不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!? 作:ユキ・E.L.F
今回は珍しく早く書けました。
(一日遅れてるけど)心の声
いや待てよ...2日遅れてる・・・・・
・・・・・・・・・・ではどうぞ
台所から香ばしい匂いとジューと油が飛ぶ音が聞こえ、そこには葵光が4人分の夕食、スーパーで少し高級な牛の肩ロースを焼いき、栄養バランスを考え、サラダポテトやピーラーで薄くした野菜を入れたスープを作っていた。
しかし、彼は心を無にして精神統一を行い野菜を切ろうとするが集中ができない。何故、彼はここまで苦しんでいるのかと言うと・・・・。
「れいみおねえちゃん、むね大きいね♪」
「あと十年後くらいには雪音ちゃんも大きくなるよ」ニコッ
「私も大きくなるかな...」ペタッ、ボソッ
ドアが開いているせいで三人の声がお風呂場から廊下に通じてリビングまで聞こえ、全く集中ができなく、野菜に刃を通せず、寧ろ、俺の娘or息子が段々元気になって、とある部位をある部位に通したくなる気持ちが高まっていく。
ならば廊下のドアを閉めればイイじゃんと思われがちなのだが、閉めたいよ...閉めたいけど、体が動かないんだ。このまま聞きたいと思ってしまって動けないんだ。思春期男子には欲望、欲情の法則には勝てねぇよ。(今考えた)
そして、葵は気づく。
ヤバい!ヤバい!落ち着け葵光!、なに興奮をしている!。俺は永遠に童貞を貫くのではないのか、否、それは間違っているのか。待てよ...俺には十五夜が...違う違う.....愛しい愛しい愛娘たち雪音と雪菜がいるではないか。慣れているはず...。あんなアザトイ後輩に欲情せねばならないといけないのだ!。よし...落ち着いた...。
左胸に右手を当てて深呼吸をして冷静になった。だが、まだ終わっていなかった。ピンポーンとインターホンが鳴り、包丁を置き玄関のガチャとドアを開けた。
「どちら様でしょうか?...」
「初めまして、藤白玲美お嬢様の専属セバスチャンでございます。お嬢様のお着替えを持ってきて参りました」ペコリ
高級素材を活かした小さめの白い手提げバックを持った黒いタキシードを着た長髪の黒髪をまとめた女性が頭を下げた。初めてセバスチャンを見て目を疑ったが、礼節がよく言葉遣いに品があり納得した。
「いま、藤白はうちの子と一緒にお風呂に入ってるんですけど、直接渡すなら、家に上がりますか?」
「えっ、殿方の家でお嬢様がお風呂に入っている?、しかも、うちの子ってすでにお嬢様と子作りをなされ、子供と一緒にお風呂を入っていると、コレは旦那様に連絡をしなければ」シュッ
「それは無い!、うちの子と言うのは妹のことなので、あとスマホも下ろしてもらっていいですか...」
見た目によらず凄いことを言うセバスチャンは不服そうで残念そうな顔をしてスマホを胸ポケットしまい、変な誤解を解き話を戻した。
「で、どうするんですか...」
「・・・・・では、あなたに直接お嬢様に渡してもらいます。面白そうなので...」オネガイシマス
「あなた、セバスチャンですよね...最後の一言は余計なのでは...」ハァ
セバスチャンから藤白の衣類や下着が入った手提げバックを受け取り、お願いしますと頭を下げ背を向けた。
正直、ダルいとしか言いようがないが、まぁ、致し方なく...致し方なく...お風呂場の入口付近に置いとけばいいやと思い、玄関の鍵を閉めた。
お風呂場の入口付近に立ち、ノックをして藤白に伝えようとすると、お風呂場のドアが急に開いて、スッパ裸の雪音が出てきた。
そのまま勢いよく葵にぶつかり、体格の差で葵は何ともないが雪音は弾き返され倒れそうになるが、反射神経の良く雪音の背中を支え倒れずに済ませた。
「雪音、大丈夫か...」
「うん、だいじょうぶ」
雪音を立ち上がらせ、どこも怪我が無く済ませたので一安心した。だが、前方にお風呂場...いや、男のロマン、湯けむり楽園から白いフワフワした体にタオルを巻いて右手にも白いタオルを持って出てきた後輩と頭をタオルで拭いて出てきた愛娘(姉)が雪音に声をかけた。
「雪音ちゃん、まだ頭吹いてないから出てきちゃダメだよって...なっ、なんで先輩こんなところにいるんですか...」
「雪音、頭拭いてよ...って、お父さん何やってるんですか」
「い...いや、藤白、お前のセバスチャンから着替えを渡されてな...お前に渡そうと...思って...」
「・・・・・そうなんですか?、ありがとうございます。私はてっきり、先輩が女風呂を覗いてるのかなって思っていたんですけどね。よかったですよ。警察を通報せずにすんで」ニコニコ
「マジで違うから...携帯構えないで...」
取り合いず、誤解されずに済んでよかったと思い、藤白に手提げバックを渡した...のはイイのだが...藤白のスタイルの良さやいい匂いがして、思わず目を凝視して見とれてしまった。
「あっ、あのぅ...先輩...あまり見られると...照れるというか...恥ずかしぃ...ですけど...」テレッ
初めて男の人にバスタオル姿を見せてしまった...しかも、センパイに...。
「・・・・・わっ、悪い、いや、その、なんというか...スマン、人生で初めて見とれてな....つい...」ワルイ
「えっ、今、なんて?」
ホントは聞こえてたんですけど...。
「・・・・・お前じゃなく、相変わらず可愛い妹たちに見とれてしまってな。うっかり、じゃあ、渡したから戻るわ」ニゲル
雪音を藤白に任せ、台所に向かい、包丁を持って料理に再開したが・・・・・。
危ねぇ...本音が漏れてしまった...、ギャップ萌えしてしまった...いつもだったら、「センパイ一緒にお風呂入りたかったんですか♪」みたいな事を言うと思っていたが、アレは藤白の素だな...今更だけど、あんな美少女後輩がいたら、あるマンガの海賊コックの金髪黒足兄貴みたいに目が奪われるよ。(あの人の場合は異常だけどな)
だが、葵には気になったことがあった。藤白玲美の首筋のあたりに変なアザがあったことは口にしなかった。
時計の針が10度進み、テーブルに4人分の料理を置いた。丁度、藤白たちがリビングに来て、一番に藤白から声が出た。
「すっ、凄いですね。これ全部、先輩が料理したんですか?」
「当たり前だ、これくらい出来なきゃ二人の面倒をみねぇよ。出来なくても、最善の努力はする。ちゃんと筋は通すのが俺の心情でもある」ウンウン
やっと一段落がつき、料理を置いてあるダイニングテーブルの4つある背もたれ出来る長足椅子のいつものポジションに座った。雪音は葵の隣に、雪菜は雪音の前に、藤白は葵の前の椅子に座り、4人は手を合わせた。
「いただきます♪」
「頂きます」
「頂きます...」
「召し上がれ...」
藤白、雪菜は左手でフォークをサーロインステーキに刺し、右手でナイフを丁寧に、上品にひと口サイズに切り、フォークで口元まで運んだ。雪音は見てて真似しようと頑張っているが、なかなか上手くいかない。
「雪音...やってあげるよ.....ほら、くち開けろ...」
「ありがとう、あ~ん♪モグモグ、ほっぺたが落ちるね♪。いつもより美味しい♪」ウゥー♪
雪音は自分のぷにぷにした頬を抑えて幸せそうな表情を浮かび上がらせた。
「それは大袈裟だ.....」
「ちがうよ。パパ」
「・・・・・?」
首を振って否定し、葵は何が違うのか、普段使わない脳を働かしたが、それでも雪音の言葉の意味が分からなかった。そして、雪音は口元にソースをつけて答えをいう。
「かぞくで食べるからおいしんだよ。それに、きょうはれいみおねえちゃんがいるから、さらにかくべつになんだよ」ニコッ
「そうだね。雪音ちゃん♪」
「・・・・・そうだな」
あまり、ここ最近は忙しくて娘たちと食べることは無かったからな.....。悪いことしたな...。
葵は雪音の口元についたソースを拭いて、その後も葵の太ももの上に座らせ、雪音の口元にひと口サイズに切り料理を運び、同じフォークを使い葵も食べ始めた。
「・・・・・お父さん、私も上手くフォークを扱えませんので切ってください...ついでにあーんもしてください」
「雪菜...ちゃんと切れてるじゃないか...」
雪音の最愛の家族の太もも椅子&あーんをしてもらい幸せそうな顔を見た雪菜は嫉妬し、急にわかりやすい困ったフリし始めた。
「とにかく、私にも雪音と同じことをしてください...」
「・・・・・わかったよ。雪音...悪いが交代だ」
「えぇ~、分かった。後でね♪」
「えぇ...まだやるんかい...、まぁいいや」
葵は立ち上がり雪菜のもとまで反対側に周り雪菜の椅子に座った。その後、雪菜もモジモジと恥ずかしそうに座り、雪音と同じことをし始めた。
「雪菜...おまえ恥ずかしいだろう...もう小5なのに...」ハァ
「いいえ、恥ずかしくないです...続けてください」デレッ
実は、恥ずかしすぎて心臓がドキドキして、しかも、この状況に幸せすぎる...。
徐々に体温が高まり顔が熱く赤くなり、折角の美味しい料理が味がわからないくらい味覚が感じず、パクパクと食べていた。
雪菜はこんな状況でも見逃さなかった。葵が食べる時にフォークを変えていることを・・・・・。
「お父さん...フォークは変えなくていいですよ...」
「えっ...さすがに嫌だろう...オレが使ったフォークなんて...」
「フォークをいちいち変えるなんて...面倒じゃないですか...だから、変えなくていいですよ...」
「でもな.....雪菜がいうなら...」
葵が使ったフォークを変えず、ひと口サイズに切った肉に刺し雪菜の口元まで運び、食いつきよく噛んで飲み込み硬直した。
「・・・・・?、どうした。雪菜」
「・・・・・いいえ、何でもないです。お父さんのフォークを使うとただ少し不味い気がしました」
「えぇ...マジかよ...オレのフォーク使ったからなの...ショック...」
「冗談ですよ。美味しかったです...」
・・・・・フフフっ♪、ご馳走様です♪。
心の中で最愛の人と関節キス出来て、いつもの倍は機嫌が良くなった。その様子を見ていた藤白玲美は羨ましそうな顔をしていたが、今は兄妹の空間だと気をつかい、三人を微笑んで見て思った。
私もこんな家族だったらな.....。
「雪音...藤白にあーんしてもらえ...」
「そのほうほうがあった。れいみおねえちゃんやって」
えっ、そんなにすぐに納得しちゃうの...雪音。お父さん...悲しい...。グッスン
そんな言葉を聞いて藤白は不思議と驚いている。驚いている理由がよくわからないが
「えっ...その輪に私が踏み込んでもいいのですか。先輩?」
「えっ?、その質問はよく分からないが...やってほしいって言ってるから...雪音のワガママに付き合ってあげて...」
「そうですか、では、あーんして雪音ちゃん♪」
ありがとうございます、先輩...。
「うん、あーん♪、モグモグ、美味しい」
葵にとって面倒事が多かった1週間、娘達と藤白との安らぎの時間が過ぎた。葵はテーブルに肘をつき頬を触れ顔を支え、三人の有意義な風景を伺い何故か微笑んだ。
何でだろうか...いつもより安心する...藤白がいるからか...らしくないな。オレ、季節外れの風邪でも引いているのか...。捻くれた風邪だな...人のこと言えねぇな。
もはや癖とも言える自問自答を繰り返し、どうでもよくなり立ち上がり「片付けるぞ」と呼びかけ、四人はそれぞれ自分が使った食器を持ち、台所に置いた。
「俺が片付けるから...」
「先輩は先にお風呂入ってください。片付けくらいは私たちがやるので」
「藤白はお客だ...俺一人で充分だ.....はぁ...諦める気ねぇな...分かったよ...任せた...紺、どこにいる?...」
「こん?」
「お前は知らないはずがない...」
可愛らしくあざとい仕草で深く考えたが、思いあたることがなく、誰だろうと思った。階段からトントントンと軽い音か聞こえてきた。ドア越しガラスからから小さな黒い影が見え、ドアを開けるとギンギツネの紺が葵の足元で尻尾をフリフリと揺らして座った。
「あの時のギンギツネですか?!。1ヶ月ぐらい見ない間に大きくなりましたね」ビックリ
「それはよく思う...動物って成長が早いからな...俺と紺はお風呂に入るから...、その間に片付け終わったら二階の客間に居といてくれ...風呂あがったら行くから...」
足元にいた紺は葵の服に爪を引っ掛けよじ登り、前脚を右肩に、後ろ脚は左肩にのり、マフラーの様に巻きついた。
「よく懐いてますね。少し先輩に似てますね。特に目付きが」フフフ
「そうか?、コイツ...俺の肩に乗る癖があるんだよ。しかも、よく寝てる...呼んだらすぐ起きて来るから助かるけど...」ハァ
「それは確かに似ていますね」フフフ
「まぁ...あとは任せた...」
紺を肩に乗せたままお風呂に向かった。藤白たちは葵に頼まれた事をスムーズに進み、洗濯物もネットに服や下着を分けて乾燥ができるダム式洗濯機に入れ、洗濯→乾燥を押し、二階に上がり藤白を教師になってもらい二人の勉強を手伝った。
一方、葵は最初に自分の体を洗い、その後に紺の黒色の中に銀色が混じった毛洗いをして水を流しタオルで拭いて、風邪をひかないようにドライヤーで乾かし、葵も体を拭きバスケ上下の衣類を着て、紺のご飯を持ち、三人がいる二階に向かった。
二階のスライド式のドアを開けると三人はソファに座ってテレビを見て休んでいた。葵も座り紺にご飯を与えながら見ていた。
「何か面白いのやっているのか...」
「あまり子供向けではないですね」
「おもしろくなーい」プンプン
藤白は苦笑いで答え、雪音も不機嫌になりリモコンを持ちテレビの電源を切った。雪菜は紺にご飯を与えたそうな顔をして、無言でじーっと見ていたので雪菜に渡し任せた。会話のない空間から雪音がいきなり話題をふった。
「ねぇねぇ、パパとれいみおねえちゃんって大人だよね?」
「まぁ、一応そうだね」
「そうだな...」
二人は答えた。だが、このあと、雪音はふたりには予想もできない言葉が出てきた。
「じゃあ、パパとれいみおねえちゃんはこどもって出来るの?」
「それは私も興味ある...」
一瞬、時が止まったように感じた(質問された二人だけ)。雪音も紺にご飯を与えていた雪菜も興味を示した。
「雪音、どこからそんな情報を得た...」バクバク
「えっ?、ともだちから、きのう、お父さんとお母さんがゆうがたからあさまでプロレスごっこしてたっ言ってて、きいていた男子が「大人の男女が一緒にベットに寝たら、子供を作る為だって」って言ってたから、じゃあ、ふたりもできるのかなってぎもんにおもって、どうなのかなって」ウーン
・・・・・正直な感想、凄いハッスルな夫婦だな...、しかも、よく知ってるな...その男の子...どっから聞いたんだよ...細かい事までは知らなさそうだけど...まぁ、昔、俺も見たことあるんだけどな...たぶん。
自分の親ではなく、泊まりに来た父方の妹とその旦那がヤっている所を発見してしまった記憶がある...。ちっちゃい頃だから、よく覚えてないけど、親父やお袋にここ入っちゃいけないよって注意されたけど、好奇心に勝てなくて、少し、お邪魔しますしたら、ハッスルしていた...たぶんな。
「雪音...それは外で聞いちゃいけないよ。雪音もいつか分かるから...なぁ、藤白...」
注意深く雪音と雪菜に口封じをした。藤白にも助けを求めたが、顔を赤くしてぷるぷると震えながら黙り込んだ。
藤白らしくねぇ...いつもだったら...あざとくふざけて冗談を言っているのに...今日に限って可笑しい...。
「おい...藤白...大丈夫か?」
「・・・・・えっ!、私そんな、心の準備が...」
「いやいや待て!、そんなことは言っていない!。落ち着け...まず、俺にはそんな度胸がない...Do you understand?(理解できた?)」
「えっ...すいません早とちりして、そうですね。先輩にはそんな度胸がないですね」
自分で言って納得されたのは傷ついたが、まぁいいや...。
自分の首を絞めるような発言をしたが忘れて、何回か噛んだが無理やり話題をそらした。
「そっ...そう言えば、なんで明日、学校休みなんだろうな...」
「えっ、先輩なにも聞いてないんですか?」
「・・・・・なんか言ってたか...?」
「6月の中旬に記録会があるじゃないですか、先生方の職員会議で重要なことがわかり、それは記録会で使った物品がボロボロで使えなく、新しく買わなければならなくて、それで予算の会計などは生徒会にすべて任せて、先生方は経費や物品の確認などがあり、明日は休みだそうです」
「だから無駄に生徒会こ仕事が多いのかよ...そんな理由で...学校休みかよ...」
記録会って運動会みたいなヤツか...ダルいな...雨降らねぇかな...。
「次から生徒会には私が加わるので任せてください」
藤白は男の理想なサイズで童貞のロマンが詰まった胸を右手で抑えた。いつもより賑やかに会話をしていたら、時計の短い針が9に指していた。
「歯を磨いて...ぼちぼち寝るぞ....」
背伸びをして立ち上がり話を切り、みんなで歯を磨いて雪音たちのベットに向かい美少女三人は広々としたベットに座った。
「藤白、雪音たちと寝るか一人がいいなら、俺の部屋のベット使うか...どっちがいい...」
「えっ、先輩の部屋入っていいんですか?」
「見られてく無いものは閉まったから...いいよ...」
本当に見られたくないものは閉めてあるからな...。
「なにを隠したんですか?」
「隠したとか言わないでくれ...別にお前が想像しているものでは無い決してな...いや、マジで信じてくれ...」
いつの間にか、普段の仮面を被った藤白玲美になっていた。おちょく様に冗談を言って口元を抑えてニアニアして見ていた。
「でも、今日は雪菜ちゃんたちと一緒に寝ます」ニコッ
「おまえ後悔するぞ...」
「それの口調だと雪菜ちゃんたちと一緒に寝てるんですね」
「...うグッ...そうだよ...雪菜たちが一緒に寝たいって言うから、いつも寝てるんだよ」
「そうなの?。雪菜ちゃん」
「そうですよ...」
「そうなの?良かったね。その歳で子供できること無くて」ヨカッタ
「おまえは俺を犯罪者にするつもりかよ...」
藤白のボケで茶番劇が始まり、それを真に受けた姉妹は葵に声を揃えて聞いてきた。
「「子供でもできるのパパ(お父さん)?」」
「できないよ...藤白の言うことは真に受けるなよ...」ハァ
頭が痛くなる質問をされて、どうでもよくなり自分の部屋に戻ろうとするとまた呼び止められ提案された。
「よにんでねようよ。パパ♪」
「いや...それは藤白が迷惑だろうから...今日は無理だよ」
「先輩ならいいですよ」ニコッ
「いや、しかしな...」
俺が寝れない...
「ねぇ、おねがい~♪」
愛娘の頼みであるが、男のして、ましては思春期男子にはとてもキツい話であるが、まともに寝れない覚悟を決めて答えた。
「分かったよ...寝るか...」
「やった♪」
愛娘の喜ぶ表情が見れたのでいいが、それと同時に改めて覚悟を決めた。(寝れない覚悟を...)
大人4人だと狭いが、子供二人、大人二人の場合は少し余裕があるからベットに落ちないようで助かったと思い、部屋の電気を消して、引き出しがついている小さな机の上のミニランプをつけて寝た。
ベット右から葵、雪音、雪菜、藤白と子供二人を守るように並んで寝ている(紺は姉妹の間で寝ている)。愛娘たちが寝た時、葵も目を瞑った。しかし、藤白の声が聞こえた。
「先輩、まだ起きてますか」(ボソッ)
「あぁ...どうした...」(ボソッ)
「この状況、まるで親子みたいに思いません?」(ボソッ)
「おまえ...よくそんな恥ずかしいこと言えるな...」(ボソッ)
「じゃあ、さらに先輩にはサービスします」(ボソッ)
と彼女は起き上がり、雪音と雪菜を起こさないように位置をヅラし、葵の上に空間ができて、そこに無理やり藤白が入って葵と対面して、接触してうずくまって寝た。
「おっ、おまえ、どういうつもりだ...部屋に戻っていいか...」(ボソッ)
「ダメです。先輩には拷問を受けてもらいます」(ボソッ)
「何でだよ...いつ俺はお前に恨みを買ったんだよ...」(ボソッ)
「買いましたけど、この状態はとても安心するですよ」(ボソッ)
彼女は前と同じ様な柔らかく安心する表情を作り、葵の光が通らない瞳とキラキラと輝かせるオーシャンブルー色の瞳の目が合い言葉を進める。
「私には5歳上の兄がいます。その兄は先輩に似ています」(ボソッ)
「それは、その発言はお兄さんに失礼じゃないか」(ボソッ)
「けれども、その兄は今どこにいるか分かりません...」(ボソッ)
「・・・・・何でそんな話を俺にするんだ...」(ボソッ)
「そんな兄に似ているからです.....それで...」(ボソッ)
「藤白...その話は終わりにしよう...その先はお前にとって話しにくそうだ...」(ボソッ)
「・・・・・すいません...先輩...」(ボソッ)
彼女は誰にも知られたくない言いにくそうな話しを俺に話してくれたのは、信頼されているからこそなのかもしれないが、たぶん...その藤白が語ろうとした過去の物語はきっと...とても辛く、残酷な話であり、藤白の首筋のアザと関係があるのかもしれない。と勝手に推測してふたりは寝た。
付き合って下さりありがとうございます。
また、早めに更新します。
次回は記録会本番設定で作ります。だいぶ飛びますが、読者様に飽きられないように面白く作りたいと誠心誠意やらせて頂きます。
葵たちのお母さん出張設定ですので、すいません。本文に付け足しときます。まぁ、いないんですけどね