不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!?   作:ユキ・E.L.F

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ハイすいません。
ベタな小説に付き合って下さりありがとうございます。
二週間くらい開けてすいませんでした。
では短いですがどうぞ...。


波乱万丈の記録会

本日は晴天なり梅雨の季節だと思えない広々とした青空。もう夏だなと感じさせる眩しい灼熱の太陽。記録会するには絶好の一日である。そのなかゲッソリした表情で記録会準備に手伝っている人が一人。

 

イヤっだってさ、クソ暑いなかでわざわざ走らないといけないんだぞ。増してや人によっては自ら黒歴史を作ろうとするんだぜ。そんな無駄なことをするなら趣味を優先した方がいいと思うのはオレだけか?めんどくせぇ...過去の事を気にしてない人はいるけど、だけどオレは性格が気にしてしまうので無理だ。

 

そう・・・・・八割の人々は頭の中がお花畑や暑っつい青春を胸に秘めて力を入れているだろうが、オレ含め残りの二割の人々は負の感情が湧く一日が始まろうとしていた。

 

学園校舎を前にして学園生は男女一環で白い半袖Tシャツに黒い半ズボン必ずズボンの右側ポケット辺りには小さく名前があり体操服を着ている生徒たちは校庭で整列している。

 

少し気になるのが女子だけ服に大きく平仮名で名前が書かれているのは何故だ。誰の趣味だよ.....何か校長が興奮してる...ゲッ...まさか...会長に頼んで取り調べてもらうか...。

 

うちの学園は小中高一貫なのだが一日で終わるかって思うのだが、学園の1クラスが20~30人ぐらいで小学校が全学年あわせて12クラス、中学は6クラス、高校は9クラスある。それぐらいだったら午後4時~5時までには終わる。競技のスケジュールは一競技に学年順で進めていく。もちろんリレーは最後だ。

 

小学生は運動会みたいなもんだが、中高生は記録会となっているので名前通りに個人競技のみ記録を測る。

 

会長が「静粛に」とマイクで呼びかけるとシーンと静まり開会式の宣言をして選手宣誓、既に闇に手を染めてそうな校長先生のお話、体育科担当教師からの注意事項、スムーズに進み競技の準備に移った。

 

俺は後半しか競技を参加しないので愛娘たちの思い出アルバムでも作ろうと思い、この日のために買ったソニーの最新型ビデオカメラ。自分で稼いでるお小遣いを少し消費させた。理由は叔父に大金を使ってないのをバレない為でもある。だけどそんなやり方もしばしばの辛抱...あともう少し...。

 

それにしてもかなり高かったよ。手元にいた学問のすすめの福さんが10枚以上はいなくなったよ。これも学生には早い親心ってやつなのかな?。

 

ビデオカメラを競技に参加する娘たちが見える位置まで保護者を避けて移りカメラを合わせ構えた。大体、最初の辺り競技に出場するのは雪音である。それに気づいた雪音は「パパ~♪」と手を振って小走りで俺に近づいてきた。

 

 

「なにやっとん?」

 

「思い出アルバムでも作ろっかなっと思ってな.....てかまだそれを続けてるのかよ...止めたら...俺の口癖...いじられるぞ...」

 

「みんなむしろカワイイって言ってたよ」スリスリ

 

「まぁだろうな...」ナデナデ

 

いじられるのは俺だけだ...なんて理不尽な世界...雪音が言ったら好評で俺だと笑いものって酷くね...当たり前か...。

 

「パパ見ててね。一位とるから♪」

 

「おう...頑張れよ...くれぐれもケガだけはするなよ...」

 

「分かった。そろそろだから行くね♪」

 

 

手を振って先生に指示されたコースに整列し体育座りして待機した。その間の待っている時間を雪音が周りの女の子達と仲良く会話している様子をビデオカメラに収めた。心の中では俺みたいに孤立せず周りの子たちと上手く馴染んでいて不安が消え心が落ち着いた。

 

そろそろ雪音の番なので愛しい愛娘の姿を撮ることに集中してカメラを向けた。愛娘が立ち上がると小学2年生たちが声援の嵐が巻き起こった。めっちゃビックリした。どうやら小学2年生の一番人気のアイドル存在らしい。流石だ...我が娘...パバは眩しくて目が向けれない...カメラだけは向けるけど...。

 

体育科の先生が「位置について~よーい」と運動会号令の次に「ドン!」と掛け声とスターターピストルが鳴ると雪音たちは一斉に土を踏み込み走り出した。

 

娘達は何割ぐらい人間の血と猫の血が混じっているのかはよく知らないが、瞬発力、反応速度は周りの人よりも一番たけている。だからか最初のスタートダッシュが良く、先頭を走っているのは雪音である。このままスピードを落とさなかったら一位取れるまでもある。

 

カメラを誘導しながら撮っているとゴールから10メートル離れたところで雪音は小石につまずき転んだ。

 

 

「ッッ!」

 

 

驚き、動揺、不安が頭の中でグルグルと混乱してきた。だけども何とか堪えた。心の中で応援しながらカメラ越しで娘をみ届けた。雪音は泣かずに立ち上がり擦りむいた痛みを我慢して最後まで諦めず1人だけ抜かしゴールインし完走した。順位は6人中5位だった。

 

雪音は不服そうな表情を浮かばせ、仲の良さそうな子達に励まされ笑顔で対応して保健テントまで先生に連れてかれていた。次は雪菜だがまだ先なのでカメラを閉じて俺も保健テントまで向かった。

 

テントについている時には応急手当はされていて右膝に絆創膏が貼られ落ち込んだ表情でパイプ椅子に座っていた。娘に近づき頭に手を乗せ声をかけた。

 

 

「惜しかったな...雪音...」ナデナデ

 

「あっ...パパ...ケガもして一位もとれなくて...約束まもれなかった...」

 

「雪音...まだ擦り傷で良かったよ...最後まで諦めずに擦りむいた痛みを耐えながら完走したことに良かったと思うよ。普通はそこら辺の子だったら諦めてテクテクと屈辱感を感じながら走ってるよ...この結果は一位取るよりも価値のある結果だったと俺は思うよ...」

 

「えっ...ホントに?」

 

「ホントだよ...まだ次の競技もあるんだからクヨクヨしないで心を切り替えて一位を目指せ...」ナデナデ

 

「うん!分かった」フフフ

 

 

いつもの雪音に変わり立ち上がり、一緒に雪菜の応援に駆けつけた。丁度いいタイミングで雪菜が走る前だった。人ごみが多く雪音の身長では可愛くジャンプしても見えないので雪音を肩車して雪菜を見えるようにさせた。

 

 

「お姉ちゃん~がんばってぇ!」

 

 

雪菜に対して大きな声援を贈り手を振った雪音。運動するので青いリボンで纏めたポニーテールの雪菜は小っ恥ずかしそうな表情を浮かばせていたが、それでも可愛い妹のために小さく手を振り返した雪菜。やはり面倒くさそうだ。

 

そして順番が来て雪菜がスタートラインに立った。その光景はなんと例えようか...他人には一人だけ凛々しい女神が舞い降りた様に見えると思うが...家族からしたら俺と雪音からはすっごく...ダルそうに見える...。

 

「おねえちゃん...ダルそうだね...」

 

「そうだな..けれども多分...誰かの為に一位取ってくれるよ....」

 

 

先生が掛け声と共に「バンッ」と鳴るとランナーは走った。さすが運動神経抜群の雪菜は長い黒髪をポニーテールが風に煽られながらもトップに走っている。

 

だが雪菜には欠点がある...それは体力の無さである。段々2位の子との距離が徐々に縮み始めたがわずか数1秒も無い秒差でゴールインをして雪音一位を取って当たり前みたいな表情をしているが地味に雪音に「一位取ったよ」とチラチラ見ている。その瞬間をカメラに収めた。

 

ちょくちょく知り合いが出場していたら一応カメラに収めた。まぁ...オトコの娘中学生。ハーフあざとい後輩。冷血の女帝の幼馴染。謎が深いビッチサキュバス会長。一番の困難は副会長である俺が撮ると今にも気迫で脳に罵ってきそうなので娘に頼み撮ってもらった。

 

午前中のスケジュールが終わるとランチタイムが挟まり、一枚シートを広げて家族で食べている。葵も愛娘たちと一緒にお弁当を囲んで有意義に親子団らんしてたら横から何故か生徒会一同が無理矢理お邪魔された。

 

「お邪魔しマース♪」

 

「お邪魔します先輩♪」

 

「お邪魔するね。光...」

 

「お邪魔します...雪音ちゃんと雪菜ちゃんと...ロリータシスターコンプレックス野郎...」

 

「シスコンは認めてますけど...ロリータと呼ぶのやめてくださいよ...副会長...」

 

副会長の罵るような目もそうだが...周囲の保護者方の視線が痛いからやめて欲しい...。

 

 

慣れていると思っていた心が痛む気持ちが蘇る。昼食を一口入れ飲み込み藤白玲美が話題をあげた。

 

 

「それにしても姉さんと副会長はとても人気でしたね♪」

 

「言われてみればそうだな...まぁ...学園の五本指に入る美少女が出場してれば盛り上がるだろうな...俺と違って...」

 

会長に関しては...たぶん...二つのメロンが大きく揺れてたからに男子高校生は興奮していただけなのでは...というのは男子だけの秘密だ...。

 

「先輩の場合は高校生からのブーイングが凄かったですね...」

 

「本当に凄かったわ...びっくりしたよ...まぁ...周りの期待に答えて...ビリだったけどな...」

 

「いや、そこは答えるところではないですよね...」

 

 

後輩とのショートコントのやり取りが続き、会長は爆笑、娘達は複雑な気持ちが溜まり、幼馴染は呆れ、副会長は興味無さそうに昼食を口に運ぶ。

 

そろそろ午後の競技が始まるので弁当をしまい、みんなで立ち上がり各自仕事や競技の準備に移った。葵もテキトーに一日を過ごすきだったのだが、ふと娘達のリレーの約束ごとを思い出し、これ以上迷惑をかけるのでもしの災厄の自体も予想しておいて気持ちを切り替え娘達に呼び止めた。

 

 

「雪音...雪菜...」

 

「なに...パパ?」

 

「何ですか?」

 

「あぁアレだ...気にするな...リレーだけは一位とるよ...だから...なんだ...思い違いかもしれないけど...心配してくれてありがとう...」

 

 

頭をかきながら恥ずかしそうにそっぽを向き伝えた...予想外の言葉が出てきたので姉妹は目を大きく開いた。そして答えた・・・・・。

 

 

「じゃあ、ちゃんと一位とってね♪パパ♪」

 

「あぁ...」

 

「お父さん...それは思い違いですよ」

 

今すぐ穴があったら入りたい...そして死にたい...。

 

「冗談ですよ。頑張ってください...お父さん♪」

 

「冗談かよ...死ぬかと思った...あぁ頑張るよ」

 

 

長女の発言で一瞬...黒歴史ができたと思ったが冗談でよかった。最近...冗談が多いよ...雪菜さん...まぁ...一種の愛情表現なのかもしれないと思っておこう。

 

雪音の純粋さと雪菜の捻くれた思想の愛情表現を密かに心の拠り所に置いた。そして決意を込めてリレーの準備にウォーミングアップを軽くし始めた。

 

少し時間が経つと放送から呼ばれレーンに並び順番を待った。それまでヒソヒソ話や愚痴が聞こえてくる。今オレの心の中には娘達の約束がある。そんな事で挫けない。それに除け者にしている人間に外野は笑うがそんな除け者の人間に負ける外野の顔を見るのが楽しみである。(やべぇ...悪役のセリフじゃん...光りが闇に飲まれてる...)

 

一周100メートルだがアンカーは一周目と最後は二周走るので合計300メートルだ。そして時がきた。クラスリレーはナレーションが右レーンからアンカーだけ順番に名前と印象が述べ、呼ばれた人は個人によっては軽く会釈をしたり、手を振ったりする。もちろんオレはしない。

 

〝「只今から高校二年リレーを始めます!。では第1レーン野球部の未来のエェースそれにイケメンで優しい!その名はぁ霧山~エイジィ!」〟

 

「「「フォーー!!」」」

「「「キャーー♡!!」」」

 

うわっ!声援ウルサッ。そしてウザいタイプだ。

 

〝「第2レーン高校サッカー部界で呼ばれる二つ名は「鉄壁」!。鉄島~鉄郎ぉ!」〟

 

えぇ...足関係なくね...まだ「迅速」とか「雷」なら分かるけど...鉄壁ってディフェンスじゃん...。体ごついけど...絶対...体が重いだろう...。

 

〝「第3レーンバレー部の中で脚力最強!身長低くてもアタッカーに参加している!飛岡(ひおか)~龍ぅ(りゅう)!」〟

 

いつか...小さな巨人と呼ばれそうな子だな...。

 

〝「第4レーン~陸上部で短距離走を得意とするムードメーカァー地山(ちやま)陸ぅ(りく)!」〟

 

絶対...この子一位なるじゃん...。

 

〝「第5レーン~バスケ部で三年を超える天才...だがこの前...陰キャに弱みを握られ敗北を知ったこの男...ついに復讐する時が来た...その名は久我~仁!」〟

 

えっ...マジで...隣に居たのに気が付かなかった...。

 

「・・・・・」

 

なんかやけに大人しいな...まぁ俺が原因かな...。

 

〝「第6レーン~無所属で深い闇を秘めて何をするのか分からない、そして久我仁の復讐相手このリレーのダークホースか~葵~光ぅ!」〟

 

「「「ブーー!!」」」

 

わぁ~oh......凄いブーイング...。高校生以外理解してないな。このブーイングの意味...。見事に嫌われているなオレ...。

 

 

選手たちの自己紹介が終わったところで先生が合図をかけた。

 

「位置について~よーい」

 

構える選手達そして・・・・・

 

「ドン!」

 

 

スターターピストルの引き金を引き大きな音が鳴ると選手達はほぼ一斉に走り出した。

 

 

〝「さぁ~先頭を走り出したのは...なっななんと葵光だぁ!。速い速い一体彼は何者だ!」〟

 

いい実況しているな...シンドい...。

 

〝「たった今、会長から彼の情報が届きました」〟

 

何してるの...あの人...変なこと書いてないよな...。

 

〝「えぇっと、彼は前の学校ではバスケ部選手で周りには「神速」と二つ名で呼ばれ、相手もチームメイトも応援席にいる人達でさえ、いつの間にか相手のコートに速攻をかけている選手だとか...だけどもバスケを止め今は趣味に没頭しているとか...宝の持ち腐れですね」〟

 

うっせぇ...余計なお世話だ...ちゃんと...娘達の為に働いてます...うグッ...シンドい...。

 

変な実況している間に一周目が終わり、残り三人が走る最後にアンカーは二周も走る。そろそろ順番が来たようだが...最下位になっていた。そのままバトンを受け取る時には一位との距離は10メートル先に走っている。

 

 

チッ...体中が痛みが通るぐらい走らないといけなそうだな。これやるのシンドいから嫌なんだけどな...善は急げって言うし....。

 

 

全身に力を込めて酸素を取り入れるのを止め、数十秒間だけ無酸素運動に変えた。徐々に5位との距離が縮まり抜かし、次々に順位を上げ一位との差が数メートル...これなら行けると思ったら...いつもより呼吸が苦しくなってきた。無酸素運動は何回もやっているから慣れているがいつもと違い体に違和感を感じたがそれでも我慢した。

 

そしてゴールが見え走り抜いた。順位は・・・・・。

 

 

〝「なっなんと...一位は葵光ぅ!二位は鉄島鉄郎ぅ!三位は久我仁!、四位地山陸ぅ!五位は飛岡龍ぅ!六位は霧山エイジぃ!この結果は誰が予想しただろうか!まさに波乱万丈!葵光...彼の速さは光陰矢の如し!。まさしく光の速さ!」〟

 

実況うまいな...てか鉄島っていう人...足はえぇな...人を見た目で判断するなってこういう事なんだな...。

 

 

実況者が順位を発表するとブーイングやら罵倒がとんでくるがガン無視だ。寧ろオレは達成感に満足している。また新しく限界を超えた我が現れた。

 

その後のリレーはなんか一位になっていた。高校側の生徒はどんよりとした空気が悪くなり、少し時間が過ぎ記録会は幕を下ろした。

 

 

その後、俺は生徒会なので記録会の片付けは面倒なので手っ取り早く終わらせ、もういちど生徒会室に生徒会は集まり会長の最後の一言。

 

「えっと...みんな集まったかな?。ではでは無事に記録会が終わったので今からみんなでディナー食べに行こう!」

 

「じゃあ...俺は帰るんで妹たち待たせるので...お疲れ様でした...」

 

「はい、そこすぐに帰らない」グッ

 

「ちょっと...引っ張らないでくださいよ...今日は疲れたし体を一秒でも休めたいんですよ...」

 

「さっき妹ちゃん達に聞いたけど行きたそうにしてたよ」

 

「会長なら妹達は任せられるので...帰らせてください...」

 

「あれ?私のこと随分と信頼してるのね。まさかのフラグ立っちゃった?」

 

「今の一言を訳すと会長なら例えば不審者を論破やら投げ倒しそうなで任せられるという意味ですよ...」

 

「まるで私がなんとかモンスターの野生のトレーナーみたいじゃない」

 

「いや、その例え方はアレだが...どちらかと言うと旅を始めたばかりのトレーナーがいきなりチャンピオンと戦うようなもんだろうな...」

 

その人はご愁傷様です...てか無理ゲーだな...。

 

 

軽な茶番が継続しているが話の趣旨を戻し、不敵な笑みで会長は奥の手を使った。

 

 

「妹ちゃん達~お願い♪」

 

「はい♪」

 

「はぁ...」

 

「また...その戦法かよ...」

 

てか...行きたそうにしてるのは雪音だけじゃん...雪菜がとてもダルそうなんだが...。

 

 

会長の背後から元気よく手を上げて返事をした愛娘(妹)そしてダルそうに頭を抱える愛娘(姉)。愛娘の登場に葵も頭を抱えた。

 

 

「パパ~行こうよ~」グゥー

 

「えぇ...雪菜どうするの?...」ウゥ

 

「お父さんに任せます...」

 

 

次女の娘が俺の腕袖を引っ張り駄々をこねる様子を伺い。性格が似ている親子(仮)or兄妹(仮)ダルそうに相談をする...どっちも仮だな...。

 

 

「分かった分かった...行くよ...雪菜もいいな...」

 

「やった~♪」

 

「...お父さん...もう少し粘ってくださいよ...」

 

「いや、だけどもな...可愛い妹のお願いだぞ...逆らえないだろう...雪菜も」

 

「それは...」チラリ

 

 

雪音のキラキラとした瞳をチラリと見た。

 

 

「それもそうですね...」

 

「雪菜もなかなかのシスコンだな...」

 

「それはお互い様ですよ...」

 

「それもそうだな...だけど少し違うぞ...雪菜...オレはユキコンだぞ...」

 

「葵くん、シスコンだね~捕まるよ」

 

「先輩...キモいですよ」

 

「本当にキモいですね...変態」

 

「光...バカ...」

 

「パパ~ユキコンって?」

 

「なんですか...それ...」(ボソッ)

 

 

生徒会一同に罵られ、雪音には何度も袖を引っ張られ、照れくさそうに呟く雪菜。葵は「可愛すぎるうちの娘...」と癒されてスマホを取り出して動画を撮りたかったが手を引いた。

 

 

「じゃあ、行きますか~レッツゴー♪」

 

 

マイペースな会長が先頭を歩き、残りの高校生四人と小学生ふたりは後に着いていった。その後はどっかのステーキ屋で女子会みたいな雰囲気で俺はココに居てもいいのであろうかと思っていたが無理やり会話に入れられ疲れた。

 

 




次からはたぶん...早めの投稿ができると思います。
出来れば面白いようにしたいと思う所存です。
読んで下さりありがとうございます。
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