜の攻撃を2~3回やるぞ...」
「はっ、はい!」
彼は張り切った緊張気味の声を出してコートに立ち、葵は十五夜にボールを渡した。
「さぁ...どこでもこい...」
「わ、わかりました」
その場でトンっトンっとドリブルをつき始めたが、葵はディフェンスの構えすらしないで突っ立っていた。
「気にするな...俺の前で本気で抜いてこい...」
「わ、わかりました」
彼は本気で全力で葵を抜いた...抜けた。彼は「アレ?可笑しいな」と思い振り返ると葵はポケットに手を入れて十五夜をずっと見ていた。
「あと2回やってくれ...」
「分かりました...」
ちょっと納得いかない表情で返事をして、再開...結局、回数分やっても葵はずっと立っているだけだった。質問しようと十五夜は近づいた。
「あの...葵先輩...これになんの意味が...」
「なるほど......十五夜、ボール...」
「はっ、はい、どうぞ」
さっきの呟きは何なんだろうと思うが、そんなことは気にしないでボールを渡した。
「ありがとう...、そうだな...取り合いず、オールコートを全力で二往復してくれ...」
「あっ、はい!」
彼が本気で走り出すなか、葵は軽くドリブルをつきながらスマホを取り出し、十五夜の走る姿を動画にして撮り、走り終わった彼に近づいた。
「はぁ...はぁ...」
「十五夜、今度は俺の走ってる姿の動画を撮ってくれ」
「はぁ...はぁ...はっ、はい!」
十五夜はシンドくても我慢して葵に言われた指示に従い、動画を撮り始めた。十五夜は葵の本気で走る姿を見れるかと期待を高めたが、全く予想外、十五夜とほぼ変わらないスピードで走り終え、葵にスマホを渡したら、
「はぁ...はあ...はぁ~...、さて十五夜、質問だ...自分の走りと俺の走り動画を見比べてなにが違うと思う?...」
「うーーん...、スピード...とかですか?」
「身体能力ではなく、ヒントは足の動き方を見比べてくれ...シンドっ...」
十五夜は動画を何回も逆戻り、再生をして見比べて、可愛く首を傾げて考えていた。その様子を呼吸を荒立てる葵は無慈悲な可愛さを癒されながら整えていた。
「うーーん...あっ!方向を切り替える足の動きですか?」
「正解...、お前の場合、わざわざ後方の足を次の1歩目を出して方向転換しているが、それは切り替えが遅くスピードをリセットし、またスピードを上げなければならない...、俺の場合は左利きだから、後方の左足を軸にして前方の右足を最初の1歩目に出すことによって、方向転換する時には勢いが増して速くスタートが出来る...」
出来る限り細かく繊細に実際に動き説いた。十五夜は真剣な眩しい眼差しで葵のダルそうな目を見ていた。
「・・・・・凄いですね。よく見てるんですね」
「教えるなら徹底的にやるのが、俺の心情なんだよ...てことでさっき教えたところ馴れるまで練習してくれ...俺はシュート打ってるから...馴染んだらテストな...」
「はい!」
彼はやる気のある返事を返し、コートを往復を繰り返し走り続けた。葵はシュートを打ちながら十五夜凛専用練習メニューを短所と長所をいつもの様な光を通さない瞳で観察して考えた。
そして、しばらく経つと十五夜は徐々に馴染んできたのかスピードが上がり動きが良くなってきたが、体に疲れが溜まってきたようだ。
そろそろ休憩を挟もうか...。
「十五夜、休憩だ...」
「はぁ...はぁ...はぁ...はい...」
彼は少し歩き呼吸を整え、その場で尻もちをついた。葵は近くの自動販売機でスポーツドリンクを2本買い、十五夜のところまで歩き、無言で差し出した。
「あっ、ありがとうございます。お金は後で...」アワアワ
「いいよ...奢りで...」ハァ
「えっ、でも...」アワアワ
「本人が了承してるんだから、甘んじろ...」
「ありがとうございます!」
遠慮なくドリンクをガブガブと半分まで飲んだ。休憩が終わり次第、5時半まで1on1を何十本も相手をする練習を行った。(容赦なく叩きのめすがな)
師弟たちが練習熱心に励んでると、どっかで見たことのある。あざといサキュバス後輩と我が愛しい姉妹であり愛娘が、ネット越しで新生師弟たちの練習を一人は嫉妬と胸キュン♡、一方は驚愕と好感度上昇、一方は瞳をキラキラと輝かせていた。
「パパ~♪。ふにゃ♪」
「雪音...どうしてココに?」
パパ?
我が家の天使?小学二年次女の雪音が可愛く愛らしい声で手を振ってコートに入って最愛の家族の一人に抱きついた。
「お父さんってバスケ上手なんですね...正直、お父さんの性格上...驚きました...」
お父さん?
十五夜にとって次々と疑問が飛び出てくる状況、パパ、お父さんと呼ばれている葵に、頭上に??を付け混乱真っ最中。後から面倒な後輩が手を振って。
「お兄ちゃん~♪、なんで私みたいな美少女後輩が居ながら、ボッチの先輩が他の可愛い子に手を出すなんて珍しいですね...しかも、二人っきりでボールで遊んで、熱く汗を流して激しく運動して、気持ちよかったですか...」ヤンデル
「誰がお兄ちゃんだ...後、その言い方...様々な誤解まねくから止めろ...十五夜もなんか混乱してるし...」
後半あたりの発言、思春期真っ盛りの男にその発言は下ネタに感じるから止めろ...あと、なんか病んでる...。
まさに蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)、もしくは喧喧囂囂(けんけんごうごう)とわかりやすく言うと騒がしい状況に俺はものすごく面倒くさく頭が痛くなる。
取り合いず、収集は付けた。藤白に十五夜は美少女に見える美少年であるのと...いや、日本中の男にボーイズラブを目覚めさせる男の娘の間違いだろう。世界は残酷だ。こんな可愛い子が男の娘って...やべえ、漢字まちがいた...男の子って...てか神様の...趣味ですかね。
「えぇ!男の子、女の子にしか見えない!。でも良かった、女の子だったら、美少女後輩キャラを奪われるところだった♪。危ない危ない♪」
お前...最近、キャラがブレて会長に似てきたよな...すげぇ嫌なんだど...面倒だから...。
「で、なんで雪音と雪菜と一緒にいるんだ...藤白」
「探しても先輩が居なくて、丁度、雪音ちゃん達が先輩の居場所をお姉さんから聞いたってことなので、私も一緒に来たわけです♪」
うわぁ...この後輩マジあざとい...。
で、十五夜にはパパとかお父さんと呼ばれる理由を細かく...細かく!(重要だから強調)説明した。お兄ちゃんは論外だ。呼んでいいのは愛姉妹娘だけだ。それ以外許さん。
十五夜はモジモジと可愛らしく、愛らしい仕草で葵に問いかけた。
「あっ、葵さん、もし良かったら...お兄さんとお呼びしてもいいですか?」モジモジ
「是非喜んで...」ポッキリ
「あっ、ありがとうございます...では、お兄さん...」テレッ
アレ?可笑しいな。なにか重要な掟を誓ったような気がするが...まぁいいや...。
男の娘にコロッと心を奪われ掟をすんなりと破った葵は、十五夜に絶賛ハートを奪われた。
「お兄さん、オレは用事があるのでお先に失礼します...」
「分かった...じゃあな。くれぐれも男に気をつけろよ」
「えっ?、はい...」
彼はカバンを持ちお辞儀をしてコートを背を向けた。葵は無言でイヤホンをして個人的に練習を始めた。三人は自然とベンチに座り葵を視線を向けて雑談し始めた。
「雪音ちゃんと雪菜ちゃんはパパの事どう思ってる?」
藤白は不意に思ったことを普段、共に生活する姉妹に聞いた。雪菜と雪音はうーーんと深く考え始めた。
「パパはいつもやさしい♪。だけど、たぶん...ムリしてる...」
何となくなのか、あながち間違っていない答えだった。雪菜も小さく艶のあるピンク色の唇を開けた。
「一日一日、一人で必死に家事をやっています。手伝いますって言っても、9割は断って一人で家事をしています。そして、会長さんからとある話を聞いて、お父さんに本気に怒りたいと思いました。しかし同時に、私の考察が確信に変わりました...」
「・・・・・」
「それは自分のことを大切にしなくて、常に周りを観察して配慮を行い、何よりも相手に利益があれば自分も犠牲にする性格です。そんな性格のお父さんはとても疲れストレスが溜まる人です」
日本刀のように鋭く的確で記憶に染み込む言葉を残し不安そうな顔をしている雪菜。藤白玲美はうしろから雪菜の小さな体を抱擁した。
「大丈夫だよ...何故なら、私がお父さんを変えてあげるから安心して...ね♪」ニコッ
なぜか根拠の無い言葉なのに安心する一言。とても繊細で美々しい笑顔。雪菜は身体中が温まり心が楽になった。
「さてと、女子会はここまで、先輩呼んで帰りましょう♪」
「うん♪帰る」
「そうですね」
話を切って雪音がさっき雪菜の話はイマイチ分からなかったような顔をしていた。難しい顔が笑顔に変わり返事をして、葵のところまで走った。後から二人が着いて行った。
「パパ~♪帰ろう」ニコニコ
「うん?、そろそろ、時間か...今日の夕食なに食べたい?」
「おにく♪」
「雪音...太るぞ...野菜もちゃんと食べろよ...」
「だいじょーぶ♪、パパのごはん、すごくおいしいからやさいも食べてるよ」
言われてみれば...雪音って好き嫌い激しくないどころか好き嫌いがないか?。
「先輩が料理!、以外ですね。男なんてもやしと肉を炒めてBBQソースをかけて完成とかじゃないんですか?」
「な訳あるか...どっからそんなイメージが出たんだよ...」
何かしらの印象と予想が違って信じられない顔をして驚いていた藤白。それと同時に、よからぬ思惑を考え始めた。
「二人が好きそうなサーロインステーキでも作るか...」
「おぉ!、はじめてきいた♪どんなの?どんなの?」ワクワク
「ざっくり言うと厚さおよそ1cmスライスされている生肩ロースに火を通して味付けをする肉料理...」
「おぉ!、美味しそう~♪。早く帰ろう」グイグイ
「オイオイ...引っ張るなよ。雪音...」
星のように瞳をキラキラにしてワクワクしながら葵の袖を引っ張りそのまま手を繋いだ。その背後で葵たちを見ている二人も後からついて来た。
「あっ、先輩」ボソッ
不意に耳に息がかかるくらい近づいてきた藤白の唇に反射的に即座離れようと思ったが重要そうなので我慢をして(自分の性欲を...だってこんな美少女に耳打ちなんてされたら...なんかドキッとするしエロいじゃん)と思いつつ耳を傾けた。
「なんだよ...」ボソッ
「さっきの二人の話聞きましたよね」ボソッ
「お前が聞かせたんだろうが...妹たちと喋る前に「何も言わずに電話モードにしてイヤホンを耳につけてシュートを打つ練習をして黙って聞いてください」って言ったのはお前だろうが...」ボソッ
「そうですよ...で、どうなんですか?、妹たちをこんなに不安にさせて少しは気持ちは変わりましたか?」ボソッ
「あぁ...分かっている...、ったく...会長が余計なことを言うから...」ボソッ
「まぁ、お姉さんはともかく、私も同じですよ...と言うよりは、先輩に関わっている人は全員同じ気持ちだと思いますよ...」ボソッ
「・・・・・それは有り得ない。妹たちはともかくお前達に心配される筋合いはないと思うがな...まぁ、でも善処する...妹たちに不安させないためにも...」ボソッ
「そこは私たちも含めてくださいよ...特にわたしを」ボソッ
「なんでだよ...」ボソッ
相も変わらず、ダルそうに答えたのだが、何故か藤白は頬を赤くして急に黙り込んだ。
「...先輩...近いです...」カァー
「えっ...あぁ、悪い...」ボソッ
言葉のキャッチボールをしていたら、お互いに少しずつ距離が短くなっていることに気づき、二人は恥ずかしくなり顔を赤く染めた。
「ねぇねぇ、ふたりだけでイチャイチャしないでよ。私を入れて」プクゥ
「イチャイチャなんてしてねぇよ...雪菜もそう思うだろう...って何で怒ってんの...」
「いいえ、怒ってません...」ジー
「怒ってんじゃん...ほら、怖い顔するな...親から受け継いだ可愛い顔が台無しになるだろう...」
葵は雪菜に近づき、人差し指で頬をつんつんと突っついた。その行動に雪菜も赤面になった。
「子供扱いしないでください...あとズルいです...」プクゥ
「雪菜はまだ子供だろうが...てか、ズルいって何が?」
ズルいのは雪菜の頬さくらんぼのように赤くなって膨らんだ時が、可愛すぎてほうがズルいだろう...。
歩きながら楽しく会話をしていると、いつの間にか見覚えのある家に着いていた。すると、藤白のぷにぷにして可憐な唇が動いた。
「先輩、今日泊まって良いですか?、明日、また学校の事情で休校ですから」
「ダメだ...」
「えぇ!、約束したじゃないですか?」
「いつの話だよ。それはゴールデンウィークの時の話だろうが、その話は無しだ...そもそも、泊まっても着替えとかどうする気だよ...」
「女性セバスチャンに持ってきてもらいます♪」キラーン
「そうだ...コイツ一応、お嬢様だった...」ハァ
「一応って酷くないですか!?」ショック
頭が痛くなる話を吹きかけられ、どうにかして諦めさせる方法を考えていると、雪音が袖を引っ張った。
「パパ、いえはにぎやかのほうがいいから、れいみおねえちゃんを泊めようよ~」
「私もいいと思いますよ」
とても寂しそうな顔をしていた。なにか藤白の家庭の事情があるのかもしれないときっと思っているのであろう。二人は...。
「はぁ...わかった。二人に免じて今回は許す。だか、条件がある。俺の部屋には絶対入るな。それだけは約束してくれ...誰にも見られたくない物があるからだ...」
葵は年中無休でダルそうにしているが今回はそのダルさが抜けて藤白にお願いをした。その真剣の眼差しに目を疑ったが藤白は頷いた。
「分かりました。深く胸に刻みます...」
「悪い...ここまで強く言うつもりは無かったんだがな...」
「いいえ、じゃあ、よろしくお願いします」
藤白玲美が泊まると決まった際に、雪音が一番に喜んだ。
「わぁーい♪、れいみおねえちゃん♪、いっしょにおふろ~♪」
「じゃあ、一緒に入ろうか♪。雪菜ちゃんも一緒にね♪」
「はい、お風呂は三人で入るには狭いので、先に雪音と一緒に入りますので、体が洗い終わったら呼びます」
「分かった、先輩も一緒に入ります?」ニアニア
「入るわけねぇだろう...夕食を作るの遅れるから...雪菜の言った通りにしてくれ...」ハァ
気だるそうに溜息をついたが、愛娘たちが表情豊かなので、満更でもない顔をして我が家に入った。
読んで下さり、ありがとうございます。
これから卍解したいと思う所存です。