不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!?   作:ユキ・E.L.F

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色々と今までの作品編集したり、FGOでまさかの無課金勢で2日連続でジャンヌと魔神セイバーが当たったので、久々にFGOに力を入れ始め遅れました。まぁ...何してんだよ...で感じですけど...。
毎回更新遅くてすいません。
ではどうぞ。



賑やか病室

藤白玲美は葵光に関連してそうな葵家放火殺人事件を調べていた。葵家と数多く親戚のような人達の名前があり、計14人の人達が亡くなっている。その死者の中に葵美波という名前があった。

 

 

歳からして...たぶん...先輩のお姉さんの名前....。

 

 

パソコンに顔を近づけ、マウスを動かす。キメ細かく、死者、詳細、原因、犯人を調べていたが、やはり、重要な部分の原因と犯人が一向に分からない。

 

他人が出しゃばるところではないけれど、先輩の場合は他人に頼らないし、相談もない、助けも求めない性格。ならば、こっちから出しゃばるべきところである。

 

明日はゆっくりと尋問しよう。そして、先輩から私に対して...いいえ...身近な人達に対して言葉に出してほしい...助けてくれ、協力してくれ、お前の力を貸してくれ...と声に出してほしい。

 

藤白玲美は心の奥底に神に祈り続けた。その頃、葵光はくしゃみをしたせいで応急処置をした体に激痛が走ると共に、何故か...特に何も無いのに...嫌な予感がした。

 

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

次の日、朝早起きして栄養バランスを考えられた朝食を食べ、仰向けでしか体が休めないので寝かせて、スマホを取り出し、最近ハマっているアニソンのカバー曲があるリズムゲーにイヤホンを耳にかけ没頭している。

 

しばらくすると。ノックする音が聞こえ、一時停止させて返事をする。ひょっこりと藤白と愛娘たちの姿が見えた。どうやらお見舞いに来たようだ。

 

 

「来てくれたのか...雪音...雪菜...藤白...」

 

「この子達が落ち着きがなかったので」

 

「そうか...」

 

 

次女の雪音がいち早くベットの隣に近づき、俺の顔を伺い話しかけた。

 

 

「ねぇ~まだ、なおらないの?」

 

「まだ...病気になって...3日しか経過してないぞ...そんなに早く治らないよ...雪音...」

 

 

しょぼくれた表情を浮かばせて顔をベットに埋めて、小さな唸り声を上げた。そして、いつの間にか逆側に雪菜がいた。悲しそうなオーラを出して葵の服を握ってじっとり見ていた。

 

 

「雪菜...いや...本当にごめんな...ちゃんと...家族の時間を作るから...堪忍してくれ...」

 

「ホントに?」

 

「俺が...悪い嘘をついたことがあるかな?...」ハァ

 

「ある...」ブゥー

 

「えっ...」

 

雪菜が頬を膨らませた...なんて可愛いんだぁ!!。いやいや...そんなことを思っている場合でもあるが...。

 

 

予想外の答えが飛んできた。葵は余計な思いがあったが、即座に切り替え、頭の中をいつものフル2倍回転させて考え込んだ。

 

 

...ちくしょう...そんな...バカな...いつ...指切り切って拳骨万回され針千本飲まされるような嘘ついたんだ...?。

 

「私たち姉妹を心配させたことです...」

 

「...そうだな...その約束は...天と地がひっくり返っても...絶対に...守らなければ...いけない事だったな...改めて...本当にすまない...」

 

 

葵は手を伸ばして雪菜の頬に手を優しくあてて、しっかりと彼女の綺麗な瞳を見つめた。

 

 

相変わらず、海に太陽の光が透き通った綺麗な瞳だ。だけど、俺のせいで少しうるうるとしている。

 

 

「あの...おと...お父さん...少し...今の状況が...あ、あのぉ...とても恥ずかしいです...」デレデレ

 

「...そうか...べつに家族なんだから...そんな...恥ずかしい事を...している様には...思えないのだが...?」ハァ

 

「パパのバカ...」(ボソッ)

 

 

そんな親子団欒に邪魔だと思ったのか、藤白は何か考え事かあるのか黙ってぼーっと見届けていた。

 

 

「そうだ...雪音、雪菜、何か...二人で...人数分のジュース...買ってきてくれないか...そこに俺の...長財布があるから...好きなの買ってきていいから...」ハァ

 

 

二人は机の上にある俺の長財布を取り、同じ階にエレベーターの近くにある綺麗な山景色が見える場所がある。そこに自動販売機があるので、そこまで向かっていった。

 

 

「どうした...藤白...」ハァ

 

「えっ...アレ...雪音ちゃんたちはどうしたんですか...?」

 

「ジュースを買わせに行かせた...」

「そうですか...」

 

 

藤白は安心したのかベットの隣にある背もたれが出来る椅子に座った。葵は今までの藤白の表情や態度で一つの仮説を試しに言ってみた。

 

 

「...どうやら...今の藤白にとっては...ふたりはいなさそうが...俺に何か質問しやすいと...勝手に推測しただけだが...」ハァ

 

「!?...ホント...凄いですね...先輩は...何でもお見通しですか?」

 

「何でもは言い過ぎだな...じゃあ...それも...当てようか...」ハァ

 

 

葵は考えた。深く深く、藤白の質問を当てるのではなく。藤白が聞こうとしている質問をウヤムヤにする為に...だけど...もし...アレが...バレていたら...。葵は敢えてふざけて口にした。

 

 

「何か...俺の部屋でエロ本でも見つようとして...見つからなかったか?...それで...答えを教えてもらうか...考えてるとか?...残念...俺はエロ本など持っていないからな...」ハァ

 

「・・・・・」

 

「はぁ...」ハァ

 

 

藤白のちょっとした動揺の反応で確信を得た。確実にバレている。

 

 

「見たのか...クローゼットの中...」ハァ

 

「はい...」

 

「そうか...じゃあ...素直に...独り言でもつぶやくか...俺の知り合いが...はぁ...俺が高校一年生の頃...クリスマスの記憶...それはとても冷たく残酷で悲惨で哀れな...一人の少年の物語...」

 

 

葵は諦めてとある物語を語り始めた。だが、少し偽りを語っている。愛娘たちの出会いと関係は、花が「葵には妹がいない」ということを言われた時の言い訳を繋げて告げた。

 

話し終わった頃には藤白は頑張って涙を流すのを堪えようとしているがポロポロと自分の手元に雫がゆっくりと零れていた。

 

 

「お前が...なんで泣いてんだよ...」ハァ

 

「そんな話し聞かされたら...誰だって泣きますよ!!っっ」グッスン

 

何故...怒られた。

 

「まぁ...アレだ...俺の運命が悪かったんだよ...人は...いつの日か...死ぬからな...俺の場合は...それが早かったって話だ...」ハァ

 

「なんで...グッスン...先輩は...そんなに余裕があるんですか...悲しくないんですか...」グッスン

 

「そりゃぁ...悲しいさ...だけど...今は...そんな事を言っている場合じゃないんだよ...雪音と雪菜が...いるからな...俺はいつまでも...ピーピーわめくわけには...いかないんだよ...俺はあの子達の前に立って守らないと...二度とあんな事を起こさせる訳にはいかないからな...」

 

同じ思いを二度とさせないたくないし...しなくない...俺はそう誓ったんだよ...藤白。

 

 

心に強く...誰よりも強く...誓った言葉を心に置いた。そして、何故か自然に雪菜と同じように彼女の頭に優しく手をおいた。

 

 

「いや...本当に...泣きやめ...俺が悪いみたいに...なってるから...」

 

「いや..グッスン...先輩が悪いんですよ...」グッスン

 

「確かに...そうだな...お前は純粋で裏がないからな...ハァ...こんな話したら...泣くのは...何となく分かってたけどね...くっくっく...イテェ...笑うと痛いな...」

 

 

彼女においた手を撫でるように動かして誤魔化しつつ慰めた。そして、少し落ち着いたようだなので撫でるのをやめて手を下ろした。すると、藤白が・・・・・。

 

 

「先輩...もう一回撫でてください...」

 

「なんでだよ...」

 

「だって...なかなか...撫でてくれないので...もう少し...堪能したいな~なんて...」

 

「調子に乗るな...誰がやっても変わらねぇよ...そんなもん...」

 

「変わりますって...先輩のゴツゴツと大きくて暖かいのが...もう一回欲しいです...」

 

「誤解を招く言い方はやめろ...」

 

「えっ!、どこがですか~」ニアニア

 

「チッ...コイツ...相変わらず...あざとい...」

 

それにしても...後輩の頭を撫でるとか...恥ずかしいことしてしまった...まぁ...泣き止んでくれて良かったけどな...面倒臭いし...本当に...。

 

 

藤白がいつもの調子に戻ったので落ち着いた。雪音と雪菜が初めての買い物を行かせて帰ってきたようだ。たぶん、一番上の段は二人の身長では届かなくて1.5ℓのペットボトルは諦めて。1ℓの缶にしたんだろうな。

 

 

「はい、パパ♪」

 

「ありがとう...」

 

「お姉さん、どうぞ...」

 

「ありがとう。雪菜ちゃん」

 

 

それぞれジュースを受け取り、愛娘たちは藤白が座っている隣にふたつの椅子に座った。藤白はもう一つ聞いてきた。

 

 

「雪音ちゃんたちも知ってるんですか?」

 

「あぁ、知ってる。それがきっかけで...二人にあったわけだからな...」

 

「なんの話ですか?」

 

 

雪菜が頭をかしげて聞いてきた。可愛い...。

 

 

「俺の家族の話...」

 

「?!...バレたんですね...」

 

「二人の...秘密は...守ってるよ...」(ボソッ)

 

 

驚いた表情を表した雪菜に、手で来てきてというサインを出して、雪菜に藤白がバレないように耳打ちをした。葵が溜息をつき呟いた。

 

 

「それにしても...なんで...思春期女子は...そんな変なもの探そうとするんだよ...」

 

「えぇー、それは男子の部屋に入ったら誰だって探しますよ」

 

 

藤白と雪音に挟まれた雪菜が両手でジュースを持って聞いてきた。

 

 

「何を探していたんですか?」

 

「雪菜には...少し早い話だから...気にしなくていいよ...」

 

「それはね♪」

 

「おい...バカ...やめろ...教育に良くない...」

 

「ごにょごにょ...ごにょごにょ.....つぅ.....おん...の...きぃ...しぃ.....らしい」(ボソッ)

 

 

最後の言葉で雪菜の顔が徐々に赤く沸騰して湯気が出た。

 

 

「!...何言ったんだよ...お前...」

 

「いやぁ~、貴方のパパは女の子とエッチがしたいんだよ。つまり、女の人とキス以上のことをしたいらしいって言ったんだけど...こんなことでわかっちゃうだね。今の小学生は。」

 

「違う...この子がそこら辺の小学生より...いや...高校生より...大人に負けないくらいの知識を持っているから...単語がわからなくても...少し考えれば...わかっちゃうだよ...雪菜...大丈夫か...」

 

「にゅ~...大丈夫です...お父さんが...そんな年頃なのは...男ですし...しょうがないです...」

 

「いや...待て待て...言っている事と...やっている事...違うから...スマホの電話番号を11押している時点で...お兄ちゃん...その次の番号わかっちゃってるから...お兄ちゃんの事...信じてないでしょ...」

 

 

スーッとスマホを下ろすところを見て、一安心と言うか...まぁ...ただの雪菜の捻くれた愛情表現茶番だけどね。全く...誰に似たのやら...。

 

ふと藤白に対して心配していた事が一つの思い出した。

 

 

「そう言えば...お前...料理とかできるのか?」

 

「えっ...それは...」

 

 

気まずく言いにくそうに、何故か左手を背後に隠した。

 

 

「お前...手...見せろ...」

 

「はい...」

 

 

彼女は手を葵の目の前に見せた。見ると思わずため息ついてしまった。左手が親指、人差し指、中指、絆創膏が合計5箇所あった。

 

 

「お前...はぁ...面倒を見てくれるのは有難いが...怪我はしないでくれ...心配だから...」

 

「ごめんなさい...」

 

 

シュンと表情がくもり、反省したような小さな声で謝ったので許した。

 

 

「昨日は誰が作ったの...」

 

「おねえちゃんがカレー作った」

 

「えっ...大丈夫だったのかよ...」

 

雪音の発言に動揺を隠せなかった。正直、小学生5年生が火と包丁を扱うことは避けて欲しいんだが...。(まぁ...俺は保育園児の頃から火を扱ってたけど...)

 

「どうやって作ったんだ...」

 

「レトルトカレーがあったからお湯を沸かした後、米を炊いた。」

 

「なら良かった...包丁を扱ってたらどうしようかと...」

 

 

雪菜が淡々と答え安心した。葵はカレーばかりだと栄養バランスが悪いので不安が伴っている。だが心当たりにある人がもう一人。

 

 

「いや...そう言えば...頼れる人がもう一人いたな...その人に頼むか...」

 

 

葵はスマホを掴みある人に電話をかけた。

 

 

「もしもし...」

 

「もしもし、何かよう。光ちゃん」

 

「この前...お見舞いに来てくれて...ありがとう...花...」

 

 

その相手は葵家の近所に住んでいる幼稚園からの幼馴染の竹見花だ。

 

 

「別に...大したことはしてないよ」

 

「それでさ...一つ...お願いしたいことがあるんだけど...イイかな...」

 

「別にいいよ。」

 

「妹たちに...ついでに面倒を見てくれてる藤白に...料理作ってくれるか?...」

 

「うん?...いいけど...なんで玲美さんがいるの?」

 

「何か...流れに流れたら藤白が...妹たちの面倒を見てくれている...状況...」

 

「・・・・・別にイイよ」

 

「頼んだ...ありがとう...助かる...」

 

 

ぶっきらぼう適当に答えたらなぜか花は数秒間反応がなかったが、この人は誰よりも優しく強い娘だから了承してくれ電話を切った。

 

 

「という事で...花がご飯を作ってくれるから...」

 

 

と説明すると藤白は再びメガティブになった。

 

 

「すいません...私が不甲斐ないせいで...花さんに弟子入りして勉強します...」

 

「気持ちは受け取るよ...けど...程々に...」

 

「ついでに私が先輩に思う気持ちも受け取ってください♡」

 

「ハイハイ...調子に乗るようなことを言うな...いらないから...さらに言えば...爆ぜろ...」

 

 

急な藤白の表情の切り替えに対応するのが面倒になっていく葵光...。電子時計を見てふと聞いた。

 

 

「いつまでいるんだ...今...午後の3時なんだが...」

 

「いつまで居たい?雪音ちゃんと雪菜ちゃん」

 

「ずっとパパのそばに居たい」

 

「私は帰りたい...」

 

「お兄ちゃん...ショック!。雪菜...そこは...もう少し居たい...とか言ってよ...」

 

「やだ...」

 

反抗期...ツンデレであってくれぇ!。

 

「じゃあ、もう少しお話しようか。なにか話題があるかな...そうだ...最近、雪音ちゃんと雪菜ちゃんはパパに聞きたい事とかある?」

 

 

雪菜の一言で俺の精神的がボロボロとポテトチップスのカスが落ちるように崩れている時に、藤白が中心になり話題を娘達にふった。

 

 

「うーん、あっ!そうだ。ハイハイ、パパにききたいことあった。なんでパパがトイレから出て、次に雪音がはいってたまにトイレに浮いている。ちっちゃな白いスライム、あれってなに?」

 

「寝ます...おやすみ...」

 

 

即座に顔を隠すように布団をかぶった。

 

 

アッレレ...おっかしいな?。エロ探偵くんの口癖が出るくらいおかしいな...ちゃんと証拠隠滅してるんだけどね...。

 

「ねぇねぇ~寝ないでよ。気になる~」

 

 

小さな足音が段々に近づくのが聞こえ、俺がかぶった布団を駄々をこねて揺らす。

 

 

「頼む...雪音...これ以上...お兄ちゃんの...精神メンタルを殺すような事を...言わないでぇ...」

 

 

と恐る恐る布団から顔を出すと精神が凍結した。雪音に対してなく。その後ろにいる雪菜がガチで引くような目でどんどんと遠ざかっているように見える。

 

 

「雪音...その人から離れて...」

 

「ちょっと...雪菜さん...本当に...もう...本当に...しょうがないんだよ...」

 

「今...認めましたね...」

 

「いやぁ...認めてないけどぉ...それより...雪菜が聞きたい事とかある...」

 

「なんで...お父さんは...変態なんですか...」

 

「傷口に塩を塗るような事を...言わないで...」

 

 

そう言えばと思い藤白に目を向けたら、あっら~やっぱり、にっこにこの笑顔で...この状況を楽しんでらっしゃる...このサキュバス後輩が...。

 

 

「藤白...お前のせいなんだから...なんとか...してくれ...」

 

「えぇ~先輩がいつもいつも、私を変態みたいな目線を送ってくるのに人のこと言えないじゃないですか?」ニコニコ

 

「・・・・・すいませんでした...すいませんでした...だけどな...一つだけ言わせてくれ...雪菜...週一くらい...うる覚えだけど...男の白いスライムを出さないと...スライムが腐っちゃうの...それを防ぐための行為だから...分かった?...」

 

「そんな事くらい...分かってますよ...ただ...快楽におちいてたら...ぶら下がっているの...切ります...」

 

娘からとてつもないこと言われたんですけど...。

 

 

娘の冷たいオーラに負けた。雪菜に言われたことを肝に銘じた葵光であった。そして、そろそろ時間であろう。窓を見ると太陽があと数分すれば姿を隠れそうだ。

 

 

「では先輩♪、お暇させていただきます。帰るよ。二人とも」

 

「じゃあね~パパ」

 

「お大事に...お父さん...」

 

 

改めて見ると藤白が二人と並ぶと藤白が母親のように見えていた。そして、ドアの先に姿を消しゆっくりと半手自動ドアが閉まった。正直、落ち着きがある空間になって楽になった...と思ったら、ドアの開く音が聞こえ姿を現したのは藤白玲美、一人だった。

 

 

「藤白...どうした...忘れ物か?」

 

「いいえ、少し先輩をおちょくりに来ました。」

 

「なんでだよ...」

 

「それで先輩、雪音ちゃんの質問の話ですけど...」

 

「なんで...それを話に出す...」

 

「まぁ、最後まで聞いてください...先輩が退院したら...私が手伝ってあげましょうか?」ニコニコ

 

「?...なにを」

 

「生理的処理」ニコニコ

 

「.....ちょっと来い...」

 

「...はい?」

 

 

疑問に思いながらもテクテクと藤白は葵が藤白の後頭部に手が届くくらいの近づいた。すると、葵がいきなり藤白の胸ぐらを掴み勢いよく自分の顔に近づけ、接吻をしようとしたが、藤白は反射的に反応して葵に頭突きをした。

 

 

「いてっ!...」

 

「痛っ!...」

 

 

お互いに自分の頭を撫でながら藤白は一歩下がり葵との距離をとった。

 

 

「という事だ...お前は...分かっていない...男の恐ろしさを...そういうのはさ...男に言うもんじゃねぇよ...今回は...俺が怪我しているから襲われずにすんだんだ...自分の身が危険に晒すだけだ...それに...反射的に対抗しただろう...それが結果だ...ついでに...お前は...俺のことが好きじゃない...分かったなら...早く...二人の元に行ってくれ...」

 

「いやぁ...その...そういうことでは...」

 

「早く行ってくれ...目障りだ...」

 

「はい...」

 

 

鬱陶しそうに葵は布団をかぶり寝た。起きて窓を見た時には真っ黒な空に満月の光が町を照らしていてそして肝心の藤白は流石に帰っていた。スマホを開くとLINEが来ていた。藤白玲美からだ。そこには謝罪文と言うよりか告白?に近いようなのが書かれていた。

 

 

〝先輩、私が悪かったです。反省してます。でも、本当に先輩の事が大好きだからふざけた事を言えるんです。でも気持ち的には少し本気でした。でも、いきなり、接吻されそうになったら、ビックリして、誰だって頭突きしますよ。あと、まだ頭が痛いです。今度、膝枕して頭を撫でてください♪〟

 

 

文章は謝罪しているように見えないが。まぁ、藤白の性格を考えれば反省しているだろうと思っておこうと信じて、〝分かった。分かった。撫でないけどな〟と返信して再び寝た。

 

 

 

 




次回は手術後の話になります。
呼んでくださりありがとうございます。
そして、FGO頑張ろう!!。
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