不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!? 作:ユキ・E.L.F
前置きは必要かなと思いやめました。
優柔不断ですいません。
1ヶ月ぐらいあけてすいません。
謝ってばっかですね・・・・・ではどうぞ。
6月...水無月の語源でもあり、夏の初め(初夏)である。北海道を除く各地では梅雨の時期であり降水量が多く、ジメジメとした毎日が続くシンドい1ヶ月である。
一部の人は大イベント、ソーシャルネットゲームではジューンブライド、訳せば六月の花嫁、作品によっては二次元の美少女達がウエディングドレスのコスプレをしてガチャに登場する。
ある人は梅雨を活用してラブコメに走り、相合い傘をして学校を登校、下校をしている人達が目を逸らしても見える。(逸らしてるのに見えるとか...心が痛むから...やめて...)
とある生徒会室はドス黒い空気が漏れている。遊びや青春をしている状況ではなく、とても深刻な状況に追い込まれている。記録会当日まで天気予報では雨が降るって予報されていたので、中止になるのかと思いきや、前日になり空を見上げると青空が広々と壮大に見え、雲ひとつもない快晴である。
生徒会男子1名は外でテントを張ったりブルーシートを広げて敷いたり、放送チェックをする。(主に男教師と俺が協力して力仕事を任されてる)
残りの美少女3人は生徒会室でパソコンと対面している。予想外の立て続けて生徒会は頭が痛くなる一方。俺がある程度の準備を終わらせ生徒会室に戻ると、五時になると救世主が生徒会に来るので、それまでしばしばの辛抱と言わんばかりの表情である。
「大丈夫ですか...」
「葵くん助けて~私を気持ち良くすることできない?」
「出来るわけないでしょ...」
何をやればいいんだよ...会長の言い方が卑猥に感じるから、如何わしいことしか頭に出てこない自分が恥ずかしいと言うのは内緒だ...だ、だって男だし...しょうがないじゃん。
「あなたに心配される必要性はありません...変態ロリコン」
「そうですか...」
心配したのに罵倒が帰ってきた...しかも変態ロリコンとか言われたんですけど、副会長はどっからそんな言葉が俺に定着してるんだよ。娘のこと話したことないのに。
「光、紅茶お願い...」
「ダジャレ言える余裕あるならやらなくてよくないか...」
「殴るよ...ロリータ・コンプレックス」
「すいません、今すぐお作りします」
殴る以前に幼馴染の口から副会長の罵倒よりレベルアップしたロリコンの通称名がとんできたんですけど...。
「もう少しでアイツが来ますので頑張ってください...」
花の次いでに自分のと先輩方の分もアイスティーを作り、無言で手元に置いてフカフカの椅子に一息つき腰を下ろし休憩すると廊下から走る音が聞こえてきた。ガラガラとドアが開き、そこには新しく入った生徒会庶務の藤白玲美が呼吸を荒立て膝をついた。自分の貧乳でなければ巨乳でもない男の理想サイズ成長ホルモン豊富な胸にあてて一呼吸ついた。
「た、ただいま参じました」
「待ってたよ...救世主が来ましたよ...三人ともって...死んでる...」
アイスティーに口をつけずに手を止めて三人は口を揃えて「疲れた...」と呟き机に顔を当て休憩した。それを見て苦笑した。
「藤白...あとは頼んだ...」
「わかりました」
何故、藤白玲美が救世主と呼ばれるのかって言うのは生徒会の誰よりも姉である会長をしのぐほど作業の処理が2~3倍はやい。だから、救世主と呼ばれるのだ。
それから藤白(妹)は集中モードに入り無言になった。その様子を長く机に肘をつき手を顔にあてダルそうな瞳で見守った。少し時間が経つと「ふぅ...」と終わったような声が聞こえた。葵は立ち上がりアイスティーを彼女の手元に置いた。
「お疲れ様...」
「ありがとうございます」
「悪いな...お前を毎回まかせっぱなしで...」
「いいですよ。珍しく滅多に誰にも頼らない人から頼まれたんですからね。私はとても良い気分です♪奢るか私の質問に絶対に答えるか先輩の情報を請求します」
「何でだよ...奢るのはいいけど、質問の請求するのはおかしくないか?」
「だって先輩は自分のことを喋ってくれないじゃないですか」
うわぁ...あざとい...俺のこと知ってどうする気だよ。あれだな俺の弱みを握ろうとしているか。
「まぁ今日は助かったからな...それで...寝たフリして盗み聞きするのやめてくれませんか?、会長」
「いやぁ~バレちゃったか」テヘッ
姉妹揃ってあざといな。
「会長の口車にのって副会長も花も何やってるんですか...」
「色見の口車にのせられただけよ」
「副会長と同じく...はぁ疲れた」
一度立ち上がり背筋を伸ばして再び座り、アイスティーをすすった。藤白玲美は楽しそうに話を進めた。
「ではでは質問です。先輩の誕生日はいつですか?」
「えっと...忘れた...」
「・・・・・何でですか!それくらい絶対覚えてますよね?」
まぁ覚えてるけど、俺じゃなくても、幼馴染の花や会長に聞けば一発でわかるのに何で聞かないんだ?。
予期せぬ答えが聞こえ、笑顔ながらも怒りの圧をかけ、もういちど声を低くして葵に質問をした。
「えっと...確か、受験を控えている学生達が夏休み明けに自殺をする多い日だったような気がする...」
「そんな怖い覚え方しないでください。先輩が可哀想に見えてくる...いつかやりそうです...」
「おいやめろ、そんな可愛そうな目で見ないでくれ、俺は自殺をしない。何故なら・・・・・」
「何故なら?」
ぐっと拳をつくり言葉に気合いをためて答えた。
「妹たちを置いていけないからだ...あとアニメと小説も見終わっていないから、その後なら別にいいけどな...」
そんな返答を聞いて前者の一言は感心したのだが後者で見事に呆れた表情に変わった三人。一人だけ因明な空気のなかで第一声は腹を抱えた会長である。
「ぷっ...ダメ...耐えきれない...葵くん...面白すぎ...ふふふっ」
「光...呆れた...本当に...」
「妹さんがいるんですね...シスロリコン...」
「先輩...どうなったらそんな性格に...」
葵は至極マジメに答えたつもりだったのだが ツボに入るほど笑っている会長もいれば、呆れてモノも言えない幼馴染、葵に対しての罵倒用語が更新した副会長、感心が抜けないが返答に疑問に思う後輩。変な地雷を踏んだなと思い次に進めた。
「ほ...他に質問がないのかよ...無いなら終わりだ」
「まだあります...けど、今さら先輩がこんな性格なのはいつもの事なので切り替えます」
余計なお世話だ...。
「次は質問と言うよりか勧誘に近いんですが、単刀直入に言わせて頂きます。先輩...いいえ葵光さん、私の父の藤白財閥のバスケ球団の選手として契約しませんか?」
空気がまた変わり一人の交渉者として言葉を並べた。流石に姉の藤白色見も瞳をわずかに広げた(二人も同様)。言葉を聞いて心臓にグサッと矢が刺さったように思えた。そして慎重に一言一句まちがえがない様に答えた。
「嬉しいお言葉ですが...丁重にお断り致します...」
「何故ですか先輩、断る理由を聞かせて頂きたいです」
もうすでにあなたのお父さんとは四ヶ月前に御対面し契約しているなんて言えたもんじゃねぇからな。秘密にする必要性はないがなんか俺は嫌だから。しかし近々こうなるとは思ったが、まさかこのタイミングだとは予想外だ。
「えぇ...そうだな。おふくろが忙しい...俺が妹たちの世話をしなければならないから...それは理由にはならないか?」
「ならお母さんには仕事を辞めて妹さんの世話をしてもらい、先輩が選手として活躍すればお金の心配しないほど家を支えれ親孝行ができます。どうですか?」
今度は提案が来たか。
「・・・・・そうだな。それは俺にとっても利益がある話だ...だが断る」
少しジョジョったな。
「何でですか?」
「・・・・・面倒だから...それに他人の家庭に口出しは無用だろう。一応、頭の隅っこに置いておくよ」
「それもそうですね...わかりました。考えといて下さいね。先輩♪」
一旦引いてくれ、さっきとは爽やかな表情にコロッと変わった。猫かぶるの得意だなと警戒心と緊張感が抜けなくなった。
面倒なことになったなと素朴に思いながら、椅子に座り背もたれしてアイスティーを口に運んだ。
廊下から二人くらい軽い足音が聞こえ急にドアが開いた。今度は何だと思いチラ見すると我が愛娘、雪音と雪菜ではないか心の叫びが出てしまいそうになったが堪えた。
「どうした二人とも...今日は早く終わったのか?」
「うん、早く終わったから遊びに来た。あとパパと帰りたいから」
遊びに来たのかよ。雪音...まぁ...一緒に帰りたいのは同意見だ。
「そうか...雪菜は」
「お父さんを待つの面倒だから、放課後毎日、雪音と一緒に生徒会室に来て勉強と読書することにしました」
面倒なのかよ...てか大丈夫なのかよ。許可とか?
「すでに先手を打って生徒会担当の萩本先生には許可をもらっています」
行動が早く冷静沈着な愛長女よ。流石だ。
「あの...会長...いいんですかね」
しぶしぶ会長に一応きいた。二回言うがアレでも生徒会長だからな一応きかないと...礼儀だし。
「別にイイよ。むしろ大歓迎だよ。二人が居たら賑やかになるし癒されるからね」フフフ
「そうですか....」
「そうだ。パパに見せたいものがあるんだった。まってて」
「?」
天使の羽の赤いランドセルの中から二つに折られた何かが書いてある清書用紙...習字の練習用の紙を取り出し、自慢げに紙を開いた。そこには・・・・・。
パパ 大すき ゆきね 書
とまだ小学生の腕だなと思える清書だが、周りの字より大を強調している様にも見える。正直すなおに喜んだ方がいいのであろうけど、これは雪音は恥ずかしくないと思うが、俺がとても恥ずかしい...。
「どう?パパ」
「・・・とても綺麗に書かれてるじゃないか?」
「ヘェェ♪そうでしょう。先生にもほめられたから作品として提出した」キラン
えっ...マジで...そんなキメ顔で言われても困るわけでは無いがお父さんは犯罪者扱いされそうで心配なのだが...。
「とてもいい字でかけてるね。雪音ちゃん」
横からほぅほぅと頷きながら見ていた藤白玲美は他人事の様に...他人事だけど....会話を進めた。それに続いて会長、副会長、花も褒めて盛り上がっていた。その中にどっかのダルそうな人に見せたそうにうずうずしている子がもう一人。それに気づいた葵は話しかけた。
「どうした、雪菜も何か書いてくれたのか?」
「・・・・・うん、だけど見せるほどではないけど...」ムズムス
「オレは見たいな。雪菜の作品...ダメか...?」
「・・・・・見せたくないわけじゃないけど...恥ずかしいから...だけどお父さんが見たいって言うのなら...はい」
そっぽを向いてA4紙を裏面にして渡された。いつの間にか後ろには雪音や生徒会美少女が興味津々に少し楽しみに葵が表面にひっくり返すと・・・・・
背景にはどこかで見た事があるソメイヨシノ。その手前には俺と藤白、更に前には雪菜と雪音が並んでいるのがかかれていた。これは四月上旬くらいに4人で撮った写真がそっくりそのまま描かれていた。
「おねえちゃんすごーい!」
「凄い...上手いな。これ...小学生が書ける絵なのか?」
雪菜って幅広く才能があるよな。太鼓の仙人だってそうだったけど...その代わりなにか欠点があるんだけどね。だけどそこが雪菜の可愛いところだよな。
生徒会美少女達も目を大きく開いて思わず「凄い...」と言葉を漏らしてしまうくらいだ。
「二人ともいい作品だな。帰ったら玄関か階段に飾ろう...」
二人の頭に手を乗せて撫でた。
「パパのなでなできもちい~♪」ニャー
「・・・・・♪」ニャー
頭皮から猫耳が出てきそうな感じがするがギリギリ耐えたようだ。それくらい気持ちよさそうな表情にしている。しかし葵はまだ知らない背後で雪音の発言に反応した会長がわるだくみを考えついたことを。
「ねぇねぇ葵くん、私の頭も撫でてくれない?」
「なにいうとん...」
〝「「・・・・・とん?」」〟
会長があまりにもふざけた事を言い出したので、博多弁?関西弁?なのか中途半端な言語だが治したいと思っていた口癖が思わず出てしまった。
「・・・・・気にしないでくれ昔からの口癖だ」ハァ
今までの疲れもあり溜息をつき誤魔化すように流した...つもりだったのだが、笑え声が聞こえた...どうやら流せていないらしい。流れてよ...。
「先輩にそんな口癖が...可愛いですね...くっ...ぷっ...」
「そうだね...可愛いね...くっ...ぷっ...可愛いよ...」
可愛いを二回も言わなくていいよ。姉妹揃って笑いながら褒めるのは褒め言葉とは言わないぞ。...よくあるじゃん...例えば髪の毛切った翌日、学校行ったら似やってるねって笑いながら褒める人...結構...深く...深く心に響くんだよ...。しかもそれで学校過ごさないと行けないし。ツラい...。
「光にそんな口癖があったなんて幼馴染の私ですら知らなかった...」
知らなくて当然だろう。名古屋に滞在の頃。唯一喋れた先輩の口癖からうつったのだからな。小学校以来あった事なんて無いのに知ってたらストーカーだろうが...怖ぇよ。
「なにいうとん...可愛い...」(ボソッ)
「どうしたのですか...副会長?」
「なっ!殴りますよ...」
理不尽!?
「パパのくちぐせカワイイ、ゆきねもマネしてみる。きいてきいて♪」キラキラ
「あぁ聞いてやるぞ」
「いくよ......なにいう...とん?」
なんで疑問文?だが寧ろ疑問に思って首を傾げて上目遣いをされるとお父さんとしては口がゆるんでしまうんだが...うちの娘マジでカワイイ...。
「わ、私もお父さんの真似してみます。聞いてください...」モジモジ
「あぁ...いいよ」
なんか姉妹で張り合ってるんだが・・・・・それよりお父さん・・・・・精神が保てなさそうなのだが・・・・。(娘の可愛さに)
「言いますよ・・・・・なにいうとん?」ムッ
なんで雪菜は疑問文でやや怒ってるの?。雪音と全く同じ仕草をしないでくれるとお父さんとしては二人を抱きしめて頬をスリスリしたくなるのを今は抑えたいのだが.....。(今ここでやったら副会長に通報される...家でも雪菜にされそうな気がする.....やっちゃいけない?)
「あっ...先輩、明日の記録会は何に出場するんですか?」
藤白、グットタイミング!。これで精神を紛らわすことが出来る。危ねぇ・・・・・。
「えっ...と、なんだっけ?忘れたわ...」
「ここに出場表がありますので探してください」
何であるの?...俺が作ったんだった。自分の首を絞めたな...やらかしたー。
「えっ...と、俺は出場競技回数は5つ...多くない?」
「確かに...多いですね」
「そうだね。普通は3つくらいかな?。何で葵くんだけ?」
藤白姉妹は周りの人より競技回数が多いのに不思議に思った。
「あぁそれ、光がいない時に同じクラスの男子が勝手に決めたけど」
「えっ...マジで?」
「本気と書いてマジよ」
私的にはそんないい笑顔で答えないでほしいんですけど、てか俺の性格上、長い付き合いなんだから、提出した時に修正してもよかったんじゃないんですか?。花さん...。
「で先輩が出場する競技はなんですか?」
スラッと流さないでよ.....。
「えっ...と、50メートル走、人生リレー、クラス対抗リレー...男女合同学年対抗リレー.....小学生保護者リレェ.......」
スラスラと述べた文章が徐々に遅くなり沈黙した。
コレってイジメですよね。50メートル走は案の定で、保護者リレーは娘の為だからしょうが無いけど...残り3つ全部リレーって超目立つじゃん!.....イヤだよ...これ以上黒歴史を作りたくないよ...。
一人...競技表を見て机に両手をつき心の底の闇まで沈み落ち込んだ。
「これってどうしようもないんですかね...会長権限で全部なしって出来ないですかね」
「うーーん、どうしようも無いね。会長にそんなに権力ないから~なにげに参加しない宣言してたけど、今から変えると人数を合わせないといけないし時間も無いから無理だね」
あの会長が無理っていたら諦めるしかないな。
「あっ!でもでも、先輩のカッコイイところ見せれば、中高校在学中の人達は先輩の悪口を言うどころか、憧れたり見直されたりモテたり出来ますよ.....あぁ...やっぱり今の発言は撤回させていただきますぅ...」
どうやら俺の性格上を察したようだ。まず余程のきっかけがない限り本気を出さない。
一方、さっきの発言を撤回した藤白玲美の心のうちは・・・・・葵が思っている事と食い違っていた。
先輩がカッコイイアピールしてモテたりしたら.....やっぱり先輩には今までどうりにしてもらいましょう・・・・・(ウンウン)。そもそも先輩は目つきが悪いせいで近づかないはず...しかもあの性格が捻くれた先輩ですからね。誰も興味示すどころか陰キャもしくは不審者扱いですからね。
「お前...今...失礼なこと思ってないか...」
「!?.....ソンナコトはオモッタことがアリマセン...ア...アハハ...」
「あっそう.....」
明らかにカタコトになり挙動不審な反応・・・そして塩笑い。確信を持てる・・・・後輩に馬鹿にされた。雪音と雪菜が袖を引っ張り葵を振り向かせた。
「パパすごーい。頑張って全部1位取って♪」ピョンピョン
「お父さん...頑張って...」プイッ
「ヨシッ!やる気が出た...いつだ...記録会」
〝「「うわぁ...シスコン(ロリコン変態)」」〟
「違う...ロリコンではない.....ユキコンだ!」
新しいコンプレックス発言をした葵に対して生徒会美少女役員が変態な人を見る目で葵からの距離をとった。そこまで離れないでよ...。別にイイじゃん、親が子を思うことは大切だよ。そして翌日を迎える。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何日か前の藤白が家に泊まった時の後日談。朝、目覚めると藤白に力強く栄養豊富な胸を背中に押し付けられ抱き枕にされていました。そして俺は健全な男の子なゆえ、朝から下半身が元気でした。
何とかしてこの状況を打破しようと粘ったのだが、なかなか離れなかった。むしろもっと強く押し付けられ体温が上がる一方である。ちょくちょく聞こえる寝言は・・・・・。
「せんぱーぃ...また...引っかかりましたね」
夢でも俺をおちょくってんのかよ。
「せんぱい...ちょっと、急に何をするんですか...そこは...心の準備が...」
何やってんの夢の中の俺!。待て待て心を落ち着かせるのだ・・・・・。ヨシッ。
「お前・・・・・起きてるだろう」
「あっバレちゃた♪」テヘッ
なにが...バレちゃったテヘッ♪...だ。ちょっと可愛いと思ったじゃねえかよ。あざといサキュバスめぇ.....。
「はァ...朝から疲れるわ。まぁ...おはよう」
「おはようございます。先輩♪」
「雪菜たちはまだ寝てるな」
起きた二人は寝ている美少女姉妹に近づき、寝顔を眺めていた。
「それにしてもカワイイですね。二人とも~私も妹ほしいな。先輩お持ち帰りしていいですか?」
「拒否!」
「ですよね。まぁ先輩にいつもくっついてますからね」
・・・・・会話が何故か続かない。葵はふと思った事を口にした。
「こうして見ると夫婦が娘たちを見守っているように見えるな・・・・・」
「・・・・・えっ」
ガっ!、会話を繋げようと思った仕打ちが空気を濁すとはミスった・・・・・。どうせ、猫かぶって笑い事に変えるだろうから大丈夫だろう。黒歴史だ・・・・・。
チラリと藤白玲美の方を見ると一瞬目があったが頬を赤らめてソッポを向いて綺麗なアッシュホワイトの長髪を少しクルクルと弄っていた.....たぶん...アレはきっと素の彼女なんだろうか。
その先、雪菜たちが起きてくれなかったら、数日は会話が続かないどころか顔すら合わせれないだろう。
読んで下さりありがとうございます。