コードギアス 皇国の再興 作:俺だよ俺
皇歴2018年8月末頃 エリア10パプワニューギニア
「すみやかに、撤収だ。引き際を見誤るなよ。」
霞師団所属の水雷電や水中型震電に嶺花も迎えの紺碧艦隊の輸送潜水艦で枢軸の哨戒網を潜り抜け、
ブリタニア本国からの援軍来援の一報を受けて霞師団所属の水雷電や水中型震電に嶺花も迎えの紺碧艦隊の輸送潜水艦で枢軸の哨戒網を潜り抜け、その名の通り霞が消える様に撤収して行った。
千葉大佐の霞師団を回収した紺碧艦隊の前原一征司令は撤退間際に手に入った敵援軍の情報を見て冷や汗を流す。
「君!すぐに黒の騎士団の扇君にこの情報を廻してくれ!」
皇歴2018年8月末頃 枢軸連共同統治領ブリタニア管轄区中華連邦領事館
「黒の騎士団万ぁ歳!!」
「「「「わぁあああああああ!!!」」」」
領事館の庭園で喜び雄たけびを上げる団員達。
そんな姿を室内で眺めながらカレンとC.C.はルルーシュと今後の事で話し合っていた。
「さっき助けたナイトメアは?」
「星刻の領土で逃がした。」
「星刻?」
ルルーシュの問いに二人が答える。
「さっき話した中華連邦の人。」
「そうか、ならば私も使わせてもらうとしよう。」
「で、そのパイロットはバベルタワーに?」
「名前などは伏せるが、我々の賛同者と考えていい。」
「相手にギアスを使ってないのにか?」
C.C.の問いにルルーシュは大したことではないと返す。
「当面は使う必要が無くなったからな。それよりC.C.」
「ちょっと待って!私にもパイロットの事は秘密なの!?」
カレンの言葉にルルーシュは返す。
「いいだろそれくらい。秘め事を持ちたいときもある。」
「それはゼロとして?ルルーシュとして?」
「私たちの関係はオープンにしていないだろ。」
「ちょっと!変な言い方はやめてよ!」
ルルーシュはカレンの問いに冗談も混ぜて返すとカレンは顔を赤くして怒鳴った。
それを全く無視してC.C.が話を進める。
「組織内で、お前のことを知っているのは私たちだけだ。」
「それもそうだ。」
「私はこれまで通りゼロの親衛隊隊長でいいのかしら。」
「あぁ、もちろんだ。」
「わかりました。了解です。」
「よろしくたのむ。」
カレンの不満を感じ取っているルルーシュだが叛意ではないので気にすることなくルルーシュは部屋を出るカレンを見送った。
その直後、ルルーシュの手元の固定電話が鳴る。
「扇かどうした?」
ルルーシュは不敵に笑った。
「シュナイゼル兄さん、大高首相に次いで新たな指し手の登場だ。ジャミトフ・ルィ・ハイマン、ティターンズ総帥。随分派手な登場でないか。」
ルルーシュの居る中華連邦領事館の一室からも見える巨大空中戦艦旗艦ドゴス・ギアとアレキサンドリア級空中巡洋艦の大艦隊。
そして、その光景を見ている新たなる指し手は・・・。
皇歴2018年8月末頃 枢軸連共同統治領ブリタニア管轄区エンパイアホテル
『おじい様、キャスタール兄さん。御呼びいただき光栄です。』
映像に映るキャルタールに瓜二つの少年、パラックス・ルィ・ブリタニア、キャスタールの双子の弟である。忌み子とされる双子の弟であったがジャミトフの力でそう言った者を排除した経緯があり、二人の孫はジャミトフに忠実だった。
「うむ、可愛いパラックスや。爺に力を貸してくれんか。」
『はい、おじい様。』
「キャスタール、お主も儂に力を貸しておくれ。不届きな害虫の駆除は老体には堪えるからな。」
ジャミトフは孫たちと会話を済ませると、バスク達に話しかける。
「まずはバスク中将昇進おめでとう。そしてエイノー大佐、ダニンガン中佐、士官の諸君ティターンズは正義であることを世間に証明せねばならん。貴官らの活躍に期待しているぞ。」
『有り難う御座いますジャミトフ閣下。』
『『っは!ありがとうございます。必ずやご期待に応えて見せましょう。』』
バスクがジャミトフ側のモニターを軽く見回して尋ねる。
『そういえば、アズラエル理事の姿がありませんな。』
「あぁ、彼は新しい技術の開発者を自分の会社の研究室に出向させたくてシュナイゼル皇子と交渉している。ウランがどうとか言っていたがよくわからん。あの男が平和がどうと言いだす時は碌でもないことをするときだけだ。邪魔をしなければかまわんよ。」
ジャミトフの不敵な笑みを見てバスクは声を掛ける。
『いつにも増して自信がおありですな。ジャミトフ閣下。』
「うむ、ギルフォード卿も別任でこの地を離れる。それにイタリアの出しゃばりが儂の前に黒の騎士団に一当てしてくれる様でな。」
『よろしいので?イタリア人どもに機会を与えても・・・。』
「黒の騎士団がパスタ共にやられるような連中なら、このような事にはならんよ。精々、黒の騎士団に痛手を負わせてくれればいいだろう。それとバスク、パスタ共の腰が折れた後の支度は出来ているのだろう。」
バスクがその重低音の声で答える。
『ご安心を、秘策がありますのでご期待ください。』
「そうか。この件は貴様に任せよう。」
二人の会話にパラックスとキャスタールが被せてくる。
『おじい様、黒と騎士団のイレブンたちは僕たちが皆殺しにしてあげるよ。』
「うん、僕らに任せておいてください。」
「フフフフフ、我が孫たちは積極的で関心であるな。」
世界の半分を掌握した枢軸勢力。そして、それに抗うために各勢力は共闘の道を模索し始めている。
枢軸を担う指し手たち、シャルル・ジ・ブリタニア、ハインリッヒ・フォン・ヒトラー、シュナイゼル・エル・ブリタニア、ジャミトフ・ルィ・ハイマン、そしてその背後にいる存在。中華連邦の黎星刻、EU新議長に就任したレイラ・ブライスガウ、黒の騎士団のゼロ、ロシア社会主義帝国大統領ウラジミール・プーシン、そして日本皇国首相大高弥三郎・・・彼らの前に立ちはだかる敵は強大であった。
久しぶりの投稿で、原作見直してる。