不思議な姉妹と生活する陰キャラ学生!? 作:ユキ・E.L.F
いつの間にかお気に入りが23人になっており読んでくださり、大変ありがとうございます。
色々と小説の、表現が変わっています。仮名を今までやっていきましたがやめます。読みにくいかもしれないです。(例、イオンモール=リオンモール)と例えることをやめて現実に存在する建物に例えます。
間違えて投稿してしまったことがありました。すいませんでした。
どうか、優しい目で読んでくださると有難いです。
太陽が少し山に隠れて、秋ゆえに涼しい風が優しく肌が感じ、姉妹達のしっかりと整えられている髪の毛が右往左往と流れなびいている。現在進行形で面倒なことが直面している。久我仁がボールを片手に持ち命令形で決闘を杖を片手についている葵光に申し込んできた。
「あっ...と言ってもだ。流石に1on1はお前は無理だろうからな。スリーポイント勝負でいいか?」
彼なりの気遣いなのだろうか。病人である葵を体を気にして話を進めてきた。
「?...オイオイ...気遣っているのか...なっていないかはともかく...なんでやる前提になっている...」
「別にいいだろう。得体の知れないお前は学園のバスケエースである俺を倒した。だから、エースとしての威厳とプライドを取り戻さないといけない。そのための勝負だ。それにお前はどんな状態でも決闘にノる」
「何を根拠に言っているんだ...」
「だってお前...今...笑ってるぞ」
ハッと我に戻った葵は口元を抑えると確かに微かに笑っていた。いや...しかし可笑しい...何故、笑っているのか自分でも奇妙だと感じる。だが理由は一つあった。
絶望的な敗北をした彼が再び挑戦してきたことが嬉しいと思ってしまったかもしれない。これは同情に近い。昔に経験があったことがある。俺も挑戦者だった。そう...だった...過去形だ。だが受ける立場になるとは思わなかった。それがきっと俺は嬉しいのだろう。
「そうだな...相手してやる...」
「おっ!じゃあ、ルールは簡単だどっちかがシュートを入れるまで打ち続けること、先行が外して後攻も外したらドローで再びシュートを打つ。それでいいな」
「わかった...2~3本...調整させてくれ...」
「イイぜ~」
「という事だ...雪音...雪菜...ベンチで座っててくれ...」
「えっ...大丈夫なのパパ?」
「そうですよ...お父さん安静しないとダメ」
「大丈夫だ...少しはドクターに動けと言われている...問題ない...」
不安そうに気にかけてくれるが葵が引くことがいないと説得するのを諦めて素直に二人はベンチまで歩いていった。
「十五夜...疲れているところ悪いが...リバウンド頼む...あと俺と久我のシュートフォームも見ておけ...勉強になることがあるだろうからな...」
「あっ...はい分かりました。勉強させていただきます。」
疲れで返事が遅れた十五夜はリング下で構えて葵は杖をコートに置いて3本打った2本外したが調整は無駄ではなかった。やはり手術後の傷口は痛む。多分...どうにかなるだろう...。
「決めるの面倒だから...後攻で...」
「俺から行くか」
久我仁は真ん中のスリーポイントラインから約10センチ離れたところから片手シュートフォームを構えシュートを打った。よくよく見るとそこら辺の選手より磨かれた綺麗なシュートフォームだ。しかし、ガタンとリングには当たっていたが外した。
「クッソ...次は入れてやる」
「俺か...」
手術後の痛みが感じるが、ぎこちないが片手シュートフォームを構え右手をそえてシュートを打った。だが、葵はリングに当たることすらなく十五夜が直接手元に来てキャッチをした。
厳しいな...力、コントロールの調整が上手くいかない。たぶん...次はいける。
「...次こそ入れてやる!」
葵を見て何かを気にしているそぶりを見せるが、再び久我仁は気合を入れ直して右手にボールを構えシュートを打った。そしてスパッとシュートのいい音が聞こえた。
「ヨッシャー!」
「oh.....」
喜ぶ久我仁を見て思わず呟いてしまった。それでも切り替え、スリーポイントラインから10cm離れたところから左手にボール持ち構えた。そして.....、
リングにもかすらず外した.....、ということは葵の負けである。
「はぁ...外したか....」
「よっし!、これでスッキリした!。葵光」
久我仁がスッキリとした顔で葵を呼びかけ、清々しい表情から初めて見る真面目な表情に変えて顔を向けた。言葉を並べた。
「こんな立場で失礼極まりないが...今回は俺の勝ちにしてくれ...そして、俺がお前に対してやったこと謝らせていただきたい...」
そして彼は深く深く頭を下げた。彼の今までの行いは決して許されることではないだろう。しかし、なんて答えればいいのか躊躇していた。だが俺は今の関係だからこそ、葵光という人間しか似合わない答えを出した。
「今のお前の行動は見なかった...俺とお前は対立する関係がお互いの為だ...お前はいつもの様に俺を嫌えばいい...俺はそれを気にせず過ごす...それにお前と仲良くなんて出来ねぇよ...俺はお前が苦手だからな...」
それを聞いた久我仁は頭を上げ肝を抜かれた表情に変わり、そして、唇がピクピクと動き笑いだした。
「あはっははっはははっ!、そっ、そうだな。それが一番かもしれない」
「あぁ...そうだよ...」
「なら1人のバスケ選手としてお願いがある。これは学校の俺ではない。1人の選手だ」
「?...なんだよ...一言で終わるように要求する...」
「あぁ、一言で終わる」
「はい...終わり...よし帰ろう...」
「チョイチョイチョイ!?」
「なんだよ...一言っていっただろう」
思わず、久我は手を伸ばして呼び止めてしまいそうなツッコミを入れた。それを気だるそうに反応した葵。
「いやいや、今のはノーカンだろうが!とりあいず最後まで聞け!」
「はぁ...なんだよ...」
また彼は
「ごっほん、改めて、葵光、俺にバスケを教えてくれ」
「...は?」
「「えっ?」」
「?」
「.....」(集中)
葵と遠くから見守っていた藤白と十五夜が呆気に取られ、雪音は話の状況を理解してなくクエッションマーク、雪菜は夏目漱石のこころを熱心に読んでいる。葵は驚きに流れて。
「寝言は寝て言え...」
「いや、マジだよ」
「何故、お前にバスケを教えないといけねぇんだよ...また、嫌がらせか...?」
「違ぇよ。あんな事はもうしない...こんなこと言いたくねぇけど、お前は俺よりバスケは上手い所か俺とお前との差は...月とすっぽんが似合う...だから..オッ...俺はお前を超えたい...頼む!...俺にバスケを...お前のバスケを教えてくれ!」
久我仁は再び頭を下げた。
「...つまり...俺を超える存在を俺が育てると...」
何それ...疲れる...だけど...久我仁の眼は本気だなぁ...はぁ...どうしよっかな~...。
「はぁ...久我仁...その話には乗ってやる...」
「ホントか!」
「ただ...条件がある...学校ではそんなに馴れ馴れしく話しかけるなよ...なんか...色々と面倒くさそうだし...」
「そうか、分かった」
久我仁は葵光の予想を察した反応で返した。話の縄を繋げスラスラと進めた。
「てことで今日は帰れ...連絡は...はぁ...ほらよ...」
「わぁっ!...お前いきなりスマホ投げるなよ...」
「友達とかいねぇから...連絡の交換の仕方がわからねぇんだよ...だから...連絡先入れてくれ...」
「マジで言ってんのかよ...」
既にロック解除されてLINEに表示されている葵のスマホを連絡先を交換しようと弄り始めた。
「マッ!マジだ!。こんなLINEの友達の数初めて見たわ!。8人って...ぷっ...ぷはははあぁ!スゴすぎる!」
「うっせぇ...早く連絡先いれろ...」
「ほらよ」
久我仁が笑いのツボに入り、お腹を抑えつつも連絡先をいれ葵にスマホを返した。
「まぁ明日から頼むわ。アオ。」
「誰それ...アオ?」
「お前のニックネームだ。どうだ?気に入ったか」
「言っているそばから馴れ馴れしくするな...」
「まぁいいじゃねぇか。学校じゃねぇんだからさ。まぁ~今日は帰るわ。じゃあ明日から頼むわ」
久我仁は勝手に話を進めてコートから去った。葵は面倒くさいと頭をポリポリとかき杖を拾い上げ、ベンチに座っている姉妹と藤白に向かい熱読している雪菜の横に座った。
「はぁ...めんどくな事になったな...」
「ホントですね。さっきまでの光景が夢だと思いました」
未だに驚きを隠せない藤白が葵の呟きに答えた。
「夢だったら...楽でいいんだけどね...」
渋々、雪菜が読んでいる小説を横から見ながら雪菜の後ろに手を通し逆側の肩に手を置いて葵は雪菜に密着してボーッと文字の集合体の小説を見ていた。
「でも...まぁ...決まった事はしょうがない...メニュー考えてやるか...」
「...珍しいですね。先輩が人の為に動くなんて、ましては嫌いな人と関わるなんて」
藤白はぎこちない気持ちが横切るが問いかける。
「そうか?...俺は常に人の為にぐだぐだして人と関わらないんだけど...」
「それは人の為とは言いませんよ...先輩...はぁ...」
「哀れな目で見ないでくれます...お嬢さん...」
「でもお兄さん...本当にいいんですか...僕は不安なんですけど...」
藤白はため息ついて頭を抱える哀れな目で葵を見る。後ろからボールを持った十五夜が会話の中に入った。
「あまり気にするな...気にしたら負け...まぁ...いい練習相手になるじゃないか?...十五夜」ニヤァ
「お兄さん...笑みが怖いです...時々、オニいさんになるんで怖いです...」ウルッ
「あっ...悪い悪い...十五夜にとっていい相手になるからな...つい...うっかり...」
それは十五夜の半泣き目の顔が可愛いからついニヤけてしまった。だけど、本当にちゃんとした理由がある。十五夜にとっていい練習相手にもなるのもそうだが、ライバル関係というのも必要だ。今は久我仁と十五夜凛の差は大きいが、追いつける可能性が数%ある。ならそれに十五夜自信が努力すると俺は賭けている。
「あの...お父さん、離れてもらえますか...汗臭いです」
「あっ悪い...読み終わったのか...一度...本の世界に入ると周りが見えなくなるからな...雪菜は...」
「スンスン...スンスン...臭いです...」
お父さんの汗が染み込んだ服...今日...バレないようにあじわなければ...♪。
だんだん変態化してきた雪菜に葵は気づいていない。
「ごめんごめん...今日...そんなに汗かいたかな...早く帰って風呂入るか...雪音、雪菜...帰るぞ...十五夜...今日は家にこい...風呂だけ入れ...藤白は気をつけて帰れよ」
杖をついて自分の服を嗅ぎながら立ち上がり荷物を持ち、今日は十五夜を家に招き汗だけ流して帰るように呼びかける。すると藤白のあざモードが発動の音が聞こえた。
「先輩...女の子一人で帰る時間じゃないので...」
「無理...何を今更言ってる...お前は...」
「ええぇ~だって、私って一応~美少女じゃないですか~」
「また...自分で言いやがった...否定はしないけど...しかし、今日は帰ってくるように...セバスチャンを送らせた...とたった今...悟ったかのように...会長からのLINEが来た...」
会長からメッセージを彼女に見せたら一瞬、凍りつくような表情に変わり、彼女らしい表情に戻るが少し曇っているように見える。
「そうですか...それでは一足先に帰らせていただきます。じゃあね♪雪音ちゃん♪雪菜ちゃん♪十五夜くん♪先輩.♪」
「じゃあね♪おねえちゃん~♪」
「お疲れ様です...お姉さん」
「藤白さんお疲れ様です」
「気をつけて帰れよ...」
バスケコートから数メートル先にいつぞやのセバスチャンが黒フェラーリーを背にして凛々しく待っていた。それに気づいた藤白は急いで走っていった何だろうか...時々見せる...寂しそうな背中に今日は見えた。
藤白玲美を見送り徒歩で家まで帰ってきた4人は最初に十五夜を風呂に入れさせた。雪音と雪菜は二階で勉強中、十五夜は入浴中、葵は十五夜には着替えがないので、着替える服を自分のタンスから探していた。
丁度いい服が見つかり風呂場まで持っていくと体をバスタオルで吹いている十五夜に出くわした。その時、俺に疑問があった十五夜は本当にチンがあるのか...十五夜の上半身を舐めまわすように凝視をして、ゆっくり下を向き...本当に十五夜に男のぶら下がっている棒を本当に付いているのか...いわゆるチ〇チ〇があるか覚悟を決し...見た。
...俺は確信に至った...。
「本当にオトコの娘は存在したんだ...」
膝が崩れ両手をつき思わず涙が出そうになった。しかも一切の毛がなく小さく可愛い綺麗なチ〇チ〇がぶら下がっている...神々しい...。これでオッサンみたいな極デカだったら俺は出雲大社まで行って神を呪っているだろう。
「あの大丈夫ですか?」
「あぁ...生きててくれてありがとう...」
「えっ...あっどういたしまして...どうしたんですか。お兄さん?」
「いや...お前の着替えを持ってきただけだ...」
「あっありがとうございます。」
「着替えたら...リビングにこいよ...」
「分かりました」
今日は腕によりをかけて煮込みハンバーグを作ってみた。ソースは茸のホワイトソースとデミグラスソース。前菜はシンプルにサラダチキン。スープはオニオンスープ。ドリンクはよく母が作ってくれた葵家特製の絞りたてりんごジュースだ。デザートは朝早く作り置きしたラズベリー&チョコチップ味のズコットと呼ばれるイタリアのアイスケーキだ。
ズコットとは「ズッコットとはイタリアのトスカーナ地方の都市フィレンツェでルネサンス期に誕生した丸いドーム型の、セミフレッドを用いたケーキ」である。(ソースはWikipedia)
机にデザート以外、4人分の料理の準備が終わり、二階にいる二人を呼んだ。二人が座る頃には十五夜も丁度いいタイミングでリビングに来た。
料理が並んでいる食卓を見た十五夜は口を手に抑えて驚いていた。
「えっ!...これ全部お兄さんが作ったんですか?」
「あぁ...十五夜の分もある今日は食べろ...」
「えっ、いいんですか?」
「遠慮はいらない...さっさと座れ...」
「ではお言葉に甘えて、うわぁ~美味しそう」
十五夜は空いている椅子に引いて座った。4人が揃い息を合わせて...。
「「「いただきます」」」
「召し上がれ...」
十五夜がフォークとナイフ使いハンバーグを一口サイズに切り、ナイフを置いてフォークで刺したハンバーグを口に運ぶと手に頬をついて幸せな顔していた。
「すごく美味しいです~お兄さん♪」モグモグ
十五夜のモグモクタイムが始まった...可愛い...。
ほんのりと葵は十五夜のモグモクタイムを手を止めて堪能していた。そして紺が俺のズボンを引っ張って「ぼくにもごはん~」と言わんばかりに尻尾をフリフリしてアピールしていた。
「悪い悪い...紺...今...ご飯準備してやる...」
「紺?」
「もう一匹のちいさなかぞくだよ」
「あぁ...十五夜は知らないか...」
雪音が十五夜に答えた。葵はフラフラとした箸を置き黒色と銀色が混じってる毛で凛々しい顔の持ち主、ギンギツネの紺。我が家の家族を十五夜の目の前まで運ぶとフォークを置いて立ち上がり触りたそうに手をモジモジとしていた。
「可愛い~なんなんですかこの子♪」
「ギンギツネの紺だ...可愛いだろう...今は食事中だから...後で遊んであげてくれ...」
「そうですね。ではあとに楽しみにします♪」
少し残念そうな表情を見えたが一旦諦めた。食卓を前にした。紺にもいつもより豪華な食事を用意して葵が紺を管理できる自身の足元に置いた。
そしてデザートのズコットをお披露目して4人で分けて食べた。紺には高めの牛乳を用意して、それぞれ満腹な表情を浮かべて手を合わせた。
「「「ご馳走様でした」」」
「お粗末さま...」
それぞれ食器を洗い場まで持ち運び葵は食器洗いを愛娘姉妹は風呂場に行かせて十五夜が「手伝います」と言ってきたので俺は甘んじた。
二人で食器洗いするのは早いなと改めて実感した。十五夜は食器洗いを終えると紺とじゃれていた。が、十五夜自身は忘れているが俺は十五夜の帰宅時間を気にして十五夜に聞いたら...。
「十五夜...時間は...大丈夫か?...」
「あっ!..惜しいですがそうですね。そろそろ帰ります」
十五夜は荷物を持ち玄関に向かった。葵も体をゆらゆら揺らして壁に手を置き見送る。
「そうか...真っ直ぐ帰れよ...くれぐれも男には気をつけろよ...」
「お兄さん、僕は男ですよ」プンスカ
「あぁ...そうだな...でも気をつけろよ...着替えは...明日...返してくれればいいから...」
「ありがとうございます。失礼します。お兄さんまた明日」
玄関先で十五夜を見送り姿が見えなくなったのでリビングに戻り、紺の遊び相手になった。二人が風呂場から上がった。
「もういいよ...ふたりとも...」
愛娘姉妹は尻尾と耳をひょっこり出して本来の姿を現し背筋を伸ばす。
「パパ~湯浴みして♪」
「私も...お願いします...」
「あぁ...いいよ...最初は雪音からな...」
葵は座禅を崩し足を組んでその上に雪音に座り、1ヵ月ぶりの湯浴みを二人にやってあげた。愛娘姉妹と紺はいつも以上に葵はに甘えてきた。1ヶ月も心配させてしまった愛娘姉妹と紺には申し訳ないと思い今日は嫌な顔せず相手をした。
読んで下さり有難うございます。
読者の皆様に面白さと感動を届けるような小説を書きたいと思う所存です。