多分これが一番…   作:ひろっさん

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6/28 久しぶり過ぎてシステムを思い出すのに時間がかかりますた。


多分、これが一番最初の方だと思います。
神様転生


「あなたには選択肢が与えられます。

同じ世界へ記憶を失っての転生か、別の世界への記憶を保ったままの転生か」

「……」

 

6枚羽のロリ巨乳少女が、ロウソクの灯火のような魂に語りかける。

 

「別の世界というのは、あなたの記憶にある『(ファイナル)(ファンタジー)8』の、平行世界となります」

「……」

 

魂は何も応えない。

 

「ただし、あなたが何も手を下さなかった場合、その世界は他の平行世界を巻き込んで滅びます」

「……」

「私達管理者の側としても、それは避けたいところであるため、あなたに選択肢、および報酬にもなる特典、その世界のバランスが崩壊するレベルの力を与えて、連鎖滅亡を食い止めたいのです」

「……」

 

魂が応えないため、天使のようなロリ巨乳少女による一方的な説明は続く。

 

「連鎖滅亡の理由は、正確には隣の平行世界にあります。

『FF5』の平行世界にてエクスデスが戦いに勝利し、『無』の力をより強く支配したエクスデスが、『エヌオー』の力を借りて隣の平行世界へ渡る方法を得てしまったのです」

「……」

「単に平行世界を渡るというだけの力なら、我々も容認しましたが、エクスデスは行き先の被害を考えていません。

二つの世界は同じ『無』を内包しており、別世界の『無』を大量に流入させると、平行世界そのものが破裂し、別の平行世界を破壊する危険があるのです」

「……」

「しかし、私達管理者が手を出すと、その平行世界にて余計に酷いことが発生してしまう可能性が出てきます」

「……」

「ですから、あなたに力を与えて、問題を解決していただくのが最上であると判断いたしました」

「……」

 

徐々に、ロリ巨乳天使も演説めいた話が気持良くなってきたようで、魂が無反応であることの意味を深く考えなくなっていく。

 

「あなたにも選択肢はあります。

生まれ変わりは宗教によっては禁忌となることがありますから、無理強いはできません。

また、あなたが倒すことになるエクスデスは非常に強く、世界のバランスを崩壊させる程度の力では対処できないかもしれません」

「……」

「あなたに勇気があるのなら、特段の理由がないのなら、是非とも私達に力を貸していただけませんか?」

「……」

「……?」

 

ここで、まったく反応がないことにようやく気付いたらしく、小首を傾げる。

 

「アレ?」

 

不安に駆られながらも、ロリ巨乳天使は慌てて魂の状態をチェック。

 

――する寸前に、反応がない理由が判明した。

 

「スヤァ」

「」

 

少女は6枚羽を背中から外して、どこまでも続くように見せている部屋の壁に投げつける。

 

「なんで確認しなかったァァァァッ!!

聞こえてないやつ相手に独り言かまして気持良くなってるって、まるっきりアブないやつだよ!?」

 

頭を抱えて床を転げ回りつつ、ロリ巨乳天使は絶叫した。

 

 

 

「てなことがあってなー」

「起きててんやん」

 

なんの感慨もなく、主人公の短い黒髪少女テレサは、ルームメイトのセルフィとクレアに、自分の転生の記憶を語った。

 

「それで、この世界がゲームになってる世界ってことは、未来のこととかも分かるん?」

「なんか平行世界とかゆーとったし、あたしの知ってる歴史と違ってるんかもしれへんで?」

「おしえておしえて」

 

この時、まだ7歳のセルフィとクレアにとっては、『面白そうな話』程度の認識だった。

 

「じゃあ、テレサって世界救いに行くの?」

「どーかなー。備えるだけ備えとこうって思ってる。

どこ行ったらエエかわからへんし」

「ほなら特訓やね!モンスターに突撃やでー!」

 

いい笑顔で右手を握る茶髪少女セルフィ。

 

「え、いや、あたし情報処理の勉強やりたいんやけど……」

「『ティン』と来た!養成ギプス作ったら、両方鍛えれるやん!」

 

いい笑顔で左手を握る帽子の少女クレア。

 

「え~!まじで!?止めてお願いクレアぁぁぁっ!!いーやぁぁぁっ!!」

 

テレサは悲鳴を挙げながら、2人のパワフルな親友達に引き摺られていくのだった。

 

ちなみに、クレア発案の養成ギプスは、7歳時には早すぎると教員から止められたため、没となった。




――――あとがき

毎度おなじみのひろっさんです。
見ての通り、FF8のオリキャラ二次小説です。

昔、何度か書いたことがあったんですが、FF8のプレイ動画を見ていたら、また書きたくなってきました。
昔のは残ってはいるんですが、かなり黒歴史成分が強く、出す気になれませんでした。

FF8はヒロインに賛否があって、ゲームバランスもいろいろ言われています。
バグもありますしね。

しかし、設定がある程度しっかりしていながら、改変の余地を多く残しているため、二次創作を作りやすいという特徴のある、二次作家にとってはいい素材なんですよ。
この作品で、その辺をしっかり紹介していくことができればと思っています。



――――設定

テレサ・ドゥ:本作主人公で転生者
7歳:女:トラビアガーデン所属:年少クラス
転生特典:???

セルフィ・ティルミット:原作キャラ『プレイヤーキャラ』
7歳:女:トラビアガーデン所属:年少クラス

クレア・プリヴィア:準オリキャラ
7歳:女:トラビアガーデン所属:年少クラス
原作登場『セルフィの親友』
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